ジャーマル・チャーロさんミドル級初戦キター!! セバスチャン・ヘイランド戦予想。ミドル級でもパワフルな剛腕は健在か【予想・展望】

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2017年7月29日(日本時間30日)、米・ニューヨークで行われるWBC世界ミドル級挑戦者決定戦。同級2位のジャーマル・チャーロが、ランキング1位のホルヘ・セバスチャン・ヘイランドと対戦することが決定した。
 
「田口vsバレラ感想。ベストバウトきたか? やっぱり田中恒成に勝つ可能性のあるのは田口だよな」
 
2016年にオースティン・トラウトやジュリアン・ウィリアムズを敗り、波に乗るチャーロ兄が満を持してミドル級に参戦する。
相手はマシュー・マックリンにも勝利した実力者セバスチャン・ヘイランド。積極的な攻撃を持ち味とするサウスポーを相手に、期待のチャーロがどんな試合を見せるか。
 
「リゴンドーに勝てる選手見つけた。リゴンドーの倒し方、勝ち方考えた。無謀な挑戦を前向きな妄想に」
 
なおこの試合に勝利した方には、2017年9月に行われるゲンナジー・ゴロフキンvsサウル・“カネロ”・アルバレス戦の勝者への挑戦権が与えられる。
 
「過去最強カネロがヘロヘロチャベスを寄せつけず。体重差マッチを圧勝でクリア。ってか、この試合はアカン」
 
ただ、仮にカネロがゴロフキンに勝利した場合、WBCとの関係上、王座を拒否する公算が高い。そのため、ランキング3位の村田諒太が決定戦の相手として浮上する可能性もあるとのことである。
 
「村田諒太再戦? 次戦? 何がしたいんだ問題。やっぱり計算高いよなこの人。自分が他人からどう見られるかのケアが半端じゃねえ」
 

ジャーマル・チャーロさんのミドル級初戦キター!! マイキーvsブローナーのアンダーだってさ

僕の好きなジャーマル・チャーロさんのミドル級初戦が決定した。
 
マイキー・ガルシアvsエイドリアン・ブローナー戦のアンダーにチャーロ兄が登場するという話は常々耳にしていたのだが、Boxrecの予定表を見てもなかなか更新されず。ちっとも正式発表がされない状況にやきもきしていたところ、ようやくである。
 
「マイキー・ガルシアvsブローナー決定!! マジかよスゲー試合だよこのマッチメイク。体重超過あり? 予想困難」
 
僕は常々、ジャーマル・チャーロはS・ミドル級までの3階級制覇すると(勝手に)言ってきたが、今回の決定戦はまさしくその第一歩となる。
 
村田諒太との絡みも興味はあるが、それはそれ。
S・ウェルター級を剛腕で牛耳ったフィジカルモンスター、チャーロのパフォーマンスに大注目である。
 
「ひっでえ試合。チャーロ兄がKO勝利って、ヘイランドとかいうヤツ、試合できる状態じゃねえじゃんか」
 

セバスチャン・ヘイランドはなかなかいい選手じゃないかな。ディフェンスは緩いけど、アグレッシブに攻めるサウスポーだね

そして、今回の相手であるセバスチャン・ヘイランド。
この選手の過去の試合をいくつか観たが、そこそこいい選手ではないかと思う。
 
ワンツーを主体にどんどん前に出て、自分からパンチを打ち込むアグレッシブなサウスポー。
それほど目立った戦績ではないものの、打たれてもめげずに前進し続け、試合中盤〜後半にかけてペースを握る。勇気と根性を持ったがんばり屋さんというイメージが強い。
 
また2013年から8連勝中で、そのうち7試合がKO。直近の試合では一度負けた相手に後半KO勝ちを収め、見事リベンジを果たしている。
 
「スティーブンソンがフォンファラを2RKO!! 顔面かち上げたろか? と言わんばかりの自慢の左が炸裂して8度目の防衛に成功」
 
恐らく得意なパンチは左のカウンターだと思うが、ここ数戦でジャブを交えたコンビネーションが向上し、ワンツー依存のスタイルから脱却しつつある(気がする)。
 
その反面、ディフェンス面には緩さが目立つ。
特に打ち終わりのケアが甘く、ガラ空きの顔面に右をもらうシーンが散見される。さらにベタ足で機動力は低く、追い足もない。
試合後半になると左の大振りが目立ち始め、「せーので打って先に当てたもん勝ち」的な一か八かの雑な展開になりやすい。
 
悪い選手ではないが、正直ゴロフキンやカネロに比べれば1段も2段も落ちる。また、パワー面を考えても、日本の村田諒太なら問題なく勝てる選手ではないだろうか。
 
「村田vsエンダム感想。疑惑の判定負け? 素人がプロに口出すな。やったことがないヤツが語るな」
 

勝敗予想はチャーロの9RKO勝利。チャーロの鉄拳があのユルユルのガードの間をぶち抜くんでないの?

今回の勝敗予想だが、ジャーマル・チャーロの9RKO勝利でいきたい。
 
とりあえず、純粋な実力だけを比較すればジャーマル・チャーロがヘイランドに負けるとは思えない。サウスポー相手の試合がトラウト戦以外に見つからなかったのだが、トラウトのやりにくさはヘイランドの比ではない。
 
「チャーロ兄ジャーマルがトラウトを撃破!! フィジカルモンスターが階級屈指のテクニシャンを力技でねじ伏せる!!」
 
トラウト戦のチャーロを観直すと、完全に左の機能不全を起こしていることがわかる。だが、それでも持ち前の強烈な右を叩き込み、何度もトラウトの顔面を跳ね上げている。
 
曲がりなりにもあの試合に判定勝利したことを考えれば、チャーロがヘイランドを持て余すとは思えない。
どこかの時点で右がガードの間から顔面を捉え、ヘイランドが豪快に吹き飛ぶシーンが観られるのではないだろうか。
 
「ジェフ・ホーン圧勝!! パッキャオ議員に力技で勝利し人生の厳しさを教える!! 作戦勝ちかな。フィジカル面も差があったよな」
 

懸念材料はミドル級のパワーにどこまで対処できるか。これまでのようにフィジカルで圧倒するスタイルが通用するか

懸念材料があるとすれば、やはりミドル級のパワーと圧力に苦戦した場合か。
 
S・ウェルター級のチャーロは基本、圧倒的なパワーをアドバンテージに試合を進めていた。
リーチも長く、ここぞの場面での爆発力もある。ジュリアン・ウィリアムズを地獄に送ったクロスのアッパーのように、瞬間的な野性味も発揮できる。
 
「鉄拳爆発!! ジャーマル・チャーロがテクニシャンウィリアムスを豪腕で沈める!! 5RKOで2度目の防衛に成功」
 
おかげで常に自分の間合いで対峙し、極端な話、ワンツーを出しているだけで相手が近寄れない状況が生まれていた。
 
「亀田和毅が余裕の勝利! イバン・モラレスとの3兄弟対決を制す。世界タイトルマッチはやっぱり久保隼選手?」
 
オースティン・トラウトやジュリアン・ウィリアムズのカウンターには大いに苦戦したが、それでも懐に入られるシーンはなかった。
 
 
だが、果たしてミドル級においてもそれができるか。
フィジカルで相手を制圧し、ワンパンチですべてをひっくり返すこれまでのスタイルが通用するか。
 
しかも、ここ2戦のヘイランドはS・ミドル級契約で試合をしているとのこと。
過去の試合を観ても、やはりチャーロとは身体の分厚さが違う。
 
「井上尚弥がニエベス相手に米国デビュー。アローヨ兄弟より数段マシじゃないの?」
 
さらにヘイランドの得意な距離は、チャーロよりも近い。
頭が当たるか当たらないかの位置まで近づき、左右ボディを打ちつつペースを掴む。そして最後はカウンターで左フックを叩き込む。恐らくこれがこの選手の勝ちパターンではないかと思う。
 
「ベルチェルトに三浦隆司完敗……。対策されてたなぁ。何もさせてもらえなかったなぁ。そして、ベルチェルトはよく走りきったなぁ」
 
なので、チャーロがパワーで圧倒できなかった場合はちょっとおかしなことになるかもしれない。
 
「俺のウィリー・モンローJr.さんキター!! サンダースとのタイトルマッチ。よしお前ら、震えて眠れ」
 
というより、この選手の至近距離での対応はどうなのか。腕が伸びない位置でもパワフルなパンチを打てるのか。そちらの方にも興味はある。
 
相手の耐久力やフィジカルが上がれば、自分の間合いでやりたい放題やるのは難しくなる。
また、階級アップに伴ってチャーロ自身もパワーアップすることも確かで、そういう意味でもこの試合は興味深い。
 
「井上vsリカルド・ロドリゲス感想。だーめだ、ムリムリ無理無理。無謀な挑戦お疲れロドリゲス。井上はさっさと階級上げなさい」
 

まあ、でも勝つでしょチャーロ兄。3階級制覇予定(僕が決めた)の選手がこんなところでつまづいている場合じゃない

まあでも、アレっすわ。
普通に勝つでしょチャーロ兄
実際、この程度の選手(失礼)に苦戦してたらイカンですよね。
 
チャーロ兄は近い将来、S・ミドル級まで制覇しなくてはいけない(僕が決めた)選手なのだから、こんなところでつまづいていては話にならない。
きっと今回は問題なくKOしてくれるはず。
 
「レミュー左フック一閃!! スティーブンスがスヤッスヤ。マザーの胸で安らかに眠れ」
 
しかし、この日はなかなか熱い試合が多いですね。
メインのマイキーvsブローナーはもちろん、ジャレット・ハードvsオースティン・トラウトもあるし、L・ヘビー級のベテルビエフやカール・フランプトンの再起戦、不人気の象徴サダム・アリもリングに上がる。
 
「地の利とか日本人ボクサーがタイで勝てない理由とか。世界戦19敗1分を引き起こしたマモノ()についてのお話」
 
いろいろな会場で有名選手の試合が盛りだくさん。
ミーハーな僕はテンション上がりまくりっす。
 
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