朝倉未来vs鈴木千裕(RIZIN男祭り)、奥山貴大vs直樹(DEEP 125 IMPACT)。奥山貴大のMMA3戦目、RISE直樹との対戦はアガる!! でもキック選手の転向が止まらないね【展望・予想】

2025年5月4日に東京ドームで開催される「RIZIN男祭り」。
メインイベント? ではフェザー級タイトルマッチ、クレベル・コイケvsラジャブアリ・シェイドゥラエフ戦が予定されている。
⚡️#RIZIN男祭り 5/4(日)東京ドーム⚡️
💥💥💥決定カード💥💥💥👑フェザー級タイトルマッチ👑
RIZIN MMAルール:5分 3R 66.0kg🟥#クレベルコイケ/@KoikeKleber🇧🇷
現RIZINフェザー級王者
ーーー🆚ーーー
🟦#ラジャブアリシェイドゥラエフ🇰🇬
13戦無敗のキルギス人ファイター… pic.twitter.com/xH741v9rQ5— RIZIN FF OFFICIAL (@rizin_PR) March 7, 2025
当初「THE MATCH2」と銘打って平本蓮vs朝倉未来Vol.2が組まれていたが、平本の負傷により中止に。代わりに上記のクレベルvsシェイドゥラエフ戦が発表され、イベント名も「RIZIN男祭り」に変更されている。
さらに先日、朝倉未来の対戦相手が前王者鈴木千裕に決定、追加カードの発表と併せて会見があったわけだが。
【速報】RIZIN男祭りの会見が行われ、「朝倉未来vs鈴木千裕」、「桜庭大世vs中村大介」、「高木凌vs秋元強真」、「神龍誠vs伊藤裕樹」のMMA戦と「朝久泰央vsウザ強ヨシヤ」のキックボクシング戦が発表されました。 pic.twitter.com/aFC32UkeCx
— 前田聡(東スポ) (@maeda_tospo) April 9, 2025
そうか、未来の相手は鈴木千裕か…。金原正徳だったら現地観戦即決だったけど
朝倉未来vs鈴木千裕。
平本の離脱以降、朝倉未来の相手候補の中でもっとも可能性が高いと言われていたのが鈴木千裕とYA-MAN。
だがYA-MANは3月末に(RISEで)KO負け、鈴木千裕も同じく3月末のRIZIN香川大会でダウトベックに激闘の末に判定負けを喫している。
クマンドーイ応援でRISE現地観戦。YURAの強さに戦慄。野性的な宇佐美秀メイソン。会心の勝利で希望を見せた那須川龍心。直後にトリンダーデに絶望する
この時点で両者の線は消えたのでは? と言われていたが……。
蓋を開けてみればまさかの鈴木千裕。
⚡️5/4(日)東京ドーム #RIZIN男祭り⚡️
💥💥決定カード💥💥RIZIN MMAルール:5分 3R 66.0kg
🟥#朝倉未来/@Mikuruasakura_🇯🇵
ーーー🆚ーーー
🟦#鈴木千裕/@Chihiro__0514🇯🇵
第5代RIZINフェザー級王者📅5/4(日)12:00開場/14:00開始(予定)
🏟東京ドームhttps://t.co/SURIj5xaZr pic.twitter.com/BW653iDpYA— RIZIN FF OFFICIAL (@rizin_PR) April 9, 2025
それも千裕本人の強い希望により実現したとのこと。
これがいいか悪いかはともかく、何だかんだで噂通りの場所に着地した次第である。
そして、個人的にこの対戦にはいまいちそそられない。
もともと僕は朝倉vs平本Vol.2にまったく興味がわかずTHE MATCH2のスルーも決定していた。
ところが平本離脱→クレベル・コイケvsラジャブアリ・シェイドゥラエフ戦が発表されて「おお!!」と。
他のカード次第では現地観戦も考えていたところ……。
クレベル・コイケvsシェイドゥラエフにテンション爆上がり。こういう試合があるからRIZINは目が離せない笑 その他白川陸斗、鶴屋怜の感想を…
そうか、鈴木千裕か。
そうか。
ちょろっと名前が挙がっていた金原正徳なら即決だったのだが笑
割と真剣に朝倉vs金原正徳実現に期待していたのだが。
そうか、鈴木千裕か。
また追加で発表されたカードも(僕の中では)いまいちピンとこない。
田丸辰のMMA挑戦には「うおお、マジか!!」となったが、それ以外は……。
ウザ強ヨシヤ、西谷大成、上田貴央あたりが東京ドーム大会にふさわしいかはマジで疑問。
あえて言うなら神龍誠vs伊藤裕樹くらいか。
現地観戦の意欲が凄まじいスピードで減退している笑
未来にも勝ち筋があるんじゃない? 少なくとも平本よりは。ダウトベックみたいなハメ殺しができれば
ではここからは朝倉未来vs鈴木千裕の展望を適当に考えてみる。
まず未来にとって鈴木千裕はそこまで相性は悪くないと思っている。
少なくとも平本蓮Vol.2よりは勝ち筋がありそう。
朝倉未来vs平本蓮感想。左を当てるための対策を重ねた平本蓮。トラウマ? で縮こまった朝倉未来。やっぱり斎藤裕Vol.1かな。挫折を糧に成長する機会を失ったのが…
直近の鈴木千裕vsダウトベック戦を観ると、恐らく千裕はサウスポーが苦手。
1発1発のモーションが大きくカウンターを合わせやすい。
この試合でもサウスポーのダウトベックと正対、動き出しのカウンターを狙われまくっている。
また角度的にサウスポーの左ハイが当たりやすく、カウンターとの相乗効果でより被弾が増える。
カウンター使い&ハイキックで弥益ドミネーター聡志をKOしている未来にとってはやりやすいのではないか。
前回のクレベル戦、今回のダウトベック戦を観る限り千裕にはテイクダウンから試合を動かすパターンはない。
中間距離でカウンターとハイキック。
強引に入ってきた際はタックルと組みでコーナー(ロープ)に押しつける。
ダウトベックと似たパターンでハメ殺しできればマジで何とかなると思うのだが。
理想は2019年12月のジョン・マカパ戦。
この試合の未来は終始自分の間合い、タイミングでマカパをコントロールした。
同年4月のルイス・グスタボ戦に並ぶ未来のベストバウトの一つだと思っている。
懸念材料は、千裕はジョン・マカパに比べて距離が遠いことか。
マカパは小柄で踏み込みスピードもそこまでではなく、3Rを通して懐に入られるシーンはほとんどなかった。
グスタボは千裕と同様、思い切りのいいスイングが持ち味だが、未来はそこに得意のカウンターと膝を織り交ぜて突進を止めてみせた。
だが、数年前に比べて反応が落ちた&打たれ弱くなった(と言われる)今の未来にそれができるかは……。
しかも前回の平本戦では得意の右フックにカウンターを合わせられて撃沈している。
千裕も当然あの右フックは狙ってくるわけで。
ダウトベックも千裕に何発かクリーンヒットを許したことを考えると、未来が5分3Rをノーミスでいけるとは思えない。YA-MAN戦や平本戦のように1発もらってピヨるパティーンも十分あり得る。
朝倉未来vsYA-MAN感想。試合後のゴタゴタがアレすぎる件。インパクトのデカさに本人のキャラが追いついてない。これなら予定調和の3Rドローでよかったろ
未来が自分の土俵(中間距離でのカウンター勝負)に持ち込めるか。
持ち込んだとしてそれを3Rやり切れるか。
逆に千裕は未来の距離感をぶっ壊せるか。
もしくはダウトベック戦同様、たとえ距離を支配されても1発ぶち込めるか。
千裕のコンディションにもよるが、やはり7:3or6:4くらいで千裕有利かなと思う。
同時に勝率3割なら未来にも全然チャンスはある。
というわけで僕の予想はあえての朝倉未来判定勝ち。
大穴まではいかない、番狂わせくらいのノリで笑
奥山貴大のMMA3戦目!! しかも相手はRISEの直樹!! これはめちゃくちゃアガったけど…
話はガラッと変わって今度はDEEPについて。
下記の通り2025年5月5日のDEEP 125 IMPACT(後楽園ホール)にシュートボクシング王者奥山貴大が出場する。しかも相手は元RISE王者直樹である。
MMAデビュー戦で白川ダーク陸斗を腕十字で破りフェザー級GPに出場した現シュートボクシング日本ウェルター級王者奥山貴大の3戦目は白鳥大珠を2度倒した元RISEライト級王者の直樹に!
宗明建設Presents DEEP 125 IMPACThttps://t.co/8uBNDKTFrp pic.twitter.com/nxoa5YWKHp— DEEP/DEEP JEWELS OFFICAL (@jewels_deep) March 25, 2025
GP1回戦で敗れた奥山にさっそくチャンスが巡ってきたこととRISE王者直樹のMMA挑戦。二重のサプライズに驚いた次第である笑
奥山貴大vs海飛。奥山の開始直後の右で大絶叫。でも海飛の対策がよかった。MMAファイター奥山貴大たまらん
なおキック→MMAの流れが止まらない状況をキックファンはどう思っているのだろうか。
先日現地観戦したRISE ELDORADO 2025でも「キックという競技にプライドを持って~」「MMAに転向する選手が多い中~」旨のコメントが多々聞かれた。
K-1、RISEで王者になった大雅は満を持しての転向だが、RIZIN男祭りに出場する田丸辰などはまだまだキックでやることが残っている(と思う)。
他人の人生、決断にガタガタ言うべきではないのは承知の上で。
RIZIN一人勝ち状態の裏で置いてきぼり感を味わっているファンは多いと想像する。
「だからどうした? お前には関係ないだろ」という話ではあるが笑
笠原弘希vsジャック・ラーチャーノン、樋沼朝光vs伊藤要、風間大輝vs竜也、長谷川平蔵vs久留拓磨。外れなしのSHOOT BOXING 2025 act.2現地観戦。熱戦だらけで楽しかった
スタンド中心になりそう? 直樹がどこまでやれるかがわからなすぎて…笑
試合の展望だが、未来vs千裕戦同様こちらもスタンド中心の展開になると思っている。
前回の海飛戦ではっきりしたが、奥山貴大には自分からテイクダウンにいくパターンはない。
現シュートボクシング王者で柔道がバックボーン。
もみ合いでの強さ、組んでからコカすうまさはあるが、レスラーのようにタックルで倒してから上のポジションを取る動きは皆無。
白川陸人戦では白川が自らきてくれたおかげで一本勝ちに持っていけた。
白川陸斗vs奥山貴大、一点買いで起こしたアップセット。登場時から強者感が漂ってたしタックルへの対処で「ただ事じゃねえぞ」ってなった
それを踏まえると、今回の直樹も自分から組みにいくことはない。十中八九打撃中心の立ち回りでくるはず。
そして、その直樹の実力がまったくの未知数という笑
過去の試合(キック)を観る限りこの選手は長身ながらも距離自体は遠くない。中間距離の差し合いからのカウンターが得意なのだと思う。
(伝統派空手仕込みの)カウンターをちらつかせながら前進→どこかで1発ぶち込むのが(キックにおける)基本パターンだと想像する。
そして、奥山にとってはその方がありがたい(気がする)。
自分から組みにいかなくてもいい上に直樹には海飛ほどのスピード、蹴りの多彩さもない。打撃をかいくぐりさえすれば組み力を発揮できる。
遠い位置で見合う時間が長くなれば直樹有利。
奥山がスタンドで組む展開を作れれば奥山有利。
あとは直樹がグランドでどこまでやれるか。
ちなみに直樹は(ムエタイからMMAに転向した)梅野源治と一緒に練習しているとか。
ただ、同じ長身ファイターでも梅野は直樹と違ってガツガツ前に出るタイプ。
改めてMMAファイター直樹の実力が未知数である笑
勝敗予想は……。
やっぱり奥山貴大の判定勝ちですかね。
1Rの中盤あたりで奥山が直樹を捕まえる→組みの展開を押しつける流れで。
スタミナを消費した直樹は打撃のキレも落ちて防戦一方に。一本負けをしのぐだけでいっぱいいっぱいになり、奥山優位のまま試合終了。
みたいな。
というわけで奥山貴大がんばれ。
MMA3戦目、めちゃくちゃ応援している。
シュートボクシングのイベントに観客への配慮を感じる。リングアナのコール省略、パンフレットに時間の記載、チケット購入時の座席指定。団体としての懐の深さ、器の大きさがあるよね
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