会社員で個人事業主(副業、本業問わず。会社で年末調整済み)のための確定申告書の書き方、源泉徴収票の見方

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お世話になっております。個人出版支援のFrentopiaです。
前回の記事で、初めての確定申告をしてきたことをご報告いたしました。数々の恥をさらしながらも何とか終えた次第です。

初めてということで国税局のHPなどで耳慣れない単語に四苦八苦するなど、かなり苦労しました。
とはいえ、結果的に知らなかったことをいろいろ知れたという意味では非常にプラスになったのではないかと感じております。
今回はその中のいくつかをメモも兼ねてここに記しておこうと思います。

確定申告は国税局の「確定申告書等作成コーナー」がオススメ

タイトルの通りですが、確定申告書類作成は国税局の「確定申告書等作成コーナー」が圧倒的にオススメです。
国税局がやたらと推してるe-taxという方法もあるんですが、こちらはカードリーダーの購入が必要だったり電子証明取得が必須だったり、準備が面倒なので今回はやめました。
このe-tax、いろんなところに広告を打って利用を薦めてますね。システム開発に相当費用がかかったんでしょうか。

確定申告書等作成コーナー」がオススメな理由としては、必要な計算を自動的にしてくれることですね。
必要事項の入力場所さえ間違わなければ細かい計算は機械が勝手にやってくれるのは結構大きいと思います。
「この数字はここでいいのかな?」
「こことここを足したものをここに書くのかな?」
こんな風に不安を抱えながら進めるよりも、入力場所の確認だけに集中できるのは素晴らしいのではないでしょうか。
入力が終わればプリントアウトするだけ。提出用と控え用が自動的に作成されるっていうのもいいですね。入力途中で保存もできるので、後日続きから始めるのも可能ですし。

事業を含めて2箇所以上から所得がある人(会社に勤めながらの副業含む)の確定申告書類

そろそろ本題に入りたいと思います。
今回、何をメモっておこうかといいますと、「事業を含めて2箇所以上からの所得(会社員含む)がある人の確定申告書類」についててです。

「就職・転職戦線異常あり? 圧迫面接キター!!」

具体的には、
・個人事業主(副業、本業問わず)である
・普段は正社員として会社勤めをしている
・個人的に生命保険に加入している
・会社の年末調整で生命保険の支払証明書を提出した
という人ですね。でも生命保険はどちらでもいいです。
この人が個人事業主として確定申告をする際に、会社からもらった源泉徴収票に記載されている項目を申告書のどの部分に転記するかというお話です。

手っ取り早く下記の画像をご覧ください。
こちらが源泉徴収票の見本です(必要な部分だけを枠表示しています)↓
源泉徴収票
赤い丸数字で番号を振ってあります。
その数字に該当するのが下記です。
収入金額等/所得金額
収入金額等/所得金額
所得から差し引かれる金額(所得控除)
所得から差し引かれる金額(所得控除)
税金の計算/その他
税金の計算/その他
事業収入、所得の決算金額は問題なく入力できている前提でお話しています。
補足すると、「事業所得」(事業で得た所得)と「給与所得」(会社の給料)を足した合計が「所得金額」となり、その金額をもとに課税される所得金額が計算されます(「所得金額」項目「給与」欄にある「区分」は空欄のままでOKです)。

そして、申告書を提出する際に添付書類として源泉徴収票が必要になります。
また、生命保険の支払証明書は添付する必要はありません。会社での年末調整で申告済みですので、誤って提出してしまうと二重申告になる可能性がありますのでご注意ください。

非常に簡潔ですがこんな感じです。






事業で確定申告したいけどどうするの?
普段は会社勤めしてるけど、給料の分はどうするの?
会社で年末調整したけど、源泉徴収票は何に使うの?

という方は一定数いらっしゃるのではないでしょうか。少しでもそういう人の参考になればと思います。
もちろん自分の知識の定着という意味合いが一番大きいですが。

※今回のブログにつきましてはあくまで僕の経験談と知識の定着という意味で書いています。
このブログの内容が必ず正しいものであるという保証は一切ありません。このブログを参考にされたことで起きた、いかなる損害やトラブルに関して責任は一切負いかねますので予めご了承ください。

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