今年もNOAHのGW興行を現地観戦してきたぞ。とんでもないOZAWAの求心力。2年前とは客入りが段違い。2025年はOZAWAだけを観ていればいい【2025.5.3両国国技館感想】

今年もNOAHのGW興行を現地観戦してきたぞ。とんでもないOZAWAの求心力。2年前とは客入りが段違い。2025年はOZAWAだけを観ていればいい【2025.5.3両国国技館感想】

2025年5月3日に東京・両国国技館で開催された「プロレスリング・ノア25周年記念大会 MEMORIAL VOYAGE 2025 in KOKUGIKAN」を現地観戦してきました。


お目当てはメインイベントのGHCヘビー級タイトルマッチ、王者OZAWAvs挑戦者KENTAの一戦です。
結果はReal Rebel→からのエビ固めでOZAWAが勝利し4度目の防衛に成功しています。


ノアのGWイベント現地観戦は今年で3年目
何だかんだで僕の中では恒例になりつつあります笑
 
そして今回のお目当てはもちろんGHCヘビー級王者OZAWA。
ノアに正式に復帰したKENTAの挑戦を受けるとのことで、当然のようにチケットを購入した次第です。
 
鈴木みのる「やっぱりノアはクソ弱えな!」。拳王「この空間をノアの日常にしてやる」。プロレスはすごい。プロレスラーは最高にカッコいい
 

相手の攻撃を真正面から受け切るOZAWA。正直今回は王座陥落もあるかと思ってたよ

まずは挑戦者KENTAの入場です。

脱いだTシャツを客席に投げ込むまでにだいぶ引っ張りました笑
 
 
続いて王者OZAWA。


相変わらずの不敵な笑みとクソデカなグラサン。
 
 
試合開始のゴングが鳴ってもなかなか戦わないのもいつも通り。


ノアの現地観戦はちょうど2ヶ月ぶりでしたが、この流れはもはや安心感すらあります笑
 
またOZAWA目当てでプロレスリング・ノア現地観戦。征矢学とのダブルタイトルマッチ。そろそろ見せ方を変えていく段階かもしれませんね。タダスケの裏切りはびっくりした笑
 
そしてOZAWAがすごいなと思うのが、毎回相手の攻撃を真正面から受け切ること。
この日もKENTAの蹴りや投げ、エルボー、ビンタ等、あらゆる攻撃を受けきって場内を盛り上げます。


 
しかも今回は中盤まで受けに回るシーンが多く「もしかしたら負けるかも?」の雰囲気が漂いました。
 
4度目の防衛戦、相手は対立するKENTA。
団体としてもこの辺で王座の移動があってもいいと考えているのではないか。
 
諸々を加味すると、僕はOZAWAの王座陥落もあると思っていました。
 

ウインドミルからの鼻くそホジホジからのなすりつけ。最低で最悪で最高です笑

序盤から何度も邪魔されたウインドミルをようやく成功させるOZAWA。


 
寝そべりキター♪───O(≧∇≦)O────♪

 
からの〜、
鼻くそホジホジキター♪───O(≧∇≦)O────♪

 
なすりつけキター♪───O(≧∇≦)O────♪

いや、最低です。
最低で最悪で最高です笑
 
 
OZAWAのバチくそ綺麗なドロップキック。

僕はプロレス観戦歴はそこまで長くないですが、その短い観戦歴の中でここまで綺麗なドロップキックの使い手を他に知りません。
 
 
助走なしでこの跳躍力。


 
たま〜にこういうセコいプレーも笑

 
清宮海斗vs大岩陵平凄まじいもん観た。佐々木憂流迦vsワグナーJr.の空中戦もよかったし、最高の1日でした
 

マジでOZAWAが負けそうだったけど、乱闘から一気に流れが変わって…

「今回はOZAWA負けるかも?」と思ったと申し上げましたが、実際中盤まではその流れができつつありました。
KENTAの攻撃を受けまくるOZAWAはなかなか反撃に入れず一方的にダメージを溜めます。
 
で、ついに3カウントか!? という局面で……。
お決まりの介入が!!
 
TEAM 2000 Xのメンバーがレフェリーを場外に引っ張り出してカウント3を阻止、そこから拳王、佐々木憂流迦とTEAM 2000 Xが入り乱れての乱闘に突入します。


 
いや、どういう状況よ?笑

全員おねんねしとるやんけw
 
 
そして、この乱闘で試合の流れが大きく変わりました
KENTAの攻撃をOZAWAが受け切るのは同じですが、一つ違うのはそこからOZAWAのターンが始まること。
徐々にKENTAの攻撃が出なくなり、OZAWAがアクロバティックなファイトに突入。


 
こうなると完全にOZAWAの勝ちパターンです。
最後は必殺のReal Rebelが炸裂してカウント3。4度目の防衛が決定しました。


 
史上最低な態勢でのドヤ顔w

 
試合後に清宮海斗が登場し、OZAWAへの挑戦を表明しました。

 
これで5月18日の後楽園ホール大会でのタイトルマッチが決定。この両者は今年の元旦に戦って以来の再戦となります。


なお、清宮がリングインした途端にとんでもないブーイングが巻き起こったのは笑いましたw
 
申し訳ないけど予想通りすぎて笑
本人も「喋れないから」「ちょっと聞いてもらってもいいですか」と懇願していたのがまた……笑

清宮海斗との再戦ということは、目ぼしい挑戦者との対戦はひと通り終わったということか。
ひょっとしたら今度こそ王座の移動があるかもしれませんね。
 
OZAWAは丸藤正道の身体能力と鈴木みのるのメンタルを兼ね備える男。NOAHのダークヒーロー誕生の瞬間。清宮海斗がブーイングを浴びる逆転現象
 

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凄まじいOZAWAの求心力。2年前の厳しい客入りとは大違い。2025年はOZAWAだけを観ていればいい

試合の感想は以上ですが、今回は改めてOZAWAの求心力を感じる1日でした。
この日の客入りは恐らく9割近く(言い過ぎ?)。先日の後楽園ホールの満員札止め同様とんでもない人気です。

 
GWの現地観戦は3年目だと申し上げましたが、2023年は客入りがよかったとは言えず。
ラインナップも青木真也と船木誠勝のUWF? マッチ等、いろいろな切り口で話題を作ろうとしている感じが伝わってきました。
 
プロレスリング・ノア「ABEMA presents MAJESTIC 2023」現地観戦感想。いつ、どこに行ってもプロレス観戦は楽しい。船木誠勝の色気がヤバかった
 
また正月大会ではグレートムタの娘をデビューさせたり大物ゲスト(飯伏幸太、中邑真輔)を呼んだり。去年のGWでは旗揚げ直後のマリーゴールドとのコラボもありました。
いつぞやは「これは新日の大会ですか?」というラインナップだったことも。
 
最低だった丸藤正道vs飯伏幸太。最高だった拳王vs征矢学。最初からおかしかった飯伏。カミゴェのトロさに哀しくなった。NOAH “THE NEW YEAR” 2024現地観戦感想
 
あらゆる手を使って話題を集めるのは結構ですが、その反面所属選手の扱いがやや雑な印象も……。
 
 
ですが、今回は大物ゲストも変化球的なファイトもいっさいなし。
所属選手を中心に純粋なプロレスマッチのみでこれだけの熱狂を作り出すことに成功しています。
 
そして、ほぼすべてがOZAWAのおかげと言っても過言ではないと思っています。
 
以前にも言いましたが、大物ゲストに頼った集客がうまくいかない中で自前のスターがニョキニョキ生えてきたのはなかなかのカタルシス。
それらの経緯を踏まえるとOZAWAの執拗な「ノアの闇」いじりも腑に落ちるというか。
「ホントによく出てきてくれたなお前」と。
 
極論、2025年はOZAWAだけを観ていればいい
それくらいの逸材ですね。
 

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