漫画「はじめの一歩」1510話感想。千堂武士「来いやボクシング」←那須川天心の「ボクシングからの果たし状」にゴリッゴリにインスパイアされとるやんけw ページ数は増えないのにインスパイアばかりが増えていく
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2025年12月10日発売の週刊少年マガジン2026年2・3号に掲載された漫画「はじめの一歩」1510話。
リカルド・マルチネスvs千堂武士戦の第4R開始のゴングが鳴り、千堂が腕を回しながらリング中央へ。
至近距離まで近づいた千堂は何と両腕を広げて仁王立ちに。不敵な笑みを浮かべつつリカルドを睨みつける……。
前回(1509話)はここで終了したわけだが。
2週間ぶりの掲載となった今週はより踏み込んだ内容となっている。
ケンカでは負け知らずだった自分を初めて負かしたのはボクシングしか知らない男(幕之内一歩)。
そして今回もまた“ボクシングの権化”と呼べる存在(リカルド)が自分の前に立ちはだかった。
つまり、コイツらに勝つには“ボクシングそのもの”とケンカをする必要がある。ボクシングをしばき倒さなければならない。
来いやボクシング
どついたるねんっ!!
なお今週は雑誌本体ではなくマガポケで「はじめの一歩」のみを購入している。
「【Round 1510】仁王立ち」
伸びないページ数、爆伸びのツイート数。いつも通りの森川ジョージ
やられ放題だった千堂武士がようやく希望を見出したのが1509話。
そこから2週間の休載(先週はサイレント休載)を経て久しぶりの掲載となったわけだが。
告知なしの休載にページ数減。
要するにいつも通りの森川ジョージである。
言うまでもないが、本人はX(旧Twitter)上ではめちゃくちゃ元気。
日課であるパンピーとのレスバをこなしつつプラモデルの制作や新作アニメのチェックも欠かさない。
その間「那須川天心vs井上拓真戦」という大一番もあり、減り続けるページ数に反比例してツイート数は爆伸び中である。
過去の自分を引き合いに出すなら通すべき筋がある気がするけど…
何度か申し上げている通り僕は漫画作品としての「はじめの一歩」はだいぶ前に見限っていて、最近は「SNSで大暴れする作者とセットで楽しむネタ作品」として受け止めている。
旬な漫画2024年5月Ver.。ここ最近僕の中で“旬”な作品を挙げていくぞ。例の作品は作者のムーブをひっくるめて(観測対象として)最高におもしろいw
体調不良で休載した週にパンピーとレスバしたり、仕事に穴を空けまくっておきながらプロの矜持を語ったり。
かつて
「アニメの出来が悪い」
「こんなことなら連載をやめる」
「読者を失望させるな」
と制作会社にのし込んだ人間が、SNSで不満を述べる読者を「苦情は版元に言うべき」「窓口はここではない」「週刊連載に義務などない」と正論であしらってしまうという。
「はじめの一歩」作者 映像化で「約束と違う、今すぐやめてくれ」2話で納得いかず行動/芸能/デイリースポーツ online https://t.co/4IkV7i17HW #DailySports
— デイリースポーツ (@Daily_Online) February 1, 2024
時代に合わせて考え方や仕事のスタンスが変わるのは構わない。
ただ、過去の自分を引き合いに出して何かを主張するなら通すべき筋があるんじゃないの? と僕などは思うのだが。
はじめの一歩1503話感想。1502話「ばあちゃん コイツ強すぎる」→3週連続サイレント休載→1503話「ゴメン婆ちゃん この男強すぎる」。1か月ぶりの掲載なのに内容スッカスカでびっくりしたよ笑
まあ、それら全部をひっくるめて“ネタ作品”なわけだが。
作者のSNSに突っかかる行為がゴミなのは大前提で。
那須川天心vs井上拓真戦の感想にイチャモンをつけられていたのは気の毒。SNSにはガチの化け物が存在する
なお少し前に那須川天心vs井上拓真戦の感想(勝敗・展開予想)に「後出しするな」とイチャモンをつけられているのを目撃した笑
森川ジョージのガバガバな主張はギャグとして受け止めているが、さすがにこれは気の毒である。
周知の事実だが、SNSには触れてはいけないガチの化け物が存在する。
ああいうのはスルーするのが最適解、黙ってブロックなりミュートなりすればいいのだが、そこは我らが森川ジョージである。
身を削って化け物を可視化させる姿勢には尊敬しかない笑
その労力の数%でも本業に使えよとは思うが。
千堂武士「来いやボクシング」←那須川天心にインスパイアされてますよね? 真夜中に「おい!!」って叫んだわ笑
そして表題の件。
千堂武士「来いやボクシング」
↑
これ、那須川天心に思いっきりインスパイアされてますよね?笑
もともと森川ジョージはボクシングのビッグマッチを作中で引用? することが多い。
最近だと井上尚弥vsルイス・ネリ戦、中谷潤人vs西田凌佑戦、佐々木尽vsブライアン・ノーマンJr.戦が浮かぶ。
何年か前に井上尚弥vsエマヌエル・ロドリゲス戦の内容を丸ごとトレースして「おいおい、いくら何でもこれはダメだろ」と思ったこともある。
「はじめの一歩」が酷すぎる。マンガ史に残る汚点。まさか井上尚弥の試合を丸パクリするとは…。森川ジョージは完全に終わったんだな
で、今回は那須川天心の「ボクシングからの果たし状」「ボクシング=井上兄弟の概念をぶっ壊したい」発言のオマージュである。
いや、早いな笑
天心vs拓真戦が2025年11月24日。
つい先日の試合をさっそく持ってきた上にちょうど休載の週とかぶっているのも……。
那須川天心vs井上拓真現地観戦。最後まで「天心vsボクシング」だった。天心の試合で相手の応援が大きい状況は初めて。両陣営の対策に差を感じた。天心は接近戦の対応が…
一応言っておくと、現実の試合からヒントを得るのは全然構わない。
だが、多少はオブラートに包めよと笑
毎回あからさますぎてビックリすんねんと。
真夜中にそこそこのボリュームで「おい!!」と叫んだことをお伝えする笑
ついでに言うと、引用回数をもう少し抑えた方がいいような……。
リカルド・マルチネスvs千堂武士戦だけですでに3試合目(中谷vs西田、佐々木vsノーマン、天心vs拓真)なので笑
ここまであからさまだとオリジナリティの面で疑問符が……って今さらですよね笑
はじめの一歩1499話。千堂武士vsリカルド・マルチネス戦って要するに中谷潤人vs西田凌佑だよね? 開始直後のラッシュや腕破壊。インスパイアが多数見られる
リカルドvs千堂戦開始から5か月超。なのに、まだ4R!!
ちなみに中谷潤人vs西田凌佑戦、佐々木尽vsブライアン・ノーマンJr.戦は2025年6月。先日の那須川天心vs井上拓真戦は2025年11月。
リカルド・マルチネスvs千堂武士戦がスタートしたのが2025年7月なので、すでに試合開始から5か月以上が経っている。
にもかかわらず、まだ4R!!
起承転結で言えばようやく“転”に入ったところ。
そして今後もボクシングのビッグマッチは予定されている……。
ページ数は一向に増えずインスパイアばかりが増えていく。
これこそがギャグ漫画「はじめの一歩」の真骨頂である。
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