内山国内防衛ワロタ _( ̄▽ ̄)ノ彡 だから言っただろww 大田区総合体育館を想定しておけとあれほどwww 暫定王者コラレスとまさかの国内防衛戦!!

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清流イメージ
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ボクシング界にまたしても衝撃的なニュースが飛び込んだ。

「内山V12戦は暫定王者のコラレス戦か」

米国進出を目指してWBA世界S・フェザー級正規王者ハビエル・フォルトゥナ陣営と交渉中だった同級スーパー王者である内山高志。なんと次戦が暫定王者のコラレスを相手に国内開催になる見通しとのことである。

「内山vsコラレスを予想する!! 4月27日の大田区総合体育館でトリプル世界戦開催!」

フォルトゥナ陣営の法外なファイトマネーの要求によって交渉が難航し、暫定王者であるコラレスとの対戦を挟めないかとWBAに打診中であることをワタナベジムの渡辺会長が明らかにしたという。

内山と大田区総合体育館はセットや!!

いや、これはww
まさかの大田区総合体育館きちゃいました。

この報道に憤っている方がたくさんいらっしゃるところに申し訳ないのだが、この様式美のような展開には笑ってしまった。

「ウォータース、内山、ロマチェンコ、最悪な展開」

とりあえず僕のことを「予言者」と呼んでいただければと思うww

さすがにどこぞのタイ人の挑戦を受けるような惨状にはならなかったようだが、大晦日にあれほど威勢のいいことを言っておきながらまさかの大田区総合体育館である。

だから言っただろ?
プロジェクトを成功に導くには常に最悪を想定したソリューションの構築が必要だとww

「これが内山高志の進む道? 日本の至宝が海外進出するためのファイナルアンサー」

最近、大田区総合体育館をオチのように使っているのだが、僕が飽きるまでしばらく勘弁してほしい。

でも暫定王者ジェスリー・コラレスはいい選手だぞ

大田区総合体育館で内山に挑戦すると思われる暫定王者のジェスリー・コラレス。この選手をチラッと見たが、率直に申し上げて全然悪くない
戦績もいいし、暫定とはいえチャンピオンになるだけあって十分強敵の部類に入ると思う。
スピードと防御勘に優れたサウスポーで、誰とやってもそこそこ試合を組み立てることができるタイプ。内山としても非常にやりにくいスタイルの選手ではないだろうか。特に上半身の柔軟性はなかなかのもので、パンチを殺す技術は一級品といって間違いない。イメージ的には若干アンセルモ・モレノに近いといったら言い過ぎだろうか。

強さのレベルとしては2012年に統一戦を行ったブライアン・バスケスと同格くらいではないかと思う。

「山中は海外挑戦を思いとどまるべき? ソリスに2度のダウンを奪われ、よもやの大苦戦」

つまり勝つのは内山である。
正式決定ではないので内容の予想は控えるが、8〜10Rには内山がKO勝ちできるのではないだろうか。

たとえばだが、フォルトゥナやウォータースの危険度が10段階の7〜8だとすると、ロマチェンコは問答無用の10。
2015年の大晦日に悶絶KOをお見舞いしたオリバー・フローレスの危険度が2〜3だとして、今回のコラレスは大体5.5というところだろうか。

「内山がフローレスを粉砕!! 誰がゴリラをリングに上げていいって言ったよww」

ざっくりと申し上げると、序盤はやや苦戦するかもしれないが内山が負けるほどの相手ではない。そんな感じの挑戦者ではないかと思う。

開催するのは大田区総合体育館しかなかった。そしてフォルトゥナにとってはあまりメリットのない試合だった

ボクシングのマッチメークや交渉について詳しい方ではないので何とも言えないのだが、今回内山陣営はフォルトゥナ側に足下をがっつり見られたのではないかと想像する。

「内山がフォルトゥナに勝てるかを予想する。WBA統一戦に勝利し、さらなるビッグマッチに進むのはどっちだ?」

最初は米国開催の方向で交渉をスタートしたものの、この試合をねじ込めるいい興行が見当たらない。
もし内山vsフォルトゥナ戦をメインに据えなくてはならない場合は中継も入らない会場でひっそりと開催するハメになる。それでは米国で注目を集めたい内山にとってもあまりメリットがない。フォルトゥナとしてもせっかくリスクを犯して統一戦を受けても、それに見合う報酬が得られない。

「内山vsコラレスの敗因? 経験知不足、国内専門王者の弊害」

結局、商売ベースで考えたときにお互いに満足のいくペイが期待できるのが大田区総合体育館だったのだが、遠く離れた敵地で内山と対峙することをフォルトゥナが渋ったのだろう。
常識外れの金額を要求して、払えないのであればお断り。米国開催もリスクの割に実入りが少ないからお断り。入札になったら王座自体を返上してさようなら。

「ジェスレル・コラレスが内山を粉砕!! 暫定王者がまさかのアップセット!!」

要するにフォルトゥナにとっての内山高志は、危険度が高い割にメリットが少ない相手だったのだ。
同階級屈指の強さを持ちながら世界的にはまったく無名。しかも甚大なダメージを負う可能性のある強打者。負ければ自分の商品価値が暴落し、勝っても実入りが少ない。

それならいっそのこと、数ヶ月後にもう一度両陣営が満足できるような注目度の高い興行のアンダーカードを狙おうということになったのではないだろうか。フォルトゥナにタイトルを返上されて逃げられるより、今回は大田区総合体育館で防衛戦を行う方がいくらかマシだと判断したということなのだろう。

「木村悠防衛失敗!! ガニガン・ロペスの接近戦をさばけずに判定負け」

これはゴロフキンにも共通することなのだが、内山高志という選手はひと言で言うと「おいしくない」のである。

圧倒的な強さに加えて強打の倒し屋でありながら、PPVの売り上げがいまいち見込めない。
ボクシングをビジネスと捉えた場合、これほどやりたくない条件の揃った相手はいない。カネロvsゴロフキンの話が思ったように進まないのも、ひとえにゴロフキンの不人気っぷりが最も大きな理由なのだ。

「内山高志敗北における日本のジムの鎖国体質批判への考察」

渡辺会長批判がすげえんだけど、そんなに無能なのか?

今回の交渉決裂の報道を受けて、案の定ワタナベジムの渡辺会長への批判が凄まじい。
「結局は小金目的なのか」「ファン目線でマッチメークを考えることはできないのか」といった辛辣な言葉がズラズラと並ぶ。

東日本ボクシング協会の新会長に就任したタイミングで亀田ジム救済を示唆する発言をしたことも影響しているのだろう。中には「死ね」「クズ」といった「さすがにそれはダメだろ」と言わざるを得ないような言葉を吐く輩も多くいる。
まあ、SNSにしろリアルにしろ他人に躊躇なく「死ね」などと言える人間の言葉など聞く必要も価値もないので、気にしないのが一番なのだが。

老害やら銭ゲバやらといろいろ悪く言われている渡辺会長ではあるが、実を言うと僕はこのおっさんのことを嫌いじゃない。
本人の人柄を知っているわけではないのでアレなのだが、実際は選手に慕われるよき理解者なのではないかと勝手に想像している。
河野公平vs亀田興毅戦の会見乱入パフォーマンスを許したり、メディアに対しての柔軟性も持ち合わせているのだろう。ワタナベジムの人間関係もすこぶる良好だと聞く。

「亀田興毅、河野に判定負け!! ダウンも奪われ完敗、試合後に引退を表明する」

先日の記事でも申し上げたが、日本のボクシング界の課題は海外進出の手立てのなさであることは明白だ。

「亀田兄弟の今後が見えた? これが亀田の進む道。日本ボクシング界の常識をひっくり返せ」

上述のように、いろいろな事情を加味するとある程度はしゃーないなと思えてくる部分もあるにはある。このおっさんが風呂敷を広げ過ぎたことは間違いないのだが。

そして、もしかしたら渡辺会長自身が自ら矢面に立って、世間からの批判を受け止めるように努めているのかもしれない。そう考えるとちょっとだけ気持ちが落ち着いてはこないだろうか。

まあ、無理か。

安心しろ。まだロマチェンコがいるぞ

怒りと失望が渦巻くボクシング界。内山に期待していたファンの胸中は察するに余りある。

だが、僕はあえて言いたい。
まだ希望を捨てるな。

フォルトゥナ戦が消滅したわけじゃない。
会長は「ワンクッション置く」と言っているのだ。何枚目の座布団かは聞くな。

そして、たとえフォルトゥナ戦が完全に消滅したとしてもまだロマチェンコがいることを忘れるな。
ロマチェンコがウォータース戦の後に内山に挑戦してくる可能性はゼロではない。実際、S・フェザーに階級アップした場合は内山を標的にすると本人がコメントしていたではないか。
しかもウォータース戦はS・フェザー級のウェイトで開催される公算が高いという。このままロマチェンコがS・フェザーに留まり続けるのであれば、まさかの大田区総合体育館開催もあながちなくはない。

「ロマチェンコにウォータースは勝てるか? 無理だろうなぁ。勝って欲しいけどなぁ」

藁にもすがる思いといったら言い過ぎだが、ロマチェンコに一縷の望みを託してみるのも一つの手だと思うのだが、どうだろうか。

ただ、そうすると僕の好きなウォータースがロマチェンコに負けることが前提になってしまうのか……。

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