「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」が楽しみでしかない件w ピッコロとベジータの共闘なんて、俺たちが夢見たスピンオフだろ?
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2019年8月2日に日米同時公開される「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」の最終予告動画がYouTubeにアップされた。
今回は大人気シリーズ「ワイルド・スピード」のスピンオフ作品となっており、ドウェイン・ジョンソン演じるルーク・ホブスとジェイソン・ステイサム演じるデッカード・ショウがコンビを組み、イドリス・エルバ演じる改造人間ブリクストンと激しいバトルを展開する内容。
「ワイルド・スピード/スーパーコンボ感想。家族愛に溢れたピッコロとベジータがひたすら壊しまくる。ラグビーW杯リスペクトのローテク」
肉体改造を施され、銃すらも効かないブリクストン。
過去最強の敵を前に、犬猿の仲のルークとショウは渋々手を組む。さらにヴァネッサ・カービー演じるショウの妹ハッティも登場し、2人の重要なサポート役を務める。
街中でカーチェイスを繰り広げ、ビルの壁を走りバスを突き破る。
予告編を観るだけでもド迫力映像の数々に否応なく期待感は高まるが、本編ではそれを超えるカーアクション&肉弾戦が用意されているとのこと。
近年ドラゴンボール化が著しい「ワイルド・スピード」シリーズ。中でもルーク・ホブスとデッカード・ショウは異質
「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」の公開が近づいている。
以前にも申し上げたが、僕は2009年の「ワイルド・スピード MAX」から入ったライトなファンで、それ以降約2年おきに公開される新作を毎回楽しみにしている。
また、ここ最近の「ワイルド・スピード」シリーズはドラゴンボール化が著しいとも申し上げている。
特に2013年「ワイルド・スピード EURO MISSION」以降は顕著で、過去のライバルや仲間が集結して強大な敵に立ち向かうパティーンはドラゴンボールそのものと言える。
「ワイルド・スピード SKY MISSIONなんじゃこりゃww ワイルド・スピードのドラゴンボール化が止まらなくて腹がよじれそうな件」
中でもルーク・ホブスとデッカード・ショウの2人は異質。
主人公ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル)に勝るとも劣らぬ戦闘力を持ち、いずれも独特のカリスマ性と存在感を放つ。
ファミリーではあるが仲間ではない。
彼らのキャラとほどよい距離感は、シリーズ全体に適度な緊張感をもたらしていると言えるのではないか。
「「はじめの一歩」が酷すぎる。マンガ史に残る汚点。まさか井上尚弥の試合を丸パクリするとは…。森川ジョージは完全に終わったんだな」
ルーク・ホブス=ピッコロ、デッカード・ショウ=ベジータ。この2人がコンビを組み、悟空抜きで強敵に立ち向かう。俺たちの長年の夢がかなうんだよww
●ルーク・ホブス(2011年「ワイルド・スピード MEGAMAX」初登場)
アメリカ外交保安部の特別捜査班のトップでロス支部勤務。
屈強な肉体と類まれな情報収集力、分析力を兼ね備え、多くの部下を携え国際指名手配中のドム一行を追ってブラジル入りする。
ドムと凄まじい肉弾戦を繰り広げるなど逮捕寸前まで追いつめるが、悪の実業家レイエスに殺されそうになったところをドムの仲間に救われる。
その後はドムの実力やリーダーシップに一定の理解を示し、協力関係を築いていくキャラ。
つまり、ドラゴンボールで言うところのピッコロ大魔王である。
●デッカード・ショウ(2013年「ワイルド・スピード SKY MISSION」初登場)
元イギリス軍特殊部隊で、現在は殺し屋。
格闘技術や潜入に加え、運転などあらゆる能力が高く、基本的に単独行動を好む。また、武器の扱いにも優れ、周りにあるものを利用して瞬時に複数人を倒す柔軟性も持ち合わせる。
ドムのファミリーであるハンを殺した張本人でもあり、ホブスと並び作中トップクラスの戦闘力を誇る。
反面、弟オーウェン・ショウや母親、ドムの子どもに対して優しさを見せるシーンもあり、ドムに一目置かれる存在としてファミリーとはある程度の距離を保っている。
つまり、ドラゴンボールで言うところのベジータである。
そして、犬猿の仲であるホブスとショウが手を組み、かつてない強敵に立ち向かう。それが今作の「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」となる。
マジな話、はっきり言って楽しみしか見当たらないww
だってアナタ。
ピッコロとベジータの共闘なんて、俺たちがずっと夢見てたヤツじゃないっすかww
あの2人がタッグを組んで(悟空抜きで)強敵を倒すパティーン、いつかやらねえかなってずっと思ってたじゃないっすかww
それが今回、実写版で実現するんですよ。ワクワクしない理由が見当たらないっすわ。
「ワイルド・スピード ICE BREAK感想。ピッコロさんとベジータさんと悟空さの友情物語。主人公は遅れてくるものなのだよ」
「ワイルド・スピード」が初期のコンセプトからズレまくってるって? そんなもん「ドラゴンボールだから」ですべて解決する
近年「ワイルド・スピード」シリーズに対し、初期のコンセプトからズレまくっているという指摘をよく耳にする。
もともとは街のいちびり同士のドラッグレースだったのに、いつの間にか世界を守る話になっている。メインのカーチェイスも序盤にちょろっと入れるだけで、それ以降は単なる戦争映画でしかない。
主人公ドミニク・トレットの遍歴も「街のチンピラ→国際指名手配犯→政府から依頼を受ける凄腕ドライバー→世界を守るヒーロー」とインフレが凄まじい。ここまでくると、もはや運転技術どうこうの話には収まらないレベル。
いや戦車てww
もはやカーチェイスですらねえわww
と思ったら、今度は空飛びやがったww
とうとう潜水艦出てきとるがなww
「相手がデカすぎる!!」
見りゃわかるわww
てか、どう考えたって大爆笑でしょこんなのww
そんなバカなww というトンデモ設定を出したと思ったら、次回作であっさりそれを超えてくるバカさ加減。改めて振り返ると(振り返るまでもないが)、「初期のコンセプトからズレている」という指摘は確かにその通りである。
「「ドラゴンボール超 ブロリー」感想。過去最高にブロリーがカッコいい。小物感満載のフリーザが1時間以上ブロリーにボコられる」
ただ、そういった諸々も「ワイルド・スピードはドラゴンボールだから」ですべて解決する話。
ドラゴンボールも最初は「現代風西遊記」としてスタートしたが、徐々にど突き合いメインに移行、宇宙人や人造人間から地球を守る壮大な物語と化していった。
敵の強大化、凶悪化とともにインフレが進み、パワーバランスは完全に崩壊。最近では「宇宙が全部で12個ある」ことが判明してしまったほどww
その点「ワイルド・スピード」シリーズは(今のところ)地球の中だけでストーリーが完結している。(今のところ)ドラゴンボールよりははるかにおとなしい(物足りない)作品と言える。
まずは宇宙空間で呼吸できるようにならねえとな。
話はそこからだよ。
なので、僕は「ワイルド・スピード」シリーズに関してはとことんつき合おうと思っている。
細かいツッコミどころや矛盾点はあっても、それをこの作品に求めるのは野暮というヤツ。おバカっぷりにガッツリ乗っかり、思考停止で素直に楽しむ。それが一番幸せなのかなぁと。
しかも今回は「ピッコロとベジータの共闘」という長年の夢がかなうスピンオフである。
「映画「破天荒ボクサー」感想。5点満点中2点かな。前提となる知識の範囲が広過ぎるし、エンタメor人物像の掘り下げのメリハリもビミョかった」
公開まで残り1か月弱。
何度も言うが、楽しみしか見当たらない。
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