「亀田興毅に勝ったら1000万円企画」が茶番()過ぎてボクシングを冒涜()している件について。こんな企画、誰が喜んでるんだ? について
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インターネットテレビ放送局Abema TVの開局1周年記念番組として放送される「亀田興毅に勝ったら1000万」。
2017年5月7日の放送日に向け、一般公募から選ばれた4人の挑戦者との調印式が行われるなど着々と準備が進められている。
「亀田興毅が政令指定都市13個分の視聴数動員ww 「俺に勝ったら1000万円」企画の視聴数が1300万ってどうかしてるぜww」
試合は1試合3分3ラウンドのボクシングルール。KOでのみ勝敗がつけられるとのこと。また、偶然のバッティングを考慮して両者ともにヘッドギアを着用する。
この企画は発表当初、応募資格に「一般人」以外の明記がなく、キックボクサーの那須川天心が応募するなど、格闘家や元ボクサーの間でも話題となっていた。
だが、主催者側が「より多くの挑戦者にチャンスを与えるためにプロボクサー、プロ格闘家は除外した」とコメントし、基本的には素人からの公募であることが判明。
これによって「また亀田は逃げた」「茶番だ」「ボクシングを冒涜している」など、多くの批判が噴出する事態となっている。
「マクレガーvsメイウェザー戦を推す3つの理由。真剣勝負じゃない? 茶番? 税金対策? まあ、ええやんそんな話は」
引退しても変わらぬ知名度とともに、ヒール街道をひた走る“ボクシング界の風雲児”亀田興毅。一夜限りの現役復帰は、世間およびボクシングファンにどういった印象を与えるのだろうか。
「亀田和毅国内復帰初戦を判定で飾る!! 後楽園ホールに行ってきたぞ。天笠、赤穂も揃い踏みの豪華興行」
インパクト抜群、亀田興毅の1000万円企画。この影響力はさすがだね
亀田興毅がリングに帰ってくる。
発表当初から各所で大きな反響を呼んだこの企画。
プロ格闘家や元ボクサーが色めきだっていたことを見るに、やはり賞金1000万円のインパクトは強かったと思われる。
恐らくO.A.当日も相当注目されるはず。よくも悪くも、この知名度と影響力の大きさはさすがとしか言いようがない。
とりあえず、ここまでの経緯を眺めた上で僕の感想を申し上げると、
「亀田興毅ってホントに優しいのな」
んで、
「この人、ホントにしたたかだな」
といったところである。
デメリットばかりの企画。亀田興毅にとっては「勝ち以外の選択肢がない」状況
まずこの企画、亀田興毅にとってはデメリットの方がはるかに多い。
相手は素人ということで、負けたらシャレにならない。立会人の竹原慎二も言っていたように、万が一負けるようなことがあれば歴代王者から除名されるレベルの事態である。
しかも那須川天心を含めたプロ格闘家が除外されたことで巻き起こる批判。「逃げた」だの「茶番」だの「ボクシングを冒涜するな」だの。こういったものにも付き合わなくてはならない。
試合当日、万が一苦戦でもしようものなら、アンチからは鬼の首を取ったような勢いでバッシングを受けるのは目に見えている。
メリットと言えば「売名」だが、すでに亀田興毅には売名など必要ない。そもそもAbemaTVごときでは売名にすらならない。
勝って当たり前。
負けたら人生終わるレベル。
負けようが勝とうが、すでに激しいバッシング。
どのくらいのギャラが出るのかは知らないが、どう考えてもデメリットの方が大きい。
「タパレスが大森を11RTKOで粉砕。顎を骨折した大森は病院直行する。意図的な体重超過が「あり」な件」
こんな企画を引き受け、真摯に対応する亀田興毅はホントに優しい
そして、それをわかった上で企画にガッツリ乗る姿勢。
調印式のノーカット版の動画を観たが、さすがとしか言いようがない。
失礼な態度で亀田を挑発する挑戦者(演出なのかな?)に対し、応戦するところは応戦、スカすところはスカす。笑いも交えつつ、挑戦を受ける側として本当にうまい立ち回りを見せていたと思う。
「対策? ないよ」
「寝てても勝てる」
煽りVTRも完璧過ぎて笑ってしまった。
「寝てても勝てる」と断言しつつ、しっかりこんなこと言ってます↓
5月7日 浪速乃闘拳がリングに帰ってくる。これまた凄い企画で俺は賞金首にかけられた… まぁやるからには真剣にやらんとボクシングに失礼やからね。5月7日をお楽しみに!! #abematv… https://t.co/Q18n2irsfH
— 亀田興毅 (@koki_kameda1117) 2017年4月9日
亀田お前、キャラ設定ズルズルじゃねえかww
自分にメリットの少ない企画にここまで真摯に付き合うのだから、マジで優しい。
すべての人に配慮した亀田興毅の対応。この人って思った以上にしたたかですよ
また「対戦相手はあくまで一般人。プロ格闘家や元プロボクサーは除外します」と発表するタイミングも絶妙だった(亀田興毅本人が発表したわけじゃないけど)。
最初はプロを含まないとは言わず、すべての人にチャンスがあるように思わせる。そして那須川天心など、有名どころを含めた格闘家が色めきだったところで「プロは含まれません」と明言する。
「さすが俺のアムナットさん。20年ぶりのキックルールで那須川天心に肉薄」
プロ格闘家にも期待感を持たせつつ、ワンテンポ遅らせて世間の感情を逆撫でする。
プロ格闘家は1000万円の夢を一瞬見ることができるし、アンチはいつも通り、心置きなく亀田を罵ることができる。
しかも、それ以外の一般人にはちゃんと1000万円獲得のチャンスがあるのだから、まったく問題ない。
プロ格闘家や元プロボクサーに加え、アンチにも配慮しつつ1000万円のチャンスはしっかり掲げる。亀田興毅、優し過ぎてぐうの音も出ないww
つまり、すべては亀田興毅の計算通り。
那須川天心を含めたプロ格闘家や元プロボクサー、亀田興毅を叩いてるアンチやそれを擁護している側。僕も含めて、結局亀田興毅の掌で踊らされているに過ぎないのである。
言っておきますけど、亀田興毅ってみなさんが思っている以上にしたたかですよ?
時間のあるときに試合を観る程度には亀田興毅マニアだった僕が言うんだから間違いありませんww
「亀田興毅vsロマゴン戦実現の可能性は? どのくらい積めばアイツは亀田の目の前に立つんだオイ? 勝手に金額を計算してみる」
誰も損をしない企画に何でそんなに怒っているのか。批判することが目的化してるとしか思えない
というか、この企画を批判している方は、なぜあそこまでカリカリしているのだろうか。
「亀田興毅が一般公募から選ばれた4人の挑戦者と対戦して、勝った挑戦者には賞金1000万円」
やっていることはこれだけである。
挑戦者は負けて当たり前。
勝ったら奇跡。
普通に考えて、損をする人間が誰一人見当たらないのだが(亀田興毅以外)。
茶番も何も、そんなマジのテンションで観なきゃいけないもんなの?
2016年大みそかの魔裟斗vs五味とどの程度違うの?
「魔裟斗vs五味(まさとvsごみ)とかいう最低のクソ試合。何だアレ、茶番ですらないわ」
以前、ナインティナインの岡村隆史が具志堅用高にボクシングで挑戦する企画があったが、僕はてっきりそれと同じノリだと思っていたのだが。
たとえばTBSの「炎の体育会TV」内での体力自慢芸人vs女子格闘家の企画。アレと似たようなノリだと思っていたのだが。まあ、オードリーの春日が韓国の女子選手をボコっていたのにはどん引きしたがww
こんな茶番でボクシングを冒涜するな?
いやいや、
茶番ならいいじゃねえかww
だって茶番なんでしょ?
亀田興毅も挑戦者もマジでやってるわけじゃないんでしょ?
じゃあ、別に冒涜でも何でもないじゃん。気にする必要ねえじゃん。
↓この人ってコラムニストの方ですよね? 50回くらい読んだけど、頭が悪いのでおっしゃっている意味が全然理解できないっすww
「キックや総合格闘技で無敗街道を走る那須川天心がこの企画に応募したことが話題となったが、より多くの挑戦者にチャンスを与えるべく4名と戦うことになったため、プロボクサー、プロ格闘家は除外された」って、プロを除外する言い訳が下手すぎる!https://t.co/K47pvx1yJM
— 吉田光雄 (@WORLDJAPAN) 2017年5月1日
ん〜、考えれば考えるほどよくわからない。
あれこれ理屈を並べて、亀田興毅への罵倒を正当化せんでもいいと思うんですけどね。
はっきり「亀田が嫌いです。亀田がやることなすことすべてにイライラします」って言う方がよっぽど健全だと思うんですけどね。
「後楽園ホールのボクシング興行とかいう客入りガラッガラのスポーツイベント。ボクシングはテレビで観るべき理由」
あ、ちなみ僕は亀田のファンでもアンチでもないです。
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