ダラキアンvsビロリア、ニエテスvsレベコ、ビーモンvsラモス、ラミレスvsアメドなど。やっと観たのでまとめて感想を書いていくぞ【結果・感想】

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メキシコの海
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シーサケットvsエストラーダ戦やアローヨ兄vsクアドラス戦など、大盛況のうちに終了したSuperfly2。
 
「こいつホントにクアドラスか? アローヨと足止めて打ち合うとか、何があったんだオイ。激しい打撃戦の末にアローヨ判定勝利」
 
期待の井上尚弥はバンタム級への進出表明後、ジェイミー・マクドネルと交渉中。
また、比嘉大吾や田中恒成、拳四朗、村田諒太など有力選手の次戦も発表されている。
 
「気づくのおっせえw 岩佐vsサウロン。大差判定で岩佐が初防衛成功。ジリ貧の両者が後半に「あっ」ってなる」
 
その他、海外ではゴロフキンvsカネロの再戦やエリスランディ・ララvsジャレット・ハードの統一戦。そしてクルーザー級、S・ミドル級で開催中のWBSS。
 
各国での動きも活発で、2018年もなかなかの盛り上がりである。
 
「山中2RKO負け引退表明。ネリ体重超過で試合に臨み、パワフルな連打で圧倒。めんどくせーけど、一応感想を言っておこうか」
 
そこで今回は、最近行われた試合の中で気になっていたものをざっと取り上げてみようと思う。
 
いわゆる「めっちゃテンション上がったわけじゃないけど、そこそこおもしろかった」試合。
あまり注目はしていなかったが、スルーするには惜しい試合をいくつか挙げて、適当に感想を述べていくことにする。
 
「感動しちゃったよシーサケットvsエストラーダ。引き出しの多いエストラーダをシーサケットがテーブルごとひっくり返した」
 

○アルテム・ダラキアンvsブライアン・ビロリア×

2018年2月24日(日本時間25日)に米・カリフォルニア州で行われたSuperfly2での一戦。
井岡一翔の引退に伴うWBA世界フライ級王座決定戦で、アルテム・ダラキアンが3-0(118-109、118-109、118-109)の判定で勝利し、初の戴冠に成功した試合である。
 
 
実を言うとこの試合、開始30秒くらいで「あ、ビロリア負ける」と思った。
 
遠い間合いから鋭い踏み込みで距離を詰め、鞭のようにしなる連打を打ち込みすぐさま離れる。
 
ノーガードでの見切りとスピード。
全身からみなぎる力感に大きな身体。
 
「俺たちの井岡一翔(SANKYO)が大みそかに戻ってくる。日本人初の4階級制覇を刮目せよw」
 
対するビロリアはフライ級でも大柄な方ではなく、中間~至近距離での差し合いを持ち味とする。
ダラキアンとの相性の悪さは歴然である。
 
パンチをヒット→サイドへの動きについていけず、ダラキアンにあっさり背後に回られる。見るからに身体能力の差も大きい。
 
 
というか、過去の試合を観て思っていたのだが、ダラキアンって小さいロイ・ジョーンズですよね。
リングを縦横無尽に飛び回る動きや踏み込みのレンジの長さなど。身体能力の高さで相手を圧倒しつつ、微妙にインファイトが苦手という。
ロイ・ジョーンズよりは粗さが目立つものの、共通点は多いような気がする。
 
今さら言っても仕方ないが、確かに井岡一翔にとっても難敵の部類。実現していたらマジでワクワクする試合だったのではないか。
 
「オールタイム・ベストの幕引き。元PFPロイ・ジョーンズ引退。スコット・シグモンに3-0の判定で有終の美を飾る」
 
そして、ビロリアはこの相手にめちゃくちゃがんばったと思う。
 
ダラキアンの踏み込みに合わせて1歩踏み出す。
相打ち覚悟のカウンターでダラキアンの連打を抑え込み、至近距離の打ち合いに無理やり持ち込む。
 
野性的な踏み込みもなく、プレスをかけて追い詰めるタイプでもない。
頭が当たる場面は増えるが、この相手に勝機を見出すにはインファイトのみ。
確かにあれがビロリアにできる唯一の方法だし、被弾覚悟でそれを実行し続けた勇気はすばらしかった。
 
「バルテレミーvsレリク、グローブスvsユーバンクJr.を観たので感想を。バルテレミーさんの体調の悪さとグローブスの泥仕合ww」
 
また、打倒ダラキアンを考えると、第一候補として思いつくのはやはり比嘉大吾。
ビロリアをはるかに上回るプレスとインファイトでの強さなど、ダラキアンにとっての比嘉は天敵の部類ではないだろうか。
 
「パウンド・フォー・パウンド(PFP)決定。僕のPFPを考えたので、発表してみる【2018年3月現在】
 
逆に、比嘉大吾に勝てる可能性があるのもダラキアンのようなタイプだと思っているので、この組み合わせはマジで興味深い。
 
「ベルデホ堕ちる…。ロサダに10RTKO負け。復帰戦で番狂わせ、キャリア初黒星を喫する。観てるだけで息切れが止まらん」
 

○ドニー・ニエテスvsファン・カルロス・レベコ×

同じく2018年2月24日(日本時間25日)に行われたSuperfly2での一戦で、IBF世界フライ級王者ドニー・ニエテスvs元2階級王者ファン・カルロス・レベコによるタイトルマッチ。ニエテスが7R53秒TKOでレベコを下し、防衛に成功した試合である。
 
この試合はもう、ニエテスがお見事過ぎて……。
 
最低限のボディワークとガードで攻撃の芯を外し、コンパクトなパンチを的確にヒットしまくる。
レベコの射程のギリギリ外、なおかつ自分のパンチが当たる位置をキープし、レベコの得意な左フックを左回りで避ける。
打ち終わりに上下の連打を返し、すぐに立ち位置を変える。
さらにサイドに回り込み、打ち下ろし気味の右を当ててダメージを蓄積させていく。
 
レベコも何とか懐に潜ろうとするのだが、その都度ニエテスは小さなバックステップと体重移動でスカしてしまう。
距離の支配というか、円熟の達人技というか。
強豪レベコに糸口すら掴ませず、一方的に終わらせた。
 
「ダニー・ガルシアがリオスをKO! はぁ~、すっごい。パワーレスなくせにカウンターはヤバいw 村田vsカネロもこんな感じ?」
 
ただアレだ。
ちょっと渋過ぎるかなと。
 
確かにお見事なのだが、あまりにペースが一定で物足りない。
かなり早い段階からブーイングが出ていたように、決してエキサイティングな試合ではなかった。
 
「カネロの禁止薬物陽性の裏でいろいろあったよ。コバレフvsミカルキン、ビボルvsバレラ、ジョシュ・テイラーvsカンポス」
 
本人はS・フライ級でのビッグマッチを望んでいるとのことだが、果たしてお呼びがかかるか。
 
また、サイズとフィジカルで上回ったからこその完勝という点も見逃せない。階級アップによるパワー不足はどうしても懸念される。
 
「カネロvsゴロフキン再戦決定。デービスvsクエジャル、ベルチェルトvsバロス、ダラキアンvsヨドモンコン圧勝づくめ振り返り」
 
個人的な意見を言うなら、狙うとすればWBA王者のカリド・ヤファイがいい。
英国にはニエテスのようなタイプも多いし、海外進出を考えるなら米国よりも英国の方が可能性がある(気がする)。フィジカル的にも、シーサケットやアンカハスよりもヤファイなら? という感じ。
 
「アンカハス健在!! ゴンサレスを10RKOで下す。パッキャオvsマルケスみたいな試合。ドウェイン・ビーモンとやらんかな」
 
ちなみにだが、井上尚弥と交渉中のジェイミー・マクドネルもタイプ的に少しだけニエテスと近い。
距離感と位置取りが持ち味で、突進力のある相手が苦手という。
 
「井上尚弥がマクドネル兄と交渉中だってさ。いいんじゃないの? マクドネル。これに圧勝しちゃうと英国でも道が閉ざされるけどね」
 

△ドウェイン・ビーモンvsエンジェル・ラモス△

2018年2月16日(日本時間17日)、メキシコのティフアナで行われた一戦。IBOインターコンチネンタルS・フライ級王者/UBF世界同級王者ドウェイン・ビーモンが、エンジェル・ラモスの挑戦を受け、0-1(113-117、115-115、115-115)のドローに終わった試合である。
 
「井岡vsアローヨ予想。すごい試合になりそう。てか、がんがれ井岡一翔。とにかく勝つしかないぞ。めっちゃ期待してる」
 
個人的にちょっと注目していたドウェイン・ビーモン。
 
下記の記事をたまたま見つけ、たまたま当日のYouTubeライブを観戦した。
 
「Dewayne Beamon vs. Angel Ramos this Friday」
 
いや、ウソです。
ドウェイン・ビーモンの記事をめっちゃ探してました。
で、この日に試合があることを知りました。
こんなマニアックな記事、自分から探しにいかないと見つかりっこないっす。
 
しかも、当日もライブを最後まで観たせいで、出かけるのが遅れて用事に軽く遅刻しましたww
 
「比嘉がフエンテスを1RKO。もうフライ級は十分でしょ。WBC狙いでシーサケットvsエストラーダの勝者に挑戦だろ」
 
そこまでして観戦した試合だったのだが、内容的にはかなり残念なものだった。

じっくり待ち構えるラモス相手に攻め手がなく、懐に飛び込んではカウンターを被弾するの繰り返し。
とにかくビーモンの手際の悪さにイライラさせられた試合である。
 
サウスポーが苦手なのか、カウンターへの対処が甘いのか。
ちょっと無策というか、真っ正直過ぎたなぁと。
 
もともと井上尚弥に対抗できるほどの選手だとは思っていなかったが、それを加味してもこの試合は厳しい。
 
「比嘉vsロサレス予想。って、もう防衛戦やるの?! ああ、村田諒太と拳四朗を抱き合わせでトリプル世界戦にするのね」
 
以前にも申し上げたように、僕の中でのドウェイン・ビーモンは軽量級時代のメイウェザーをスケールダウンさせたイメージ。
 
見切りのよさと身体全体のスピード、近場での爆発力など。
間合いの外からの鋭い踏み込などは、打倒比嘉大吾の可能性すら感じさせたのだが。
 
マジな話、この相手なら身体能力で吹き飛ばしたいところだった。サウスポーが苦手どうこうではなく。
本人はS・フライ級トップ戦線とのマッチメークを望んでいるとのことだが、残念ながら難しいのではないか。
 
やはり、打倒比嘉の役目はアルテム・ダラキアンにお任せするしかなさそうである。
 
「ウィリー・モンローJr.が村田に挑戦だと!? ロサレスvsバーンズ、テクアペトラvsビーモン、モンローvsマシエル振り返り」
 

◯ヒルベルト・ラミレスvsハビブ・アメド×

2018年2月3日(日本時間4日)、米・テキサス州で行われたWBO世界S・ミドル級タイトルマッチ。
同級王者ヒルベルト・ラミレスが、挑戦者ハビブ・アメドを6RTKOに下した試合である。
 
はい、最後はこれ。
僕の好きなヒルベルト・ラミレスが、4度目の防衛戦をTKO勝利でクリアした一戦。ずっと観たいと思っていたのが、先日ようやくWOWOWエキサイトマッチでO.A.された。
 
「アレクサンダー勝てんかった…。オルティスとの元王者対決にドローで復帰戦を飾れず。やっぱり階級が合ってないような…」
 
まあ、圧勝だったなと。
相手のアメドはサイズ、パワーで大きくラミレスに劣り、スピードでも差をつけられるものはない。
間違いなくいい選手なのだが、ラミレスの重厚なプレスと多彩なコンビネーションに削られ続け、なすすべなく屈してしまった。
 
ちなみにだが、僕の中でのヒルベルト・ラミレスのイメージは重量級の亀田興毅
力みのない連打と上下の打ち分け、高いガード。進行方向に先回りするプレス。
フィジカルに余裕があったL・フライ級時代の亀田興毅と近いのではないかと思っている。
 
「野獣ワイルダーがオルティスを豪快KO!! やべえ、おもしろかったww オルティスは勝たなきゃダメな試合だったな」
 
そして、何よりいいのがこの選手の醸し出す優しい世界観ww
 
包み込むような愛でプレスをかけ、
慈しみの心でコンビネーションを打ち込む。
 
「亀田興毅が現役復帰でvsポンサクレック。“商社マンボクサー”木村悠のセミナー。批判する理由が見当たらない件」
 
天使のような真心で相手にダメージを蓄積させ、
耳元で「Jesus Christ」とつぶやいてギブアップさせる。
 
あまりに尊く、
あまりに気高い。
 
ボクシングという格闘技への強烈なアンチテーゼ。
 
彼こそ平和の使徒。
慈愛の国の王子と呼べる存在ww
 
そう。
ウィリー・モンローJr.さんが平和の象徴なら、ヒルベルト・ラミレスは平和の伝道師。
つまり彼らの関係は、世界平和のために自然発生した崇高な主従関係なのである。
 
「サンダースvsウィリー・モンローJr.とかいうアラサー大男2人のお見合いが36分間続く地獄。俺がリゴンドーを嫌いな理由がコレですよww」
 
てか、あまりにくだらないのでそろそろ止めますがww
 
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