新日本プロレス現地観戦。成田蓮&海野翔太のタッグがよかった。棚橋っぽさのある海野と柴田勝頼直系のオールドスクールな成田。このコントラストがたまらん笑【2023.11.23感想】

新日本プロレス現地観戦。成田蓮&海野翔太のタッグがよかった。棚橋っぽさのある海野と柴田勝頼直系のオールドスクールな成田。このコントラストがたまらん笑【2023.11.23感想】

2023年11月23日に神奈川県・横浜武道館で行われた新日本プロレス「レック Presents WORLD TAG LEAGUE 2023」第3戦を現地観戦してきました。
 
 
新日本プロレスはWORLD TAG LEAGUE 2023の真っ最中。この日もAブロック4試合が行われ、多くの選手が登場しています。
 
と言いつつ僕は新日本プロレスの動向はほとんど追っていません。
リーグ戦の最中というのも3日前に知ったところで、ラインナップを見ても「名前は聞いたことあるけど試合は観たことがない」選手ばかり。
 
要するにクソニワカというヤツです笑
 
ただ、最近NOAHの現地観戦が多かったこと、新日本プロレスがご無沙汰だったことに加えて横浜武道館に行ってみたいと思ったことでチケット購入を決めた次第です。
 
 
というわけで、今回はこの「レック Presents WORLD TAG LEAGUE 2023」第3戦の感想を言っていくことにします。
 
感動的なカズ・ハヤシの引退試合&順調に回復中の飯伏幸太。あの笑顔でリングを去れるのは幸せなことなんだろうな
 

横浜武道館カッコいい!! 駅からも近いし、想定の2割増しでよかった笑

まず初めて訪れた横浜武道館ですが、めちゃくちゃカッコいいですね笑
 
2020年開館ということで施設自体が新しく場内も黒基調でオサレ。
今回はスタンド席に座ったのですが、背もたれがしっかりしていて座り心地もよかったです。
 
Googleで写真を見てよさげだなと思っていましたが、想定の2割増しでテンションが上がりました笑
 
「横浜武道館」
 
でも、外観や場内の写真を撮り忘れたんですよね……。
 
下記の通り今年8月のNOAH観戦でカルッツ川崎を訪れましたが、規模はだいたいあそこと同じ。
 
潮崎豪vs中嶋勝彦、拳王vsジェイク・リー。とんでもないもんを観ました。プロレスリング・ノアN-1 VICTORY 2023現地観戦感想
 
ただ、施設のカッコよさは横浜武道館の方がずっと上&駅から近いのもグッドです(関内駅から徒歩8分)。
 

ド派手で“ちょうどいい塩梅”の新日本プロレス

そしてイベントの感想ですが、「なるほど、新日は派手ですねぇ」と。
 
以前、NOAHの拳王が
・NOAHはガチ路線が持ち味だけど、激し過ぎて若干胸焼けする
・全日本プロレスは「明るく楽しく激しい」のうちの“激しい”が足りない
・両者のいいとこ取りをしているのが新日本プロレス
と評していましたが、確かにそんな感じ。
 
拳王の配信がすげえ。拳王、征矢学vs宮原健斗、青柳優馬戦に向けたプロモーションとして完璧じゃないっすか? プロレス沼にハマりかけてる僕が通りますよw
 
コーナーからのジャンプや投げ技等、一つ一つの技が大きく見栄えがいい。
NOAHのようにチョップの音が会場中に響き渡るほどの激しさはなく、かといって落下の寸前に露骨に減速する全日本プロレスの物足りなさもない。
 
それはさすがにやり過ぎちゃうか? とハラハラすることもなく、ちょっと加減し過ぎだろとモヤッとすることもなく。
 
ところどころに笑いを交えつつ勝負はゴリゴリに。
まさしく“ちょうどいい塩梅”です。
 

選手層の厚さ、個性も他団体とは一線を画す。そりゃ人気出ますよね

また層の厚さ、各選手の個性も頭一つ抜けている印象です。
 
NOAHも全日も現地観戦したことがあります(回数は少ない)が、基本的には毎回似たようなメンバーで回しています。
 
一軍選手は常にフル出場、悪く言えば同じメンバーで組み合わせを変えているだけ。そこにフリーの選手がスポット参戦して肉付けする感じ。
 
NOAH中嶋勝彦ラスト後楽園ホール現地観戦。メキシカン2人に度肝を抜かれ、望月成晃の気合いに釘付けになる。勝彦はどこに行っても応援するぞ笑
 
その点、新日はひと味違います。
出場メンバーのうち半数近くが海外選手、この日もSANADAやオカダ・カズチカ、棚橋弘至といった看板選手? の名前がなくても十分成立しました。
 
 
選手層が厚ければいろいろなカードが組める上に選手個々の色も出しやすい。
一部の人気選手に頼らない興行が可能になれば、より多くの選手にチャンスが巡ってくる。
結果、チャンスがある場所に人が集まり、それに比例して待遇もよくなる好循環。
 
やはり新日は他の団体とは一線を画す存在と言えるのかもしれません。
 
 
こうやって海外の団体とのオールスター戦を模索できるのも新日本プロレスの持ち味。


“観る人を選ばない”“幅広い層に刺さる”というのは文句なしにすごいですよね。
 

海野翔太の華やかさは棚橋弘至にも通ずる。一皮むければ大エースになりそう?

この日もっとも印象に残ったのは第7試合、成田蓮、海野翔太vsゲイブ・キッド、アレックス・コグリン戦です。
 
結果は13分18秒片エビ固めでゲイブ・キッド、アレックス・コグリン組が勝利したわけですが、個人的には一番おもしろい試合でした。
 
スタンド席からド派手に入場した海野翔太をゲイブ、コグリン組が襲撃。


客席を(行儀よく)通過しながらの乱闘のあと、試合開始のゴングが鳴ります。
 
 
一進一退の攻防の末にゲイブ・キッド、アレックス・コグリン組が勝利したわけですが、印象的だったのはむしろ成田蓮、海野翔太組の方
 
海野翔太は入場から立ち振る舞い、繰り出す技、その他。すべてに華があってめちゃくちゃ映えます。
空気感がどことなく棚橋弘至と似ていて、本人もそれを意識している気がします。
 
入場時はモフモフのパンタロンだったのが試合中にタイツに変わっていたりと見た目のこだわりも強そう。
一皮むければ新日のエースになるのでは? とクソニワカながらも思った次第です。
 
 
 
「フェイク棚橋」とか言われててワロタww


いや、そうなんすか?
あの華々しさがネガティブ方面にいじられるとは思わなかったっす笑
 

オールドスクールな成田蓮。ド派手な海野とのコントラストが最高ですね

パートナーの成田蓮は海野とは違う路線で突き抜けそうなイメージです。
 
オールドスクールな雰囲気の風貌とファイトスタイル。
と言いつつ、令和のノリ? を真っ向から否定しているわけではなさそう。
渋い空気感と硬派なプロレスながらも柔軟性を兼ね備えるというか。
 
黒パン+髭+ゴツい身体つきというシンプルさとド派手な海野とのコンビが見事なコントラストを醸していました。
 
 
なお知り合いに聞いたところ、この選手は柴田勝頼の弟子とのこと。
 
ああ、なるほど!!
すっげえわかる!!
マジでそれだわ。
 
あのオールドスクールな空気感は柴田勝頼の直系の弟子だからなわけね。
 
うん。
いろいろなことに合点がいきましたわ。
 
 
しかも両者は同い年。

こういうドラマ性(を生み出しやすいの)もプロレスのいいところですよね。
 
 
負けたけど!!
 
GLEATはイベントが長すぎる。ド平日の22:00終了はキツいって。ベストバウトの石川修司vs愛鷹力、GLEAT所属発表の石田凱士、田村ハヤトの防衛成功
 

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撮った写真を適当に貼っていきます


 

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