フランシスコ・バルガスvsミゲール・ベルチェルト予想。豪打のメキシカン対決勃発。ベルチェルトねえ……。それほどの選手かなぁ【展望】
2017年1月28日(日本時間29日)に、米・カリフォルニア州インディオでWBC世界S・フェザー級タイトルマッチが行われる。
同級王座フランシスコ・バルガスが、WBO同級暫定王者ミゲール・ベルチェルトの挑戦を受ける一戦である。
2015年に日本の三浦隆司を敗って王座を獲得、2016年にはオルランド・サリドとの大激戦を引き分け防衛で切り抜けたフランシスコ・バルガス。2年連続で年間最高試合を獲得するほどの激闘スタイルが持ち味の選手である。
「ゾンビか!! サリドがバルガスを追いつめ惜しくもドロー!! 三浦を敗ったフランシスコ・バルガスがギリギリで初防衛に成功」
そして、今回の挑戦者ミゲール・ベルチェルトも31戦30勝27KO1敗の戦績を誇る強打者。またしても真正面からの激しい打ち合いが期待される。
休養開けのバルガスが王者の実力を見せつけるか。
25歳の挑戦者が若さと勢いでバルガスに土をつけるか。
好戦的なメキシカン同士の一騎打ちは、激戦区S・フェザー級のトップ戦線を占う一戦となるか?
「ベルチェルト勝っちゃったw バルガスを流血ストップで王座奪還!! 三浦vsベルチェルト最高じゃねえか」
なおこの試合の勝者は、同日行われる三浦隆司vsミゲル・ローマン戦の勝者の挑戦を受ける予定となっている。
「天才三浦隆司がミゲル・ローマンの努力を牛耳るからまあ見とけ。S・フェザー級トップ戦線生き残りをかけて」
待ち通しい試合!! 好戦的なメキシカン同士の対決が迫る!!
強打のメキシカン対決実現!!
世界の激闘王フランシスコ・バルガスが2度目の防衛戦を迎える。
フランシスコ・バルガスvsミゲール・ベルチェルト。
2年連続で年間最高試合に選ばれた激闘王バルガスが、高いKO率を誇るベルチェルトの挑戦を受けるこの試合。いやが上にもファンの期待は高まるばかりである。
しかも、この試合の勝者は三浦隆司vsミゲル・ローマン戦の勝者とのタイトルマッチに進むことがすでに決まっているとのこと。誰が勝ってもボクシングファンにとっては垂涎ものの取り合わせである。
なお、当日はWOWOWエキサイトマッチでの中継もあり、楽しみにしている方も多いのではないだろうか。
勝敗予想はバルガスの8RKO勝利。バルガスが実力差を見せつけて勝ちそう。ってか、ベルチェルトがそこまでいい選手には見えない……
とりあえず勝敗予想を。
フランシスコ・バルガスの8RKO勝利。今回はこれでいきたいと思う。
まあアレだ。
何だかんだで普通にバルガスが勝つのではないだろうか。
挑戦者のミゲール・ベルチェルトについてだが、正直僕はこの選手をあまり観たことがなかった。何試合かは流して観たような気がするのだが、これといって記憶に残っていない。
そして、今回のタイトルマッチに際して改めて観てみた次第である。
感想としては、
「ん? そんなにいいか?」
困ったことに、僕にはこの選手があまりいいようには見えなかった。
すこぶる評判がよかったので、それなりに期待していたのだが。
う〜〜ん……。
どうなんすかね。
よくわからないが、このミゲール・ベルチェルトってそんなにいいですかね。
ちょっとそこまでには思えなかったんですが。
イメージとしては、オスカル・バルデスと小國以載を足して2で割ったとでも言えばいいだろうか。うまい表現が見つからないのだが、何となくそんな感じである。
「大沢ラスベガスに散る。オスカル・バルデスに7RTKO負け。実力差を承知で海外のリングに上がるのは本当に「すばらしい」のか?」
長いリーチを活かした多彩な左、強烈なボディなどは小國以載の上位互換。
左右へのぎこちない足の運びはちょっとオスカル・バルデスっぽい。
左を起点に畳み掛ける連打は鋭さを感じさせるが、足の動きを含めた防御面に関してはかなり怪しい。
「小國vsグスマン感想。怒らないで聞いて。実は小國が勝てるんじゃないかと思ってた」
一応申し上げておくと、ポテンシャル自体は間違いなくあると思う。だが、どうも伸び悩んでいる感が否めない。
身体能力の低いノニト・ドネア?
フィジカルの弱いフェリックス・トリニダード?
現在25歳。
ポテンシャルをMAX覚醒させればフェリックス・トリニダードになれるが、今のままだとドネアをかすってファンマ・ロペスに着地するとか、そんな感じか?
どちらにしても、ここ数試合がキャリアの分岐点になりそうな気がするのだが、どうだろうか。
「デービスvsベドラサ感想。どうもピンとこない。新スター候補デービスが7RKOでペドラサを一蹴」
というか、いろんな名前を出し過ぎて自分でもわけがわからんww
実は打ち合いにはならない? ベルチェルトが足を使うが、バルガスにあっさり追いつかれてコーナーに追い詰められる?
好戦的な両者による乱打戦が期待される今回の一戦。
だが僕が思うに、実際は打ち合いにはならないような気がしている。
とりあえずバルガスはいつも通り距離を詰めての打ち合いを挑むはず。
だが、ベルチェルトは恐らく遠い間合いで対峙しようとするのではないだろうか。
「三浦vsバルガス壮絶決着!! 最強挑戦者フランシスコ・バルガスに三浦隆司がTKOで敗れて王座陥落!!」
距離をとって左右に動きながらバルガスの突進をかわし、踏み込みのタイミングを測る。
左フックを当ててバルガスの動きを止め、左右の連打でたじろがせて左ボディ。
得意のKOパターンに持ち込もうとするはずである。
ちなみにベルチェルトがこのスタイルで戦い始めたのが2014年。ルイス・エドゥアルド・フローレスにKO負けを喫したのが大きく影響していると思われる。
ただ、残念ながらベルチェルトはバルガスの追い足から逃げ切ることはできない。リーチの長いバルガスのジャブをロープ際で被弾し、コーナーを背にした状況で打ち合いに巻き込まれる。打ち合いというより、バルガスの土俵に無理矢理引っ張り出されるイメージである。
至近距離で長いリーチをコンパクトに振り抜くバルガス。
ベルチェルトも必死に応戦するが、腕を振るスペースがなくスムーズなパンチが出せない。
そして、ガードの外側からバルガスの左フックがカウンターでヒット!!
尻餅をつくようにダウンするベルチェルト。
何となくだが、そんなパターンになりそうに思える。
もしかしたら、ベルチェルトの左の方がバルガスのカウンターよりも先に当たることも考えられる。だが、それでも我慢強さには定評があるバルガスは1発では沈まない。
三浦戦のようにダウンはするかもしれないが、必ず立ち上がってしっかり仕留めにくるはずである。
バルガスの突進力は凄まじいけど、強弱が足りない。あれだと燃費も悪いし相手に粘られやすい
申し上げたように、勝敗予想は8RKOでフランシスコ・バルガスの勝利。
個人的にはバルガスが終始押し気味の展開で進むのではないかと思っている。
ただ、案外長引きそうな気もしていて、判定までもつれることも十分考えらる。
バルガスの突進力と爆発力は確かに凄まじい。
三浦戦でもその実力は十二分に発揮されている。
だが若干強弱が足りない。
そして、それがこの選手の決定力をほんの少し低下させている。
1発のパンチは強烈。
連打も続く。
ここぞの勝負どころを見極める嗅覚もある。
だが、残念ながら攻撃が一本調子で緩急が足りない。
開始直後から全身にガチガチに力を入れ、全弾をフルスイングで振り回す。そのおかげで、相手が徐々にパンチの威力に慣れてしまうのである。
あれだけフルスイングしていれば、当然体力の消耗も激しい。
序盤に倒せればいいのだが、そこを粘られると試合が長引いてしまう。
「エリスランディ・ララvsフォアマン感想。ムカつくけどすげえ。ララがダーティ、正当両面でフォアマンを圧倒」
とはいえ、それでもギアをトップに入れる底力があるのだからすごい。
2015年の三浦戦などはその典型例で、9RにペースアップしてKO勝利をたぐり寄せたのは本当に見事だった。ダメージと疲労でフラフラだったはずなのに、である。
世界のトップ戦線で生き抜く選手の分厚い二番底をまざまざと見せつけた試合だったと思う。
今回の試合も、恐らくバルガスが序盤でベルチェルトをKOする可能性は低い。
高確率で中盤から後半勝負になると思うが、それでも最後はバルガスが格の違いを見せつけてくれるのではないだろうか。
違ったらごめんなさい。
「カネロ・アルバレスvsチャベスJr.決定! ビバ メヒコ! 大絶賛の時間だあああぁぁぁ!!」
まあ、ミゲール・ベルチェルトvs三浦隆司戦というのも観てみたい気はするが。
って、よく見たらベルチェルト、バルガス、ローマン3人ともメキシカンなんですね。
コイツらの豪腕路線、マジで大変だな。
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