佐藤輝明と阪神の交渉が難航。2026年オフにポスティング制度でMLB移籍? でも佐藤輝明のメジャー挑戦のタイミングは“今”だよな。2025年シーズンにいい感触を掴んだ
阪神タイガース・佐藤輝明の契約更改交渉が長引いているらしい。
2026年オフにポスティングによるMLB挑戦を直訴している佐藤輝明に対して球団はこれを固辞。
2月1日のキャンプインが目前に迫っており、このままだと自費でのキャンプ参加もあり得るとのこと。
阪神・佐藤輝明が契約未更改でキャンプ突入か ポスティングでのメジャー挑戦に「基準を設けるべき」との声 https://t.co/TeoB64tIZi
— AERA DIGITAL (@dot_asahi_pub) January 26, 2026
現状ポスティング制度には抜け道が多く、上沢直之と日ハムの件のように球団だけが損をするパターンも見られる。
本来は球団の権利のはずが、近年では選手側が強硬に求めるケースも目立っている。
この辺の話は僕も素人なりに興味があるのであれこれ言ってみたいと思う。
どこかで契約はすると思う。任意引退は双方(特に佐藤輝明側)にリスクが大きすぎる
まず今回の騒動? はどこかで解決すると思う。
阪神が2026年オフのポスティングを認めるのか佐藤側が折れるのかはわからないが、とりあえず契約はするはず。
もし任意引退となったら佐藤輝明は2026年シーズンを棒に振ることになる(阪神が保有権を持っているので他球団と交渉できない)。
さすがにそれはリスクが大きすぎるので双方が避けると予想する。
そして佐藤輝明がここまで粘っているのは佐々木朗希の影響が大きいのではないか。
2023年オフの佐々木朗希は契約が遅れに遅れ、合意が発表されたのが年明け。翌年にはポスティング制度を使用してドジャース移籍を果たしている。
2023年オフに揉めまくり、2024年オフにポスティングでMLBへGO!!
佐々木側が交渉の場でMLB行きを強硬に訴えたことは容易に想像がつく。
で、ロッテが最終的にポスティングを認めたことを受けて佐藤輝明(の代理人)も「ゴネればいける」と考えたのだろうと。
期待大の山本由伸、メジャーの洗礼を受けた佐々木朗希、和製グリンキーの菅野智之、残った力と技術を総動員する田中将大。2025シーズン注目選手の登板試合感想
MLB挑戦のタイミングはめちゃくちゃ大事。今井達也は「まさに今」だった。筒香嘉智は遅かった
今井達也のときにも言ったが、一段上の舞台(MLB)に挑戦するタイミングはめちゃくちゃ大事だと思っている。
今井達也がポスティングでMLB移籍を目指す!! まあ当然ですよね。コツを掴んだタイミングで行くのがベスト。フィジカルと感覚がバチっと合ったピークの状態が続くのは3年?
野球選手には“いい感触”を掴む時期というのがあって、今井の場合は2024年オフがそれに当たる。少し腕を下げる&脱力したフォームに変えたことで覚醒→2025年の無双につながった。
さらにその“いい感触”は長くは続かない。
僕の印象だとだいたい3年前後。それを過ぎると年齢やコンディションの影響で少しずつズレが生じる。
今井達也のポステイングは「まさに今」というタイミングだった。
逆にMLB移籍が数年遅かったのが横浜DeNAの筒香嘉智。本塁打44、打率.322を叩き出した2016年がキャリアハイだが、あの年のオフに挑戦できていれば結果は違っていたかもしれない。
佐藤輝明も完全に“今”だよね。スイングに柔らかさが出て低めの変化球を拾えるようになった
そして、佐藤輝明の場合は完全に“今”である。
2025年の佐藤輝明は本塁打40、打点102で二冠王を獲得したが、もっとも変わった(と思う)のがスイングの柔らかさ。
もともとこの選手の持ち味は空振りしようがお構いなしにフルスイングできる思い切りのよさ。
その反面、確実性が低く毎年130三振以上を記録している。
だが2025年は持ち前のフルスイングに柔軟性が上乗せされ、外の球をレフト方向へ、沈む球をすくい上げることができるようになった。
中でも落ちる球への対応は目を見張るものがある。
柔らかさと力強さを兼ね備えたスイングはロビンソン・カノーっぽいと勝手に思っていた。
これは間違いなく佐藤輝明が“いい感触”を掴んだ証拠。
MLBのピッチャーの鋭く沈む変化球に対抗するには、力強さと柔らかさを両立できている今が最適のタイミングなのだと思う。
申し上げたようにこの“いい感触”が続くのは大ざっぱに3年前後。
そこを逃すと2度と戻ってこない可能性が高い。
本人もそれがわかっているからこそ、1年でも早く渡米したいと思っているのだろうと(年齢云々ではなく)。
今井達也、村上宗隆、岡本和真のMLB1年目の成績AI予想。かなり納得感のある数字だけどどうすか? 今井には期待してるけど若干過大評価。案外村上よりも岡本の方がやりそうな気が…
貢献度は足りてると思う。「左打者+甲子園」の悪条件でこの成績は文句なしにすごい
下記の記事では岡田彰布の言葉を引用して「佐藤輝明はまだ実績・貢献度が足りない」論を展開している。
📝コラム🔍
連載『白球つれづれ~2025』第4回
阪神・サトテルのポスティング騒動と岡田顧問の正論
👉 https://t.co/awG9JHAUUU✅ 野球界の“日米格差”を真剣に検討する時期に来ている――✍
— ベースボールキング⚾🥎 (@BaseballkingJP) January 26, 2026
ただ僕の意見は違っていて、佐藤輝明の実績・貢献度は相当なものだと思っている。
入団5年のうち4年で20本塁打以上、ルーキーイヤーから3年連続20本塁打超え、2025年は40本塁打、102打点の二冠王。その間リーグ優勝2回、日本一1回。
しかも6年続けて大きな離脱なくコンスタントに試合に出場している(2024年の120試合が最小)。
「活躍したのは2025年だけ」という声も聞こえてくるが、とんでもない。
左打者が不利な甲子園を本拠地にしてこの成績、ケガをせず主力として試合に出続ける身体の強さは文句なしにすごい。
もちろん6年連続25本塁打以上、打率.300超えという凄まじい成績を残して渡米した鈴木誠也と比べればはるかに見劣りする。
だが、それも「左打者+甲子園」の悪条件を加味すれば実績・貢献度が不足しているとは言えない、十分及第点だと思うのだが。
全盛期にMLBに行ってほしかった選手3名(ピッチャー)。あの頃の球なら通用したのではないか、どこまでやれたか興味が尽きないピッチャーたち
ポスティング制度の改革は早急にやるべき。現状は球団が一方的に損をするばかり
佐々木朗希や上沢直之のゴタゴタの際にも思ったが、現状のポスティング制度は抜け穴が多すぎる上に球団が一方的に損をするパターンが目立つ。
上沢直之ソフトバンク入りってそこまでボロカス言われる? ソフトバンクの4年10億が破格だとも思わんけど。日ハムはどの程度本気だったの? 筒香を引き合いに出してクサすのも謎
ここの見直しは喫緊の課題だと思っている。
今後、メジャー志向の選手が増えることは容易に想像できる。
現に高校や大学卒業後に(NPBを経由せず)即渡米するアマチュア選手も出てきている。
阪神はFA前年まで佐藤輝明にいてほしいのだと思うが、あまりガチガチに縛るのも考えものである。NPBは融通が利かないと思われればアマチュアのトップ選手がドラフト指名を避ける事態にもなりかねない。
何となくだが、入団時に条件付きのポスティング確約(実質オプトアウト並みの強いヤツ)を要求する選手も出てくるのではないか。
トップ選手の流出は止まらない。それを受け入れた上で儲かる仕組みをだな…
正直、トップ選手のMLB挑戦の流れは止められるものではない。
その状況を受け入れた上で、もっとも優先すべきは日本の球団が損をしない(儲かる)仕組み作り。
佐々木朗希クラスの才能を格安でMLBにぶん取られ、上沢直之や青柳晃洋、有原航平のように海外FA権を待たずに渡米→即帰国→人的補償もない完全フリーに→国内球団で高額年俸をゲット。
このガバガバ制度を大急ぎで何とかしようぜという話。
上沢本人に批判が向くような発言をした新庄剛志は論外だが、アメリカで1年(青柳は数か月)我慢すれば完全フリーになれるのはあまりにアレである。
ただ、それはそれとして。
佐藤輝明のMLB挑戦のタイミングは今だと思う。
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