RIZINやべえのか? 那須川天心vs堀口恭司戦が決定。まあ、やべえんだろうな。RENAvs浅倉カンナも焦って組んだし【9月30日RIZIN13】

RIZINやべえのか? 那須川天心vs堀口恭司戦が決定。まあ、やべえんだろうな。RENAvs浅倉カンナも焦って組んだし【9月30日RIZIN13】

キックトレーニングイメージ
2018年9月30日にさいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN13。
RISE世界フェザー級王者那須川天心vsRIZINバンタム級トーナメント覇者堀口恭司のワンマッチが行われることが発表された。

当初、同大会で計画されていたキックトーナメントに出場予定だった両者。だが堀口側からワンマッチでとの申し出があり、那須川側もこれを快諾したとのこと。
 
「格闘技で久しぶりにウルっときた。那須川天心vs堀口恭司感想。盛り上げたるテッペンとったる!!」
 
RIZIN統括本部長の高田延彦氏は「今あるカードを旬のうちに出すのがRIZIN。選手の強い思いで生まれたスーパーカード」とコメント。
試合の細かいルールはこれからだが、基本的にはキックルールをベースに詰めていくとしている。
 
RIZIN史上最高の一戦であるとともに、究極の異種格闘技戦に大注目である。
 
「サイボーグvsヌネスが年末のUFC232で遭遇だとさ。これは女子MMAの一つの終焉かもね。ロンダ時代にケリをつける試合」
 
なお、今大会は元K-1王者大雅の初参戦も決まっており、ゆくゆくは那須川天心、堀口恭司両者との対戦を希望している。


 

RIZINが勝負に出たよ。切り札の那須川天心vs堀口恭司戦を9月にやるってさ

RIZINがついに切り札を投入した。
那須川天心vs堀口恭司
 
ルールは未定だが、基本的には立ち技キックルールがベースになるとのこと。
 
当初は8人によるキックトーナメントの開催が計画されており、9月に1回戦、年末に準決勝、決勝の予定だったが、堀口側からワンマッチでとの提案があり、急きょ変更したという。
 
これにより、年末は4人制のワンデートーナメントになるとか。


 

RIZINやべえのか? まあ、やべえんだろうな。2回に分けてのトーナメントなど、やってる場合じゃないくらいに

この発表についてはファンの間でも大きな反響があるようだが、個人的な印象としては「RIZINやべえのか?」と。
 
先日のRIZIN11では浅倉カンナvsRENAの再戦が大急ぎで組まれ、それ以外のカードもかなりの力の入れようだった。


ところが肝心の視聴率は振るわず、平均6%台、瞬間最高でも10%弱だったという。


また、8月12日に愛知県のドルフィンズアリーナで開催されたRIZIN12は当日放送自体がなく、数日遅れの関東ローカルとBS録画放送のみ。
正直、旗揚げ当時からの失速感は否めない。


さらに看板選手であるRENAは、浅倉カンナ戦後に「普通の女性に戻りたい」と活動休止? を示唆し、戦線離脱が決定的。


そして、とどめは那須川天心と格闘団体「ONE Championship」の接触。


本人も青木真也の所属するEVOLVEジム(シンガポール)で練習するなど、近い将来ONEの舞台に立つ可能性もあるのでは? と言われている。


8月23日に東京で行われたプレスカンファレンスも大盛況。


こうなると、RIZIN側としてはカードの出し惜しみをしている場合じゃない。
 
あれだけがんばったRIZIN11でも視聴率が振るわず、看板選手の動向も不透明な状況。いよいよ追い込まれた感が強い。
 
「RIZINの現地観戦が楽し過ぎてマイッタ。堀口恭司も那須川天心もパッキャオもよかったけど、一番はヤスティナ・ハバかな」
 
2回に分けてのトーナメントなど、とてもじゃないが間に合わない。
マジな話、「9月に結果が出ないと年末の放送枠もなくなるよ」というところまできてるのではないか。
 
それでやむを得ず、那須川天心vs堀口恭司戦を前倒しすることになった。
 
高田延彦氏や榊原信行氏は「RIZINは毎回背水の陣」とコメントしていたが、今回ばかりはにっちもさっちもいかないところまできちゃったんじゃねえの? という印象である。
 
「那須川天心vsロッタン感想。呼吸するのを忘れたよねw すご過ぎてww パンチの那須川、キックのロッタンかな?」
 

毎回言うけどRIZINはおもしろいからね。ストイックだけが格闘技イベントじゃないから

以前から何度も申し上げているが、イベントとしてのRIZINは文句なしにおもしろい(と僕は思う)。
 
「RIZIN山本美優初勝利。何か成長しとったぞ。タックルが神過ぎてヤヴァイww あと真珠さんゴリ押し」
 
男子MMAを中心にキックルールもあり、女子選手も数多く出場する。
 
山本美優のようなレジェンドや野沢・真珠オークライヤーなどのアイドル枠、また五味隆典、ミルコ・クロコップやバンダレイ・シウバといった往年のスター選手の活躍も観られる。
 
「那須川天心vsメイウェザー@RIZIN14。僕はガッツリ乗るよw こういうお祭りは楽しんだ方が幸福度が高い」
 
もちろん矢地祐介や藤田大和ら期待の日本人選手や、中井りん、杉山しずか、石岡沙織など女子格闘技をけん引した定番選手の姿も。
 
那須川天心や堀口恭司、RENAを中心に、これだけバラエティに富んだ格闘技イベントは他にありますか? というくらいである。
 
そして、大会終了後には全試合のアーカイブが無料公開され、選手の舞台裏に密着した動画も視聴が可能。

 

正直、ここまでとっつきやすい格闘技イベントはないんじゃないの? というくらい僕はRIZINを買っているのだが。
 
「K-1は最強です。もう「新生」はいりません。武尊(たける)サイコーじゃ。S・フェザー級トーナメントで優勝」
 
ここ最近は各団体に気を使いながら恐る恐るマッチメークを進めている感が尋常じゃないのだが、それでもライト層に格闘技を浸透させようという努力は端々から感じられる。
 

バラエティ感満載のイベントを認めない層との溝はマジで埋まらんよね。RIZINの独自路線はすばらしいのに

だが、こういうバラエティ感満載のイベントを認めない層は一定数存在する。
UFCのように、ストイックにMMAだけを突き詰めるものを良しとし、RIZINや初期のPRIDEのような雑多なごちゃ混ぜイベントを否定する層。
 
これはあくまで個人的な印象だが、RIZINをおもしろいと言うこと自体が「ダサい」とする空気さえあるように感じる。
 
毎回思うのだが、ここの溝は本当に埋まらねえなと。
 
僕はRIZINのようなとっつきやすいイベントは大好きだし、競技レベル云々を語るよりも楽しそうな雰囲気を感じる方がお得感が高かったりもする。
「自分の人生を選手に乗っけて応援する」とか、正直重過ぎてしんどい。
 
「知ってた? K-1ってすげえんだぜ? 日本の格闘技のポテシャルって凄まじいんだぜ?」
 
そもそも論として、今からUFCのマネをしても簡単に追いつけるものではない。
選手層も違うし、練習環境にも差があるという。恐らくファイトマネーなどの資金力にも相当な差があるのではないか。
 
なので、RIZINはわざわざUFCに対抗する必要はない。
できる範囲で日本独自の路線を歩めばOK。
これは2015年末の旗揚げ時から感じていたことである。
 

「すべてのジャンルはマニアが潰す」論争はず~~っと続くんだろうね。「どっちもおもしろい」でよくないか? と思うんだけど


ところが、格闘技イベントにストイックさを求める層はそこを真っ向否定してしまう。
それどころか「RIZINはMMAの団体なのに」と、那須川天心がキックルールで試合をすることにすら嫌悪感を示す。
 
「那須川天心vs中村優作感想。中村の動きが完全にMMA選手だった。RIZINはMMAの大会? そんなこと誰か言ってたっけ?」
 
いやいや、違うからね。
RIZINは格闘技団体ではないから。
「フェデレーション」という名前からもわかるように、それぞれの選手が団体の枠を超えて、各々の得意分野で勝負しましょうっていうコンセプトだからね。
 
格闘技団体でもないし、MMAだけのイベントでもないから。
最初からライト層をターゲットにしたものだから。
 
要は、寄席みたいなものだと思えばいい。
落語を中心に曲芸やコント、漫才など。観客を飽きさせない工夫が凝らされたイベント。
一つのものに先鋭化するのではなく、いくつかの選択肢の中から好みのものを選んで楽しめる気軽さというヤツ。
 
「「ONE Championship」でシーサケットが防衛戦やるってさ。ボクシングとMMAの選手が同じ日に同じ舞台に上がるんだね」
 
まあ、ここはねぇ……。
どちらも認めるってわけにはいかないんですかね……。
 
UFCのようにMMAに特化し先鋭化したイベントもあれば、RIZINのようなバラエティ感満載のごちゃ混ぜイベントもある。
どちらが上とか下、レベルがどうこうではなく、両方おもしろいし一長一短ありますよではダメなのか。
 
一方を上げるためにわざわざもう一方を下げる必要はないと思うのだが……。
 
「すべてのジャンルはマニアが潰す」というのはよく聞くが、マジでそんな感じ。


2010年代前半のプロレスの衰退も排他的で保守的なファンの存在が大きな要因と言われており、恐らくこの争いがなくなることは永遠にないのだろうなと。
 
0か1の否定か肯定ではなく「こういう考えもあるのね」と共存できれば、RIZINももう少し世間に受け入れられたかもしれないよね。
 
「「すべてのジャンルはマニアが潰す」から、潰させないためにミーハーを歓迎しよう」
 
てか、相変わらずかっけえな鈴木みのるww

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