守りたいこの笑顔w 松坂大輔が甲子園で復活の6勝目。まさかここにきて今季一番のピッチングとは。興奮し過ぎて健康損ねるレベル【2018.9.13】
2018年9月13日、プロ野球中日ドラゴンズの松坂大輔投手が甲子園での阪神戦に先発。5回5安打1失点の好投で勝利し、今季6勝目を飾った。
この日、38歳の誕生日を迎えた松坂。
西武時代の2006年以来12年ぶりの甲子園での先発となった今回、3回まで1安打に抑える力投を見せる。
また、打線も4回までに5得点を挙げて松坂を援護。
5-0で迎えた4回裏に2本の長打で1点を失うものの、ピンチで伊藤隼太を三振に打ちとり最少失点で切り抜ける。
5回はやや疲れが見えたが、2アウト2、3塁のピンチをまたも三振に仕留めてゼロに抑え、勝利投手の権利を得て降板する。
その後はリリーフ陣がリードを守り、6-2で中日が勝利。松坂は見事バースデイ登板を飾った。
【 #中日 】松坂、5回1失点で6勝目、38歳の誕生日を甲子園での勝利で祝う https://t.co/4mYjv5iwmc #スポーツ報知 #野球 #yakyu
— スポーツ報知 (@SportsHochi) 2018年9月13日
松坂大輔勝利!! この時期に今季一番のピッチングをするとはオドレエタ
先日から何度か申し上げているように、僕は今シーズンの野球観戦にあまり情熱がない。
理由は松坂大輔と大谷翔平が故障離脱したから。
ご存知のようにMLBロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は右肘じん帯に新たな損傷が見つかり、投手としての先行きが不透明。バッティングでは活躍しているものの、投打二刀流が観たい人間としてはだいぶ物足りない。
「松坂大輔復活!! 去年よりも状態はよかったんちゃいます? 僕の2019年プロ野球がようやく開幕したぜw」
そして中日ドラゴンズの松坂大輔については、シーズン前から「今年はそこそこいい」と喚き散らし、ぼちぼち期待もしていた。
実際に前半戦は“まあまあ”で、日本復帰後初勝利も記録するなど状態も上がってきていた。
ところが6月17日の西武戦。
試合前に背中の捻挫を発症して登板を回避し、そのまま登録を抹消されてしまう。
オールスター戦で復帰を果たしたものの、コンディションは好調とはほど遠い。
先日の巨人戦での2回7失点KO負けを観て、正直「今シーズンはもうアカンかな」と思っていたところだった。
なので、今回の阪神戦もあまり期待せずに観戦したのだが……。
めちゃくちゃよかった。
うん。
この日の松坂はすげえよかった。
文句なしに今季一番と断言できるくらいに。
球速が140kmを超え、変化球は鋭く曲がる。この球を投げられれば相当ピッチングが楽になるよね
初回から球速が140kmを計測し、スライダーは鋭く曲がる。
得意のカッターはもちろん、シュートや時おり投げるフォークも威力抜群。
「フットサル現地観戦の「ここがビミョいぞ」な部分を挙げてみる。観客動員が厳しいらしいけど、どうすれば?」
僕はシーズン前から、
「松坂はあと1、2km球速が上がれば一気に楽になる」
「まっすぐがアベレージで140km出ればかなりよくなるはず」
とアホみたいに連呼し続けてきたが、今回のピッチングがまさにそれ。
「松坂大輔4241日ぶりの日本での勝利! ひゃっは~、たまらねえぜww ストレートの威力が戻った松坂が筒香と真っ向勝負」
いや~……。
何なんすかねこの人。
まさかここにきてコンディションを上げてくるとは。
本人もインタビューで答えていたように、甲子園が力をくれたってことか?
松坂「甲子園が力をくれたのかな」 同世代の後藤、村田、杉内の分も投げた「僕はもう少し頑張る」 https://t.co/pNNOKUfTDu
— スポニチアネックス (@sponichiannex) 2018年9月13日
こういう非科学的なことがあるんだよなこの選手には。
いいタイミングで背中の故障が改善したというのがファイナルアンサーだとは思うが、今回のピッチングには本当にテンションが上がった。
ピンチで発揮する凄まじい集中力。運なんかじゃない。これが日本を背負った男の実力
そして、松坂の強みは何と言ってもピンチでの強さ。
フォアボールやヒットでランナーは出すが、最終的にホームに返すことなく再三のピンチを切り抜ける。
ランナーを背負った状況での松坂の被打率の低さは、各所で言われている。
中日・松坂大輔はなぜ勝てるのか
プロフィールhttps://t.co/PStBRI3AKJ#中日 #松坂大輔https://t.co/OYlWcAqrOv
— 週刊ベースボールONLINE (@BaseBallMOnline) 2018年8月17日
上記の記事でもあるように、これは「運」などの話ではない。
松坂のピッチングを観れば一目瞭然だが、ランナーを出した際の集中力は本当に凄まじい。
球速は1、2km上がり、カッター、シュートの切れ味も増す。
4回2アウトから伊藤隼太を三振にとったフロントドアなど、思わず声が出てしまったくらい。
何回観直しても惚れ惚れするような軌道で、僕は流れ出るおしっこを止めることができないww
また、勝負どころでストライクからボールになる変化球を空振りさせる能力もずば抜けている。
しかも、そのピッチングで球場全体の空気を変え、敵味方問わず自分の世界に引きずり込んでしまうという……。
ここ一番の勝負強さや魂を揺さぶるような熱量。
まさに日本のために腕を振り続けた男の実力というヤツ。
まあ、応援しているこっちとしては、健康を損なうレベルで消耗しますけどねww
こんなもん見せられたらね。
目から汗が止まりませんわww
\松坂、吠えた!!/
バースデー登板の #松坂大輔。
5回裏にピンチを迎えるも…百戦錬磨のベテランのボールが、甲子園で躍る!
阪神×中日
https://t.co/u4BaoHt81Q で配信中#プロ野球 も #MLB も #DAZN で‼#ベースボールの新しい本拠地#時代を変えろ@DragonsOfficial pic.twitter.com/HZEsEZU4Lf— DAZN ダゾーン (@DAZN_JPN) 2018年9月13日
あとはグネった足首がしっかり回復すれば、今シーズンの最終戦あたりでもう一度登板が観られる感じかな?
相変わらずの天然名言マシーン。同級生の引退+バースデイ勝利によって、新たな名言出ました
また、相変わらずの名言マシーンっぷりも、勝利と同じくらいそそられてしまうww
守りたいこの笑顔。
【 #中日 】松坂、38歳誕生日に12年ぶり甲子園勝利…杉内、村田に「自分はもう少し頑張るよ」 https://t.co/KodAJq9Jqp #スポーツ報知 #野球 #yakyu
— スポーツ報知 (@SportsHochi) 2018年9月13日
「後藤、杉内、村田と引退表明が続いて、彼らの分も気持ちを込めて『自分はもう少し頑張るよ』という決意表明の日にしたかった」
はい、名言出ました。
こういうセリフが嫌味もなくナチュラルに出てくるところが、やっぱりスターやなと。
先日、松坂大輔の天然名言マシーンっぷりをご紹介したが、
「名言botと化した松坂大輔。2018年の半年で残した名言がこんなにww たまりませんよそりゃ」
今回のバースデイ勝利を経て、また一つ新たな名言が追加されたことを報告しておくww
って、はあ?
あと5年だ?
【最高のライバル】
中日松坂「あと5年…」杉内から直電で思い託される #松坂大輔 #杉内俊哉 #kyojin #giants #dragonshttps://t.co/Km5aICm2lS— 日刊スポーツ (@nikkansports) 2018年9月12日
何を言ってる。
5年などとは言わず、永遠にがんばりやがれ。
僕がいいって言うまで辞めたらアカンぞ松坂(は?
まあ、こういう「僕がいかに松坂大輔を応援しているか」を語るだけの文章に需要があるかは甚だ疑問なのですが、それはそれということで。
てか、杉内の引退はちょっと残念でしたね。
ホークス時代の全盛期はマジですごかったからね。
手元でピュッと伸びるストレートに一級品のチェンジアップとスライダー。
それを内外角にひたすら投げ分ける制球力。
まさに“作業ゲー”という言葉がピッタリのピッチャーだった。
「歴史的土曜日。神戸製鋼ダン・カーターがデビュー。サントリーのマット・ギタウとマッチアップ。日本ラグビーとんでもねえわ」
ステフィン・カリーが東京ドームで始球式だ? 何じゃそりゃ、最高じゃねえか。羨ましいことこの上ない
ちなみにだが、9月12日の巨人-ヤクルト戦の試合前、NBAゴールデンステート・ウォリアーズのステフィン・カリーが始球式に登場したとのこと。
NBAのスーパースター、カリーが巨人-ヤクルトで始球式 バレンティンも夢中/野球/デイリースポーツ online https://t.co/261GrTWGZ2 #野球 #侍 #稲葉ジャパン #日本代表 #DailySports
— デイリースポーツ (@Daily_Online) 2018年9月12日
うおおおお!!!
マジかよ!!!
いいなあ、これ。
現地で観た人は最高なんじゃないの?
「プロスポーツ選手とファンの距離感? 物理的な接触で選手が怪我するとか、最悪だからな。松坂大輔肩の違和感によりノースロー」
でも映像を観ると、観客も選手もポカーンとしてた感じかな。
ウォリアーズのカリーが巨人のユニフォームで東京ドームのマウンドに立つなんて、顎が外れるくらいすごいことなんだけどね。
野球ファンとバスケファンってあんまり被らないんすかね。
巨人の選手の総年俸がこの人1人に及ばないとか、そういうレベルの選手なのに。
まあでも、NBAの選手がこの時期に各国をプロデュースツアーするのっていいですよね。
「田中恒成vs木村翔戦の全国生中継がなかったことが問題だけど、CBCテレビが地元のスターを囲い込んだわけではない?」
こないだはオクラホマシティ・サンダーのラッセル・ウェストブルックが来てたし。
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