知ってた? K-1ってすげえんだぜ? 日本の格闘技のポテシャルって凄まじいんだぜ?
2018年3月21日、さいたまスーパーアリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~K’FESTA.1~」。
所属ジムの契約違反により、当初メインで予定されていたK-1 WORLD GPスーパー・フェザー級タイトルマッチ、王者・大雅vs挑戦者武尊の一戦が消滅。
新たに「K-1 WORLD GP第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」が行われることが発表された。
「K-1は最強です。もう「新生」はいりません。武尊(たける)がS・フェザー級トーナメントで優勝、3階級制覇を達成」
出場選手は以下の通り。
緊急決定!3月21日(水)に行われる『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~』は日本格闘界最大級のビッグマッチに!
第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメントの対戦カードを発表‼
武尊の対戦相手はスタウロス・エグザコスティディスに決定?#k1_wgp
詳細はコチラ▷https://t.co/2lMa9ZDhUz pic.twitter.com/SXbCWmNOXU— AbemaTV@今日の番組表から (@AbemaTV) 2018年2月7日
第一回戦は、
卜部弘嵩vs皇治
小宮山工介vsスアレック・ルークカムイ
武尊vsスタウロス・エグザコスティディス
郷州征宜vsティムール・ナドロフ
の4試合が行われる。
階級アップ後の初戦がいきなりトーナメントとなった武尊に勝機はあるのかに注目が集まる。
【K-1】武尊は王座決定トーナメントに出場、1回戦の相手は大雅をKOしたスタウロスhttps://t.co/hlgqQSo6Mq#k1 #武尊
— eFight(イーファイト)格闘技情報 (@efight_twit) 2018年2月7日
契約問題による選手の離脱やジムの代表者の不正疑惑など。
内部のゴタゴタが聞かれる新生K-1だが、一連のマイナスイメージを払拭するようなファイトが期待される。
【K-1が小比類巻氏を刑事告訴へ】格闘技のK-1運営会社が、「小比類巻貴之氏らの不正行為等についてのご報告」という文書を発表。業務上横領罪等での刑事告訴を進めていて、本人も大筋で事実関係を認めているという。 https://t.co/JdowGmjiqP
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2018年2月24日
新生K-1恐るべし。まだ一ヶ月近く前なのに、すでにさいたまスーパーアリーナが完売寸前だって
まず最初に申し上げたいのだが、
「新生K-1ってすげえのな」
大雅vs武尊戦の中止や小比類巻氏のゴタゴタなど。
ここ最近のK-1の妙な動きはニワカww でミーハー()な僕の耳にも入るほど大きなものだった。
そして、心配された3月21日の大会。
発表されたのは、まさかのスーパー・フェザー級トーナメントである。
新生K-1(@k1wgp_pr)が見せた、驚異のリカバリー。“メイン消滅”の悪夢をどう立て直したのか?#K1 #武尊 #格闘技https://t.co/tLw32zKXze
— VICTORY編集部 (@V_sportsnews) 2018年2月21日
うん、さすが。
この嗅覚というか、逆境をチャンスに変える瞬発力というか。
やっぱり「K-1はいいですね」と思わせる発表だった。
そして新生K-1の盛り上がりを生で体感してみたいと「チケットぴあ」を漁ったところ、すでに完売寸前という状況。
【K-1】3月21日(水・祝)K-1 WORLD GP 2018 JAPAN「K’FESTA.1」さいたまスーパーアリーナ大会の各指定席のうち【スタンドA席/8千円】の前売り券が完売した。現在発売中の指定席は【スタンドB席/前売6千円】のみとなっている。https://t.co/o6WJCVXvUl (C)M-1 Sports Media pic.twitter.com/kv2Uvmrt9i
— ゴング格闘技 (@GONG_KAKUTOGI) 2018年2月23日
あ?
残ったのが6000円のスタンドB席のみ?
何だそりゃ。
ずいぶんリングから遠そうじゃねえか。
そりゃアレだ。
AbemaTVで観た方がええわww
てか、すっげえなオイ。
「那須川天心vsロッタン感想。呼吸するのを忘れたよねw すご過ぎてww パンチの那須川、キックのロッタンかな?」
さいたまスーパーアリーナのキャパって確か40000人弱だったっけか。
座席を全開放しているとは思えないが、それでも18000人くらいは入るのか?
年末のRIZINが確かそのくらいだった覚えがあるが。
代々木第二体育館で武尊vs小澤海斗の因縁ファイトが行われたのが2016年6月。
わずか1年半で、キャパ4000人→18000人(推定)までいっちゃうのか。
この成長速度というか、地上波なしでの訴求力は尋常じゃない。
やっぱり、その競技のアイコンとなる選手が積極的に情報発信していくってのは大事ですよね。
うん、ホントすげえわ武尊。
武尊大丈夫かオイ。こんなゴツいヤツらとぶっつけ本番でトーナメント? PRIDEや旧K-1が潰れたあとの暗黒時代でファンが世代交代したのは大きかった
そして、僕が生観戦したいなと思った一番の理由がこれ。
【K-1】K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~3月21日(水・祝) さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ大会で第4代スーパーフェザー級王座決定トーナメント開催! 武尊は1回戦でスタウロス・エグザコスティディスと対戦。別ブロックには同門の卜部弘嵩も。 pic.twitter.com/uY2LdxsqlD
— ゴング格闘技 (@GONG_KAKUTOGI) 2018年2月7日
え? 今回武尊やばくない?
2枚目の写真で選手が並んでいるのだが、全員武尊より一回りデカい。
正直、僕はキックやムエタイの勢力図にまったく疎いのだが、この武尊包囲網のヤバさは何となく理解できる。
マジか。
こんなゴツいヤツらとぶっつけ本番でトーナメントやっちゃうのか。
那須川天心どうこうの批判も聞こえてくるが、こっちの方がよっぽどリスキーじゃねえかww
こりゃあ現地観戦しなくては。
そう思ったのが大きな理由である。
「長友「年齢で物事判断する人はサッカー知らない人。」←ああ、言っちゃった。力の落ちたベテランをいかに干すか? 団体スポーツって難しい」
ところが、まさかの売り切れ間近。
まだ当日まで一ヶ月近くあるというのに。
「行くなら今のうち? 3人制バスケ(3X3.EXE)が超オススメな件。Bリーグと同じノリを無料で味わえるお」
2016年に武尊vs小澤戦の盛り上がりを見て「ああ、これは新生K-1くるな」とは思ったが、このスピード感にはちょっと意表をつかれた。
武尊vs小澤感想。やっとわかってきたじゃねえかK-1。大事なのはああいうわけのわからん熱量だよな。「本物」とか「本質」とか、マジで無意味 https://t.co/fSP4UVrOsp pic.twitter.com/aSbTKcGHGx
— 俺に出版とかマジ無理じゃね? (@Info_Frentopia) 2016年7月5日
上記の記事でも申し上げたが、旧K-1が潰れて「ファンが世代交代した」のは絶対に大きい。
「本質」「本物」「試合のレベル」などと連呼して他人を「ニワカ乙ww」「わかってないヤツが入ってくるな」と見下す一部の「自称本物のファン」が経年劣化によって一掃されたというのは、不幸中の幸いとしか言いようがない。
↓偉そうに、こんなことも言ってたww
格闘技を生で観戦してはいけない理由 https://t.co/1u34DUpahx pic.twitter.com/9xP6C3aCy8
— 俺に出版とかマジ無理じゃね? (@Info_Frentopia) 2015年12月23日
日本の格闘技のポテシャルは凄まじい。ネガティブな意見も多いけど、この成長速度は尋常じゃない
わずか1年ちょいで大田区総合体育館を満員にし、なおかつダフ屋まで出るほど盛況な「KNOCK OUT」。
2月12日大田区総合体育館 KNOCK OUT FIRST IMPACTの前売りチケットが全て完売!今回の大田区はフルバージョン仕様となります。ありがとうございます!
当日券は若干数ですが販売いたします。ご了承の程よろしくお願いいたします。#knockoutkb pic.twitter.com/xFzB9ROQ7O— KNOCK OUT(ノックアウト)公式 (@kb_knockout) 2018年2月9日
KNOCK OUT FIRST IMPACTで那須川天心を生観戦してきたぞ。すげえ楽しかったから、その感想を羅列していくぞ #knockout https://t.co/Su3gbLPfF7 pic.twitter.com/Dj17jlVl8f
— 俺に出版とかマジ無理じゃね? (@Info_Frentopia) 2018年2月13日
2015年に旗揚げされ、那須川天心、RENA、堀口恭司、真珠・野沢オークライヤーなど、アイコンとなる選手を前面に押し出しながらUFCとは違う独自路線で地上波放送への定着を図る「RIZIN」。
また、かつてのレジェンドとの世代交代マッチによってPRIDEの狂騒を演出し、SNSやYouTubeと連携したアフターストーリー作りも忘れない。
五味バッカ野郎お前、サイコーじゃねえかww ベストバウトかましやがってゴルァww 大みそかは判定じゃダメだよ【2017年末格闘技感想】 https://t.co/b8NIg0SQPx pic.twitter.com/Tcr9WsARxk
— 俺に出版とかマジ無理じゃね? (@Info_Frentopia) 2018年1月3日
もちろん復活した新日本プロレスの興行は毎回大盛況。
【完売御礼!】本日の2.24後楽園ホール大会は、全席ソールドアウト!
☆新日本プロレスのスマホサイトで独占詳報します!https://t.co/CRUgtFgN34#njROH #njpw #ROH pic.twitter.com/MPTwj21Nx5— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2018年2月24日
中心選手が積極的にセルフブランディングで価値を高め、ファンの興味を引くように努める。
興行側もSNSとうまく連携してイベントを宣伝し、地上波なしというハンディすらも乗り越える。
SNSで上手にセルフブランディングしているスポーツ選手を挙げてみる。スターになるには試合で勝つだけじゃなく、注目を集める努力が必要なんやで(大沢ケンジ) https://t.co/X0IPBf0A6h pic.twitter.com/1jRZ6zyQky
— 俺に出版とかマジ無理じゃね? (@Info_Frentopia) 2018年1月5日
「日本の格闘技のポテシャルって凄まじいんだぜ?」としか言いようがない。
RIZINが旗揚げされる直前まで僕はこんなことを言っていたのだが、今ではすっかり手のひら返し状態であるww
日本の格闘技が不人気な3つの理由【低迷? 迷走?】 http://t.co/oGdAW4FwBg pic.twitter.com/zvBBP9Uefj
— 俺に出版とかマジ無理じゃね? (@Info_Frentopia) 2015年9月17日
そう、人間は日々成長するのであるww
まあ、一つ問題があるとすれば、あまり盛況になると僕がチケットを買いにくくなることくらいかww
「武居由樹の時代が来たぜぇぇ……!! って、ええ??!! 武尊はぁあ??? K-1の主役2人にビックラこいたww」
実を言うと、上述の2月24日の新日本プロレスを観に行きたかったんすよ。
でも、売り切れで買えなかったんすよww
「3×3 PREMIER.EXEって知ってます? 3×3(スリー・バイ・スリー)バスケットのトップリーグなんだって。めちゃくちゃおもしろそうww」
格闘技ファンはみんな仲よくしようず。那須川天心みたいなスケールのデカい選手も出てきてるんだし、未来は明るいんじゃないの?
まあ、あとはアレかな。
格闘技ファン、お互い仲よくしようぜってことかな。
「那須川天心vsメイウェザー@RIZIN14。僕はガッツリ乗るよw こういうお祭りは楽しんだ方が幸福度が高い」
K-1ファンとKNOCK OUTファンの間で「どちらの方が上か」といったイザコザや、やたらとRIZINを見下す言葉が聞こえてくるのだが、マジで不毛だからやめた方がいい。
これは2017年8月のフロイド・メイウェザーvsコナー・マクレガーの100億円マッチのときも思ったのだが、どうも格闘技ファンは自分の応援しているもの以外を認めない人が多い(気がする)。
マクレガーvsメイウェザー戦を推す3つの理由。真剣勝負じゃない? 茶番? 税金対策? ええやんそんなん。楽しんでる人間に水差すなよ #boxing #ボクシング https://t.co/dVy2GN7oBh pic.twitter.com/DGLyHcih00
— 俺に出版とかマジ無理じゃね? (@Info_Frentopia) 2017年7月14日
「マクレガーの手打ちパンチじゃメイウェザーは倒せない」
「やっぱりボクシングのパンチはMMA選手とはレベルが違う」
ボクシングファンからこんな声がいくつも聞こえてきたが、いや、そうじゃないでしょと。
MMAの選手は普段、リングよりはるかに広いオクタゴンで試合をしていて、なおかつパンチ以外にも蹴り、掴み、投げ、タックルもある。
そのルールの中で、ボクシングのようにフォロースルーを効かせたパンチを打ったらいいカモでしょ。
どちらが上か下かではなく、ボクシングとMMAは別物ってだけの話でしょ。
「RIZINやべえのか? 那須川天心vs堀口恭司戦が決定。まあ、やべえんだろうな。RENAvs浅倉カンナも焦って組んだし」
てか、いいじゃないっすか「みんなすごい」で。
「K-1」のブランド名を見事に復活させた新生K-1もすごいし、旗揚げから1年ちょいでフル開放の大田区総合体育館を満員にするKNOCK OUTもすごい。もちろん毎回地上波の4、5時間放送で10%前後の視聴率をとるRIZINもすごい。
「那須川天心vs中村優作感想。中村の動きが完全にMMA選手だった。RIZINはMMAの大会? そんなこと誰か言ってたっけ?」
これだけ観客動員力と成長するポテンシャルがあるのに、内側でゴチャゴチャやっててもしゃーないでしょ。
しかも、格闘技界で頂点を極めると、その上にボーナスステージがあることをメイウェザーとマクレガーが教えてくれたじゃないっすか。
で、「こういう試合が日本でしたい」と躊躇なく言い切るスケールを持った選手が日本にもいるじゃないっすか。
夢を見させてもらいました!
日本でこういう試合がしたい!— 那須川 天心 (@TeppenTenshin) 2017年8月27日
ケンカしとる場合じゃないんですよ。
いや、マジで。
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