ノジマ相模原ライズvsアサヒ飲料クラブチャレンジャーズ現地観戦。久しぶりのアメフト観戦、楽しい週末。勝負どころでのビデオ判定が流れを変えた?【2023.11.4感想】
2023年11月4日に神奈川県・相模原ギオンスタジアムで行われたアメリカンフットボールXリーグX1 Super第5節、ノジマ相模原ライズvsアサヒ飲料クラブチャレンジャーズ戦を現地観戦しました。
結果は29-16で相模原ライズが勝利。今月19日からスタートするライスボウルトーナメント(RBT)出場を決めた一戦です。
𝐆𝐀𝐌𝐄 𝐑𝐄𝐏𝐎𝐑𝐓 📝
ノジマ相模原ライズが逆転勝ちでRBTへの切符獲得!アサヒ飲料に13点差勝利でディビジョン3位通過
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僕はアメフト観戦が好きなのですが、今年は1月のDream Bowl以来なかなか現地観戦できず。
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数年ぶりに開催されたパウルボウルも行けないまま、Xリーグの2023年シーズンがスタートしても予定が合わずにモヤモヤしておりました笑
で、今回いつもの富士通スタジアム川崎ではなく相模原ギオンスタジアムで試合があると聞いて「これは行くか」と。
最寄駅から徒歩約25分というクソ立地に足を運んできた次第です。
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何の気なしにアウェイ側に座った。だってスタジアムを半周しなきゃいけないんだもん笑
まずこの日のチケット代は手数料等を合わせて1940円。自由席ではありますが、十中八九満員にはならない(失礼)ことを考えるとお手頃価格と言えます。
13:30試合開始で僕が到着したのが13:00ちょい過ぎくらい。
今回はバックスタンド側(アサヒ飲料側)に座りました。
アウェイの席を選んだ理由は簡単で、入り口から近かったから。
ホーム側に行くにはスタジアムをグルッと半周しなければならず、単純に「面倒だからこっちでいいや」となっただけです笑
座席はコレ↓
背もたれがなく座り心地はよくありません。
グランド上では両チームがアップ中です。
アメフトって相変わらずチーム関係者? が多いよね。
てか、よく見たらホーム側の座席には背もたれがあるっぽい。
遠くてはっきりわからないけど。
アウェイ側は思いっきり逆光だし、これは選択を誤ったか?笑
試合時間が迫り、両チームがBGMとともに入場します。
コイントスで攻守を決めます。
チーム関係者も多ければメンバーも多い。
これ、ディフェンスチームですからね。ここにオフェンスチームも加わるわけで。
チアリーダーのお姉さんは今日も絶好調です。
「盛り上げていきましょう!!」
いちいち声が凛々しいんですよ笑
ライスボウルの印象のせいか、トップ中のトップとはちょっと差があるように思えた
ホームのノジマ相模原はここまで1勝3敗、アサヒ飲料はここまで2勝2敗。
順位表を見ると富士通、パナソニック、オービック、IBMが強くその他の8チームが上位陣を追いかける構図ができています。
また年一のライスボウルの印象が強いせいか、トップ層と比べると若干レベル差を感じたことをお伝えします。
パスの精度やRBの突破力など。ディフェンス面ではQBの独走を許すシーンが多かったり。
その他、ギャンブル? やど真ん中のゴリ押し? 等、奇抜な作戦が機能していたのも印象的です。
基本的にレベルが上がれば上がるほど奇襲は通用しなくなる、オーソドックスな攻防が洗練されていくものだと思っていますが、そのあたりもトップ層とはやや差があるのかもしれません。
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試合はおもしろかった。アサヒ飲料が前半リードで折り返すも、流れが変わった後半にノジマ相模原に逆転を許す
ただ、試合はおもしろかったです。
1Qは両チームとも1本ずつのタッチダウン、ゴールを決めて7-7。
2Q開始早々にアサヒ飲料がタッチダウンを奪ってリードすると、前半終了寸前にもゴールを決めて16-7とリードを広げて折り返します。
ですが、3Q開始早々にノジマ相模原がタッチダウン→ギャンブルで8点を返し1点差に。
これで完全に流れに乗った相模原は4Qにタッチダウン2本を含む14点を入れて逆転勝利を果たしました。
中でも4Q10分過ぎの相模原のタッチダウンはグッとくるものがありましたね。
アサヒ飲料側のチアリーダーのお姉さんが「絶対に止めましょう!!」と叫んだ直後にディフェンスが突破され、思わず「ああ……」という声がマイクに入ってしまう。
ライスボウルトーナメント(RBT)に出場できるか、順位決定戦に回るかの分かれ道となる大一番。
実質勝負ありの1本はなかなか重いものがありました。
ビデオ判定が流れを変えた感。長いとダレるよね。ヤジも飛んでたし
まあでも、前半終了間際から流れが変わりかけてはいたんですよね。
インスタントリプレイ(ビデオ判定)でタッチダウンをなしにされ、勝負どころでの超ロングパスをこれまたインスタントリプレイで失敗にされる。
ビデオ判定で流れが止まる→相手にペースを持っていかれた側面は大いにあったと思います。
以前から何度か申し上げておりますが、僕はスポーツにおけるビデオ判定が大嫌い。
ビデオ判定ってやっぱりクソだわ。ラグビーリーグワンのTMO(ビデオ判定)が末期。準決勝2試合で計11回は正気の沙汰じゃねえ。決勝戦ではゼロって何だそりゃ
ビデオ判定は時間がかかればかかるほどダレる上に流れも止まる。せっかく消耗させた体力も回復されてしまう。
もちろん正確性は重要ですが、あまりに連発するとデメリットの方が多くなると思っています。
今回のような大一番はなおさらです。
やるならやるで、一度の判定に時間制限を設ける→時間内に結論が出なければ最初の判定通りにした方がいいのではないかと。
そういう意味でもこの試合のビデオ判定の多さはちょっとアレでしたね。
ホーム側の観客席からヤジも飛んでたし。
僕も途中から「どっちでもいいからくじ引きにしちゃえよ」と思っておりました(小声)。
声を詰まらせるチアリーダーのお姉さん。たまたまアウェイ側に座った僕ですが…
ファールが起きた際に投げ入れられるフラッグ。
インスタントリプレイ(ビデオ判定)中の光景。
もうホントに長いのよww
ハーフタイムショーではキレッキレのお姉さんたちがよりキレッキレに踊ります。
試合後に両キャプテンが健闘をたたえ合います。
相模原市長から勝利チームにトロフィーが授与されます。
そして、アサヒ飲料側のチアリーダーのお姉さんによる最後のスピーチ。
声を詰まらせながら感謝の言葉を述べる姿はちょっとダメでしたね。
ファンでも何でもない、たまたまこっち側に座ったクソニワカの僕ですら心を動かされました。
牧歌的なイベント。のんびり観戦したい人にはおススメです。でも、得点板が見当たらなかったのが…
イベント全体としては、相変わらず牧歌的でよかったです。
プロ野球やバスケのBリーグのような「さあ、いくぜ!!」「パーリィタイムのスタート!!」的な感じではなく、どちらかと言えばゆったりとした雰囲気。
スタンドのお客さん同士も知り合いが多く、客席から手を振る観客に選手が応えたり。
いわゆる週末に活動する地域のクラブチームと似た空気感があります。
正直、この雰囲気はプロフェッショナルなイベントを求めている方には物足りないかもしれません。
ですが、のんびりと観戦したい方にとってはかなりおススメ。このあたりは企業が母体になっているチームの強みと言えそうです(集客に躍起にならなくていい)。
不満な点を挙げるなら、上述の通り座席の座り心地が悪かったことと得点板がどこにもなかったことですかね。
どちらかに点が入ると電光掲示板(の右下)に得点が小さく表示されるのですが、それ以外は見当たらず。グランドのどこかに設置されていたのかもしれませんが、僕には見つけることができませんでした。
おかげで「今、どちらのチームが何点リードしているか」をフワッとしか把握できずに苦労しました笑
この辺は施設の問題も大きいのかもしれませんね。
ちなみに富士通スタジアム川崎はアメフトの専用スタジアムなだけあって得点板も常設されております。
と言いつつ、それ以外は概ね満足、楽しい週末を過ごせました。
そもそもチケット代2000円弱のイベントにそこまでカリカリする気もないっす。
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