はじめの一歩1499話。千堂武士vsリカルド・マルチネス戦って要するに中谷潤人vs西田凌佑だよね? 開始直後のラッシュや腕破壊。インスパイアが多数見られる【感想】

はじめの一歩1499話。千堂武士vsリカルド・マルチネス戦って要するに中谷潤人vs西田凌佑だよね? 開始直後のラッシュや腕破壊。インスパイアが多数見られる【感想】

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2025年7月30日発売の週刊少年マガジン35号に掲載された漫画「はじめの一歩」1499話。
WBA世界フェザー級王者リカルド・マルチネスと挑戦者千堂武士の一戦が第2Rに突入、千堂の猛攻をリカルドがガードで防ぐ&時おり左リードを返す展開が続いている。
 
千堂の迫力満点のスイングに「1発当たれば」の期待感が高まり、観客席の幕ノ内一歩や宮田一郎、実況席の伊達英二、鷹村守も感心した様子を見せる。
 
そんな中、リカルドのジャブが千堂の顔面を捉えたところで今週は終わり。
ラスト3コマのライフルから弾丸が飛び出すシルエットが何を表しているのかが気になるところである笑
 

森川ジョージのおもしろムーブは相変わらず。周りにイエスマンしかいないんだろうな

今回は久しぶりに「はじめの一歩」について。
 
間柴了vsマーカス・ロザリオ戦の胸糞悪い終わり方を受けて「僕もはじめの一歩を見放す時がきたか?」と思ったのだが、何だかんだで毎週読み続けている笑
 
「はじめの一歩」1481話感想。間柴了vsマーカス・ロザリオ戦の誰も喜ばない決着。ネタ作品として読んでいる僕はあまり驚かなかったけどw 間柴にはとにかく無事生還してほしい
 
もちろん漫画作品としてはほぼ見限っていて、「森川ジョージのおもしろムーブ込み」の注釈つきではある。
 
唐突な休載や慢性的なページ減に文句を言っているようではまだまだ甘い笑
むしろ「作者体調不良により休載」と発表された週にSNSでパンピーと元気にレスバする様子を楽しめるくらいでなくては森川ジョージウォッチャーとは言えない()
 
先日も休載の週(息をするように休載する)に「麻雀の大会に出場した」旨をポストしたことで大量のクソリプを浴びていたが、僕レベルの森川ジョージウォッチャー(笑)になるとああいうムーブすら楽しめる。
 
 
要するに彼の周りにはイエスマンしかいないのだと思う。
告知なしの休載やページ減の常態化。それだけでなく休載の週にパンピーとレスバしたり麻雀大会出場を報告したりとSNSの使い方もキツい。
(本業の)作品がおもしろければ救いもあるが、なぜか読者の望む方向とは真逆にばかり突き進む。
 
それでもマガジンの中では人気作品なのだと思うが、名前のデカさに胡坐をかいて傍若無人に振る舞うこの人を誰もコントロールできないと想像する。
 
“本物”のはじめの一歩ファンなら間柴がロザリオをダウンさせるところまで予想できたはず。だって井上尚弥vsルイス・ネリだし。休載にイラつくようではまだ甘い
 

千堂武士vsリカルド・マルチネスって要するに中谷潤人vs西田凌佑だよね?

前置きが長くなったが、千堂武士vsリカルド・マルチネス戦のここまでの感想を。
 
とりあえずアレだ。
これって中谷潤人vs西田凌佑戦に思いっきりインスパイアされてますよね?
 
2025年6月に行われたWBC/IBF世界バンタム級王座統一戦。
中谷潤人が6RTKOで西田凌佑を下した試合だが、あの試合と重なる描写が目に付く。
 
中谷潤人vs西田凌佑。中谷の野生味、アドリブ力が西田の作戦遂行能力を上回る。西田のプランを力でぶっ壊した中谷。中谷ってもともと草食男子の振りした戦闘民族ですよ?
 
開始直後のリカルドの猛ラッシュなどはまさにそれ。
千堂の剛腕を抑えるためにリカルドが先に仕掛けたわけだが、西田がリズムに乗る前にねじ伏せにいった中谷とモロ被りである。
 
またガードされてもお構いなしに殴りつける千堂に対し、リカルドは攻撃の合間に左ジャブをヒットする。
 
これも恐らく中谷vs西田戦からヒントを得たもの。
あの試合は西田が肩を脱臼して棄権したわけだが、中谷によると西田が肩を痛めていることに気づいてあえて腕を狙ったと。
千堂がガードの上からぶっ叩きまくる&それをリカルドが耐える描写は中谷のコメントに通じるものがある。
 
さらに今週のラスト3コマ、ライフルから弾丸が発射されるシルエットはリカルドのジャブの正確性、威力を表しているのではないか。
このままジャブを受け続けた千堂の目がふさがる展開が待っていると予想する。
 
西田は偶然のバッティングで右目を大きく腫らしたが、もしかしたら両者の頭がぶつかるパティーンもあるかもしれない。
 

今後の展開予想は2パターン。1つ目は…

最近の(割と前から?)森川ジョージは有名どころの試合をすぐに取り入れる傾向がある。
上記の間柴了vsマーカス・ロザリオ戦は井上尚弥vsルイス・ネリ戦(2024年5月)の要素が盛りだくさんだったし、数年前に井上尚弥vsエマヌエル・ロドリゲス戦をまるっとトレースしたときはさすがにあきれ果てた。
 
「はじめの一歩」が酷すぎる。マンガ史に残る汚点。まさか井上尚弥の試合を丸パクリするとは…。森川ジョージは完全に終わったんだな
 
中谷vs西田戦にインスパイアされまくっている今回はここからどう持っていくか。
あの試合のネタがひと通り出揃ってからが本番だと思っている。
 
 
そして、個人的に2パターンの結末を予想している(当たるとは言ってない)。
 
1つ目は千堂の視界が完全に塞がってのTKO。
いわゆる中谷vs西田戦の幕切れにもっとも近い。
 
たとえば(千堂のパンチによる)リカルドの腕の痺れと千堂の顔面の腫れ、どちらが限界を迎えるかの勝負で徐々にリカルドが抜け出すとか、そんな感じ。
やはりあのライフルのシルエットはリカルドの正確無比なジャブを表しているのではないか。
 

もう1つは千堂のパンチが効かないパターン。佐々木尽vsブライアン・ノーマン戦のインスパイアですね

2つ目は千堂のパンチが効かないパターン。
 
数週にわたって「1発当たれば」の期待感を煽りまくり、目を腫らしながらも腕を振り続けた千堂のパンチがついにヒット!!!!
……と思ったら、リカルドは聞いた素振りも見せずに打ち返してくる。
で、「本物の世界王者は耐久力も化け物だった」となる。
 
要するに2025年6月の佐々木尽vsブライアン・ノーマン戦である。
あの試合も「佐々木尽の左が1発当たりさえすれば」と言われていたが、その左が当たってもノーマンはいっさい動じることなく我々オーディエンスを絶望させた。
 
佐々木尽vsブライアン・ノーマンJr.現地観戦。スピードと正確性がレベチ。全身から漂う強者感。必殺の左が当たっても効かない耐久力。絶望のウェルター級、本当にマイッタ
 
最近の(割と前から?)森川ジョージの傾向からこちらのパターンもある気がしている。
 

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どちらにしても千堂の負けは確定事項。文句を垂れながらも読み続けるんでしょうね笑

最終的な着地地点は佐々木尽vsノーマン戦同様、ボディを意識させられてからの顔面ドカンで失神KO、もしくは幕ノ内一歩vs千堂武士Vol.1をオマージュした「いつの間にかコーナーで気を失っていました」のアレ。
 
どちらにしろ千堂の負けは確定事項、試合が終わるまでには数か月から年単位の時間を要するのではないか。
 
この試合が一歩の現役復帰のきっかけになるのか、千堂が健康体でリングを降りられるのかは何とも言えない。しれっと元担任といい感じになったことを踏まえればさすがに間柴のような仕打ちはないと思うが。
 
マーカス・ロザリオのラフファイトを間柴了はどう受け止める? 井上尚弥vsルイス・ネリ戦の焼き増しからオリジナルの展開へw
 
ただ、何と言っても森川ジョージである。
またしても読者が望まない方向に話を持っていく可能性も数%はありそう。
 
 
そんな感じで不満と不安を抱えつつも毎週欠かさず(休載ばかりだけど)読み続けることになりそうである笑
 
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