花粉症の季節を鼻炎薬を飲まずに切り抜ける方法。人生の3/4を花粉症とともに歩む僕が愛用するサプリメント、グッズを教えてやんよ
まず最初に。
僕はかなり重度の花粉症である。
毎年2月中旬ごろから鼻がムズムズし始め、MAXの時期はまともに目も開けていられないほど。鼻の下は常にかぶれたままで、くしゃみのし過ぎで頭痛すらしてくる。
この時期のティッシュペーパーの消費量は加速度的に増え、毎日2回の鼻炎薬を絶対に欠かせない状態が約2ヶ月ほど続く。
しかも、初めて症状が出たのは相当前。振り返ってみると人生の3/4は花粉症とともに歩んできた計算になる。はっきり言って、この1、2年で発症したようなポッと出の素人とは格が違うのである()
現在、世の中ではコロナなんたらの話題で持ちきりだが、僕にとっては花粉症の方がよっぽどパンデミックである。
だが、実を言うと僕はここ数年、ほとんど鼻炎薬を服用していない。
あまりに酷い日はさすがに飲まざるを得ないが、それも年に1、2度あるかないか。それ以外はほぼノー鼻炎薬でこの季節を乗り切っている。
理由としては、あれこれとサプリメントやグッズを試した結果、それなりに効果が出たから。
毎年シーズンが始まるごとにいろいろなサプリを服用し、自らの身体を使って実験する。それを繰り返すこと約5年。数々の失敗を経てようやく「これは!!」というものにたどり着き、現在に至っている。
花粉症対策の歴史。失敗を繰り返すこと5年。ようやく1つの答えにたどり着いた
ちなみにだが、僕はこれまであらゆる花粉症グッズに手を出してきた。見るからに怪しげなサプリや「絶対に効かないだろコレ」という通販など、目についたものを片っぱしから購入→絶望を繰り返してきた次第である。
この実験のもっとも辛いところは、1年で1パターンしか試せないこと。
あるサプリの効果があるかないかを実感するまでにはどうしても約1、2ヶ月かかる。仮に失敗だとわかっても、その頃にはすでにシーズンは終盤。別の方法を試すのはまた来年ということになる。
そして、多方面から情報を収集しつつ次の2月に備える。無間地獄とも呼べる日々である。
そこまでするなら素直に鼻炎薬を飲めばいいじゃねえかと思うかもしれないが、いやいや、そうじゃないんですよこれが。
鼻炎薬をずーっと飲み続けてると、だんだん効かなくなるんですよ。
その割に眠気と乾きだけはしっかりきやがる。
服用後はまともに立っていられないほど眠くなるし、鼻くそは毎日ゴッソリ溜まる。でも、効きが悪いせいで鼻水・くしゃみは止まらん。まったくいいことがない。
おまけに最後の方は普通に生活しているだけでも薬が身体の中を回っていることがわかるほどで、さすがにこれはいかんと。
そんな感じで、ここから先は僕が長年かかってようやくたどり着いたサプリメントやグッズ類を紹介していこうと思う。
「2020年3月11日。東日本大震災から9年。“日本が壊れる恐怖”を知って以降、簡単に「日本は終わり」などとは言えなくなった」
なお、当たり前だがあくまで僕個人に限った話なので、もし期待した効果が得られなくても知ったこっちゃないのである。
僕の花粉症対策その1
「キリン Noale(ノアレ) タブレット」
まずはこれ。
キリンの「Noale(ノアレ)」。
量は1日1粒(カプセル)の服用で1ヶ月分となっている。僕はタブレットの方を購入しているが、カプセルバージョンもあるので飲みやすい方を選べばいいと思う。
下記が成分表示。
一番下に表記されている「KW乳酸菌」がアレルギー症状を抑制する効果があるとのこと。一時期「ヨーグルトが花粉症に効果的」と言われてバカ売れしていた記憶があるが、その根拠がこの「KW乳酸菌」らしい。
なお、個人的な感覚だと効果を実感するには割と長期間の服用が必要なため、僕は毎年遅くとも1月の初めから飲み始めるようにしている。
コンビニの圧倒的万能感。緊急事態/非常事態にありがたみを実感する。驚くべきコンビニ店員のオールマイティさ
僕の花粉症対策その2
「花粉じゃばらサプリ」
続いてはコレ。
太陽堂製薬の「花粉じゃばらサプリ」。
1日9〜12粒の服用が推奨されている。
僕は朝5粒、夜5粒の計10粒のペースで、だいたい1ヶ月ちょいで飲みきっている。
下記が成分表示。
一番下の緑地で囲まれた部分、「ナリルチン」「ヘスペリジン」がアレルギーに効果があるとのこと。
この「じゃばら」はここ数年で花粉症対策に注目され始めた果物らしく、ゆずと同じ系列の柑橘類だとか。
錠剤の味はとにかく酸っぱく、飲み込む瞬間は多少鼻に抜けるような感じが残る。
効果については「Noale」とは違い割と速攻型で、服用後すぐに効果が表れてそれが長時間継続する。特にヤバい日は服用数を増やすなどで対応できるのが「花粉じゃばらサプリ」のいいところである。
僕の花粉症対策その3
「べにふうき 粉末緑茶」
3つ目はコレ。
鹿児島県駒井園「べにふうき 粉末緑茶」。
粉末を0.5g(小さじ1/2程度)を100ml〜200mlの熱湯に溶かし、約1分間放置する。これを1日3回飲むのが理想とされている。
本製品に含有される「メチル化カテキン」というものがアレルギーに効果があるらしく、お湯に溶かすことでその成分が抽出されるとのこと。
こちらの製品はかなり即効性が高く、シーズン中、昼間から夕方のピーク時にはマジで欠かせない。
味は苦味のあるお茶で、渋みが好きな方には美味しく飲めると思う。あまり濃すぎると若干飲みにくさは残るが、その辺はいくらでも調節が効く。いったんお湯で溶いたあとは冷やしてもOKとのことで、水筒に入れて持ち歩くこともできる。
飲んだ直後は一気に鼻が抜けて呼吸が楽になるのが本製品の特徴。今回の花粉症対策グッズの中で僕がもっともオススメするのがこの「べにふうき 粉末緑茶」である。
なお、手っ取り早くお湯を沸かすには7、8000円で買える電気ケトルが超絶便利。
僕の花粉症対策その4
「花粉 イオンでブロック」&
「ナザール スプレー」
そして4つ目がコレ。
「花粉 イオンでブロック」と「ナザール スプレー」の合わせ技。
「花粉 イオンでブロック」はいわゆるエアーマスクというヤツで、本製品を顔や衣服にスプレーすることによって「イオン」の膜を張り、花粉の侵入を防ぐもの。
朝出かける際、昼飯後、夕方など。数時間に1度の割合で顔に吹きかけることでだいぶ楽になる。
また「ナザール スプレー」は鼻に注入することで鼻づまりや鼻水、くしゃみを防ぐという代物。
鼻づまりを改善する「ナファゾリン塩酸塩」「クロルフェニラミンマレイン酸塩」、鼻粘膜の炎症を抑える「ベンザルコニウム塩化物」が含有されており、こちらも数時間に1度の間隔で使用すれば効果を実感しやすい。
そして、どちらの製品も片手に収まる大きさのために持ち運びが簡単なのがいい。困ったときにすぐにカバンから出して使うことが可能である。
僕は外出時に「花粉 イオンでブロック」を持ち歩き、「ナザール スプレー」の方は寝る前や外出時に数回プシュッと使用するようにしている。
使い切るペースとしては、「花粉 イオンでブロック」が1シーズン2本、「ナザール スプレー」は1シーズンでは使い切らずにその後何かの折に使用する感じとなっている。
どちらもサプリメントとは違うが、即効性という意味では文句なし。花粉の時期には絶対に手放せない。
僕の花粉症対策その5
「キャバクラのティッシュ配り」
ラスト、5つ目がコレ。
「キャバクラのティッシュ配り」である。
様々なグッズを駆使して花粉症対策に励んできた結果、申し上げたようにピーク時でも鼻炎薬を飲まなくてもどうにか過ごせる程度までに改善した。
ただ、それでもどうにもならない日はあり、年に1、2度は鼻炎薬に頼らざるを得ないときがくる。また、例えそこまでいかなくても常時ティッシュペーパーは欠かせない。
当然外出時にポケットティッシュは持って出るのだが、日によっては早めに使い切ってしまうケースもある。
その際に僕の大きな助けとなるのが、路上のティッシュ配りの人たち。
特にキャバクラのティッシュ配りの兄ちゃんは毎日似たような場所にいるので、ティッシュの補充には欠かせない(マジで)。
我々花粉症のベテランにとって、ティッシュを失うとはすなわち命綱を失うに等しい。
そして現在、花粉症キャリアの割合は3〜4割とも言われている。
つまり、キャバクラのティッシュ配りの兄ちゃんは全人口の3〜4割の命を握っていると言っても過言ではない(いや、マジで)。
彼らの居場所を常に把握し、自分がいる位置からの距離、所要時間を頭に入れつつ、手持ちのティッシュと照らし合わせる。
ド派手な女の子の顔がズラッとプリントされていようが関係ない。電車の中でも店の中でも無遠慮に取り出し、他人の目など気にせず盛大に鼻をかむ。我々の置かれた状況はそれほど逼迫しているのである()
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