サンウルブズが五郎丸レッズに惜敗!! 出たよ無能解説。おもしろい試合だったのに台無しだわ。ラグビーを一般層に浸透させる気がないのかね?
スーパーラグビーに参戦中の日本のサンウルブズが2016年5月21日、オーストラリア・ブリスベンで五郎丸擁するレッズと対戦。25-35で敗れ、通算成績を1勝9敗1分とした。
先制を許したサンウルブズだったが、流れをつかんだ後半にリアキ・モリのトライで一時同点に追いつくなど健闘。だがレッズにラインアウトからのトライを許して力尽きる。
最後は力及ばず敗れたものの、得意のランプレーで相手のゲインラインを切るシーンが随所に見られ、チームとしての確かな成長を感じる試合だったといえる。
「サンウルブズ勝利!! やればできるじゃねえかww ジャガーズに逆転勝ち」
おもしろい試合だった。レベルが高いかと言ったらそうでもないけど……
まず今回の試合は、展開としては非常におもしろかったと思う。
先制され、追加点を許したサンウルブズが追い上げる。後半に一度追いつくも最後は自力の差で突き放されての惜敗。まったく予断を許さない一進一退の攻防に手に汗握った方も多かったのではないだろうか。
特に後半11分にカーペンターが奪ったトライはすばらしかった。
フィルヨーンからパスを受けた山田が倒れながらトゥシ・ピシにパスを出す。ボールを受けたピシがそのまま背中ごしにノールックパス。これをスペースに走り込んだカーペンターが受けてそのままトライである。
いや、これは本当にすごかった。こんなかっこいいトライはなかなか見られるものじゃない。今大会ベストトライの1つじゃないだろうか。
まあ、サンウルブズ戦以外ほとんど観てないんですけどね。
1分56秒〜のトライ。あまりのかっこよさに笑ってしまう。
ただ、試合としてレベルが高かったかというと決してそんなことはない。
ひと言で言うと下位チーム同士の星の食い合い。おもしろい試合=ハイレベルな試合とはならないのが辛いところである。
「サンウルブズがなぜ勝てないかだって? 弱いからでしょ。戦力と準備、全部が不足してる」
フォワードの縦突進が得意なレッズと、外側にスピードのある選手を擁するサンウルブズ。
両チームがお互いの得意分野で力を発揮したといえば聞こえはいいが、要は両チームが相手の土俵で何一つ対応できないまま終わったという試合だ。
どこで差がついたかといえば、やはりフォワードだろう。スクラムや密集でのボール獲得で圧倒されたこと。これが敗因といえば敗因である。
戦力的には肉薄していたが、勝ちきるのは相当難しい。そんな感じで、実力通りの結果が出た試合だと言っていいのではないだろうか。
「スコットランド戦の感想と展望。日本ラグビーの分岐点? W杯で培った貯金が尽きかけてるぞ」
今さらだけど、五郎丸は入るチームを間違えた。絶対にサンウルブズに参加するべきだった
ご存知のように、今回のレッズは日本の五郎丸が参戦するということで注目されたチームである。だが、お恥ずかしい話、僕はレッズの試合を観たのは今回が初めてである。
ええ、ニワカwですが何か?
そんなニワカwな僕が一応お聞きしたいのだが、五郎丸はこのチームでプレーしていて楽しいのだろうか。
「ほら見ろ。今のウェールズはそこまで強くない。日本が勝つタイミングはここしかないというくらいに【結果・感想】」
世界有数のフォワードと、吐き気を催すほどのゴミバックス。
攻撃の中心はフォワードの縦への突進とつなぎがほとんど。
たまにバックスにボールが出ても各々が好き勝手に走り回るので単発で終わってしまう。孤立してターンオーバーされ、逆に外を走られるというパターンである。
ディフェンスラインは試合開始直後からグダグダ。疲れてもいないのにグダグダ。スピードに乗った相手が毎回スペースを目一杯使って縦横無尽に襲いかかってくる。フルバックとしてはどう考えてもキツい。
いや、決してフォワード中心のスタイルが悪いと言っているのではない。
五郎丸のようなプレイヤーがこのチームで力を発揮するのは難しいのではないかと言っているのである。
「五郎丸の調子が上がらない」
「出場機会に恵まれない」
スーパーラグビーを観ていなかった僕でもこんな噂は耳にしていた。
さらにこの試合でもキック以外はあまりよくなかったと言われている。だが、今回の試合を観てわかった。五郎丸の調子が悪いとか、そういうことではない。単純にチームのカラーと合っていない。それだけの話である。
というか、やっててもつまらんでしょこのチーム。
逆にサンウルブズにはスピードのあるウイング、縦突進型のセンターとスペースに走り込むのが得意なセンターが揃っている。間違いなく五郎丸が入るべきチームはこっちだと思うのだが。
まあ、現時点ではフィルヨーンがかなりフィットしているので、来られても困るだろうが。
スーパーラグビーも後半のこの時期に言うことではないが、残念ながら五郎丸は入るチームを間違えている。
といっても、次は日本代表の試合に向けて帰国するんだっけ?
で、その次はフランスのトゥーロン移籍か。
ということは、今回がレッズでのラストゲームだったの?
それならまあ、アレだ。
「勝利に貢献できてよかったね!!」でいいのかな?
無能解説キター!! いや、ここでもお前に遭遇しなきゃいけないのか……
僕は今回の試合をBS日テレで視聴したのだが、とりあえず解説がうるせえ。
一応言っておくと、大畑氏と実況は普通によかった。
だが、もう1人がとにかくうるせえ。
人がしゃべっている最中に口を挟む。自分の言いたいことをガーッとしゃべって満足する。最悪の自己陶酔型解説である。
「ラグビー人気アカンな…。ダン・カーター来日が完全に空気って……」
あまりに話を遮られるものだから、大畑氏もだんだんボルテージが上がってきたのだろう。後半は2人で専門分野の話をおっ始めて視聴者を置いてきぼりにするという無能っぷりである。
どうも口調や態度がイラつくなと思って調べてみたらやっぱりだった。
僕が以前、シックスネーションズを観るのを止める原因となった無能解説張本人である。
「ラグビーシックス・ネーションズの注目国はフランスだ!! 日本の解説者はクソ無能だ!!」
恐らくどこからか注意が入ったのだろう。今回はあのシックスネーションズでの放送ほど横文字専門用語を連発していたわけではなかった。だが、自分に酔った独りよがりの解説は相変わらずの健在っぷりである。
最後の方は実況も「大畑さん、どうですか」しか言わなくなってましたからね。
だって、わざわざ話を振らないでも勝手にしゃべるからね。
試合自体はおもしろかっただけに、水を得た魚のような無能解説のおかげで何とも言えない気分である。せっかく五郎丸のチームがサンウルブズとぶつかる注目の試合だったのに、こんな微妙なテンションにならなくてはいけないのは非常に残念だ。
何度でも言うぞ。スポーツの人気はミーハーの数だ。そしてラグビー界にはカッコつけてる余裕などない
一応言っておくが、ラグビーの解説などミーハーで十分なのだ。
ラグビーのルールは元々ややこしい上に、毎年マイナーチェンジを繰り返している。ごちゃごちゃ技術論を並べたところでどうせ一般層には浸透しない。
ノックオン。
スローフォワード。
ノットリリース。
オフサイド。
最低限のルールだけ把握していればそれで十分だ。後はそのつど字幕表示で説明を入れればいい。
そんなことより大事なのは熱量。先日のストーマーズ戦での吉田氏のように、感情を前面に出して一喜一憂する方がよっぽど盛り上がるのである。
「サンウルブズがまさかのストーマーズ戦引き分け!! マジすげえ!!」
何だ「自分に不利なアングル」って。
何だ「モールはややこしいので説明が難しいんですが」って。
それを誰にでもわかるように説明するのがお前の役目だし、それができないんだったら「いい攻めですね」とでも言っておけよ。
元日本代表だろうが有名選手だろうが関係ない。
無能は無能だ。
とりあえず「フレッシュレッグス」っていう言葉を2度と使うな。
視聴者を置いてきぼりにする姿勢だけでなく、単純に言葉の響きにイラつくww
2019年に日本で開催されるW杯に向けて、ライト層にラグビーを浸透させなきゃいけないんじゃないのか? ミーハー層をいかに増やすかが勝負なんじゃないのか?
そのために選手とメディアとファンが三位一体になって盛り上げていかなきゃいけないんじゃないのか?
何をメディアとファンを置き去りにして突っ走ってんだよ。
無意味に気取った自己陶酔専門用語連発解説してんじゃねえよ。
ラグビーの伝道者としての自覚がないなら即刻去ってくれ。
だから僕はラグビー中継に芸能人を入れればいいと言っているのだ。
実況席をできるだけ華やかにすればいいと言っているのだ。
自称ラグビー通に配慮してもろくなことがない。
何度も言うが、スポーツ人気はミーハーの数だ。
そしてラグビー界には少数のマニアに配慮している余裕などない。せっかく起きたブームにガッツリ乗って人気を定着させなくてはならないのである。
ラグビーに関わるすべての人間がそのことを肝に銘じるべきなのだ。
や、すみません。
だんだん試合とは関係のないところでヒートアップしてきてしまいました。止まりそうにないのでこの辺で止めます。
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