中嶋勝彦vs伊藤貴則、エル・リンダマン、飯塚優。おもしろかったけどそろそろ勝彦のプロレスもほしいぞ【GLEAT現地観戦感想2024.8.21】

中嶋勝彦vs伊藤貴則、エル・リンダマン、飯塚優。おもしろかったけどそろそろ勝彦のプロレスもほしいぞ【GLEAT現地観戦感想2024.8.21】

2024年8月21日に東京・後楽園ホールで開催された「GLEAT PREMIUM HOUSE SHOW」を現地観戦してきました。
 
GLEATはイベントが長すぎる。ド平日の22:00終了はキツいって。ベストバウトの石川修司vs愛鷹力、GLEAT所属発表の石田凱士、田村ハヤトの防衛成功
 
お目当ては第8試合のLIDET UWF特別試合【1vs3変則タッグバウト】20分1本勝負。

前回LIDET UWF王座を戴冠した中嶋勝彦が伊藤貴則、エル・リンダマン、飯塚優との3対1の変則マッチに挑みました。


最初にこの組み合わせ、ルールを聞いた際は「何? それ」と思ったのですが、中嶋勝彦が出るならということでチケットを購入した次第です。
 
 
なお、今大会はYouTube等での配信がなく会場のみの閉じたコンテンツ。
いいのか悪いのかはわかりませんが、とにかくその場限りの貴重な体験と言えそうです。
 
感動的なカズ・ハヤシの引退試合&順調に回復中の飯伏幸太。あの笑顔でリングを去れるのは幸せなことなんだろうな
 

ノースリーブの中嶋勝彦。“いつものヤツ”でイエローカードを食らうのはお決まりになりつつある?

入場曲「KICK START」とともに中嶋勝彦が登場します。

 
おや、今日はノースリーブの衣装か。
いつもの“XXスタイル”のガウンではないんですね。

別にいいけど。
 
 
レフェリーによる注意事項の説明? 中に中嶋が「3人でこいよ」と挑発します。

一瞬不穏な空気が流れますが、何ごともなく試合開始のゴングが鳴らされます。
 
 
GLEAT側の一番手は伊藤貴則。

前回中嶋勝彦に負けた選手です。
 
中嶋勝彦GLEAT参戦。伊藤貴則に勝利しLIDET UWF世界王座獲得。中嶋勝彦再始動と聞いて初のGLEAT現地観戦を決めた
 
中嶋の強烈な張り手で伊藤が一度目のダウン!!

 
そして相手陣営に向かって「かかってこいよ」と再び挑発。

いや、何でやねんw
 
 
立ち上がった伊藤をコーナーに追い詰め、


 
いつものヤツキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 
まあ、そうなりますよね。

このパターンがGLEATでのお決まりになりそう笑
 

中嶋のエルボーから乱闘勃発。そこから疲労の色が…

直後にコーナーで待機する2人にエルボーを食らわせる中嶋。

 
あーあー、乱闘になっちゃったよ笑


収集つかねえからいい加減にしろw(いいぞもっとやれ)
 
 
これでなぜかGLEAT側にイエローカードが出るというねw

 
しかもあれだけの乱闘で減点1て笑
中嶋の“いつものヤツ”と同等なんですが、それは……。
 
うん、サイコーですね!!笑
 
 
試合が再開されますが、先ほどの乱闘で中嶋に疲労の色が見えます。

 
攻めこまれるたびに「NO!!」と叫んで攻撃を制止する中嶋。

 
いや、何で?
マジで何で?
 
おもろいからいいけど笑
 

飯塚優のサブミッション、エル・リンダマンの即ダウン、伊藤の猛攻で中嶋撃沈

対戦相手が飯塚優に交代すると、一転してサブミッションの攻防になります。

 
中嶋のミドルを飯塚がキャッチし、

 
足をガッチリ極めます。

 
 
満を持してエル・リンダマンの登場です。

 
と思ったらいきなりダウン食らった笑

 
体格差、攻撃力の差で優位に立つ中嶋ですが、表情はめちゃくちゃしんどそう。


 
中嶋の疲労がさらに蓄積したところで再び伊藤がリングイン。もはや中嶋に反撃する力は残っておらず一方的に打ちのめされます。


 
てか、そうはならんやろ笑

 
勝ち名乗りを受けるGLEAT側の3選手。

足元には中島勝彦の亡骸が転がっています(死んでねえw)。
 

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船木誠勝登場!! 次は中嶋勝彦vs船木誠勝の流れっぽいね

試合後に勝者3人と中嶋が健闘をたたえ合います。

まあ、全力でぶつかった者同士通ずるものがあったのでしょう()
 
 
と思っていると、反対側のコーナーに何やらデカい人が……。

 
船木誠勝キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

闘魂スタイル…。これでいいんですか?

せっかく見に来たのにガッカリしました


それに対して中島勝彦はベルトを掲げて「俺はここにいるぞ」とアンサーします。

 
なるほど。
次は船木誠勝vs中島勝彦の流れっぽいですね。
 
船木はもともと新生UWF? の人だし、NOAHのリングでも青木真也やジョシュ・バーネットと似たルール(GHCマーシャルアーツルール)で対戦しています。
 
プロレスリング・ノア「ABEMA presents MAJESTIC 2023」現地観戦感想。いつ、どこに行ってもプロレス観戦は楽しい。船木誠勝の色気がヤバかった
 


ここに絡んでくるのは既定路線なのかもしれません。
 
 
船木が去ったあとのリング上。

 
GLEATの3人が中嶋勝彦を受け入れると同時に中嶋も彼らを仲間と感じたらしいです。


 

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これでいいのか? 中嶋勝彦。そろそろ普通のプロレスがほしいぞ。極論、潮崎豪との“AXIZ”復活もあり?

以上でございます。
 
中嶋勝彦が負けたのは残念でしたが、試合としてはおもしろかったし次回のカードが見えたのもよかったです。
 
ただ、「これでいいの?」と思う部分はあります。
大いにあります。
 
個人的にこのMMAっぽいルールにいまいち乗れない、どうやって向き合ったらいいのかがわかっていないのですが、今後も中嶋がこのルールでやっていくのはどうなのよ? と。
 
僕としてはそろそろ普通のプロレスも観たいのですが……。
 
30代後半~40代ちょいあたりがプロレスラーとしての旬だと思っていますが、今の中島勝彦はまさにその年代。貴重な全盛期をこのルールで費やしていいの? バッチバチのプロレスで上り詰めた方がいいんじゃないの?
みたいな。
 
僕はフリーになって以降の中嶋勝彦を割と好意的に眺めていますが、それでも今回の3対1の変則ルールには意味を感じませんでした。
最初に申し上げた「何? それ」が最後まで消えることがなく。
 
と言いつつ、全日本での悪評を考えると仕事を選んでいる場合ではないのかもしれませんが。
 
全日本プロレス現地観戦。中嶋勝彦が九分九厘優勢ながらも安齊勇馬に敗北。これで全日離脱かな? AEW移籍もありだと思う
 
どなたかがおっしゃっていましたが、中島勝彦はフリーになった選手の中で過去一レベルで苦労している印象。
極論、NOAHに戻って潮崎豪とのユニット“AXIZ”を復活させるのもアリちゃうか? と思ったり。
 
NOAH中嶋勝彦ラスト後楽園ホール現地観戦。メキシカン2人に度肝を抜かれ、望月成晃の気合いに釘付けになる。勝彦はどこに行っても応援するぞ笑
 
根が俺様タイプなので“誰かを活かす”“後輩に見せ場を作る”“若手育成の糧となる”のは一番苦手なのだと想像します。
 
 
繰り返しになりますが、試合はおもしろかったです。
 

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