岩佐vs小國を予想してみる。自信ないけど、岩佐のワンサイドでいいんじゃない? 赤っ恥覚悟の強気予想だけど【予想・展望】

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夕焼けイメージ
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2017年9月13日、大阪・エディオンアリーナ大阪で開催されるIBF世界S・バンタム級タイトルマッチ。
同級王者小國以載が、ランキング3位の挑戦者岩佐亮佑を迎えうつ一戦である。
 
2016年末に圧倒的不利と言われた一戦で、ジョナタン・グスマンから見事王座を奪取した小國以載。
今回はサウスポーの岩佐亮佑との防衛戦となる。
 
 
かねてから面識のある両者は、試合前の会見で軽口を叩くなどピリピリとしたムードはなく。
特に王者小國は「岩佐はピーマンと同じくらい嫌い」と、独特の表現で苦手意識を口にする。
 
対する岩佐は「8割方勝てると思っている」と、高校時代に勝利した経験からか、タイトル奪取への自信をのぞかせている。
 
「岩佐圧勝で世界王者!! 小國は手も足も出ず、試合後に引退を表明。ラフさが足りなかったかな小國は」
 
無敗のジョナタン・グスマンにクレバーな試合運びで勝利した王者小國か、かつて山中慎介と激闘を演じた岩佐亮佑か。注目の日本人対決を制すのは果たしてどちらか。
 
「小國vsグスマン感想。怒らないで聞いて。実は小國が勝てるんじゃないかと思ってた。でもビビって口に出せなかった」
 

小國以載vs岩佐亮佑の一戦を予想してみる。あまり情熱はないけど、注目試合っぽいので

小國以載vs岩佐亮佑。
注目の日本人対決が迫っている。
 
絶対的不利予想を覆して王座戴冠を果たした小國以載と、将来を期待されながらも山中慎介、リー・ハスキンスに敗れてキャリアが停滞していた岩佐亮佑。
先日、山中慎介がルイス・ネリに敗れたこともあり、ボクシング好きの方にとっては垂涎ものの一戦なのではないか。
 
「山中陥落…。ネリの猛打に4RTKO負け…。お前もか山中。こんな一気に世代交代するかね。そしてネリ恐るべし」
 
ただ、個人的にこの試合に対する情熱はあまりない。テレビも流して観る程度でいいと考えていたところである。
 
だが思いのほか注目度が高く、それこそ先日のロマゴンvsシーサケット戦に匹敵するほどワクワクしている方もいるとのこと。
そういうことならミーハーでニワカww な僕が黙っているわけにはいかない。自信はないが、思い切って予想してみるかと思った次第である。情熱もないくせにww
 
なので、どうせ当たらないだろうと思いつつ、赤っ恥覚悟で予想してみたい。
 
「ロマゴンの手詰まり感ぱねえっす…。シーサケットのカウンターで大の字KO負け。PFP No.1の伝説に終止符?」
 

勝敗予想は岩佐亮佑の大差判定勝利。センス抜群の岩佐が普通に勝つ気がするよ

とりあえず勝敗予想から。
岩佐亮佑の大差判定勝利。今回はこれでいきたい。
 
僕の中での岩佐亮佑の印象は、ひと言で言うと「センスの塊」
 
相手との距離感やカウンターのタイミング、位置取りなど。サウスポーの優位性はもちろん、中間距離でまともに対抗できる選手は日本にはいないのでは? と思うくらい。
同じサウスポーでも和氣慎吾とはレベルが違う。前回のグレン・メデュラ戦もあまりにお見事過ぎて、いつの間にか鼻の穴がデカくなっていたほどであるww
 
「顔面崩壊で完敗和氣。ダメだ、全然感動しなかった…。グスマン4度のダウンを奪い世界タイトル獲得!!」
 
その反面、ややスケール感が足りず、山中慎介やリー・ハスキンスなどのダイナミックなサウスポーには飲み込まれてしまった。特に山中戦以降、若干思い切りのよさが影を潜めたイメージがある。
 
だが、今回の小國には山中やハスキンスのようなスケールは感じない。グスマンを下したクレバーさは警戒すべきだが、普通に岩佐がセンスで小國を上回るのではないか。
 
 
岩佐の過去の試合を観ると、恐らくこの選手は踏み込みのレンジがあるタイプを苦手としているのだと思う。
 
山中とハスキンスに負けたことで、もしかしたらサウスポーが苦手だと思われいるのかもしれない。だが、むしろ遠い位置から一気に間合いを詰める1発タイプを持て余している気がする。
 
サイドへステップしてアングルを変えたり、相手の左にクロスでカウンターを合わせたり。そういった中間距離での駆け引きを無効化された際にバタバタし始める感が強い。
 

スタイル的に小國が岩佐に対抗するのは厳しい。どこまで思い切った作戦でいくかだが

正直、今回の試合で小國が岩佐を攻略するのは難しい。
 
小國の射程は岩佐よりもさらに近く、なおかつサウスポー相手ではアングル的にグスマンを苦しめた得意の左ボディも機能しにくい。右に回り込む動きを徹底したとしても、岩佐は突進系の選手ではないので身体が流れるシーンもあまり期待できない。
 
「クアドラス勝てたでしょ。エストラーダに超僅差判定負け。中間距離での正確性と作戦失敗ですかね」
 
そう考えると、小國が中間距離の位置取りと差し合いで岩佐を上回るには相当の工夫が必要になる。グスマンのように、攻撃パターンが限られた身体能力依存型ならやりようはあるのだが。
 
それこそリー・ハスキンス並みの踏み込みで、遠い位置から襲いかかるくらいじゃないと厳しくない? みたいな。
小國の身体能力でそれができるかはともかく。
 
もちろん前戦の見事な試合運びがあるので期待はしたいが、現状小國が勝つ映像はあまり浮かばないのが本音である。
 
「コラレスゥゥウウ〜〜……。カスティジャノスに大苦戦の末ベルトを守る。負傷判定で3度目の防衛成功。負けに近い勝利ってヤツ?」
 

仮に岩佐が勝った場合は、ディエゴ・デラホーヤvsランディ・カバジェロの勝者を連れてきてほしいね。岩佐のテクニックがどこまで通用するか

ちなみにだが、仮にこの試合で岩佐が王座を獲得した場合、防衛戦にはディエゴ・デラホーヤvsランディ・カバジェロの勝者を呼んでもらいたい。
 
カバジェロの迫力満点の連打に岩佐が耐えられるか。あの突進力をいかにさばいて得意な距離をキープするか。
もしくは小國の上位互換のようなディエゴ・デラホーヤのフックにもカウンターを合わせられるか。
どちらの選手がくるにしても、スケールの違いでねじ伏せられてしまうのか。
 
日本人屈指のテクニシャンの岩佐がどこまで通用するか、ぜひとも試してほしい。
 
 
まあでも、アレだ。
何だかんだでフリオ・セハやウーゴ・ルイスあたりに落ち着きそうな気はするが。
もしくは久我勇作or松本亮との持ち回りになるか。
 
「言うほどいい試合かこれ? 長谷川穂積がウーゴ・ルイスにTKO勝利で5年ぶりの王座」
 
他団体との統一戦も考えたが、こちらはさらに難しい気がする。
ジェシー・マグダレノは恐らく岩佐が一番苦手なタイプだし、レイ・バルガスはGBPと契約して手が届かない場所に行ってしまった。
 
「弱点バレバレやんけ。レイ・バルガスがロニー・リオスに大苦戦。リオスがよかったのとバルガスがわかりやすく弱みを露呈」
 
チャンスがあれば海外遠征もいとわない身の軽さが岩佐のいいところだが、王座を獲得すれば日本でどっしりというスタンスになるのかな?
 
 
などなど。
だいたいこんな感じだろうか。
 
「カネロ・アルバレスvsゴロフキン予想。頂上決戦開幕だぜ。若き英雄か、破壊の帝王か。GGGのキャリア集大成」
 
どちらも紆余曲折あった選手なので応援したいところだが、今回は岩佐が完封すると予想しておく。
 
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