裏表紙用のバーコードを作成(取得したISBN/書籍JANコードを使って)
こんにちは。個人出版支援のFrentopiaです。
前回「ISBN/書籍JANコード」取得完了!!という記事を書いてからずいぶん時間が経ってしまいました。忘れていたわけではなかったのですが、あれも書きたいこれも書きたいとやっているうちに延び延びになっておりました。ですので本日、再び続きを書いていこうと思います。
今回は、取得したISBNコードと書籍JANコードを使用して、裏表紙に印字するバーコードを作成する過程についてご報告していきます。
前回記事↓
Amazon e託で自費出版を実現するために「ISBN/書籍JANコード」取得完了!!
裏表紙に印字するバーコードの位置など
まず、日本の書店などで販売される書籍には裏表紙に2段のバーコードがついており、この2段バーコードを書籍JANコードと呼んでいます。
バーコードについての具体的な説明は流通システム開発センターの書籍JANコードのページや日本図書コード管理センターのISBNと日本図書コードのページなどをご覧ください。
とにかく裏表紙に印字する2段バーコードを作成するわけですが、印字する位置は、原則として本の上から10mm/本の背表紙から12mmとなります。
なお、見本の画像は2段バーコードとISBN表記が横並びになっていますが、2段バーコードが上、下にISBN表記といった感じで縦並びで印字してもOKです。
バーコード作成の方法を選定する
続いてバーコードの作成についてです。
バーコードの作成に関しては、Googleで「書籍 バーコード 作成」などの言葉で検索すると、業者や作成ツールが山ほどヒットします。
業者に外注する場合は、だいたい1点数千円~くらいが相場になっている印象でしょうか。納品までの日数は発注翌日であったり、3日後や一週間後など業者によってまちまちで、特にこれという答えはないようです。
また作成ツールについても、無料のものから有料のものまで本当に様々です。
「Amazonのカスタマーレビューが大っ嫌いだけど、それが何か?」
自分の状況(手間賃や作成に費やせる時間、今後計画している出版数など)を考慮して、最適な方法を選択すればいいかと思います。
Illustratorでバーコードを作成する
ちなみに僕は無料ツールを使用して作成しました。
使用したのはスタジオ・ポットSD様が作成された「書籍用バーコード生成イラストレータ書類」です。
感動的に使いやすいツールで、IllustratorのCS4以上をお持ちの方であれば、アホみたいに簡単にバーコードが作れてしまいます。
まずダウンロードしたファイル一式に同梱されているテキストファイル「最初にお読みください.txt」を開きます。文書内に記載されているURL「バーコードフォント用 文字列作成フォーム」ページを訪れて、チェック数字を調べます。
チェック数字がわかったらそれを含めた数字を「バーコード入りスリップ2.ai」の所定の位置に入力するだけ。バーコードフォントも同梱されているのであっさりバーコードが生成されちゃいます。
このツールで作ったバーコードを所定の位置にペタリンコと貼れば裏表紙の完成です。非常にあっさりとできてしまいました。
毎度同じことを言っていますが、僕はこういう世の中のすごい人たちのご好意に助けていただきながら、どうにか毎日をしのいでいます。感謝の気持ちを忘れずに精進を続けていければと改めて思いました。
最後に
これで流通用の書籍がほぼ完成です。
次回は「Amazon e託販売サービス」での販売スタートに関する記事を書きたいと思います。
時間がかかって申し訳ないですが、引き続きお付き合いいただければ幸いです。
※今回のブログにつきましてはあくまで僕の経験談として書いています。
このブログの内容が必ず正しいものであるという保証は一切ありませんのでご了承下さい。このブログを参考にされたことで起きた、いかなる損害やトラブルに関して責任は一切負いかねますので予めご了承ください。
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