平岡アンディvsゲイリー・アントワン・ラッセル正式発表!! ラッセル三男有利だと思うけど、平岡アンディはホントに最後の砦だよね。ジェイク・ポールvsジャーボンティ・デービス戦のアンダーというのが隔世の感がある【展望・予想】

平岡アンディvsゲイリー・アントワン・ラッセル正式発表!! ラッセル三男有利だと思うけど、平岡アンディはホントに最後の砦だよね。ジェイク・ポールvsジャーボンティ・デービス戦のアンダーというのが隔世の感がある【展望・予想】

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2025年11月14日(日本時間15日)に米・フロリダ州でWBA世界S・ライト級タイトルマッチ、王者ゲイリー・アントワン・ラッセルに同級1位平岡アンディが挑戦する。


平岡アンディは2024年9月に東京・有明アリーナでイスマエル・バロッソに勝利し指名挑戦権を獲得しており、今回は約1年2か月ぶりのリングとなる。
対する王者アントワン・ラッセルはラッセル兄弟の三男。今年3月にホセ・バレンズエラに判定勝利を挙げ初戴冠を果たしている。
 
 
なおこの日のメインはジェイク・ポールとジャーボンティ・デービスによるエキシビジョンマッチで、2024年11月のマイク・タイソンvsジェイク・ポール戦、先日のテレンス・クロフォードvsカネロ戦同様Netflixが中継する。
 
クロフォードよ、お前がNo.1だ(約2年ぶり3回目)。カネロを全局面で上回っての完勝。接近戦で歯が立たないカネロに驚いた。ここまでやられたのはメイウェザー以来じゃない? クロフォードのフィジカルどうなってんの笑
 

ようやく決まった平岡アンディvsラッセル三男。ラッセルはスティーブン・フルトンと似た立ち位置かな

平岡アンディvsゲイリー・アントワン・ラッセル。
以前から「いつになるの?」と言われていた試合がようやく正式発表されたわけだが。
 
僕は去年の平岡アンディvsイスマエル・バロッソ戦を現地観戦して平岡アンディのパフォーマンスに感服したのだが、そこからずいぶんと時間が経ち。
挑戦権を獲得した際に誰が王者だったかすら忘れている笑
 
平岡アンディvsバロッソ、佐々木尽vsカミル・バラ、下町俊貴vs津川龍也。平岡アンディのベストバウト。1、2試合目がガラガラすぎて…
 
調べてみたら先日ラッセル三男に敗れたホセ・バレンズエラだったが、王者ラッセルもサウスポーなので平岡アンディとしてはバロッソ戦の経験値を生かせそう。
 
一方のラッセルもアルベルト・プエジョ、ホセ・バレンズエラと直近2戦の相手はいずれもサウスポー。
プエジョ戦では懐の深いプエジョを攻めあぐねたものの、次戦ではしっかりと勝利している。
 
 
ちなみにラッセル三男は軽量級で言えばスティーブン・フルトンと似た立ち位置だろうか。
実力はあるが存在が地味でいまいち脚光が当たらない。
有名選手との抱き合わせ+セミセミくらいで登場する人。
 
フルトンは井上尚弥戦で注目を浴びた(日本限定?)が、ラッセル三男にもどこかでビッグマッチが回ってくればいいっすね(ラッセルが勝つ前提じゃねえかw)。
 

攻略にはアルベルト・プエジョのやり方が有効。平岡アンディも参考にするのでは?

ラッセル三男が唯一負けた試合(vsアルベルト・プエジョ)を観直してみたが、要はこれが攻略法なのだと思う。

ラッセルの射程のわずか外(自分のパンチがギリギリ当たる位置)をキープし、入ってきたところにカウンターを合わせる。
 
ラッセルは兄貴同様にハンドスピードが持ち味の選手だが、若干射程が短い&兄貴ほどのダッシュ力はない。打ち終わりに復元が遅れる傾向があり、アルベルト・プエジョにはそこを狙われていた。
また中に入ってもバックステップやクリンチ、サイドステップ等で芯を外され前手のジャブを被弾。
12Rを通してうまくかわされた印象である。
 
アルベルト・プエジョは懐の深いサウスポー、カウンターが得意なクネクネ系で平岡アンディとも少し特徴が似ている。
またイスマエル・バロッソ戦での平岡アンディのパフォーマンスを観る限り今回もやはりアウトボクシングが中心になる(と思う)。本人(と陣営)もプエジョの立ち回りを大いに参考にするのではないか。
 
 
恐らくだが、ラッセルは懐が深い技巧派? タイプが苦手。
ランセス・バルテレミーにもモタついていたし、遠い位置でクネクネされると次の手がなくなるのだろうと。
 
ラッセルvsバルテレミー、こりゃブチ切れるわw 「早すぎるストップは存在しない(キリッ」じゃねえんだよ笑 消耗戦の末に6RTKOでラッセルが勝利
 

平岡アンディの右リードがどこまで機能するか。近戦でどれだけやれるかががが

ただ、平岡アンディの右リードがそこまでいいと思った記憶がない……。
 
プエジョは角度、距離を変えつつ多彩なジャブでラッセルを突き放したが、平岡アンディにあれができるかは不明。
ラッセルはバロッソ同様直線的な選手だが、バロッソに比べて近場での連打が利く。
接近戦の局面でバロッソ戦で機能したフットワークが通用するかも何とも言えない。
 
さらに平岡アンディの特徴として、距離が詰まるとバンザイしながら飛びのくシーンが目立つ。
圧力のある相手、もう1歩踏み込んでくる相手だとそれが顕著になる。
 
前回はあのバンザイがほとんど出なかった&しっかりと足場を決めてパンチを打てていたが、ラッセル相手に以下略。
 

勝敗予想はラッセルの判定勝ちだけど、平岡アンディにもチャンスはあるのでは? マジで最後の砦だよね

勝敗予想は、まあラッセル三男の判定勝ちですかね。
 
と言いつつバロッソ戦のパフォーマンスを出せれば平岡アンディにもチャンスはあると思っている。
この辺はこれまでの中量級選手とは少し違うところ。
 
吉野修一郎vsシャクール・スティーブンソン戦はストップされた後の絶望感が尋常じゃなかった。
三代大訓vsアンディ・クルスは試合前に「これは厳しいぞ」と思った通りの結果、内容だった。
佐々木尽vsブライアン・ノーマンJr.戦は「佐々木尽、どうにかがんばれ」と願ったが届かず。
 
佐々木尽vsブライアン・ノーマンJr.戦再視聴。ノーマンがデカい、しなやかでパンチが強い。でも心が折れてないのはいいよね。よくも悪くも“佐々木尽”で勝負するしかないんだし
 
日本のトップ選手が一段上の舞台でコテンパンにのされる中、やり方次第ではチャンスがあると思えるのが平岡アンディのすごさというか。
本当に“最後の砦”と呼べる一戦だなと。


 

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ジェイク・ポールvsジャーボンティ・デービス戦のアンダーというのがなかなか…。こういう賑やかしマッチを見下してた人たちが当事者になる

なおどうしても触れないといけないのが、この日のメインがジェイク・ポールvsジャーボンティ・デービス戦(エキシビジョン)であること。
 
以前格闘技イベント「RIZIN」で皇治vsシナ・カリミアンとかいうおバカマッチが組まれて嘲笑と批判が噴出したが、それと同じことを現役の3階級制覇王者がやるという。
 
皇治vsカリミアンは3分3R、ジェイク・ポールvsデービスは2分8R。
どちらがマシかどうかの判断もつかない、正真正銘のクソファイトである笑
 
しかもデービスは数年前の那須川天心vsフロイド・メイウェザー戦をめちゃくちゃバカにしていた覚えがある。
あの試合は目新しさ、耳目を集めるという大義名分があったが、今となってはやり尽くされていて新鮮味の欠片もない。完全に金儲けだけが目的のプライドの安売り。
繰り返しになるが、それを現役の3階級制覇王者がやるのである。
 
もっと言うと(ジェイク・ポールvsデービスの話題性に全乗りしてアンダーに出場する)平岡アンディも以前こんなことを言っていた。


一応申し上げておくと、僕は金儲けマッチや異種格闘技戦自体は嫌いではない。
話題になればオールOKとは思わないが、ある程度のお祭りファイト、気楽に視聴できる賑やかしカードは全然いい。
今回のジェイク・ポールvsデービス戦も「クソファイトには違いないけどちょっと気になる」のが本音だったりする笑
 
ただ、もともとは本物志向()でこういう金儲けマッチを見下していた選手がいつの間にかその中心にいるのは……。
いろいろと事情もあるのかもしれないが、とりあえずだっせえなと。
 
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