健太vs水落洋祐感想。ハイキック一閃で水落撃沈。健太いいわ〜。僕は完全にプロフェッショナルシストのファンですよ【結果・感想】
2018年4月14日、神奈川県・カルッツ川崎で行われた「KNOCK OUT SAKURA BURST」。
第3試合の健太vs水落洋祐の一戦は1R2分23秒TKOで健太が勝利。見事にベテラン対決を制した一戦である。
KNOCK OUT SAKURA BURST ボルケーノ・水落洋祐 vs プロフェッショナルシスト・健太#knockoutkb #instafight #fight #kickboxing #muaythai #japan #キックボクシング #水落洋祐 #健太 https://t.co/KXINNy1FnS pic.twitter.com/tAx0Qy84dm
— KNOCK OUT(ノックアウト)公式 (@kb_knockout) 2018年4月17日
前に出続ける激闘派の水落洋祐と、オールラウンドでの試合巧者ぶりを見せる健太。
両者とも前回大会の「KING OF KNOCK OUT初代スーパーライト級王座決定トーナメント」で初戦敗退しており、今回が再起戦となる。
試合は健太がジャブで距離をとり、水落が前に出るタイミングをうかがう展開。
ラウンド終盤、前に出た健太の右に水落が右を返し、そこにさらに健太がハイキックを合わせる。
側頭部に被弾した水落はそのままダウン。
カウントアウト寸前で何とか立ち上がるものの、足元がおぼつかない。
すぐさま健太がラッシュを浴びせ、再び水落に尻餅をつかせる。それを見たレフェリーがすぐに試合をストップ。
1R2分23秒で健太のTKO勝ちが決定した。
「KNOCK OUT SAKURA BURST」を観た。やっぱり健太はいいね!! 水落洋祐を圧倒
先日、大田区総合体で現地観戦した中で、もっとも印象に残ったのが健太vs不可思戦。
微妙な判定が物議を醸したが、それはそれ。
とりあえず、健太めっちゃいい選手だなと。
最強の矛、どんな相手も塩漬けにしてしまうなどと言われているらしいが、いやいやいやいや。
僕には全然そんな風には思えず。
しかも、本人のキャラもいい。
プロフェッショナルシストやら桐谷美玲顔やらポメラニアンやら。
煽りVTRで吹き出してしまったのはマジで久しぶりだった。
「KNOCK OUT FIRST IMPACTで那須川天心を生観戦してきたぞ。すげえ楽しかったから、その感想を羅列していくぞ」
そんな感じで今回の水落戦も期待していたのだが、やっぱりさすがだった。
僕はキックボクシングやムエタイの勢力図についてはほぼ知識ゼロのニワカww だが、健太の試合だけはこれからも注意して観たいと思っている。
試合後の解説を読みながら観直すとおもしろさが倍増する。おお、やっぱり格闘家ってすごいのね
そして、本人の自己解説記事を読みながら観直すと、試合がさらにおもしろくなる。
健太 公式ブログを更新しました。 『試合 自己解説』 #健太https://t.co/MFA84cs0PA
— 健太 (@Y626Kenta) 2018年4月16日
この試合ではローキックのカットがうまくいったとのことで、そこに注目すると「おお、なるほど」と。
確かにいい角度でローキックをカットしているのがわかる。
うん、地味にすげえ。
地味に。
試合を決めたハイキックも、これまた……。
試合序盤で水落がパンチにカウンターを被せてくるのに気づいたので、それを利用してやろうと。
「武居由樹の時代が来たぜぇぇ……!! って、ええ??!! 武尊はぁあ??? K-1の主役2人にビックラこいたww」
まず右の見せパンチでカウンターを誘い、さらにその上からハイキックのカウンターを狙う。
ただ、右手が前に出たままなので力が乗らないのと、下がりながらなのでどうしても威力は半減してしまう。
でもタイミングと当たりどころがよかったのでうまく決まったとのこと。
確かに、よく見ると1発目の右に水落が「クイッ」っと反応している。そこにドンピシャで右ハイキックがズゴーン。
「K-1は最強です。もう「新生」はいりません。武尊(たける)サイコーじゃ。S・フェザー級トーナメントで優勝、3階級制覇を達成」
いや〜、格闘家ってやっぱりすげえなあ。
あの一瞬にこれだけの駆け引きが繰り広げられてるんすねぇ。
などなど。
一粒で二度おいしいというか、初見の衝撃とは違うおもしろさがあった。
「那須川天心vs中村優作感想。中村の動きが完全にMMA選手だった。RIZINはMMAの大会? そんなこと誰か言ってたっけ?」
健太のセルフブランディングに完全にハマってるww どんどん注目が集まってほしいね
もともと那須川天心目的で行ったイベントで健太という選手を知り、ちょっと調べてみたらめちゃくちゃおもしろい。
試合前のパフォーマンス、ブログやSNSでのサービス精神も尋常じゃない。
おお、何だコイツ。
しかも、ちゃんと強い。
こんな感じで、僕は健太選手の策略に見事にやられてしまっているww
クッソ腹立つww
那須川天心や不可思などの主人公キャラとは違い、自らのイロモノキャラを意識して貫く姿勢はまさにプロフェッショナル。
けんか腰のトラッシュトークなどをせずとも、ここまでおもしろいww
今後、KNOCK OUTがどこまで伸びるかは不明だが、この選手にはぜひ注目が集まってほしいと思う。
「Bリーグ2年目終わった!! 試合数増加を希望する。流川君がいればプレーオフまでは行けるけど、優勝するにはゴリが必要」
おい、それアカンやつやww
遅れましたが、
安定のネリポーズから計量1発クリアしました!
そしてどなたか写真ありましたら下さい https://t.co/15xIOR39XE— 健太 (@Y626Kenta) 2018年4月13日
ボクシング界の体重超過や試合間隔の議論をすべてひっくり返すハイペース。キャリア70戦は格が違う
なお、健太選手は3月11日に中国で行われた「Kunlun Fight 70」にも出場し、しっかりと勝利している。
健太 公式ブログを更新しました。 『試合感想記』 #健太 #KUNLUNFIGHThttps://t.co/eaQsOxaVQM
— 健太 (@Y626Kenta) 2018年3月13日
おおう……。
すっげえ。
2月12日に「KNOCK OUT FIRST IMPACT」。
3月11日(現地時間)に中国で「Kunlun Fight 70」。
で、4月14日に「KNOCK OUT SAKURA BURST」ですか。
もう、毎月リングに上がってる。
「長友「年齢で物事判断する人はサッカー知らない人。」←ああ、言っちゃった。力の落ちたベテランをいかに干すか? 団体スポーツって難しい」
ボクシングの比嘉大吾が計量オーバーで失格になった件で、
「試合間隔2か月は無理があったんじゃないか」
「オーバーしたのは誰の責任?」
「ジムの会長である具志堅の管理はどうなってるんだ」
など、かなり界隈がザワついているが、そんな騒動を吹き飛ばすほどのハイペース。
すでにキャリア70戦を超えるベテランが、さらっと格の違いを見せつけておりますww
「比嘉大吾が9RTKO負け。体重超過で王座剥奪、連続KOも途切れる。てか、新王者ロサレスすげえいい選手」
ちっくしょうww
何をやってもオモロイww
しかも、バッチリ強いってのがww
「那須川天心vsロッタン感想。呼吸するのを忘れたよねw すご過ぎてww パンチの那須川、キックのロッタンかな?」
って何?
さっそく次の試合が決定してんの?
「格闘技で久しぶりにウルっときた。那須川天心vs堀口恭司感想。盛り上げたるテッペンとったる!!」
それも5月6日に?
また中国で「Kunlun Fight 73」?
健太 ブログを更新しました。 『次戦決定! 初の海外試合から10年。』【画像5枚】https://t.co/yPKAQZZBjf#健太#アメブロ
— 健太 (@Y626Kenta) 2018年4月18日
いや、ちょっと凄すぎませんかね。
本人的には普通なのかもしれないけど、僕みたいなニワカww にとってこのアグレッシブさは目が飛び出るほどびっくりします。
「SNSで上手にセルフブランディングしているスポーツ選手を挙げてみる。スターになるには注目を集める努力が必要なんやで」
マジでがんばってほしいっすね。
-
前の記事
松坂大輔の熱い123球に感動ww やっぱりすげえわコイツ。あの空気感を出せるのは選ばれた選手だけ【2018.4.18感想】 2018.04.20
-
次の記事
チャーロ兄圧勝やね! センテノを2RKOに沈めて暫定王座獲得。村田諒太との違いが明確でおもしろかった。フィジカル上位の優位性【結果・感想】 2018.04.23