亀海がコットをダウンさせる未来が見えた。亀海の大の字KO勝利以外あり得ない。やる前からわかる。やらなくてもわかる【予想・展望】

亀海がコットをダウンさせる未来が見えた。亀海の大の字KO勝利以外あり得ない。やる前からわかる。やらなくてもわかる【予想・展望】
 

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2017年8月26日(日本時間27日)に、米・カリフォルニア州で行われるWBO世界S・ウェルター級王座決定戦。
同級5位の亀海喜寛が、元4階級制覇王者でランキング1位のミゲール・コットと対戦することが決定した。
 
「コットvs亀海感想。あ~、亀海これでいっちゃったか。もう少しやりようがあったような気が…。頂上は高かった。コットに完敗」
 
かねてから噂になっていた試合がついに実現する。
日本の亀海喜寛vsスーパースター、ミゲール・コット。
 
亀海にとっては初の世界タイトル挑戦であり、しかも相手はサウル・“カネロ”・アルバレスやマニー・パッキャオ、フロイド・メイウェザーとも対戦経験のあるミゲール・コットである。
 
「“カネロ”・アルバレス、コットに大差判定勝ち!! 最高峰の技術戦に完勝し、王座獲得!! ボクシング界の主役が今日も輝く」
 
2011年の米国デビュー以来、コツコツとキャリアを重ねた亀海。
ロバート・ゲレロやアルフォンソ・ゴメス、ヘスス・ソト・カラスなど、強豪との試合を経てようやくたどり着いた大舞台である。
叩き上げのボクサー、亀海喜寛が選手人生を賭けてリングに上がる。
 
なお、コットはこの試合に勝った場合、元IBFミドル級王者のデビッド・レミューとのマッチメークが予定されているとのこと。
 
「レミュー左フック一閃!! スティーブンスがスヤッスヤ。マザーの胸で安らかに眠れ。ひげ面の勇者が担架の上で十字を切る」
 

亀海喜寛vsミゲール・コットとかいう歴史的一大イベント。この試合がいかにすごいかって? それを説明してやんよ

とんでもない試合が決定した。
亀海喜寛vsミゲール・コット。
 
「レイ・バルガスvsロニー・リオス予想。亀海vsコット、マクレガーvsメイウェザーもいいけど、この試合も楽しみ」
 
まさかというか、この名前が亀海と同列に並んでいるだけで「マジか!!」という言葉が漏れるほどすごい。
 
2010年長谷川穂積vsフェルナンド・モンティエル
2012年西岡利晃vsノニト・ドネア
2013年石田順裕vsゲンナジー・ゴロフキン
2014年八重樫東vsローマン・ゴンサレス
2015年三浦隆司vsフランシスコ・バルガス
2015、2016年山中慎介vsアンセルモ・モレノ
2017年村田諒太vsアッサン・エンダム
 
ここ数年、日本のトップボクサーと海外の大物選手とのマッチメークが増えているが、その中でも今回のコットはダントツのビッグネームである。
 
「カネロ・アルバレスvsゴロフキン予想。頂上決戦開幕だぜ。若き英雄か、破壊の帝王か。GGGのキャリア集大成の大一番の行方は?」
 
恐らく日本ボクシング史に残る一戦。
ミドル級王座に挑んだ村田諒太や石田順裕、ヘビー級タイトル挑戦が噂される藤本京太郎と並び、前人未到の領域と言っても過言ではない。
 
「藤本京太郎がジョセフ・パーカーに挑戦か? ヘビー級日本人王者誕生の可能性は?」
 
陸上で言えば、ウサイン・ボルトと同じレーンで100m決勝を走るようなもの。
テニスで言えば、フェデラー、ナダルと四大大会の準決勝で当たるようなもの。
まさしくボクシング界の錦織圭。
 
前にも同じようなことを言った記憶があるが、要するに「亀海、マジでとんでもないぞ」ということである。
 
だが、これだけの大ニュースにもかかわらず、基本的に騒いでいるのはボクシングファンのみ。世間の反応はすこぶる鈍い。
 
いくつか出ていたネットのスポーツニュースでも、阪神戦の勝敗の方が明らかに扱いが大きい。
144試合の中の1試合、しかも12球団中2球団の勝敗>>>日本ボクシング界を揺るがす歴史的ビッグマッチ
 
まあ、亀海のすごさをボルトや錦織と比べている時点でね。そういうことなんでしょうね。
ちなみに「亀海」の読み方は「カメガイ」です。
 
「100億円男再び。メイウェザーvsマクレガー! 茶番ww って言われると思った。金以外に何の意味がある? いや、100億だぞ?」
 

勝つのは亀海。はい、当たり前です。負ける要素が見当たりません

今回の勝敗予想についてだが、これは表題の通り。
予想するまでもなく、亀海の勝ちだ
 
とりあえず、今のところ僕には亀海がコットに勝つ未来しか見えていない。
勝率で言えば85%〜90%
十中八九亀海の勝利と考えていい。
 
もちろん結末はKO勝ち。
コットが豪快に大の字で眠る姿が容易に想像できる。
 
「マクレガーvsメイウェザー戦を推す3つの理由。真剣勝負じゃない? 茶番? 税金対策? まあ、ええやんそんな話は」
 
どのラウンドで倒すか、どんなパンチで倒すか。そんなことは問題じゃない。
1〜12Rまで、いつでも倒す可能性があるし、実際いつでも倒せる。
 
負ける要素などどこにも見当たらない。1ナノも見当たらない。
やる前からわかる。やるまでもなくわかる。
でも試合はやってね。
 
そんな感じである。
 
「はあ、ラッセルたん…。エスカンドンを接近戦で圧倒して勝利!! この試合好き過ぎて、もう5回くらい観てるw」
 
そして、倒し方として考えられるのは3パターン。
 
オールラウンダーの亀海ならどんな倒し方でも問題ないが、その中でも有効なパターンはどれか。過去の試合を観ながら検証していきたい。
 
「山中vsルイス・ネリ予想!! 最大にして最強の挑戦者登場? 13度目防衛戦をクリアしてカンムリワシに肩を並べろ」
 

亀海によるコットの倒し方その1:接近戦

亀海が米国で試合をするにあたり、これまでのスタイルを接近戦仕様に変えたというのは有名な話である。
アジアの無名選手が手っ取り早く名前を売るには、ド派手な打ち合いをすること。競争の厳しいリングで成り上がるために、亀海自身が決断したスタイルチェンジである。
 
「井上尚弥に勝てる選手? バンタム級で誰が井上尚弥を倒せるか、どうすれば勝てるかを妄想してみる」
 
そして、この「距離を詰めて接近戦でねじ伏せる」というのが作戦の1つ目である。
身体のそこまで大きくないコットを、亀海のフィジカルで押し潰す。米国のリングで磨き上げた亀海スタイルをコットにぶつけるのである。
 
 
ただ、これは正直、あまりおススメしない。
 
「マクレガーがメイウェザーに勝利するには? 世紀の茶番()マッチの勝敗予想。8オンスの影響は?」
 
コットという選手は左右へのフットワークを得意としており、アングルを変えながら出すコンビネーションが抜群にうまい。インファイターがまともに前進しても、ヒラヒラいなされて打ち終わりにカウンターを狙われる可能性が高い。
 
コット相手に強引に行き過ぎるとこうなっちゃう↓

 

まあ、亀海ならアントニオ・マルガリートのようなことにはならないとは思うが。
 
コットの身長が170cmに対し、亀海の身長が175cmということを考えると、勝率は85%といったところか。
 
ほぼ大丈夫だとは思うが、「まさか」が起きる可能性もなきにしもあらずである。
 

亀海によるコットの倒し方その2:中間距離

お互いの腕が伸びる位置での真っ向勝負
どちらのコンビネーションが上か、どちらの防御が上かというど真ん中の勝負である。
そして、恐らくミゲール・コットがもっとも得意とする距離でもある。
 
 
うん、これはマジで止めた方がいい。
中間距離での出入りや、左ボディが当たる位置でのコンビネーション勝負について言うと、コットはガチで強い。あのメイウェザーでさえも、この位置でのコットには手を焼いていた。
 
「過去最強カネロがヘロヘロチャベスを寄せつけず。体重差マッチを圧勝でクリア。ってか、この試合はアカン」
 
下手をするとダニエル・ギールさんの二の舞になりかねない↓

 

さすがにダニエル・ギールごときと亀海を同列に扱うのは失礼なのでアレだが。
亀海の実力があればまず問題ないとは思うが、それでも勝率は75%前後か。一応危険を犯したくないのであれば、中間距離は避けた方がいい。
 
「亀田和毅vsイバン・モラレスはわかるわ~ww はっきりと意思が見えるマッチメークはいいね。3兄弟末っ子対決」
 

亀海によるコットの倒し方その3:至近距離でのカウンター狙い

そして、亀海によるコットの倒し方の3番目が「至近距離でのカウンター狙い」。これが今回、僕がもっともおススメする作戦である。
 
2016年に2度行われたヘスス・ソト・カラス戦を観ると、亀海のディフェンスがかなり向上していることがわかると思う。
 
「リゴンドーに勝てる選手見つけた。リゴンドーの倒し方、勝ち方考えた。無謀な挑戦を前向きな妄想に」
 
ショルダーロールというか、相手の動きに合わせて肩を回し、身体の側面でパンチを受ける。さらに体重移動しながら身体を捻り、防御と攻撃を両立する。
つまり、至近距離で相手の攻撃を防ぎながら、同時にカウンターを返すスタイルである。
恐らく接近戦仕様に変えていく中で、アウトボクサー時代の動きとうまくミックスした結果なのだと思う。
 
「ジェイコブス大健闘!! ゴロフキンのKO記録をストップ!! でもがんばった止まりかな。倒し方は見えたけど」
 
上半身をクネクネしながら相手のパンチをかわし、同時に反対の腕でカウンターを打つ↓

相手に先に打たせ、上半身の柔軟性を活かしてパンチをいなし、打ち終わりにカウンターを返す。自分からは手を出さず、至近距離でのコンビネーションにカウンターを合わせまくる。
 
マジな話、これはかなり有効な作戦だと思う。コットのコンビネーションとの相性も悪くない。
 
もっとも参考になりそうなのが2012年のメイウェザーvsコット戦
試合を観直してみると、メイウェザーは至近距離でコットのコンビネーションをかわし、打ち終わりにカウンターをかぶせていることがわかる。
 
そして、2016年9月の亀海vsヘスス・ソト・カラスVol.2にそっくりなことにも気づくと思う。
 
あの試合、亀海は1戦目よりもさらにディフェンスを向上させ、シフトウェイトとミックスしたスタイルを完全に確立させていた。長年もがき続けた末にたどり着いた集大成というか。
 
「今さらメイウェザーとパッキャオを語る。アルバレスvsカーン戦を観て、この2人が唯一無二の存在だった」
 
しかも、比較的ロープを背負いやすいメイウェザーと違い、亀海のそれは完全な攻撃兼備を実現しているために押し込まれる危険性も少ない。その部分だけで言えば、はっきり言ってメイウェザーよりも上である。
 
メイウェザーの見慣れたクネクネディフェンス↓

それでも少し被弾しているのだから、さすがはコットである。
相手を引きつける分、被弾の危険性は上がるのは仕方ない。それだけ自分のパンチも当たりやすくなるので。
 
「WBOAP王座がしょーもないなんてことは絶対ないから。小原佳太がWBOアジア・パシフィック・ウェルター級王座決定戦に勝利」
 
だが、亀海の攻防兼備のディフェンスはその危険性をも凌駕してしまう。
 
ソト・カラス2戦目の亀海↓

 

見事な攻防兼備である。
しかも、これだけ至近距離で打ち合っているのにリング中央から下がらないのがすごい。
 
勝率は思いきって95%
もはや負ける要素が見当たらない。
どこをどうシュミレーションしても、思い浮かぶのは大の字になるコットの姿のみである。
 
「マイキー・ガルシアvsブローナー決定!! マジかよスゲー試合だよこのマッチメイク。体重超過あり?」
 
うまくいけば、こういう光景を目にできるはず↓

 

 
というか、今回は歴史的な一戦であるとともに、僕にとってはお祭りなのでね。
このくらいポジティブにぶち上げた方が楽しいでしょ? という感じっす。
 
「田中恒成が激闘の末にアコスタを退ける!! すっげえ試合! アコスタも間違いなく最強の挑戦者だった」
 
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