ベテルビエフ相手にアウトボクシングで逃げ切ったのはビボルだけ。アウトボクシングするビボルをあれだけ疲弊させたのはベテルビエフだけ。頂上決戦過ぎてヨダレが止まらないw【結果・感想】

ベテルビエフ相手にアウトボクシングで逃げ切ったのはビボルだけ。アウトボクシングするビボルをあれだけ疲弊させたのはベテルビエフだけ。頂上決戦過ぎてヨダレが止まらないw【結果・感想】

「ボクシング記事一覧リンク集」へ戻る
 
2024年10月12日(日本時間13日)にサウジアラビア・リヤドで行われた世界L・ヘビー級4団体統一戦。WBC/WBO/IBF同級王者アルツール・ベテルビエフとWBAスーパー王者ディミトリー・ビボルが対戦し、2-0(116-112、115-113、114-114)の判定でベテルビエフが勝利。L・ヘビー級史上初の4団体統一王者となっている。
 
 
すでに1週間以上前の試合なのだが、ようやく視聴したのでその感想を。
 
てか、めちゃくちゃ楽しみにしていたのにここまでスルーしたのは我ながら不覚である笑
先々週は有明アリーナでボクシング観戦、先週は日光でアイスホッケー観戦と週末が忙しかったのもあるのだが。
 
那須川天心vsジェルウィン・アシロ。アシロが強かった&遠間からすっ飛んでくる剛腕との相性もよくない? 天心の調子も悪かったかもね
 
なので、例によって結果をわかった上での感想になることをお伝えする。
 
判定が物議を醸したようだが、まあ、しゃーないよねと。
気楽な立場で後出しじゃんけんさせていただく笑
 

序盤はビボルがジャブとフットワークでペースを掴む。「このままビボルが突き放すのでは?」という雰囲気すら…

まず感想としては、めちゃくちゃおもしろい試合だった
 
ジャブの連打&サイドへの動きを駆使してアウトボクシングに徹するビボルに対し、ベテルビエフはいつも通りプレッシャーをかけていく。
力感のない無造作な連打で全勝全KOのパーフェクトレコードを継続中のベテルビエフだが、ビボルの長いジャブに序盤はやや手こずらされる。
 
両者の射程は恐らくビボルの方が半歩ほど長い。
ベテルビエフが1発を当てるにはいつもより深く踏み込む必要があるのだが、ビボルは動き出し、打ち終わりに必ず左を返してくる。
さらにその1発でベテルビエフの動きが止まると間髪入れずにワンツーをねじ込んでくる。
 
しかもビボルの1発にはかなりの威力を感じる。
打ったら動く、その場に留まらないことを徹底しつつ、ベテルビエフの前進を止めるだけの威力をキープする。
序盤を観た限り「このままビボルが突き放すのでは?」という雰囲気すらあった。
 
ディミトリー・ビボルvsマリク・ジナド。ベテルビエフの代役ジナドが間柴了とそっくりだった件。ビボルの踏み込みスピードと精度に敵わず
 

ラウンド後半に必ずペースアップするベテルビエフ。それでもビボルのカウンターに一瞬棒立ちになるシーンも

ただ、まともにぶつかればやはりベテルビエフの方が馬力は上。
ラウンドのどこかで必ずベテルビエフがペースアップするのだが、その時間帯はビボルがタジタジにされる。
 
出力を上げるタイミングがラウンド後半に偏っていたのはあらかじめそう決めていたからか。ラウンド後半にがんばることでジャッジにいい印象を与える意味もあったのかもしれない。
 
それでもフルスロットルの時間が長く続くわけではなく。だいたい20秒前後でひと段落するのだが、勢いが少しでも落ちればビボルはすぐに反撃に出る。右をカウンターでもらったベテルビエフが一瞬棒立ちになるシーンも何度か見られた。
 
 
ペースを掴んでいるのはビボルだが、いつベテルビエフに流れが行ってもおかしくない。
序盤とは違う一進一退の攻防が続く。
 
アルツール・ベテルビエフvsディミトリー・ビボル。金の力は偉大やでw コバレフ、グヴォジク、ベテルビエフ、ビボルのL・ヘビー級4強時代のラストファイト
 

どっちもすげえっす。L・ヘビー級頂上決戦にヨダレが止まらない笑

そして後半に入るとビボルに疲れが見え始める。
フットワークと威力のある連打の両立でリードを奪ったビボルだが、さすがにベテルビエフの圧力を12Rさばき切るのは難しい。
 
10Rからは足も止まり、パンチにも力が乗らない。
ラスト3Rは明確にベテルビエフのラウンドだった印象である。
 
だが、要所で強いパンチを打ち込むことでベテルビエフの前進を寸断するのはさすが。
あの状態でも致命打を許さず走り切ったビボルはやはりとんでもない。
 
 
ベテルビエフ相手に最後までアウトボクシングできるのはビボルだけ。
アウトボクシングに徹するビボルをあれだけ疲弊させられるのもベテルビエフだけ。
 
(僕の大好きな)L・ヘビー級の頂上決戦にヨダレが止まらない笑
 
現代版石の拳・ベテルビエフさんがカラム・スミスをKO。一方的って聞いたけどカラム・スミスが意外とがんばってた。ベテルビエフvsビボルは絶対にやれよな笑
 

Advertisement

 

ビボルは中盤を落としたのが痛かった。この内容なら再戦はアリじゃない?

うん、やっぱり終盤3Rは3者ともにベテルビエフ支持ですね。


ビボルは8、9Rに力を使い過ぎた感じだろうか。
確かに旺盛に攻めていたし、ベテルビエフが一瞬グラっとくるシーンもあった。
 
中盤はマジでどちらが優勢かわからなかったのだが、結果的にビボルは4~6Rを落としたのが痛かった。
 
逆にベテルビエフは8、9Rのピンチからすぐに回復したのが大きい。
序盤でも一瞬ガクッときた直後に持ち直していたし、もともとそういうタイプなのだろうと。
 
 
 
今回の内容なら再戦は全然アリじゃないですかね。
ビボル陣営もやりようによっては勝てると思っただろうし。
 
「無敗対決はベテルビエフがライトヘビー級初の4団体王座統一に成功 ビボルに2-0判定勝ちも再戦か」
 
逆に高齢のベテルビエフはあまりやりたがらないかもしれない。
再戦するとしても作戦は似た感じになりそうだしね。
 
戦法の幅、余力ともにビボルに分がありそうに思える。
 
「ボクシング記事一覧リンク集」へ戻る
 

Advertisement

 
[THE MONEY TEAM] (ザ・マネーチーム) TMT 正規輸入品 MS104-2WK Tシャツ 白ベース×黒 フロイド・メイウェザー・ジュニアコレクション Tシャツ メンズ 半袖 ボクシング アメリカ
 
パーカー メンズ 長袖 スウェット Gennady Golovkin ゲンナジー・ゴロフキン プルオーバー ゆったり カジュアルおおきいサイズ 人気 服 四季 男女兼用 フード付き ベーシック グラフィックプリント
 
マニー パッキャオ (2)おしゃれ 多機能 弁当バック手提げ袋 軽量
 

 
【個人出版支援のFrentopia オンライン書店】送料無料で絶賛営業中!