“判定のカリスマ”山本美憂を見ろ。RIZIN発のスターは朝倉未来じゃなく山本美優だから。DQN一歩手前のスレスレ感が一番カッコいいんだよw【2019.6.2感想】

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神戸ポートタワーイメージ
2019年6月2日、神戸ワールド記念ホールで開催されたRIZIN16。
第12試合、RIZIN女子MMAルール5分3Rで行われた山本美憂vs浅倉カンナの一戦は、3-0の判定で山本美優の勝利。RIZIN4連勝を飾るとともに、第6試合で勝利した息子山本アーセンとの親子揃っての白星を初めて達成した。
 
 
レスリングをバックボーンとする両者の対戦となった今回。
試合は序盤から浅倉カンナが積極的にタックルを仕掛け、それを山本美優が受け止める展開。浅倉カンナが再三タックルに入るものの、そのつど山本美優が上から潰し、膝蹴りの連打を浴びせてペースを掴む。
 
時おり払い腰で上のポジションをとる浅倉カンナ。だが、山本美優のパワーを抑えきれず、なかなか優位な流れに持ち込めない。
 
 
最終3Rには浅倉カンナが下のポジションからアームロックを仕掛けるが、山本美優はこれも落ち着いて外し、再び鉄槌を落として動きを封じる。
 
そして、両者決め手のないまま試合は3R終了のゴング。終始優位に試合を進めた山本美優が3-0の判定で勝利を飾った。
 
「山本美憂がハム・ソヒのMADに沈む。打撃とタックル対策で圧勝。改めてすげえわハム・ソヒ」
 

注目していた山本美憂vs浅倉カンナ戦。山本美優は完全にRIZINでのMMAに適応したな

関西初上陸となったRIZIN16。
 
今回僕がもっとも注目していたのがこの試合。
山本美憂vs浅倉カンナ戦である。
 
現在RIZIN3連勝中と波に乗る山本美優が、元チャンピオンの浅倉カンナと対戦する。
これだけでもテンションが上がるのだが、成長著しい山本美優がどんな試合を見せるかをめちゃくちゃ楽しみにしていた次第である。
 
「盛りだくさんの大みそかRIZIN20感想。美憂、ハム・ソヒ、未来、天心、ケイプ。今までで一番の見ごたえ」
 
で、試合の感想としては、
 
やっべえなオイ。
山本美優、本気でヤベえわ
 
いや、冗談抜きですごくねえっすかこの人?
正直、2016年9月のRENA戦を観た際は「結構厳しいかな?」と思っていたのだが、それがまさかここまでの成長を遂げるとは。
 
割とガチで、ストライカー系以外の選手が今の山本美優に勝つのは相当難しいのではないか。それくらいRIZINでのMMA? リングでのMMA? に適応している気がする。
 
このまま成長すれば、RENAがUFCに行ける? などと思っていた時期が僕にもありました。
「山本美優負け~。RENAすごいね、UFC行けるんでないか? 木村ミノルの秒殺KO負けで度肝を抜かれた」
 

ファイトスタイルの確立。打撃技術とグランド技術の向上により、強フィジカルを目いっぱい発揮しての“判定力”を手に入れた

具体的には、やはりファイトスタイルが確立されたのがデカいと思う。
 
この人はもともとレスリングで世界一まで上り詰めた選手。
なので、当然だがタックル技術は誰よりも凄まじい。もう、ホントに凄まじい。問答無用で凄まじい。観た瞬間に凄まじい。それこそ「あんなタックルを防げるヤツなんかおるの?」というくらいに凄まじい。
 
そして、“それだけの選手”だった。
 
相手の打撃をかいくぐって倒すまではいいが、そこから先の手がない。タックルで上のポジションをとり、そのまま何もできず。
 
とはいえ、スタンドでの打撃ではかなわないため、必然的にタックルに頼らざるを得ない状況。グランドで徐々に相手に引き込まれ、最終的に関節を決められて負けるというのがこの選手のパティーンだった。
 
打撃では勝負にならず、グランドではできることがない。
デビュー数戦の山本美優は完全に「タックルだけの人」だった。
 
 
ところが、2017年7月のキャシー・ロブ戦あたりから様子が変わる。
打撃技術が改善し、スタンドでの打ち合いで相手に押されるシーンが大幅に減る。
 
スタンドで打ち負けなくなったことにより、相手はまともに正面には立てない。ペースを握るには自分から動くしかなく、当然タックルを仕掛けることになる。
だが、レスリング世界一の山本美優にタックルなどそうそう決まるもんじゃない。
 
強フィジカルを活かしたがぶりで受け止められ、山本一族の特徴である異様に発達した肩回りから繰り出す鉄槌で上から押し潰される。そのまま空いた頭頂部に膝蹴りを山ほど叩き込まれ、上のポジションをキープされたままパウンドを浴びる流れ。
 
「RIZIN山本美優初勝利。何か成長しとったぞ。タックルが神過ぎてヤヴァイww」
 
スタンドでの打撃で優位に立てる分、自分から仕掛ける必要はなくなった。また、相手のタックルは桁違いのレスリング技術を駆使すればいくらでもしのげる。それに加え、グランド技術が向上したことで常に上のポジションをキープし続けることが可能。フルラウンド動き回っても失速しないスタミナもある。
 
前回の長野美香、今回の浅倉カンナとレスリングベースの相手との試合が続いたが、この判定力、“判定のカリスマ”っぷりは並大抵じゃない。
繰り返しになるが、ストライカー系以外の選手が山本美優に勝つのは至難の業ではないか。
 
「RIZINは那須川天心で回ってるからな。イベント後の場内にゴミが散乱。関西の格闘技ファンは民度が低い?」
 

山本美優の成長速度がエグい。日本人のトップ3人をわずか数年でごぼう抜きにした事実はとんでもない

以前にも申し上げたが、山本美優の成長速度は尋常じゃない。
 
石岡沙織
長野美香
浅倉カンナ
この3人にいずれも3-0で勝つって、普通にとんでもないと思うのだが。
 
RIZIN参戦当初は完全にイロモノ扱いだったのが、わずか数年で日本のトップクラスをごぼう抜きにした事実。これがいわゆる「モノが違う」というヤツなんだろうなと。
 
てか、この選手の首の強さってヤバくなかったですか?
 
今回の浅倉カンナ戦での1R残り2分あたり? で頭をリングに立てたままグルンと前転したシーンがあったのだが、自分、アレめちゃくちゃ怖かったっす。下手したら頸椎イワすんじゃねえか? と思うくらいゾッとしたのだが、当の本人は何事もなかったようにケロッと試合を続行するという。
 
また、3Rにグランドで首を極められそうになった際も、無造作に首をグイッと引き抜いて脱出したり。
細かい技術云々はよくわからないが、個人的には目ん玉が飛び出るほど衝撃的な光景だった。
 
「朝倉海w 堀口恭司もそこまで簡単ではないと思ってたけど、ホントに勝ってどうするw 試合観たことなかったけど」
 

今後? そりゃあなた。浜崎朱加に勝って世界のKUBOTAにリベンジですよ。DQN一歩手前が一番カッコいいw


山本美優の今後についてだが、たとえば
 
2019年7月のRIZIN17でハム・ソヒに勝利し、
9月? 10月? のRIZIN19で浜崎朱加のタイトルを奪い、
大みそかにベラトール帰りの世界のKUBOTAにリベンジする。


これがすべて実現すれば、もはや山本美優をRIZIN発のスターと呼ぶことに異論はない(はず)。
 
どうやらRIZINは朝倉兄弟、特に兄の朝倉未来を推しているようだが、あの選手はもともとTHE OUTSIDER出身。那須川天心や世界のKUBOTAにもそれぞれホームと呼べる場所があり、RIZINはあくまで“地上波発表会の場”である感が強い。
 
その点、山本美優はRIZINでデビューし、RIZINで成長を遂げた選手。しかもRIZINで親子共演を果たし、RIZIN参戦中に弟を病で亡くし、弟の入場曲に合わせて入場するというストーリーもある。
 
それも当初の嘲笑交じりのイロモノ枠からのし上がった純血のRIZIN発のスター

個人的に山本美優を推さない理由が見当たらない。
 
↓この冗談みたいなドス黒さを見ろよw

こういうDQN一歩手前のスレスレのラインが一番カッコいいんだよな(違
 
「堀口恭司が凄すぎてw コールドウェルに判定勝ちでベラトール王者に。RENAは残念だったけど、絶対諦めんなよ」
 
でもアレだ。
ハム・ソヒとの対戦が実現したらおもしろそうではあるよね。
打撃が得意なハム・ソヒにタックルを決めて勝てば、世界のKUBOTAへのリベンジも普通にあり得そう。
 

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