村田諒太vsハッサン・ヌダム・ヌジカム予想。これ普通に勝てるんじゃねえの? 村田がヌジカム(アッサン・エンダム)をゴリ押し圧倒してミドル級王座を獲得する日は近い?

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ジャンヌダルクフランスイメージ
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ロンドン五輪ミドル級金メダリスト村田諒太の世界タイトルマッチ間近?
 
WBA・WBO2位、WBC・IBF4位につける日本の村田諒太が、2017年5月20日に東京・有明コロシアムでWBA世界同級暫定王者ハッサン・ヌダム・ヌジカム(アッサン・エンダム)に挑戦することが濃厚となった。
 
「村田vsエンダム感想。疑惑の判定負け? 素人がプロに口出すな。やったことがないヤツが語るな」
 
2016年末に行われた世界前哨戦でブルーノ・サンドバルに快勝した村田。
これまでWBO王者ビリー・ジョー・サンダースとのタイトルマッチ実現を目指して交渉を重ねていたが、自国開催にこだわるサンダース陣営と折り合いがつかずに決裂。
 
「爆腕!! 村田がブルーノ・サンドバルにド迫力KO!! 世界前哨戦で格の違いを見せつけ3RKO」
 
そこでターゲットをWBAのヌジカムに変更し、対戦合意までこぎつけたとのこと。
 
なおJBCは暫定王者を正式な王者としては認めていないが、3月18日(日本時間19日)に行われるゲンナジー・ゴロフキンvsダニエル・ジェイコブスの勝者がWBAスーパー王者に繰り上げになるため、村田とヌジカムが空位の正規王座をかけて争うことになる。
 
「ジェイコブス大健闘!! ゴロフキンのKO記録をストップ!! でもがんばった止まりかな。倒し方は見えたけど誰ができんの?」
 
日本人には困難と言われるミドル級で竹原慎二以来の王座獲得なるか。
ロンドン五輪から約4年。ついに村田諒太が王座に挑戦する。
 
「リカルド・ロドリゲスっていい選手だと思う。井上尚弥の苦手なタイプかも? 米国からのオファーがあるってホントかね」
 

ビリー・ジョー・サンダースからの路線変更で標的はヌジカム(アッサン・エンダム)。すべてがいいタイミングで回ったマッチメーク

村田諒太vsハッサン・ヌダム・ヌジカム決定間近!!
 
日本の村田諒太の世界タイトルマッチがついに実現する。
かねてからの標的として交渉を続けてきたビリー・ジョー・サンダースだが、自国開催を譲らずに合意に至らず。WBA暫定王者であるヌジカムに路線変更したとのこと。
 
「メインの前に帰るな、予備カードを観ていけとかいう暴論。選手のチケット手売りとかいう最悪の慣習」
 
僕も以前から「ビリー・ジョー・サンダースはいろいろややこしいから、WBA暫定のヌジカムでも狙えばええんちゃう?」と言ってきたが、それが本当に実現しそうである。
 
「村田1Rで圧勝!! 廃棄処分するようにタドニッパをKOする。100点満点じゃないか? タイトルマッチも勝てる?
 
まあ、普通に考えればサンダース以外に狙えそうなところはここしかないわけだが、ちょうどゴロフキンvsジェイコブスのスーパー王者vs正規王者の統一戦が行われることもあり、ホントに絶妙なタイミングだった。
 
「ジェイコブスさんがゴロフキンに勝つには? ニューヨークのヒーロー、ジェイコブスよ、GGGの圧勝予想を覆せ」
 
こうなれば周囲の声など気にする必要はない。
「ゴロフキンを避けたの?」
「このまま弱い相手を選ぶの?」
などなど。
いろいろと雑音は聞こえてくるだろうが、ヌジカムは間違いなくミドル級トップクラス。
ぜひとも勝利をもぎ取ってもらいたい。
 
「拳四朗vsガニガン・ロペス戦を予想してみる。拳四朗勝利が大方の予想みたいだけど、ガニガン・ロペスもいい選手」
 

勝敗予想は村田の判定勝利。もしかしたら試合後半のKO勝ちもあるんでないの?

村田との対戦が濃厚と言われるヌジカムは戦績35勝2敗の実力者。
デビッド・レミュー、ピーター・クイリンというファイター型の選手に敗北を喫しているものの、スピードとパンチのキレは抜群。ミドル級では文句なしのトップファイターの1人である。
 
「ジェイコブス、クイリンを瞬殺!! 初回の壮絶ラッシュでTKOに下し、見事防衛成功」
 
「相手が弱過ぎて本当の実力がわからない」「いつまで意味不明な雑魚とやってるんだ」と、散々な言われようの村田だが、この相手に勝てば文句のつけどころはない。
 
最終目標である帝王ゴロフキンとの一戦実現のためにも、自身のブランド価値を上げるには絶好の相手。キャリアの集大成第一章と言ったところだろうか。
 
 
というわけで、例によって勝敗予想を。
村田の12R判定勝利。今回はこれでいきたいと思う。
 
マジな話、相手がヌジカムなら普通に村田が勝つような気がする
それこそうまくハマれば9、10RでKOできる可能性もあると思っているのだが、いかがだろうか。
 
ん?
強気過ぎか?
こういう強気の予想をすると、思いっきり真逆の結果が出て恥をかくというのがいつものパティーンなのだが。
 
まあ、そうなったらそうなったで「すみません」と言えばいいだけの話で。
 
「ベルチェルト勝っちゃったw バルガスを流血ストップで王座奪還!! バルガスはプロ初黒星」
 
とりあえずアレだ。
 
今回は村田が勝ちます
で、竹原慎二以来のミドル級王者になります。
よろしくお願いします。うっす。
 
「レミュー左フック一閃!! スティーブンスがスヤッスヤ。マザーの胸で安らかに眠れ」
 

割とガチで村田有利。村田はヌジカムの苦手なファイタータイプじゃない? しかもここ数戦の村田はフットワークも成長している

今回の報道が出てから村田とヌジカム、両者の試合を観直してみたのだが、ひいきでも誇張でもなく村田が有利に思える。
 
よく動く足とスピーディな連打が持ち味のヌジカムだが、ミドル級としては身体全体のパワーにもの足りなさが感じられる。
さらに言うと、一見フットワークがよくつかまえにくい選手に思えるが、実際はそんなことはない。
レミューやクイリンのようにゴリゴリ前に出るファイターにはあっさりつかまっているし、2014年のカーティス・スティーブンス戦でも中盤から後半にかけてロープを背負わされるシーンが散見される。
 
「ガルシアvsサーマン感想!! 才能の塊キース・サーマンがパワーでダニー・ガルシアを置き去りにする。まあそうなるよな」
 
要するにヌジカムが苦手としているのはファイタータイプ。レミュー、クイリン、スティーブンスなど、積極的に前に出て打ち合うスタイルの選手である。
 
身体全体にパワーレスな分、ある程度は仕方ないが、足が使えるようでいて実はそうでもないという部分には注目したい。
前後に激しくステップを踏み、リングを大きく使って相手から距離をとる。細かいジャブを出しながらサークルし、テンポよく動き回るうちにバッチリつかまる
後はコーナーを背負ってラッシュを浴び、フック系のパンチを横から被弾してガックリというパターンである。
 
 
対する村田。
ここ数試合、特に前回の試合を観ると、かなりフットワーク面の進歩がうかがえる。
左回りに距離をとろうとするサンドバルの進行方向を塞ぐように鋭角に間合いを詰め、右の打ち下ろしと左ボディで挟み撃ちにする。この得意パターンにあっさりと持ち込む手際のよさは、これまでの村田にはあまり見られなかった動きではないだろうか。
 
自分より上背のある相手をパワーで圧倒したことはもちろん、ああいうシーンをさらっと作ってしまう機能的なフットワークは本当にすばらしい。2016年末に行われた多くのボクシングの中で、僕が村田をMVPに推した理由がここである。
といっても、これまでの相手がアレすぎたというのもあるのだが。
 
「覚醒した田中がフエンテスに圧勝!! “中京の怪物”が絶不調のフエンテスを5RKO」
 
そしてハッサン・ヌダム・ヌジカムという選手は、要するにブルーノ・サンドバルの上位互換だと思う。
 
左ジャブの多用。
左回りのステップ。
上半身の柔軟性。
 
それぞれの動きはヌジカムの方がはるかに上だが、それでも基本は同じ。
半身のポジションをキープしつつ、左回りの動きに逆方向からプレスをかけるフットワーク。相手の動きに惑わされずにあのプレスができれば恐るるに足らず。ヌジカムにコーナーを背負わせ、打ち下ろしの右と左ボディで村田が圧倒するシーンが観られるはずである。
 
「比嘉大吾vsエルナンデス予想。和製ロマゴン? ちょっと違う気がするけど」
 
後は村田がヌジカムをKOできるかだが、これは村田の圧力やパワーがレミュー、クイリンよりも上かどうかという話になる。
脅威の回復力を持つヌジカムの意識を断ち切るくらいのパワー、圧力が果たして村田にあるか。
2016年に長いラウンドを経験していない村田が、試合後半まで失速せずに厳しいプレスを維持できるか。
 
で、僕の結論としては、希望を込めて「KOできる」
 
試合後半、疲れの見えるヌジカムをロープに追い込み、左ボディのダブルで身体を起こす。
苦し紛れのジャブを出しつつ、ヌジカムが身体を入れ替えようとした瞬間、村田の右が見えない位置からドカン!!
前のめりに頭から倒れるヌジカム。
 
そのままうつ伏せでピクリとも動かず試合終了。
10RTKOで村田勝利!!
 
こんな結末になれば最高である。
判定勝利の予想をしておいてアレだが。
 
「ボクシングのプロとアマチュアのイザコザが意味不明。既得権益? 何で田澤ルールみたいになってんの? 情弱な俺にも教えてくれよ」
 

実は強烈なカウンター使いのヌジカム。中間距離での被弾だけは避けたいね

懸念材料があるとすれば、ヌジカムのカウンターだろうか。
スピードと見切りのアウトボクシングを持ち味とするヌジカムだが、実は右のカウンターがかなり強い
2014年のスティーブンス戦でも見事はカウンターでダウンを奪っているし、2015年のレミュー戦でもダウン寸前まで追い込むシーンを作っている。何より前戦のアルフォンソ・ブランコ戦では、カウンター気味のワンツーで戦慄の1RKO勝利を飾っている。
 
「マイキー・ガルシアがズラティカニンにKO勝ち。空中で失神してゆっくり崩れ落ちる衝撃映像」
 
パンチを大きく振りかぶるスタイルの村田にとって、あの切れ味鋭いカウンターは一番もらってはいけないパンチである。どれだけ優位な展開でもガードを上げてじっくり距離を詰めるスタイルを崩さず、中間距離での不用意な踏み込みだけは避けたい。
 
「海外挑戦にはインパクトのあるきっかけが必要なのかね? NHK BS1「あの負けで私は強くなった「ボクシング・長谷川穂積」」を観て」
 
逆にあのカウンターは距離と足場がしっかり固まった状態でしか出せないため、至近距離での打ち合いで打ってくることはまずない。コーナーに詰めた局面では遠慮なく腕を振っていいと思う。
 
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まあ、その辺はクソ真面目な村田なら心配ないと思うが。
 
 
とにかく、実力者ヌジカムに見事勝利して、ミドル級戦線での道を大きく切り拓いてもらいたい。
ここをゴールに設定してるわけではないだろうし、村田の実力を証明するにはヌジカムは本当にいい相手だと思う。
 
「カネロ・アルバレスvsチャベスJr.決定! ビバ メヒコ! 大絶賛の時間だあああぁぁぁ!!」
 
有明でやるなら観に行こうかなぁ。
でも、またグダグダの進行だったらしんどいしなぁ。
テレビの方がいいかなぁ。
 
「ボクシングはテレビで観るものだと確信した夜。「ボクシングフェス2016 井上尚&八重樫 W世界戦」に行ってきた」
 
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