クレベル・コイケvsシェイドゥラエフにテンション爆上がり。こういう試合があるからRIZINは目が離せない笑 その他白川陸斗、鶴屋怜の感想を…

クレベル・コイケvsシェイドゥラエフにテンション爆上がり。こういう試合があるからRIZINは目が離せない笑 その他白川陸斗、鶴屋怜の感想を…

先日発表された下記のカードにテンションがブチ上がっている。


2025年5月4日に東京ドームで行われるRIZINフェザー級タイトルマッチ。王者クレベル・コイケにラジャブアリ・シェイドゥラエフが挑戦する。
 
当初朝倉未来vs平本蓮Vol.2が決まっていたが、平本の負傷により中止(延期?)に。
大会名も「THE MATCH2」→「RIZIN男祭り」に変更され、朝倉未来の相手は改めて発表されるとのこと。
 
僕は朝倉と平本の再戦にはまったく食指が動かなかったのだが、このカードを聞いて俄然興味が湧いている。
PPV購入どころか現地観戦を検討するほどに笑
 
朝倉未来vs平本蓮感想。左を当てるための対策を重ねた平本蓮。トラウマ? で縮こまった朝倉未来。やっぱり斎藤裕Vol.1かな。挫折を糧に成長する機会を失ったのが…
 
はっきり言って今のRIZINフェザー級でシェイドゥラエフは群を抜いて強い。
この試合でシェイドゥラエフが勝てば2025年いっぱいでのRIZIN卒業もあり得る(と思う)。
 
それくらいクレベルにとってもシェイドゥラエフにとってもRIZINにとっても重要な一戦になるのではないか。
 

白川陸斗何やっとんねん。密かに次戦に期待してたのにBreakingDownって

しばらく触れていないうちに格闘技界でいろいろなことがあったが、まずは表題の件。
「白川陸斗何やっとんねん」についてである。
 
2024年12月にMMAデビュー戦の奥山貴大に一本負けを喫した白川陸斗。
SNSでも大いにネタにされ、試合前の会見で発した「生殺与奪」が蔑称的に使われる流れに。
 
僕自身、あの試合を現地観戦していたこともあって白川陸斗をボロカス言う気にはならず。
 
白川陸斗vs奥山貴大、一点買いで起こしたアップセット。登場時から強者感が漂ってたしタックルへの対処で「ただ事じゃねえぞ」ってなった
 
ある程度弄られるのは仕方ないと思いつつ密かに次戦に期待していた。


ところが発表されたのはまさかのBreakingDown。
しかも西谷大成との同門対決という。
 
これには心底ガッカリしたし、「は? 何でそうなるの?」となった。
奥山貴大の方はDEEPの8人トーナメントに大抜擢されたのに、よりによってBreakingDownかよと。
 
日程が合えば現地観戦も考えていた中でのBreakingDownは予想の斜め上を行っていた。
 

西谷大成にKO負け+骨折&靱帯断裂…。損を受け入れて便利使いされてるうちに大損しちゃった

そして結果は3RKO負け。


さらに左足の骨折&靱帯断裂の大怪我を負うという。
 
いや、マジかよ。
ここまでくると何も言えねえ。
あまりの直滑降っぷりにネタにもしにくい。
 
 
・矢地祐介と階級差マッチ
・情報ゼロの奥山貴大とぶっつけ本番
・キック選手をKOした西谷大成と立ち技
 
恐らく白川陸斗は悪い人間ではない。
運営の立場に立つというか、損な役回りを進んで引き受けるフットワークの軽さ、男気? みたいなものがある。
 
それがいいか悪いかはともかく上記3戦はさすがに節操がなさすぎた。
特に西谷大成との立ち技対決は勝ってもキャリアにまったくプラスにならない上に負けた場合は凄まじいマイナスを背負う。
その割に負ける確率はまあまあ高い(西谷はキックボクサーをKOしたことがある)。
 
そんな感じで運営の便利使いを受け入れているうちにガチで大損してしまった。
今さら言っても遅いが、もう少し自分を大切にした方がよかったなぁと。
 
野杁正明とKANAがONE初勝利&3月の日本大会(ONE 172)でのタイトルマッチ決定。野杁の相手は得意なタイプだった。KANAは前回の反省を踏まえた工夫が見られた
 

鶴屋怜vsジョシュア・ヴァン戦。やたらと自信たっぷりの鶴屋怜に興味が湧いたけど…

お次は2025年3月8日(日本時間9日)に米・ネバダ州で行われたUFC313、鶴屋怜vsジョシュア・ヴァン戦について。
 
下記の通り結果は3-0(30-27、30-27、30-27)の判定でジョシュア・ヴァンが勝利。鶴屋怜はプロ11戦目で初黒星を喫している。


鶴屋怜は朝倉海への発言を始めとしたビッグマウスが注目を集める選手。
今回も自信たっぷりのコメントとともに試合へGO→ランク外のジョシュア・ヴァンに一方的に負けたことで一気に風向きが変わった。
 
僕はこれまで鶴屋怜の試合を観たことがなく、知っているのは朝倉海vsパントージャ戦前の批判的なコメントくらい。
やたらと挑発的で自信ありげな態度が印象に残った程度である。
 
朝倉海vsパントージャ感想。完敗でしたね。打撃で後退させられなかった時点で勝機は薄かった。でも爪痕は残した。RIZINファイターにUFCへの道を示したのは大きい
 
試合の感想としては、一方的だったなぁと。
 
開始から何度もテイクダウンを狙うが、腰の強いジョシュア・ヴァンをなかなか崩せない。
逆にスタンドの打撃で圧倒され、ケージに押し付けられて削られる。
 
下がりながらのタックルは体重が乗らず有利なポジションを作れない。
スタンドの打撃では歯が立たずどんどん押し込まれる。
2R後半から3Rにかけて辛そうな表情を浮かべ、顔面も傷だらけに。
 
多くの方がおっしゃるように力の差が大きいミスマッチな試合だった。
 

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UFC参戦は時期尚早? でも国内最高峰のRIZINがUFCとルールが違うのが…

鶴屋の敗因は誰の目にも明らかで、単純に打撃が水準に達していない
 
スタンドの打ち合いで圧倒されるせいでテイクダウンまで手が回らない。苦し紛れに入るタックルはあっさり返される。
で、強引にスタンドに戻される→ケージ際で疲弊させられる(以下ループ)。
 
 
ただ、それ以上に鶴屋にとってUFCの舞台は時期尚早な印象も受けた。
 
DEEPからパンクラス、Road to UFCを経て2024年2月に契約を勝ち取ったとのことだが、この選手が日本国内で無双できるかはちょっと疑問。
 
たびたび引き合いに出していた朝倉海だけでなく堀口恭司、神龍誠、扇久保博正といった国内トップ勢と比べてどうなのか? と。
正直、そこまで変わらない(むしろ落ちる?)気がするのだが……。
 
今回の負け方を観ると、UFCは国内トップ相手に明確に勝ててようやく上がれる場所なのかもしれない。
 
 
だが国内最高峰の舞台であるRIZINはUFCとルールが大きく異なるのも……。
 
前回の朝倉海もタイトルマッチでいきなり5R+ケージファイトだったし階級を下げての参戦でもあった。
RIZINのリングファイトに慣れた朝倉海がぶっつけ本番で勝負するにはハードルが高すぎたのではないか。
 
キャリア初期(Road to UFC)にUFCと契約しても不相応な相手にボコられてしまう。
かといって、ルールの異なるRIZINで経験を積むと適応に時間を要する。
 
UFCほどハイレベルではない&安定して試合が組まれる舞台があればいいのだが、そんな都合のいい団体があるかは不明。
ONEはMMA部門のやる気がない、KSW、ACAを主戦場にする日本人選手はあまり見たことがない。
 
UFCの魔境っぷりに絶望するとともにいろいろ難しいなと思わされる一戦だった。
 
マイケル・“ヴェノム”・ペイジがUFCデビュー戦を勝利。ケビン・ホランドにスタンドで判定勝ち。MVPのUFCでの立ち位置? 上位陣には苦戦しそうな…
 

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楽しみすぎるクレベル・コイケvsラジャブアリ・シェイドゥラエフ。もちろんクレベル応援ですよ

申し上げたように僕はこの試合にめちゃくちゃテンションが上がっている。
シェイドゥラエフはクレベルに勝てばRIZIN卒業が濃厚になるし、RIZINにとってはクレベルが最後の砦。
あっさりとシェイドゥラエフがRIZINを踏み台にするのか、俺たちの(笑)クレベルが一矢報いるのかに注目である。
 
 
ただ、個人的にクレベルがシェイドゥラエフに勝つのは相当難しいと思っている。
クレベルの過去の試合を観ると、この選手は相手のレベルが一定以上になると極めきることができない。
 
マテウス・ガムロット、パトリシオ・ピットブル、金原正徳、鈴木千裕(再戦)。
特にガムロット戦とピットブル戦はスタンドで劣勢を強いられる→グランドに引き込めずに削られ判定負けを喫している。
 
矢地祐介が桜庭大世にKO負け。白川陸斗のインパクトを5日で上書きするとはw シェイドゥラエフの絶望感、ヒーロー脳の鈴木千裕
 
そして今回のシェイドゥラエフも恐らくそっち側。
ガムロットやピットブル同様、スタンドで一定以上の強度を発揮する&グランドでの対応も可能。
 
クレベルが一本を取られることはないとは思うが、逆に極めきるのも難しい。
3Rを通じて“若干上回られる”状態が続き、明確な判定でシェイドゥラエフが勝つと予想する。
 
と言いつつ僕が応援するのは断然クレベル
RIZINデビュー戦で「コイツ強いわ」となったこともあり、金原正徳以外では一番応援している選手である。
 
いや〜、たまらんっすねぇ。
マジでたまらん。
 
いろいろとしょーもないことも多いRIZINだが、こういう試合があるから目が離せない笑
 
あとはまあ、物議を醸す賑やかしカードもいくつか欲しいですよね笑
安保瑠輝也とか、安保瑠輝也とか、安保瑠輝也とか。
 

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