リゴンドー復帰戦勝利!! ジョバンニ・デルガドを圧倒して1RKO。コイツいつも復帰してんな【結果・感想】
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2019年1月13日(日本時間14日)、米・カリフォルニア州で行われたS・バンタム級8回戦。元WBA同級スーパー王者ギジェルモ・リゴンドーがジョバンニ・デルガドと対戦。1R3分KOでデルガドを下し、1年2ヶ月ぶりのリング復帰を勝利で飾った試合である。
2017年12月にワシル・ロマチェンコの持つWBO世界S・フェザー級に挑戦するも、6R終了時に拳の負傷による棄権でプロ初黒星を喫したリゴンドー。
それ以来、なかなか音沙汰がなかったが、今回ようやく復帰を果たす。
「ロマチェンコ圧勝。リゴンドーにもノーマス。体重差じゃないぞ? 相性が悪過ぎた結果だぞ?」
対戦相手のデルガドは戦績16勝8敗のオーソドックス。
そして、試合は予想通り初回からリゴンドーの一方的な展開となる。
ボディを効かされ、身体を丸めて距離をとるデルガド。対するリゴンドーは追撃の左を顔面に浴びせるなど、積極的に前に出て腕を振る。
1R終了間際。
強烈な左を顔面に被弾したデルガドが座りこむようにコーナーでダウン。その様子を見たレフェリーが試合をストップし、リゴンドーの勝利が決定した。
なお、勝利したリゴンドーは試合後のインタビューで「誰とでも戦う」とコメントし、今後はS・バンタム級orフェザー級でのビッグマッチ実現を希望している。
「リゴンドーがフリオ・セハを接近戦でKO。残り時間の少なさを意識してるっぽい。値打ちこいてる場合じゃない」
リゴンドー復帰戦勝利!! まあ、よかったよな。このまま引退か? とも言われてたし
お待ちかねのギジェルモ・リゴンドーがリング復帰を果たした。
正確無比かつ無慈悲な左で対戦相手を破壊し、見事に1RKO勝利。
試合後のコメントによると、今後はS・バンタム級かフェザー級で強敵との対戦を目指す意向とのこと。
とはいえ、対戦相手のデルガドは2017年から4連敗中の選手。
しかも今回で3試合連続KO負けということで、リゴンドーの試運転にはやや荷が重かったか。
おお、よく見たらエマヌエル・ロドリゲスにも負けてるんだな。
「ラッセルさんちっす! 年一のお仕事ご苦労さまッス! キコ・マルチネスに勝利し2019年の勤務を終える。長谷川穂積とは一味違う?」
まあ、どちらにしても「このまま引退か?」とも思われていたリゴンドーが戻ってきたのはよかった。
僕としては相変わらずこの選手のことは好きじゃないし、なぜ一部のファンに絶大な支持を得ているのかもまったくわからないのだがww
というか、コイツいっつも復帰してるよな。
2014年12月の次が2015年11月。
2016年7月の次が2017年6月。
別に2017年12月の次が2018年1月になっても大した話じゃねえじゃんww
マジな話、何でこんなに待望されとったんだ?
やっぱり唯一最大の商品価値だった「無敗」が途切れたのは大きかったか?
「リゴンドーがソリスに勝利。キレッキレでもクソ、衰えてもクソ。人生を無駄にしたわ。これからも待ってるから二度と出てくんなよ」
試合は力の差があり過ぎてよくわからず。那須川天心vsメイウェザー戦よりも残酷ショーだったんじゃない?
試合に関しては、正直何とも言えない。
両者に力量差があり過ぎて、リゴンドーのコンディションがよかったのかどうかもよくわからず。
「ゾラニ・テテvsノニト・ドネア予想。さすがにテテが無難に勝つんじゃないの? ドネアがムザラネになれるとは思えないのが…」
いつもよりやや腰高のスタンスで無遠慮に距離を詰め、細かい右の連打から左を振り抜く。
チョンチョンと右を出し、いきなり左をブンッ!!
この動作だけでデルガドは委縮させられ、距離をとってリングを旋回するだけ。
踏み込みに合わせて後退する距離感、最小限のアクションで相手の攻撃を無効化するスペシャルな動きもなし。
正直、那須川天心vsメイウェザーよりもよっぽど危険だったんじゃねえの? と思うくらい。
「メイウェザーvs那須川天心…。すまん、素直に謝る。この結果は予想してなかった。でもこの2ヶ月ホントに楽しかったわ」
あえて言うなら、リングサイドの空席が目についた程度で、正真正銘の残酷ショーだった気がする。
「アニメ銀魂」の夜兎族の曲を流して試合を観直すと、めちゃくちゃしっくりくるww
No time wasted, @RigoElChacal305 bounces back to win by KO with 1 sec left in the first! pic.twitter.com/bh8jluYiO0
— FOX Sports: PBC (@PBConFOX) 2019年1月14日
晴れの日に雨傘さす奴には御用心
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リゴンドー、少し錆び付いたか? それとも相手を舐めプしてただけか?
と言いつつ、実は「ちょっと錆びたか? コイツ」と思ったりもしている。
1年前に比べて瞬間的なムーブ? が目減りし、全体的に動きがドロンとした印象。
ほとんど溜めもなく0から100まで出力を上げられるのがこの選手の持ち味だと思っていたのだが、今回はその部分でのメリハリがいまいち感じられなかった。
また、力量差があったせいだとは思うが、打ち終わりにほんのわずかに身体が流れる様子も見られた。以前はスタンスもより広めで、膝と上半身が完璧に連動していた気がするのだが。
これがブランクや加齢による錆びつきなのか、単にKO狙いの舐めプなのかは不明だが、若干の不安要素(僕の中だけ)が残った3分間だった。
「カーン様がクロフォードに勝つ日がやってきたぞw アミール・カーンは打倒クロフォードの可能性を持った数少ない1人」
まあでも、アレか。
どうせ次の試合は2019年秋とか冬以降なんだろ?
今の状態がどうとか、今後の強敵との対戦が〜みたいな話は考える必要もないか。
結構KOをがんばってるリゴンドー。それまでの印象が強過ぎてちっとも浸透しないけど
なお、リゴンドーの戦績を見直して気づいたのだが、この選手は意外と(意外でもないけど)KO率が高い。
現在の戦績が19勝1敗13KO1無効試合。この階級にしては間違いなく倒し屋の部類に入る。
しかも、2014年から挙げたKO勝利(もしくは棄権)は1RKO、11RKO、2R負傷棄権、1R無効試合、1RKO。
2014年末の天笠戦以外はいずれも2R以内に決着をつけている。
「15R時代との比較。12Rに短縮されたことでボクシングは変わったの? 日本にはホームアドバンテージがあるの? スタッツ遊び第2弾」
かつては「試合がつまらない」と批判され、2013年のノニト・ドネア戦での安全運転がキャリアの停滞にとどめを刺したリゴンドー。だが、それ以降は一応本人なりに努力している様子がうかがえる。
それが一部の支持者以外にまったく浸透していないのが辛いところではあるが。
てか、1発もパンチを打たずに3分間を終えたとか、マジであったからなコイツ。
そういうマイナスの印象が根強く残ってるんだろうというのは容易に想像がつく。
「ウォーリントン圧勝! フランプトンを終始コントロールして初防衛成功。うん、思った以上にウォーリントンがすごかった」
カール・フランプトンの「リゴンドーとの試合は金にならないからやらない」発言はマジで笑ったよねww
ちなみにですが、僕はリゴンドーの顔が嫌いですww
PBC proudly welcomes former World Champion and pound-for-pound contender Guillermo Rigondeaux to the family❗️ #TeamRigondeaux
📰: https://t.co/8B3RasYm1z pic.twitter.com/SWF7LMVL2z— PBC (@premierboxing) 2019年1月2日
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