サッカー日本代表がコロンビアにジャイアント・キリング!! MOMは柴崎岳で異論ないよな? ギリギリのスキャンダルは注目を集めるには最高のネタ【2018ロシアW杯】

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サッカースタジアムイメージ
2018年6月19日(日本時間20日)、サッカーW杯ロシア大会に出場中の日本代表はH組初戦でコロンビアと対戦し、2-1で勝利。アジア勢として初めてW杯で南米勢を敗る快挙を達成した。


前半3分。ハンドの反則を犯したコロンビアのカルロス・サンチェスがレッドカードで退場。日本はいきなり数的優位に立つ。
そして、この反則で得たPKを香川真司が冷静に決めて先制。
 
「感動したなオイw 日本vsベルギー戦感想。明確に示した日本サッカーの進む道。西野監督の有能采配と人心掌握術が人間辞めてるレベル」
 
39分にフリーキックで同点に追いつかれるものの、後半28分に途中出場の本田圭佑のコーナーキックから大迫勇也がゴール。このリードを守りきり、2-1で接戦をものにした。


なお日本の次戦は現地時間24日(日本時間25日)、セネガルとの対戦となる。
 

すっげえ!! 勝ったわサッカー日本代表!! 試合も純粋におもしろかった!!

サッカー日本代表勝利!!
 
聞くところによると、W杯でアジア勢が南米勢に勝利するのは史上初のできごとだとか。
下馬評を覆す、まさしくジャイアント・キリングである。
 
 
以前にも申し上げたが、僕はサッカーにはあまり興味がない。当然知識もない。
 
だが今回の代表チームのゴタゴタや散々な言われようは当たり前のように耳に入ってきたし、中には目を疑うような暴言も見られた。「え? たかがスポーツ観戦でそこまでメンタル左右されちゃうの?」と思うほどに。
 
特に本田圭佑への罵詈雑言は凄まじく、ファンでもない僕ですらドン引きするレベルだった。
 
そのせいで、本田に対しては逆に「がんばれよ」という思いが芽生え、ちょっと試合を観てみるかと思った次第である。
 
「長友「年齢で物事判断する人はサッカー知らない人。」←ああ、言っちゃった。これで勝つしかなくなったな」
 
そして結果はまさかのジャイアント・キリング。
 
いや、これはかなりすごかったんじゃないか?
別に日本代表や本田を真っ向否定していた方に対してどうこうもないのだが、この勝利は素直に称賛していいと思う。
 
というか、純粋におもしろい試合だったしね。
 
「本田圭佑さんはゴール前で突っ立ってりゃいい。サッカーW杯おもしれえw 不利予想のセネガルに日本代表が引き分け勝ち点1」
 

MOMは断然柴崎岳。大迫、原口の走れる2人を多彩なパスで見事にコントロールした

では試合内容について。
 
申し上げたように僕は普段サッカーをほとんど観ない。つまりクソニワカww である。
そのクソニワカww 視点で、適当に感想を書き連ねていきたいと思う。
 
長く観戦されている方にとっては物足りない+的外れな内容になるとは思うが、その辺は大目に見ていただければ。
 
「日本vsポーランドの時間稼ぎ議論にビックリ。まさかこんな批判が出るとはね。僕の中にはない発想だから新鮮だったな」
 
まずこの試合のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)だが、個人的には柴崎岳を推したい。問答無用で。
 
FIFAがMOMに選出したのは決勝ゴールを決めた大迫勇也、イギリス「BBC」は乾貴士を選出したとのことだが、僕としては断然柴崎岳。異論は認めないと断言するレベルの一択である。
 
ちなみにだが、クソニワカww な僕の柴崎岳に関する情報としては、スペインに移籍してメンタルをイワしたとか、真野恵里菜と結婚する? した? とかその程度。ポジションがどこで、どんなプレースタイルの選手なのかすら知らない。
 
「Bリーグ2年目終わった!! 試合数増加を希望する。流川君がいればプレーオフまでは行けるけど、優勝するにはゴリが必要」
 
ただ、この試合の柴崎はマジですばらしかった。
 
1人少ないコロンビアが引いて守る中、少ないタッチと多彩なパスで常に攻撃の起点となる。
大迫、原口の2人が馬車馬のように走って相手陣に切り込み、そこに柴崎が絶妙なパスを通す(原口は守備の方が比重が高いか?)。
 
スピーディな切り込みとパス能力を兼ね備えた香川真司との連動もうまくいっていたように見えた。
 
「名将()西野。日本が決勝T進出決定。ポーランド戦の時間稼ぎ、フェアプレーポイント差の逃げ切りを支持する理由」
 
大迫の決勝ゴールがすごかったのは間違いない。
だが、僕の中でのMOMはやはり柴崎岳。
 
後半、足を引きずるように交代したが、次戦では再び躍動してくれることを祈る。
 
でもアレか。
元気そうにインタビューに答えてたし、そこまで心配するほどでもないのかな。
 
「松坂大輔a.k.a.名古屋のBIG若旦那w 平成ラストイヤーにKNOCK OUTの狂乱も週末の誘惑も超えていけ」
 

絶好調の長友佑都が相手エースを抑え、インパクトプレーヤーの本田圭佑が流れを変える

そして、この試合での最大の功労者である長友佑都
この選手が調子を取り戻したことは、日本代表にとってはマジで大きい(と思う)。
 
エース格のフアン・クアドラードと真正面からマッチアップしてほぼ完封。スピーディな相手をさらに上回るスピードと運動量で、仕事らしい仕事をさせなかった。
 
「西野監督の後任が外国人でいいのか?←いいに決まってんだろww 日本サッカーの外国人監督依存を全面的に支持する理由」
 
サッカーに詳しい方がおっしゃるには、長友佑都の復調はチームの浮沈を左右するレベルでデカかったとのこと。「こいつのコンディションさえ上がってくれれば」というヤツが、ドンピシャのタイミングでピークを持ってきやがったらしいww
 
「スポーツイベント、現地観戦のレビュー・評価サイトが見当たらないので自分でやってみる。それを「イベントミシュラン」()と呼ぶことにした」
 
また本田圭佑の使い方もあれなら十分アリだと思う。
広いスペースでは大いに機能した香川真司だが、後半、相手が詰めてきてからは見事にフィールドから消えた。
 
そのタイミングを見計らい、フィジカルとキープ力のある本田を投入して流れを変える。
 
やたらとデカい態度と突飛な発言でネタキャラ化した本田だが、後半のインパクトプレーヤーとしてならまだまだ使い道はある(と思う)。
 
まあ、中盤でボールを持った際のスピードのなさにはビックリしたけどねww
「いや、遅っせえ!!」みたいな。
 
危ないタイミングでのボールロストも多いし、フルタイムでアレをやられるのは確かにキツいww
 
恐らくだが、この選手を活かすにはどれだけ少ないタッチでパスを出させるか。敵陣深くでボールを持たせるかがポイントなのかな? という気がした。
知らんけど。
 
「3×3 PREMIER.EXEって知ってます? 3×3(スリー・バイ・スリー)バスケットのトップリーグなんだって」
 
突如超サイヤ人化した小さい方の金髪に相手エースを丸投げし、柴崎岳のパスコースを確保する。大迫と原口の核弾頭2人が鬼走りで敵陣に切れ込みチャンスメーク。
そして、香川のマークがキツくなった後半に本田圭佑を投入して流れを変える。
 
このパティーンがバッチリ決まった結果が、今回のジャイアント・キリングだったのではないか。
 
「行くなら今のうち? 3人制バスケ(3X3.EXE)が超オススメな件。Bリーグと同じノリを無料で味わえるお」
 

コロンビアがテンパったよね。ハメス・ロドリゲスはあの状況で出す選手じゃない

さらに言うと、前半の早い時間で11人対10人になったことが大きな勝因であることは間違いない。
 
あの退場によって、日本よりもむしろコロンビアの方がテンパった感が強い。
得点源であるフアン・クアドラードを早々に下げ、後半からは決して好調とは言えないハメス・ロドリゲスを投入。
 
これまた詳しい方がおっしゃっていたのだが、ハメス・ロドリゲスはタイプとしては本田圭佑と近い。身体が強くパスを得意とするが、決してスピードがある方ではない。
 
つまり、運動量が必要な11人対10人の状況で投入する選手ではない。どうやら「コロンビアの至宝」とまで呼ばれているらしいが、あのタイミングでの交代は愚の骨頂以外の何物でもなかった。
 
なるほど。
解説陣も「ハメスが入ってからコロンビアのプレスが楽になりましたね」と言っていたし、確かにあれ以降、広いスペースができるシーンが増えた(気がする)。
 
「開始早々のレッドカード→格下の日本に先制される」という流れによって、コロンビアはチームもベンチも浮足立ったということか。
 
「大エース松坂大輔の復活。550日ぶりの一軍登板は5回3失点で初黒星。そんなことより中日がクッソ弱いんだがww」
 
本当にいろいろなものがベストなタイミングで噛み合い、最高の結果につながっのが今回の試合。何となくだが、そんな気がする。
 
あと、コロンビアって実はそんなに強くなかったという噂が……(小声)。
 

ハリルホジッチ解任劇は最高の代表アピール。サッカーに興味のない層を一網打尽で取り込んだ

これは余談だが、一連のハリルホジッチ監督の解任劇は、結果的に最高の代表アピールになったと思う。
 
申し上げたように、日本代表のゴタゴタはクソニワカww な僕の耳にも届いていたし、本番2か月前での監督解任はどう考えても異常である。
 
中には「興味がなくなった」「負けた方がいい」という声すら聞こえてくる。今回の勝利に対しても、ハリルホジッチ解任が正当化されるのでは? と危惧するファンも多い。
 
「2018年に横浜DeNAベイスターズがセリーグ優勝する理由」
 
ただ、そういった雑音が逆にライト層の関心を引いたというのは絶対にある。
そもそも僕自身が「もともと興味はなかったけど、やたら騒いでるしちょっと観てみるか」と思った側の人間である。同じようなテンションでテレビをつけた方は多いのではないか。
 
ボクシングの山中慎介vsルイス・ネリの件もそうだが、ああいうギリギリのスキャンダルというのは人目を引くのに凄まじい効力を発揮する。
 
「山中2RKO負け引退表明。ネリ体重超過で試合に臨み、パワフルな連打で圧倒。めんどくせーけど、一応感想を言っておこうか」
 
大相撲日馬富士の暴行事件やプロ野球の賭博問題までいくと話は別。超えてはいけない一線を超えてしまった場合、被るダメージは手に負えないほど大きくなる。
 
ただ、今回のように「犯罪ではないけど、人道的にはアウト」というスキャンダルは、大衆の関心を集めるにはマジで“ちょうどいい”
 
ハリルホジッチの首一つでここまで注目度を高め、なおかつ歴史的な勝利を挙げた。運営? 協会? 側としてはウハウハである。
もちろんそれが正解とは思わないし、下品極まりないのだが。
 
「K-1は最強です。もう「新生」はいりません。武尊(たける)サイコーじゃ。S・フェザー級トーナメントで優勝」
 
てか、さすがに監督を代えたことが最大の勝因とは誰も思わんでしょ。
 
本番2か月前に頭をすげ替えただけで、それ以前の3年10か月を凌駕するなどあるわけがない。普通はハリルホジッチの残したものに西野監督が+αを加えたと考えますよね。
 
 



 

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