屋号で銀行口座キター

屋号での口座の準備ができたと電話をもらった数日後、僕は銀行に向かった。身分証と銀行用の印鑑を持って。これでようやく屋号の口座開設だというワクワクと、まさかの土壇場逆転でのポシャりがあるんじゃないかという不安を抱えつつ。
入り口を通る。
受け付け係の人に声をかける。
「すみません。屋号での口座開設を申し込みした者なんですけども。準備ができたという連絡をもらいまして」
「あ、はい。ではこちらの番号札の番号でお待ち下さい」
まあ、いつも通りのやりとりが行われ、待ち合いロビーに座る。
待つこと10分弱。
「○○○番でお待ちのお客さま。●●番窓口にお越し下さい」
立ち上がり、窓口へ向かう。
一歩、また一歩。
周囲の雑音が遠くなる。
突然の視野狭窄。
浅くなる呼吸。
高まる鼓動。
その先にあるのは成功への階段か。はたまた破滅へのプレリュードか。
全神経を正面の窓口に集中する。
「お座り下さい」
椅子を引く。
腰を下ろす。
顔を上げる。
受け付けのお姉さんと正対する。
まあアレです。
結論を申し上げるとですね。
問題なく口座開設できました。はい。
何かちょいちょい用紙何枚か書かされて。
簡単な説明受けまして。
無事、通帳受け取ることができました(やったぜ)。
これで僕も晴れて屋号口座持ちの事業者です(やったぜ)。
で、まあ余談なんですけど、ちょっと嬉しかったのはですね。
三井住友銀行、希望すればインターネットでの照会とかも可能ってことで。
数日でカードとインターネット口座に登録用の書類一式が届くからと。
へえ、すごいですね。それは便利だわ。ってことで。
まあ常識なんでしょうけどね。僕が知らなかっただけで。
とにかく口座が開設できました!!
何やかんや順調に進んできてるっぽいです。ただ売り上げがまだないってだけで。
しかしアレですね。
銀行の窓口のお姉さんてどこ行っても事務的な人ばっかりですね。
もう少し愛想よくしてもバチは当たらないと思うんですけどね。
まあいいけど。
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