那須川天心vsジェイソン・モロニーはどっちもがんばれ、どっちも負けるなですね。モロニーがどう中に入るか、天心は最後まで走り切れるかかな【予想・展望】
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2025年2月24日に東京・有明アリーナでの「Prime Video Boxing11」開催が発表されたわけだが。
下記の通り中谷潤人vsダビド・クエジャル戦、堤聖也vs比嘉大吾戦のダブル世界タイトルマッチに加えて那須川天心vsジェイソン・モロニー戦も行われる。
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2025年最初の #primevideoboxing は
注目のバンタム級3️⃣試合!
\豪華ダブル世界戦!
🥊“ビッグバン”、3度目の世界防衛戦へ#中谷潤人 vs #ダビド・クエジャル
🥊世界初防衛か、復活か、ライバル決着戦!#堤聖也 vs #比嘉大吾那須川天心、世界へ始動
🥊世界ランカー対決#那須川天心 vs… pic.twitter.com/iOlLktiRzf— Prime Video(プライムビデオ) (@PrimeVideo_JP) December 27, 2024
なお僕は年末年始にスポーツ観戦を詰め込みまくったせいでこれをすっかり忘れていた。
堤駿斗が超強かった。レネ・アルバラードを8RTKO。階級アップで力強さも。井岡一翔vsマルティネス戦の中止で気合いも入ってたんだろうな
その間まともにTwitterを見ておらず、久しぶりに眺めたところ……。
相変わらずそこら中でケンカしとる笑
中でも5月に再戦が決まった朝倉未来と平本蓮界隈が……。
僕は平本蓮の言い分にまったくピンとこなかったしRIZINはうまいこと切り抜けたなぁとしか思わないが、それはそれとして。
今回に限らずドーピングはあるんだろうな〜程度に冷めてる人間だけど、平本蓮の言い分に説得力あったか?
・購入はしたけど使ってない
・歩けないほど膝イワしたけど医者には行かず自前で注射を射ったこれを聞いて「なるほど!! そうだったのか」ってなるならまあいいけど。https://t.co/f0f0CM1nJc
— 俺に出版とかマジ無理じゃね? (@Info_Frentopia) September 2, 2024
朝倉未来に勝ち筋あります?
前回の負け方を観る限り相当厳しい気がするのですが。
スタンドの打撃では恐らく歯が立たない。
グランドに引き込もうにもテイクダウン能力が斎藤裕より上だとも思えない。
どちらかを重点的に強化したとしても数か月でどこまで向上するか。
それこそ前回は平本が本当にドーピングをしていて、今回の検査に備えて薬を断つ→弱体化しちゃいましたくらいでないと勝負にならないのでは? と思ったり。
高い熱量(笑)で言い合いをするトゥイッタラァを横目に「よくわからんけどがんばって」となっている。
vs武居由樹を意識しまくったマッチメーク。5戦全勝、6戦目で元世界王者との対戦ってそこまで質が低いか?
話が逸れまくったが、今回は那須川天心vsジェイソン・モロニー戦について。
このマッチメークは2025年秋ごろに実現すると言われる天心vs武居由樹戦を意識していることは明白で、天心が勝てば満を持してタイトル挑戦!! となるのだろうと。
また、ことあるごとにやり玉に挙げられる天心の戦績だが、以前も言ったように僕はまったく悪いと思っていない。
デビュー戦で与那覇勇気。2戦目はもともと無敗のファン・フローレスが予定されていたが、フローレスのコロナ感染によりルイス・グスマンに変更。
3戦目のルイス・ロブレスはやや微妙だったが、4戦目のジョナサン・ロドリゲスは挑戦者決定戦への出場経験がある強豪。前回のジェルウィン・アシロもちゃんと強かった。
ルイス・ロブレスに関しても天心に自信をつけさせるためと考えれば許容範囲である(僕の中では)。
そしてデビューから2年弱、6戦目で元世界王者ジェイソン・モロニーとの対戦を迎える。
たとえばだが、2階級制覇王者の京口紘人はL・フライ級? でデビュー、6戦目でOPBFミニマム級王座戴冠、8戦目で世界タイトルに挑戦している。
やや重いウェイトからスタートしてタイトルマッチに向けて徐々に下げるやり方は誰でもやっているし、言われているほど天心の対戦相手が劣っているとも思わないのだが。
まあ、わかり合えない人とはどこまで行っても平行線なので別にいいんですけどね。
それでも4戦目の相手を謎のタイ人選手と決めつけて本人と帝拳プロモーションをボロクソにこき下ろす&頼まれてもいないのに日本ボクシング界の未来(笑)を危惧していた真のボクシングハァン()の醜悪さには毎度のことながら吐き気を催したが。
那須川天心vsジョナサン・ロドリゲス正式発表。WBO-AP決定戦? カマセのタイ人? 日本ボクシングの凋落? 全部間違ってるじゃんw 一つも合ってないってどういうこと?
天心にはがんばってほしいが、便利使いされるモロニーの復活ロードにも期待している
今回の那須川天心vsジェイソン・モロニー戦、実を言うと僕はどちらを応援するか迷っている。
天心にはがんばってもらいたいし武居との対戦も楽しみだが、モロニーにも負けてほしくない。
・元世界王者
・サウスポーが苦手と判明
・1発KOがない
・ほんのり下降線に入っている
・いい勝ち方をすれば武居へのマウントになる
あたりがモロニーが選ばれた理由だと思うが、いや待てと。
いくら何でも便利使いするのが早すぎないか? と。
27勝19KOの前王者、キャリアで喫した3敗はエマヌエル・ロドリゲス、井上尚弥、武居由樹と王者級ばかり。
まだホープの踏み台になる段階ではないと思うのだが……。
大橋プロモーションに便利使いされたTJ・ドヘニーは日本で3連勝→井上尚弥戦実現&次戦でいきなりフェザー級タイトルマッチが組まれるところまで盛り返したが、モロニーにもドヘニーの再現を密かに期待している。
那須川天心vsジェイソン・モロニーは天心がんばれだけど、モロニーを便利使いするの早いよな。
対サウスポーで弱体化を晒したと言っても前王者だし、高級カマセ扱いはまだ先だと思ってた。
大橋プロモーションに便利使いされたドヘニーが井上尚弥までたどり着いたアレをモロニーにも少し期待してる。 https://t.co/5o7l65w8IW
— 俺に出版とかマジ無理じゃね? (@Info_Frentopia) December 27, 2024
そんな感じでどっちもがんばれ。
TJ・ドヘニーがすごかった。警戒心MAXの井上尚弥から6R中2R奪取はとんでもない。差し合い、駆け引き勝負で食い下がる姿に感動したぞ
あと、何気にこの人の復帰も楽しみだったりする。
I am officially announcing my return to the sport of boxing as a free agent.
— Daniel “The Babyface Assassin” Roman (@teamromanboxing) December 12, 2024
ドヘニー同様、日本の大手プロモーションと複数試合? 契約して高級カマセから這い上がるルートに乗ったらおもしろいですよね。
展望はわからん。モロニーはサウスポー対策バッチリ(本人談)。前回の天心はあえて足を使わなかった(本人談)
試合の展望は正直よくわからない。
前戦でvsサウスポーでの弱体化を晒したモロニーだが、本人によると苦手ではなく慣れていなかっただけとのこと。今は対策バッチリなので期待してくれと。
対する天心は前回、無敗のジェルウィン・アシロにだいぶ苦労させられた。
あえて足を使わずに差し合い勝負を選んだという話も聞こえてきたが、実際にはわからない。
本人の負けず嫌いがさく裂しているのかもしれないし、本当にそうだったのかもしれない。
那須川天心vsジェルウィン・アシロ。アシロが強かった&遠間からすっ飛んでくる剛腕との相性もよくない? 天心の調子も悪かったかもね
サウスポー対策がバッチリ(らしい)のモロニーと、フットワークを封印した(らしい)せいで苦戦した天心。
年齢や伸びしろを考えると天心有利な気もするが……。
アシロの右を何発ももらった天心。起点となる左リードが機能しなかったモロニー
前回の天心vsアシロ戦を観直してみると、アシロの右をちょいちょいもらうシーンが目に付く。
全編視聴は下記↓
特に目立つのが右ジャブに合わせるカウンター。
同時打ちのタイミングで被せてくるために天心は回避が間に合わない。
ジョン・リエル・カシメロもそうだが、鋭い踏み込み+長い右ストレートが得意なフィリピンの選手はvsサウスポー(ゾラニ・テテ、ギジェルモ・リゴンドー)で強さを発揮する印象である。
一方、モロニーの前戦(vs武居由樹)は確かにパッとしない笑
全編視聴は下記↓
距離を詰める際は必ず左から。
だが、前に掲げた武居の右に阻まれてこの左がほとんど機能しない。
モロニーは「ジャブを出しながら接近→近場のワンツー→懐で連打を浴びせる」流れが基本パターンだが、武居戦では起点となるジャブが出ずにリングをグルグル回る時間が続いた。
ただ、天心は武居より距離が近い&武居ほど動き回らないタイプ。
中に入るのにそこまでモタつくことはないと思うが、接近戦で優位に立てるかは……。
天心とアシロの近い位置での差し合いを観ると、モロニーがあのスピードについていけるかは何とも言えない。
やっぱりモロニーの対サウスポーだよね。中に入る際のバリエーションが増えていれば…
恐らく天心はアシロのように瞬間的なスピードに長けた相手との差し合いは嫌いではない。
むしろああいう相手とのスピード勝負は楽しいと感じるのではないか。
10Rまで動きが落ちなかったのも比較的伸び伸びやれたからだと思う。
逆に苦手なのはゴリゴリ圧力をかけてくるタイプ。
キック時代に苦戦したロッタン・ジットムアンノン、ボクシングで言えば比嘉大吾などは不得手の部類だと想像する。
武居由樹vs比嘉大吾感想。前半武居、後半比嘉の判定には納得かな。いい試合すぎて「どっちも負けんな」になった笑
そして今回のモロニーはどちらかと言えばアシロ寄り。接近戦、アウトボクシングを両立できる選手だが、「ガードを上げて~、ジャブを出しながらプレッシャーを~」という動きは見られない。
そう考えると、やはりモロニーがどこまで対サウスポーでやれるかが重要になるのではないか。
モロニーはとにかくこの状況↓に持ち込みたい。
アシロのような右が打てれば接近戦に巻き込むことは可能だが、武居戦同様、距離を詰める方法が左ジャブのみだった場合はマズい。
ポイントが取れないだけでなく天心の体力も削れない。
武居戦で見せたスタミナ勝負にすらならないかもしれない。
天心がちょくちょく見せる左のボディアッパー、何度も攻撃を寸断されたジョナサン・ロドリゲスと同じパティーンに陥る気がする。
勝敗予想は天心の中差判定勝ち。モロニーの接近戦にバテバテになるけど何とかしのぎ切る?
勝敗予想だが、今回は天心の中差判定勝ちでいきたい。
モロニーがある程度vsサウスポーを克服したとして。
うまく打ち合いの状況を作れたとして。
その上でなお、天心が逃げ切るのではないかと。
逆にモロニーが勝つなら早い段階で接近戦に持ち込んだ場合か。
序盤は懐に入るのに苦労すると思うが、その時間をどれだけ短くできるかという話。
途中からモロニーが近場の打ち合いに巻き込む→天心がバテバテながらも誤魔化す→試合終了のゴング。
この「途中」が早いラウンドにくればモロニー有利、遅くなればなるほど天心が逃げ切る確率が上がる。
で、僕は天心がどうにかしのぎ切ると予想する。
ついでに試合後に「忖度判定」「これで世界は~」あたりのディスが飛び交うに2000ペリカ。
西田凌佑vsアンチャイ・ドンスア。序盤はおっかなびっくり。でもボディのタイミングを掴んでからはよかった。勝負どころでの力強さは武居由樹や那須川天心にはないもの
申し上げたように僕は今回、両選手を応援している。
モロニーの復活ロードも観てみたいし、会心の勝利を挙げたあとにウザい人生論を語る天心にも期待している笑
というわけでどっちもがんばれ、どっちも負けるな。
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