アメフトのおもしろさに気づいた日。東京ドームで第41回「パールボウル」オービックシーガルズvsIBMビッグブルー戦を観てきた【2019.6.17感想】
表題の通りですが、2019年6月17日に東京ドームで行われたアメリカンフットボールの東日本社会人選手権「パールボウル」を現地観戦してきました。
3年連続でオービックシーガルズvsIBMビッグブルーの顔合わせとなったパールボウルですが、結果は31-15でオービックの勝利。IBMは3年ぶり2度目のパールボウル優勝を逃しました。
今回はその感想に加え、アメフトというスポーツのおもしろさがわかり始めたことについても述べていこうと思います。
相変わらず自己満足全開の感想ですが、気が向けばお付き合いください。
バルコニー席購入したったぞ。試合開始まで時間があるのに盛り上がりがすっげえ
まず今回購入したのは一塁側のバルコニー席。プレミアムラウンジ指定席(食事付)の5,500円というヤツです。
以前、日米野球のエキシビションゲームの際も購入したのですが、今回もせっかくなのでそこを購入してみました。
「巨人vsMLBオールスターズエキシビジョンを東京ドームのプレミアムラウンジで観戦してみた」
30番ゲートからの入場になります。
さすがはバルコニー席です。内野席に比べてめちゃくちゃ人が少ないですww
久しぶりのバルコニー席。
そうそう、この映画館みたいなシートね。高級感がたまらんのです。
前回野球を観た際も申し上げましたが、グランドははっきり言って遠いです。
でも、野球と違ってアメフトは動きが大きい分、高い場所から見下ろすのはありかもしれませんね。
客入りはボチボチでしょうか。
内野席は8割近く入っているようでしたが、外野席は空席だらけ。
僕の座ったバルコニー席もだいたい4割程度の入りで、だいぶゆったりと観戦できました。
今年の正月に観た「ライスボウル」が30,000人強だった? かな?
そのときに比べるとかなり余裕がある状態です。
実際の観客数はどのくらいだったんだろ?
15,000人~くらいは入ったのかな?
何とも言えないですが。
「ライスボウル不要論? 意義? ど素人の僕が解決策を提示してやんよw まあ、会長はやめたくないんだろうな」
なお、試合までにはまだ時間があるのですが、すでに両チームのチアリーダーや歌手グループ? らしき方が音楽に合わせて場内を盛り上げています。僕の座った一塁側はオービックシーガルズ側の席で、チームの応援ソング? っぽい曲が大音量で流れていました。
ノリのいい音楽と掛け声に自然とテンションも上がります。
開始直前の選手紹介。ビュッフェも3往復してお腹パンパンですww
19:00の試合開始に合わせて両チームの選手紹介が始まりました。
場内が暗転され、1人ずつ選手が入場します。
いいね~、盛り上がるね~。
例によってビュッフェです。
前回の日米野球は入場料+ビュッフェ代で10,000円前後でしたが、今回は5,500円。だいぶお得感が高いです。
そして、貧乏性な僕は元を取るために計3往復しました。おかげで帰り道ではお腹がパッツンパッツンですww
試合前のあいさつ→コイントスが行われます。
やっぱりアメフトって人が多いよね。
選手だけでなく、グランド外にチーム関係者がズラッと並んでらっしゃる。
今日もキレッキレのお姉さんたちのダンス。
観てるだけで目の保養になりますww
てか、冗談抜きで2時間以上ぶっ続けで踊り続けますからねこの人たち。持久力に関しては選手よりもあるんじゃねえの? ってくらい。
バルコニー席は遠いけど、案外観やすい。モニターもあるし快適ッス
いよいよ試合が始まりました。
うん、思った通りバルコニー席でも普通に観やすい。ちょっと遠いけど、変に低い位置から観るよりいいんじゃないでしょうか。
バルコニー席にはモニターも設置されてるしね。
試合は一進一退の攻防で、前半から両チームのせめぎ合いが続きます。
第1Qは7-0でオービックシーガルズがリードを奪います。
ファウルがあるとフラッグが投げ入れられ、プレーが止められます。
そして、プレーが止まるたびにお姉さんたちのダンスがスタートします。
「アメフトにどハマりしそうw 電通キャタピラーズvsブルザイズ東京戦生観戦。このイベントが1100円」
圧巻のハーフタイムショー。女流変面師・藩彩華さんに驚き、総勢130名のチアリーダーのパフォーマンスを堪能する
ハーフタイムです。
再び場内が暗転され、ハーフタイムショーが始まります。
スマホをペンライト代わりに振るのが定番みたいですね。
女流変面師・藩彩華(ばんさやか)さんという方の演技です。
クルッと回るたびに一瞬でお面が変わる「変面」という中国の伝統芸能とのことで、なかなかすごかったです。
しかもご本人は今年高校を卒業したばかりのお若い方。ミヤネ屋でも紹介されたことがあるとか。
正直、この演技は一見の価値があると思いました。
で、メインはXリーグ東日本チアリーダーズによるパフォーマンス。
各チームのチアリーダー総勢130名が勢揃いしてのパフォーマンスは壮観でございます。
「【アメフト】富士通vsパナソニックのジャパンXボウルが神試合だった。完全体セル「闘いはこうやってある程度、実力が近くなくては面白くない」」
後半開始。徐々に流れがオービックシーガルズへ傾き、最後は31-15で勝利
後半のスタートです。
相変わらず白熱した展開が続きますが、徐々にオービックシーガルズに流れが傾きます。
そして第4Q開始早々、オービックが34ヤードのビッグゲインを果たし、そのまま手堅くタッチダウン。得点を31-15として勝負は決定的に。そのままIBMに反撃を許さず、見事に優勝を決めました。
試合後の表彰式です。
キャプテンの地村知樹選手が呼ばれ、記念撮影が行われます。
MVPは3つのタッチダウンを挙げた木下典明選手。
はい。
最後まで盛り上がった試合でした。
これだけ拮抗した試合を観たのは初めてでした。アメフト現地観戦の醍醐味がわかった気がする
以上ですが、はっきり言ってかな~りよかったです。
バルコニー席の快適さやイベント全体の楽しさはもちろんですが、試合自体も。
僕自身、アメフトの生観戦は3回目だったのですが、これだけ拮抗した試合は今回が初めてでした。
以前に観たのは2019年正月の「ライスボウル」と、パールボウルトーナメントのアサヒビールシルバースターvsAFCクレーンズ戦。どちらの試合も両チームの実力差が大きく、前半で大勢が決まってしまいました。
「アメフト現地観戦、この安さとユルさがいいね。アサヒビールシルバースターvsAFCクレーンズを富士通スタジアムで観てきた」
特にアサヒビールシルバースターvsAFCクレーンズ戦は70-0というワンサイドゲームで、強者が格下チームをひたすらフルボッコするという地獄絵図。勝負論的には何一つ起伏がない試合でした。
そういう意味でも、今回は第4Qまで緊張感が持続したのはよかったです。
60ヤードのパスが通ったり、50ヤードのランによるファーストダウン獲得があったり。サインプレーでディフェンスのど真ん中を抜くシーンが観られたり。要所でのビッグプレーも満載で、めちゃくちゃおもしろい試合でした。
DAZNで観るNFL中継ではこういう大接戦にも何度か遭遇しましたが、生観戦はまた別物。この試合のおかげで現地の醍醐味を初めて知れた気がします。
いや、もうね。
あまり興味のない方も多いとは思いますが、一度現地に行かれることをおススメします。
アメフトの現地観戦、マジで楽しいから。安いし。
でも、できれば試合は選んだ方がいいかなww