H.C.栃木日光アイスバックスvs東北フリーブレイズ現地観戦。ロースコアだけど動きが多くておもしろい試合。3Pに地力の差でアイスバックスが寄り切る。なお横断幕の件は…【2025.12.6感想】

H.C.栃木日光アイスバックスvs東北フリーブレイズ現地観戦。ロースコアだけど動きが多くておもしろい試合。3Pに地力の差でアイスバックスが寄り切る。なお横断幕の件は…【2025.12.6感想】

2025年12月6日に栃木県・霧降アイスアリーナで開催されたアイスホッケーアジアリーグ2025-26シーズン、H.C.栃木日光アイスバックスvs東北フリーブレイズ戦を現地観戦してきました。

 
結果は2-0でアイスバックスが勝利。
12月7日現在の順位はアイスバックスが3位、フリーブレイズが5位となっています。

 
アイスホッケー観戦は先日のXHL以来約2週間ぶり、霧降アリーナを訪れたのは約2ヶ月ぶりでした。
 
H.C.栃木日光アイスバックスvsスターズ神戸現地観戦。スターズ神戸割と強くない? 当たり負けしない思い切りのよさ。オフェンス面は素早いパス回しでコンタクトを少なく。横浜グリッツ初年度よりも期待できる?
 
そしてこの日は迷いに迷った末に電車で行くことに。
前日雪が降ったために車やバイクはやめておこうと。
 
さらに今回は試しに駅から歩いてみました。
アイスバックスの試合では東武日光駅からシャトルバスが出ているのですが、片道2kmちょいなのでそこまで遠くない。気温的にもいけるだろうということでGO!! した次第です。


 
で、行きは汗ばむほどで帰りはクソ寒かった。
行きは晴れていたこともあって上り坂を行くうちに「あっちいなぁ」と。
ところが帰りは一転して顔や手が痛くなるほどの寒さ。おまけに電車の乗り換えに苦戦し、帰宅したのは21:30過ぎとなりました。
 
結論としては、車が使えるならそれに越したことはない。電車で行くなら一泊するのがベター。日帰りで行くにはやや不便。
まあ、次行くとしても日帰り&電車になるんだろうとは思っていますが笑
 

SNSで見かけた横断幕の件。最前列の人が手すりにものを引っ掛けて隠れたんだって

まずは表題の件、数日前にSNSで見かけた横断幕の件です。
 
アイスバックスを応援する横断幕に(最前列に座った)アウェイのファンの方がタオルをかけて一部が隠れてしまった。
それを横断幕の持ち主がSNSで言及して「どっちが悪い」「あの位置は誰のものだ」「アウェイが〜、ホームが〜」とさまざまな意見が飛び交う事態に。
 
この騒動を受けたチームが下記の見解を出して落ち着いたわけですが、勝手に平和だと思っていたアイスホッケー界では珍しい出来事でした。
 
「横断幕の掲出、太鼓・鳴り物等の使用について(12/2更新)」
 
大前提として僕は横断幕には興味がない、ホームもアウェイもどうでもいい人間です。
ただ、最前列に座った場合は(横断幕関係なく)手すりに何かを引っ掛けることはあると思います。
あの部分は(後ろの人の視界を遮らなければ)基本的にチケットを購入した人のもの。それを「横断幕が隠れるからやめろ」とキレるのは横暴ちゃうか? と思った次第です。
 

ルールは必要だけど、あまりガチガチに締め付けるとアイスホッケーのいいところも失われる?

なお横断幕のスペースが有料であれば話は別です。当たり前ですが、広告やネーミングライツ同様、広告主のスペースとして聖域化? されるべきです。
ただ、僕が漁った限りでは申請・提出方法のみで金額の記載は見つけられませんでした。
 
要するに単なる早い者勝ちであればチケットを購入した人が何を引っ掛けようが文句を言うのは筋違いじゃないの? と。
間違っていたら申し訳ないですが。
 
と思ったら下記の記載がありますね。

※観客席最前列の手すりに物をかける行為はご遠慮ください

ほほう、なるほど。
“最前列の手すり”ということは、フックを持参して荷物を引っ掛ける行為もアウトになるの?
この日も普通にやってる人がいたけど。
特に注意もされない、迷惑にすらなってなかったけど。
 
僕はホーム/アウェイ気にせず和気藹々できるのがアイスホッケー界のいいところだと思っています(思いつきでフラッと行ける気楽な雰囲気)。
 
ルールは必要だけど、あまりガチガチにしすぎると細かい部分で齟齬が生まれる、誰でもウェルカムな(いい意味での)ユルさが失われるかも? と思った次第です。
 
アイスホッケー下部リーグ構想だと!? アジアリーグのチーム数増加や競技力の底上げを目指すらしいけど、IJリーグ臭が尋常じゃないw
 

いつも通り霧降アリーナは楽しかった。交通の便さえよければ何度でも来たい…

前置きが長くなりましたが、ここからは当日の感想を。
 
会場に入るといつも通り「木の花ホーム」の横断幕が迎えてくれます(これはもちろん広告)。

 
しばらくすると両チームの練習が始まりました。


 
ゲストとのフェイスオフ。

 
インターバル中にBCリーグ、栃木ゴールデンブレーブスの選手のインタビューがありました。

なおマイクの音が割れていまいち聞き取れませんでした笑
 
 
観客数は1465人。

これはなかなかいい数字ではないでしょうか。
前回の現地観戦(10月)が1242人だったので200人以上増えています。
 
 
その他アイスバックスがゴールを決めた際の一体感、出過ぎないアリーナDJ等、いつも通り楽しかったです。
交通の便が悪いことを除けば(それが一番の問題)霧降アリーナは何度でも来たくなる場所ですね。
 
ちなみに横断幕はホームとアウェイではっきり分かれておりました(アウェイ側はスペースが狭い)。
 

動きが多くておもしろい試合だった。そしてアジアリーグレベル高え。先日のXHLとの差を随所に感じたよ

試合については、動きが多くおもしろい試合でした。
 
2-0と得点こそ伸びませんでしたが、インプレーの時間が長くなかなか笛が吹かれない。両チームがバチバチする展開は見応え十分でした。
最後まで退屈しないゲームだったことをお伝えします。
 
また先日のXHLに比べるとレベルが高い
スピーディで精度の高いパス回し、パックが吸い付くようなトラップ、激しいコンタクト。
何よりトップスピードに乗るまでの早さ、そこからの方向転換がXHLとは一段違いました。
 
東京ワイルズvs名古屋オルクス現地観戦。久しぶりのダイドードリンコアイスアリーナ。XHLにようやく足を運んだ。でもアジアリーグと比べるとレベルが…
 
稚拙な運営や毎年チームが入れ替わる等、「嘘だろ?」と思う出来事ばかりのアジアリーグですが、レベルは間違いなく日本(アジア)の頂点。
 
試合中「うめえ!!」「すげえなオイ」と何度呟いたか。
両チームのハイレベルなプレーの数々に感動した次第です。


実際、XHLの東京ワイルズはアジアリーグのチーム相手にどこまでやれるんでしょうか。
現時点ではスターズ神戸となら5回中全勝or4勝1敗くらいはいけると思いますが、それ以外では……。
 
フリーブレイズや横浜グリッツと5回戦して勝ち越せるかどうか。
相性やその日のコンディションもあると思いますが、何となく3勝2敗でアジアリーグ勢が勝ち越しそうな気も……。
 


 

Advertisement

 

若干アイスバックスの攻撃が長い。3P開始時にフリーブレイズの集中が切れたと思ったら…

試合内容はほぼ互角、もしくは若干アイスバックスが押す展開です。
お互いに敵陣深く入る→パス回しからゴールに迫る時間帯を作りますが、アイスバックスの方がその時間がやや長い印象。
 
実際のシュート数も1Pはアイスバックス15本、フリーブレイズ8本、2Pはアイスバックス14本、フリーブレイズ8本とフリーブレイズはアイスバックスの2/3ほどにとどまっています。
 
これが最終3Pにどう影響するか。
アイスバックスに攻め疲れが出るのか、フリーブレイズが先に疲弊するのかに注目していたところ……。
 
3P5分すぎにアイスバックスが待望の1点を挙げるという。
 
いや、何となくピリオド開始直後にフリーブレイズがおかしいなと思ったんですよね。
 
どことなく集中を欠いているというか、全体的に動きが鈍い。
これを観て「あ、ヤバいかも」と思ったことをお伝えします。
 
で、実質勝負ありの1点がアイスバックスに入る。
この日の流れ的にあそこからフリーブレイズが逆転する姿は想像しにくかったです(素人が何言ってんだ笑)。
 
一進一退の攻防の末に地力で上回るアイスバックスが寄り切った試合。
フリーブレイズにとっては勝てそうで勝てない、消耗の激しいゲームとなりました。
 
 
なお翌12月7日はフリーブレイズが3-0でアイスバックスを下しています。


 

Advertisement

 
アイスホッケーチーム アイスホッケージャージ
 
Hockey Legend アイスホッケー用品 ホッケースティック スポーツ パーカー
 
キャップ スカーフ ニット帽 アイス ホッケー カナダ 多機能 メンズ レディース ビーニー ワッチキャップ