大谷翔平ホームラン3本、6回2安打無失点10奪三振でシリーズMVP。嘘だろお前、途中まで戦犯レベルで何もしてなかったのに全部かっさらいやがったw 横振りのフォームに変えて和製シャーザーみたいなピッチング【2025.10.19感想】

2025年10月17日(日本時間18日)にカリフォルニア州で行われたナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦。3連勝で王手をかけたドジャースが5-1でブリュワーズに勝利し、2年連続でワールドシリーズ進出を決めた試合である。
なおこの試合で先発した大谷翔平は6回0/3を投げて2安打10奪三振無失点で勝利投手に、打撃では先頭打者本塁打を含む3HRを放ち勝利に貢献。シリーズMVPに選出されている。
大谷翔平、”場外弾”含む3発、投げては先発で無失点10KでシリーズMVP「長年語り継がれる二刀流ショー」と大リーグ公式#大谷翔平https://t.co/kxpZWv8RRN
— 中日スポーツ (@chuspo) October 18, 2025
視聴は下記↓
「MLB配信」
無断転載を繰り返すインプレ乞食どものせいで大谷翔平への興味を失ってたけど、今回はチェックせざるを得ない
僕は以前から申し上げている通り大谷翔平への興味をすっかり失っている。
理由は過剰な報道にうんざりしたのと、SNSでのインプレッション稼ぎ野郎のおもちゃにされる光景に嫌気がさしたから。
Twitterを眺めていると必ずと言っていいほど大谷の動画が流れてくる。
明らかな無断転載に絶賛のコメントをつけてインプレッションを稼ぐ乞食ども。
もともと野球になど興味がなかった人間がこの何年かで当たり前のように無断転載で語りまくる。
これがあまりに多いせいで応援する気が失せた。
別に大谷本人に罪はないが、ああいううじ虫どもが嫌いすぎるというのが主な理由である。
それもあって今シーズンは投手・大谷を一度も観ていなかったのだが、さすがに今回はチェックせざるを得ない。
この日は外出していたためにリアルタイム視聴できなかったが「3本塁打、6回10奪三振無失点で勝利投手」と聞いてスルーするのは不可能である笑
山本由伸、今永昇太がどちらも負け投手に。単純に球が遅すぎたよな。山本由伸は初回から飛ばしまくってへばった。この日の今永はポストシーズンで先発するレベルではなかった
帳尻合わせどころか天井をぶち抜いていく打者・大谷翔平
まずは打者・大谷翔平について。
上述の通り3打数3安打3HR(1四球)という意味不明な打撃を披露したわけだが、特にすごいと思ったのが打ったピッチャーのタイプが全員異なること。
初回の先頭打者HRはサウスポーのホセ・キンタナから(キンタナってまだ一線級なのね)。
これまで散々苦労してきた外に逃げる系の球を得意とするピッチャーである。
4回に飛び出した2本目は右腕のチャド・パトリックから。
変な軌道のカッター? スライダー? を操る特徴的なピッチャーで、今シーズン台頭してきた若手とのこと。
そのパトリックの決め球である内側のカッターをバチコン振り抜いて場外にアディオス。
で、7回の3本目は守護神トレバー・メギルから。
100マイルに迫るまっすぐをセンターに弾き返してスタンドイン。
いや、何やねんコイツw
この前観たときは外の球に腰砕けの三振を喫していたのに。
「大谷が戦犯レベルで打ってないけど大丈夫?」
「でも、この人は毎回どこかで爆発するから侮れない」
などと申し上げた覚えがあるが、バッチリその通りになりやがった笑
マジな話、大谷翔平に関してはスイングどうこうを言う意味がない。
帳尻合わせどころか天井をぶち抜いてすべてをひっくり返す異次元っぷり。
僕程度の素人が必死に分析()したところで理解できるわけがないのである笑
ポストシーズン仕様の山本由伸、リリーフでリミッターを解除した佐々木朗希。ドジャースが2連勝で地区シリーズ進出決定。まっすぐで押しまくる山本由伸すげえ。佐々木朗希はあのくらいはやって当然だよね
ベンチで頭をかかえるフレディ・フリーマンの姿に日ハム時代の中田翔を思い出したとおっしゃっている方がいたが、なるほど、ちょっとわかる。
フリーマンも中田翔も大谷の後ろを打つ&1発を期待される打者。
役割が大谷と被る分、驚愕と少しの諦めが入り混じるのだと想像する。
和製シャーザーと化した投手・大谷翔平。これにはマジで驚いた
続いて投手・大谷翔平について。
僕はトミー・ジョン手術から復帰した大谷をまったくチェックしておらず、2023年WBCぶり? に投手・大谷を観たのだが……。
おいおい何だこいつ。
めちゃくちゃ別人になっとるやんけ。
足を上げてから身体を前に倒し、低い位置から腕を出す。
以前に比べて明らかにフォームが横振りになっている。
球種もカッター、スライダー、スイーパー、カーブと左方向への曲り球をコンプリート。
かなりの割合を占めていたフォークが激減し、スライダーのスピードを変えたりシンカー系で代用するなど横振りの利点をふんだんに使う組み立て。
日本時代〜MLB初年度までのまっすぐとフォーク中心の力投派から見事に変化球ピッチャーに転身している。
しかも100マイルに迫るまっすぐは健在、横から投げる分カット成分が増したように見える。
左方向への曲がり球の多彩さに浮き上がる系のまっすぐ。
それらを自在に操る器用さ。
表題の通りだが、今の大谷は和製マックス・シャーザーと呼んでいい。
平時はスライダー、カッター中心の省エネピッチングでイニングを稼ぎ、ピンチの場面ではギアを一段上げてフォークとシンカーを織り交ぜる。
冗談抜きにシーズンを通して投手に専念すればサイ・ヤング賞も狙えるのではないか。
守護神・佐々木朗希!! ポストシーズン4試合の中ではダントツの出来。最初の2球で「今日はやべえぞ」ってなったよね。改めて佐々木朗希はこのタイミングでMLBに行ってよかったな
投手に専念する姿を妄想しちゃったよ。DHでHR50打つヤツが打者を止めるわけがないけどw
繰り返しになるが、これは驚いた。
マジで驚いた。
MLB移籍当初はクローザーが先発しているような2ピッチだった大谷がここまで完成度を上げてくるとは。
もちろん優勝決定シリーズ第4戦という舞台での特別仕様、後先考えずにフルパワーで腕を振った結果なのは承知している。
だが、このクオリティでローテーションを回ってどうなるかには本気で興味がわいた。
まあDHでHRを50本打つヤツが投手に専念などするわけがないのだが笑
というわけで散々連呼されてきた言葉をここで言わせていただく。
「さっさと分裂しろ」。
山本由伸、佐々木朗希を前座に押しやり、最後の最後にすべてをかっさらう主人公
何度も申し上げるが今回の大谷翔平はすごい。マジですごい。
もともと異次元レベルにすごかったが、それをさらに凌駕してきやがった。
山本由伸がMLB移籍後初の完投勝利で流れを引き寄せ、翌日に佐々木朗希が復活のセーブを挙げて王手をかける。
それらを“前座”に押しやり、最後の最後にすべてをかっさらっていく主人公・大谷翔平。
僕の中では山本由伸のピッチングが大きかったと思っているが、そんなことはもはや些事でしかない。
ダメダメ佐々木朗希とMLB初完投勝利の山本由伸。佐々木朗希は最初の打者で調子が悪いとわかった。山本由伸の完投は本当に大きい。佐々木朗希の休養+トライネンを出さずに済んだ
インプレ乞食どものせいで依然として大谷には興味がわかないものの、これだけのスターっぷりを見せられれば文句のつけようがない。
好きか嫌いかはともかく大谷翔平は日本史上最高のアスリートと断言させていただく。
大谷翔平背番号17 野球 Tシャツ ジャージ ユニフォーム 野球ユニフ半袖
侍ジャパン 番號18 山本 由伸 野球応援 フェイスタオル
今永昇太のピッチングバイブル

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