アフマダリエフvsリカルド・エスピノサ暫定王座戦。指名挑戦権を保持したまま待ちぼうけ→暫定王座戦は気の毒だよな。だから統一王者がいるときは素直に暫定王座を設けろって言ってたんだよ笑

アフマダリエフvsリカルド・エスピノサ暫定王座戦。指名挑戦権を保持したまま待ちぼうけ→暫定王座戦は気の毒だよな。だから統一王者がいるときは素直に暫定王座を設けろって言ってたんだよ笑

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元S・バンタム級2団体統一王者ムロジョン・アフマダリエフが暫定王座戦に出場するとのこと。
日時は2024年12月14日(日本時間15日)、場所はモナコ・モンテカルロで対戦相手はWBA13位のリカルド・エスピノサ。


もともとアフマダリエフはWBAの挑戦権を保持しており、今年6月にWBAからの交渉指令も出ている。だが王者井上尚弥がTJ・ドヘニーとの対戦を優先した(内定していた?)ため実現せず。
 
TJ・ドヘニーがすごかった。警戒心MAXの井上尚弥から6R中2R奪取はとんでもない。差し合い、駆け引き勝負で食い下がる姿に感動したぞ
 
また対戦相手のエスピノサはダニエル・ローマンやジョン・リエル・カシメロとの対戦経験もある強豪(戦績30勝4敗25KO)である。
 

アフマダリエフvsエスピノサ正式決定。これで井上尚弥vsアフマダリエフが近づけばgoodだよね

ムロジョン・アフマダリエフとリカルド・エスピノサによるWBA暫定王座戦。
 
4団体統一王者井上尚弥とサム・グッドマンのタイトルマッチが12月に決定しているため、WBAの指名戦まで手が回らない状況。今回はこれを加味しての措置だと思われる。
 
井上尚弥vsサム・グッドマン。チャイノイ・ウォラウトの右をまともに食ったグッドマンの勝率は相当低い気が…。久しぶりのvsオーソドックスの井上はバンタム級時代のスムーズさが戻るかに注目
 
またアフマダリエフは前回のケビン・ゴンサレス戦から時間が経っているので調整の意味もあるのではないか。
どちらにしろこの試合によって井上尚弥vsムロジョン・アフマダリエフ戦実現が近づけば個人的にはgoodである。
 

エスピノサは両腕を振り回す倒し屋。ダニエル・ローマンとは噛み合ったしカシメロにも肉薄した

リカルド・エスピノサは全30勝のうちKOが25という倒し屋。
過去の試合をちょろっと眺めたが、両腕を躊躇なく振り回す思い切りのいいファイトでKOの多さも納得である。
 
基本は中間距離の選手なので連打型のダニエル・ローマンとはめちゃくちゃ噛み合った。
 
逆に遠い位置からすっ飛んでくるカシメロ相手には苦労させられた。なかなかカウンターのタイミングが合わずに最終回にKO負けを喫している。
ただ、11Rまでのポイント(12RKO負け)は103-105、105-103、104-104とまったくの互角。
両腕をぶん回すファイトはカシメロにもぼちぼち通用していた。
 
ティム・チューvsムルタザリエフ、カシメロvsサンチェス、小國以載vsンギーチュンバ。またロシアのヤバいヤツが出てきた。カシメロは実質ラストチャンスを逃した? “キレイなジャイアン”伊藤雅雪も大変だよな笑
 

vsサウスポーの経験が少ない? エスピノサがどう立ち回るか。アフマダリエフは絶対に負けられない試合

カシメロ同様、アフマダリエフも射程が遠く左ストレートがよく伸びるタイプ。
そう考えると今回もエスピノサのカウンターが間に合うか、アフマダリエフの左が先に届くかの勝負になるのではないか。
 
だがアフマダリエフはカシメロと違って前手の右を器用に使える。
あの右リードでエスピノサをうまくコントロールできるか、逆に連打に巻き込むきっかけを与えてしまうのか。
 
またエスピノサのキャリアを振り返るとサウスポーとの対戦が見当たらない。
両腕を躊躇なくぶん回す豪快なファイトを(経験の少ない)サウスポーとの対戦でもやれるかにも注目である。
 
 
正直、試合の展望はよくわからない。
リカルド・エスピノサは間違いなく強いと思うが、vsサウスポーの情報がなさすぎて何とも言えない。
 
ただアフマダリエフにとっては絶対に落としてはダメな試合だし、それを踏まえて選んだと想像する。
 
タパレスがアフマダリエフに勝っただと…!? 前で勝負するタパレスをアフマダリエフは攻めきれず
 

批判も聞こえる暫定王座戦だけど、今回はむしろ遅すぎたくらい

そしてWBAの暫定王座戦については相変わらず批判が聞こえてくる。
「認定料稼ぎ」
「王座の乱立」
↑要するにいつも通りのフレーズである。
 
下記の記事にもあるようにWBAは2021年にベルトを一本化する方針を掲げて暫定王座を片っ端からはく奪した経緯がある。


それを受けての批判でもあるのだろうと。
 
 
だが今回は筋が通っているというか、逆に遅すぎたくらい。
もともとアフマダリエフは2023年12月のケビン・ゴンサレス戦で挑戦権を獲得している。さらに2024年6月にはWBAから対戦交渉指令も出ている。
それを反故にしたのは王者側だし、このままだとさらに待たされることになる。
 
アフマダリエフがゴンサレスに勝利しWBA挑戦権獲得。前回はタパレスがよかったのかもしれん。井上尚弥がフルトン以上に警戒するのもなるほどとオモタ
 
一度井上陣営とアフマダリエフ側が交渉→アフマダリエフが日本開催を嫌がったという話もあるが、その辺はよくわからない。
とにかく指名挑戦権を保持している選手が待たされ続ける状況はよろしくない。
暫定王座を設けてタイトルマッチに強制力? を持たせるやり方は悪くないのではないか。
 

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アフマダリエフが気の毒まである。指名挑戦権を保持しているのに暫定王座戦に駆り出される理不尽

もっと言うと、僕はアフマダリエフが気の毒とすら思っている。
 
上述の通りこの選手は去年の12月に挑戦権を獲得している。今年6月にWBAからの対戦指令も出されている。
本来は待っていればチャンスがくるはずが、なぜか暫定王座戦に駆り出されるという。
 
以前、亀田和毅もWBAの挑戦権を保持したまま待ちぼうけを食わされる→もう一度挑戦者決定戦が組まれそうになったことがあったが、それと同じ。
亀田和毅も今回のアフマダリエフも再びリスクを負わされるのはどう考えても気の毒である。
 
 
てか、僕はずーっと「暫定王座は必要に決まってる」「統一王者がいる場合は素直に暫定王座を設置しろ」と絶叫してますからね笑
 
統一王者は指名戦まで手が回らずランキング上位陣になかなか順番が回ってこない。
その状況で杓子定規に暫定王座を廃止しても渋滞が酷くなるだけだろと。
 
WBAが暫定王座廃止? いや、暫定王座はいるだろw ここまでビジネスが肥大化すれば王座乱立も仕方ない? L・フライ級の上位ランカーに注目してみた
アフマダリエフvsリカルド・エスピノサ暫定王座戦。指名挑戦権を保持したまま待ちぼうけ→暫定王座戦は気の毒だよな。だから統一王者がいるときは素直に暫定王座を設けろって言ってたんだよ笑
 


変な意地を張ってないで前回のアフマダリエフvsケビン・ゴンサレス戦を暫定王座戦にしておけばよかったんだよ。
 

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カイチョー大橋の言い分があまりに酷い。毎度相手を下げる発言には辟易する

またアフマダリエフとWBAに対するカイチョー大橋の言い分はあまりに酷い

「大変なんですよ。4団体統一すると全部指名試合になってしまう」

「WBAがやれとさんざん言っているけど、言わせてもらうとタパレスに負けちゃってるじゃないですか。井上から逃げ回って負けたタパレスに負けてるというのは、ボクシングの興行として引っかかるところ」


うん、コイツはいったい何を言っているんだ
 
4団体すべてを保持し続ければ指名試合だらけになるのは当然だし、できないならさっさと返上した方がいい。
上位ランカーの停滞を解消するためにもガタガタ述べてないでさっさと手放そうぜと。
 
仮に大橋プロモーションの誰かに挑戦させるためにタイミングを測っているのだとしたら最悪である。
 
 
そしてもっと酷いのが「タパレスに負けたアフマダリエフとの対戦は興行主としてノレない」旨の言い分。
 
いや、嘘だろ笑
正気かオイ。
 
アフマダリエフはタパレス戦後にしっかりと挑戦者決定戦に勝って挑戦権を獲得したわけで。
正当な手順を経て勝負の舞台に戻ってきた選手にどれだけ失礼な物言いをしとんねん。
 
で、「タパレスは井上から逃げ回ってた」って?
もうめちゃくちゃですよ。
 
タパレスの大健闘に感動が止まらん。井上尚弥攻略の糸口? 階級アップで人外の超人っぷりは薄れたよな。最強には変わりないけど
 
サム・グッドマンのときもそうだが、このおっさんの相手を下げる発言には毎回辟易させられる。

渋っている。指名試合なのに。7月に(豪州)国内でノンタイトルをやるから、12月にしたいと。たぶん(井上尚が王座を)返上するのを待っているんじゃないか

「サム・グッドマン消極的!? 井上尚弥次戦の最有力候補に大橋会長「渋っている」 代役にドヘニー浮上」
 
全然違ったね
しかも自分たちはアフマダリエフとの対戦交渉指令が出た際にまったく同じことをやってたし。
 
何かの番組でこのおっさんが「あえて大げさな表現をすることで耳目を集める狙いがある」的なことを言っていた記憶があるが、それがあることないこと言っていい理由にはならん。
 
それっぽい言い回しでバカを扇動して味方を増やす。
安っぽいインフルエンサーみたいなやり口には心底吐き気がする。
 
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