西田凌佑vsブライアン・メルカド。案外苦労した西田。相当強かったメルカド。このマッチメークって中谷潤人vsエルナンデス戦を意識してない?【結果・感想】

西田凌佑vsブライアン・メルカド。案外苦労した西田。相当強かったメルカド。このマッチメークって中谷潤人vsエルナンデス戦を意識してない?【結果・感想】

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2026年2月15日に大阪市・住吉スポーツセンターで行われたIBF世界S・バンタム級挑戦者決定12回戦。同級8位西田凌佑と同4位ブライアン・メルカド・バスケスが対戦、7R2分53秒負傷判定で西田が勝利し王座挑戦権を獲得している。

西田が案外苦労してた。絶賛コメントばかりだったので「あれ?」とオモタ

2025年6月の中谷潤人戦以来約8ヶ月ぶりの復帰戦を迎えた西田凌佑。
階級をS・バンタム級に上げて(戻して)の一戦は激しい打ち合いの末に負傷判定勝利。
 
僕は結果を知った状態で視聴したのだが、西田の動きのよさはもちろん対戦相手のブライアン・メルカドの強さが印象に残った。
 
西田凌佑を絶賛するコメントばかりだったので期待して観たのだが、正直そこまで圧倒していた感じはなく。
むしろ「あれ? 危ないぞ?」という瞬間もあったくらい。
 
判定結果に文句はないが、思った以上に西田が手間取ったというのが率直な感想である。
 
西田凌佑vsアンチャイ・ドンスア。序盤はおっかなびっくり。でもボディのタイミングを掴んでからはよかった。勝負どころでの力強さは武居由樹や那須川天心にはないもの
 

立ち上がりはよかった西田。目の上から出血→打ち合いに突入

ただ、立ち上がりはよかったと思う。
 
ジャブで前進を止めつつタイミングのいい左をスパッと当てる。
メルカドが出てくればその分下がって間合いをキープ。
中間距離でのうまさ、駆け引き? は相変わらずだった。
 
で、「このままのペースでいけばめちゃくちゃ評価されそう」「絶賛コメントだらけだったのはこういうことか」と思いながら眺めていたら、2Rに両者の頭が当たって西田が左目の上をカット。
 
そこから一転して接近戦での打ち合いに突入する。
 

ブライアン・メルカドは強い選手だった。右のオーバーハンドの精度も高い

マジな話、ブライアン・メルカドは相当強い選手だった(と思う)。
 
身体が強く思い切りのよさもある。
変な角度から飛んでくる右のオーバーハンドは精度が高く、何度か危ない角度で西田の顔面を捉えていた。
 
こういうぶん回し系は思い切りのよさはあっても1発1発の精度を欠く印象だったので、そういう意味でもメルカドは(普段来日する選手よりも)一段上の実力者だった気がする。
 
その上馬力というか、前に出る力も強い。
ボディを打たれると一瞬失速するがすぐに回復、変わらずゴンゴン攻めてくるファイトスタイルはめちゃくちゃ厄介だった。
 
ブランドン・フィゲロアの最終回大逆転。ニック・ボールは何でこんなややこしいヤツと防衛戦しちゃったんだろな。「井上尚弥は俺から逃げた」って言い続けてりゃよかったのに
 

接近戦のうまさは中谷潤人よりも上じゃない? ここからが西田の全盛期かもしれん

対する西田凌佑も引くことなく応戦する。
前回の中谷戦同様、ガードの上から打たれても身体が流れず反撃姿勢が崩れない。
この体幹? の強さは西田の持ち味だと思っている。
 
で、近場のボディ、顔面への打ち分けでペースを引き戻す。
 
正直、西田は接近戦に関しては中谷潤人よりも上ではないか。
もちろんパワーやリーチといった要素も絡むので一概には言えないが、純粋な技術? うまさだけなら西田>>中谷に思える。
 
中谷潤人vs西田凌佑。中谷の野生味、アドリブ力が西田の作戦遂行能力を上回る。西田のプランを力でぶっ壊した中谷。中谷ってもともと草食男子の振りした戦闘民族ですよ?
 
そして階級アップによってパワーが上がったのは確実にありそう。
もともとS・バンタム級でデビューしたところをチャンスをチャンスが多いバンタム級に下げた経緯があるわけで。
 
本人も「よく動ける」とコメントしていたようにこの階級では全体的に力感が上がって足運びも力強い。1発の威力も増していると想像する。
厄介な相手に苦労しつつも明確に勝利したのは大きい。
 
しかも西田は現在29歳で今回がプロ12戦目。
もしかしたらここからがガチの全盛期なのかもしれない。
 

今回のマッチメークは中谷潤人vsエルナンデス戦を意識した? エルナンデスと同じゴツゴツ系に明確に勝利して…

これは僕の勝手な想像だが、今回のマッチメークは2025年12月の中谷潤人vsセバスチャン・エルナンデス戦を意識していた気がする。
 
階級アップの影響を露骨に感じさせた中谷潤人。セバスチャン・エルナンデスは確かに強かったけど。西田凌佑をねじ伏せたケンカファイトで打ち負けたのがキツい
 
上述の通りブライアン・メルカドは身体の強さと思い切りのよさを兼ね備えるファイター。
中谷が苦戦したエルナンデスと少し似ていて、階級アップ初戦にこういうゴツゴツ系を明確に退けることで実力を示す意図があったのではないか。
 
セバスチャン・エルナンデスはWBC10位で20戦全勝18KO(当時)。
ブライアン・メルカドはIBF4位で32勝1敗26KO。
 
ランキング、戦績ともに見劣りしない相手を選んだのは“そういうこと”なのだろうと勝手に思っている。
 

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カルデナス戦の前の井上尚弥とならいい勝負ができたかも?

もっと言うと、ラモン・カルデナス戦の前の井上尚弥相手なら冗談抜きでいい勝負になったのではないか。
 
井上はあの試合以降アウトボクシングにシフトしているが、その前のイケイケファイトのときなら。
西田が見せた階級アップによる力感、接近戦での強さがあれば井上を押し潰せた? かも?
 
井上尚弥がダウンを喫しながら8RTKO勝ち。危ねえ! カルデナスと同じ時代に生まれたことを感謝しそうになったよw 「井上はパンチをわざと受けてる」とかいう識者(笑)の謎理論
 
まあ、アウトボクシングに傾倒している今の井上に追いつくのは至難の業だとは思うが。
 
 
ラモン・カルデナス戦で初めてS・バンタム級のフィジカルを体感、足を使う方向にシフトした井上。
本来の階級に戻して強敵メルカドを力と技で上回った&ここから全盛期に突入する西田。
 
微妙に両者のタイミングがズレているのが残念である。
 
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