初めての一人暮らし。部屋探しで失敗しないための4つのコツ【新生活スタート】

NO IMAGE

新生活初めての部屋探し
こんにちは。個人出版支援のFrentopiaです。

桜前線北上中で、いよいよ春本番ですね。
3月も下旬。4月から新生活に入る人も多いだろうということで、今回は「初めての一人暮らし。部屋選びで失敗しないための4つのコツ」と題して、初めての部屋探しに失敗しないためのポイントをご紹介するという企画です。

といっても「相場を調べる」とか「契約するときの〜」など杓子定規なお話だとつまらないので、僕自身が実際に経験して感じたことを箇条書きでお伝えしようと思います。多少偏った内容になるかも知れませんが、個人の生々しい記録として参考にしていただければ幸いです。

対象となる人物像としては、
・昼間働く社会人
・今まで実家暮らしだったけど、今回初めて一人暮らしをする
・電車通勤で、最寄り駅までは徒歩の予定
こんな感じです。

内見は必ず2回行く

まずはコレ。
内見は必ず2回行きましょう
さらに言うと、時間帯を変えて昼間、夜間と時間帯を変えて行くのがベストです。

理由は2つあります。
1つ目の理由は、当たり前なのですが「昼と夜とでそれぞれの状況を把握しておく」ことです。

基本、内見は夕方以降になることが多いです。例えば不動産屋に午後の早い時間に入るとします。そこで自分の希望を伝えていくつか候補を紹介してもらっているうちに1、2時間はすぐに経ちます。実際に内見に行く頃には夕方の時間帯になっていることが多いです。つまり、仮に気になる物件があったとしても、それは夜間の時間帯での印象ということになるわけです。

やはり昼間の状況を確認するのは絶対に必要です。特に日当り。これがどの程度いいのか悪いのか。そこをおろそかにしてしまうと、のちのち必ず後悔することになります。

2つ目の理由。「頭を冷やす期間を設ける」。これがホントに大事です。
1度目の内見で気に入ると、テンションが上がります。そして冷静さを失います。細かい不満が目に入らなくなります。

「就職・転職戦線異常あり? 圧迫面接キター!!」

通常、その日は「何日までに返事をします」という約束をして帰宅します。ところがその数日間のうちに、気になった部屋の印象がどんどん膨らみます。それも、よかった印象だけが膨れ上がっていきます。加えて「先に別の人が契約しちゃったらどうしよう?」という不安も鎌首をもたげます。結果的にその不安と自分の中で誇張された印象に耐えきれなくなり、契約してしまうのです。
それで実際に住み始めてみたところ、目を背けていた不満が噴出して後悔するという結果に陥ります。

これを避けるために、不動産屋を出る前に必ず2回目の内見の予約をしましょう。
同じ部屋を2回訪れてみて、1度目と同じようにテンションが上がったなら、それは本物といってもいいかも知れません。そこで初めて契約を決めましょう。
大丈夫です。あなたが考えている数日間にその部屋が埋まることは案外ありません。もしその間にその部屋が埋まってしまった場合は、自分はその部屋とは縁がなかったと思いましょう。

「冬の電気代が高い!! 努力も工夫もなく月1500円電気代を節約したいあなたに「着る毛布」」

隣の部屋に住む人の情報を聞き出せ

続いてはコレです。
隣に住んでいる人の情報は聞いておきましょう
もっと言うと、隣だけではなくその建物全体の住人がどんな層の人間なのかをそれとなく把握しておくことが大事です。マジで大事です。教えてくれるかどうかはわかりませんが、あの手この手を使ってでも不動産屋に聞いておきましょう。

理由はご想像の通りです。騒音や話し声で生活環境を侵される心配がないかどうか。これに尽きます。

理想は学生でないこと。特に隣人は昼間に働く社会人であること。ここがかなり重要です。
正直、隣人が学生だとヤバいです。特に、頻繁に友だちを家に連れてくるような人は最悪です。簡単に死ねます。夜中の騒音、話し声。シャレにならないです。夜中の2時から本番スタート。そんな感じでこちらの安眠タイムが平然と浸食されます。

ご自分たちの学生時代を思い出してみれば容易にわかりますが、彼らは金はないけど時間はクソほどあります。そして無尽蔵の体力を持っています。どれだけ夜更かししても、半日寝れば全快です。こんなヤツらに週五で働いている人間が敵うはずがありません。
なので、部屋を契約する前に隣人の情報は何としても聞き出しましょう。死にたくなければそうしましょう。

駅からの距離も大事だけど……






続いて3つ目です。
駅からの距離も大事だが、上り坂でない方がはるかに大事です。

「そのくらい何とかなるよ」と思いますか?
甘いです。
始めのうちは何とかなります。だけど、ジワジワきます。
特に雨の日や冬の寒い日。通勤時の上り坂。結構堪えます。
「このくらいどうってことないでしょ」と、勢いで契約したことを後悔することになります。
そして、いずれ駅からの道がキツいという理由で引っ越しを考え始める羽目になるのです。

徒歩10分以内、15分以内。駅近。
こういったカタログスペックだけではわからないのが、駅までの道が平坦であるかです。
徒歩○○分という表記はあくまで距離だけのものです。その道中が上り坂なのか平坦な道なのか、そこまではわからないです。なので、必ず自分で確認してください。可能であれば、実際に一度歩いてみることをおススメします。仕事帰りなどの疲れた状態で歩いてみましょう。実生活に入ったときの臨場感を知ることができます。

理想は理想として、ほどほどが吉

最後の1つです。
何だかんだでほどほどが一番です。

花粉症の人が、同僚にカドが立たないように窓を開けるのを止めさせる3つの秘奥義

部屋探しに理想を求め過ぎて、身動きがとれなくなるパターンはよくあります。正直、自分の理想をすべて叶える部屋は存在しません。どうしても理想の部屋に住みたいのならば、自分で建てる以外に方法はないです。

なので、ほどほどで妥協しましょう。
自分の絶対譲れない条件をいくつか設定して、それを満たす部屋の中で一番いいと思ったところに決めるのがベターです。100点をとるのは不可能です。80点の部屋が見つかれば最高と思った方がいいです。

「親の教育・子育て失敗回避? 横並びはマジで大事」

それでも納得いかない方。「もっといい部屋があるんじゃないか」という気持ちを捨てきれない方。
ふと冷静になって、こう考えてみてください。
その部屋に一生住むわけじゃないでしょ?

最後に






いがかでしょうか。
大体僕が思う、初めての部屋探しで失敗しないためのコツはこんなところです。

「読まなくても書ける! 読書感想文の書き方例」

とにかく大事なのは「生活がスタートしてからの方がはるかに長い」ということです。正直な話、契約の煩雑さや引っ越しスケジュールの難しさ、めんどくささは何とかなります。というよりも、大変なのはその瞬間だけです。それよりも、実際に引っ越し先でスタートする生活の方が数百万倍長いです。

なので、その瞬間はどうってことないと目をつぶった不満が、だんだん大きくなって結果的に後悔する一番大きな理由になることはあり得る話です。それを考えた上で部屋選びをするべきだと僕は思います。

逆に言うと、僕は上述したコツを実践しなかったために初めての部屋探しで大失敗しました。今でこそ笑い話にできるくらい復活しましたが、当時は冗談抜きで回復できないほどの精神的ダメージを被りました。

というわけで次回は僕の失敗エピソードを公開していきたいと思います。引き続きお付き合いいただければ嬉しく思います。
みなさんの新生活に幸あれ。

【個人出版支援のFrentopia オンライン書店】送料無料で絶賛営業中!!