フューリーがピアネタを寄せ付けず。陽気なクズが蝶のように舞い、蜂のように刺した10R。睡魔との戦いこそが神の御心【結果・感想】
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2018年8月18日(日本時間19日)、英・ベルファストに元統一世界ヘビー級王者タイソン・フューリーが登場。フランチェスコ・ピアネタと10回戦で対戦し、100-90の判定勝利。復帰第2戦を飾った。
今年6月に約2年半振りの復帰を果たしたタイソン・フューリーが迎えた2戦目。
相手は戦績35勝4敗1分のフランチェスコ・ピアネタ。2015年にはルスラン・チャガエフとの世界戦経験もあるサウスポーである。
また身長196cmと、206cmのタイソン・フューリーと並んでも決して見劣りしない上背もある。
だが、実際の試合は一方的な展開。
初回からガードを上げて前に出るピアネタに対し、フューリーはサイドに動きながら軽いジャブをヒットしポイントを重ねる。
コーナーを背負った状況では、上半身の動きでピアネタの攻撃を避けてスルスルと脱出。すぐさまガードの外側から左を当ててピアネタの前進を止める。
ラスト3Rは動きの落ちたピアネタに対し、フューリーは頭を下げて前進。
ピアネタにロープを背負わせ、ガードの上からパンチを当てて追い詰めるなど、まったく付け入る隙を与えることなく10Rを戦い終える。
この勝利によって、フューリーは次戦でWBC王者デオンティ・ワイルダーへ挑戦することが決定した。
「フューリーを苦戦させたワリンがクッソいい選手だった件。ヘビー級3強時代が崩れる日も近い?」
フューリーはやっぱり神だった。強豪サウスポーのピアネタに何もさせずに完封勝利
元統一ヘビー級王者にして僕が「神」と呼ぶ男、タイソン・フューリーの復帰第2戦が終了した。
結果は主審の採点による100-90のフルマークでの勝利。ベテランサウスポーのフランチェスコ・ピアネタにほぼ何もさせず、見事ワイルダーへの挑戦権を手にした試合である。
というか、この試合はまあまあよかったのではないか。
前回のセファー・セフェリ戦では3Rくらいで息が上がっていたように見えたが、今回はそんなことはなく。
サウスポーのピアネタの正面を外し、終始動きを落とさずの完封勝利。
「タイソン・フューリーが神である理由。セファー・セフェリを4Rノーマス。2年半のブランク明けでロマチェンコ超え」
計量では、前回よりも20ポンド近く絞ってきたとのこと。
⚖️ Tyson Fury weighed in at 18st 6lbs (258lbs) for his second comeback fight against Francesco Pianeta tomorrow night. He was 19st 10lbs (276lbs) against Sefer Seferi.
— Michael Benson (@MichaelBensonn) 2018年8月17日
確かに身体も軽そうだったし、196cmのピアネタのパンチへの対応もうまくいっていた気がする。
前回のコンディションのままだとワイルダー戦は厳しいかな? と思っていたが、このまま調子を上げていければ十分可能性はある(と思う)。
うん。
やはりタイソン・フューリーは神だった。
我々下人が神の御心を理解しようなど恐れ多いww
もはやフューリー神は、万物を超越した領域におられるのであるww
結構よかったよね今回のフューリーは。足も動いてたし体力もあったし。このまま調子を上げればワイルダーにも対抗できそう?
まあ冗談はともかく、申し上げたように今回のタイソン・フューリーはそこそこよかったと思う。
相手のフランチェスコ・ピアネタは前回のセファー・セフェリよりも大柄で、なおかつそこそこ動ける。
何度跳ね返されても、諦めずに前に出続ける根気もある。
右側に足を踏み出しつつ左フックを振り回したり、距離を詰めてのボディなど。自分よりも大きく動ける相手を捕まえる工夫も見られた。
そのピアネタを左の連打で止め、一定の距離をキープしたままサイドに回り続けるフューリー。
上下の打ち分けや軽い足取りからもコンディションのよさが感じられ、体力の持続性も見られた。
まだまだワイルダーの爆発力から逃げ切れるとは思えないが、前戦からいろいろな部分が改善していたのではないか。
ピアネタもがんばったけど、スピード、サイズともにフューリーには歯が立たず。奇抜な言動の割に冷静じゃねえか
何度前進してもサイドに回られ、打ち終わりにカウンターをもらうピアネタ。
同時打ちを狙ってもリーチに差があり、先に被弾するのは自分。
ガードを上げて身体を密着させるものの、フューリーに左肩で押し込まれてスペースを作られる。
時おりいいタイミングでボディをヒットするが、フューリーはケロっとして足を動かし続ける。
何をやっても通用せず、フューリーの動きは一向に落ちない。
根気よく攻め続けたピアネタも徐々に手が出なくなり、試合後半は防戦一方の展開に。
小さくサイドに動きながらプレッシャーをかけるフューリー。
長いリーチでガードの外側からフックを打ち込み、ピアネタを後退させる。
そしてロープ際で頭を押し付け、ボディ、顔面へ軽いパンチをねじ込んでいく。
ああ、いいですねww
前半は足を使って突進を捌きながら左で削り、相手が十分に消耗した後半からは自分から前に出て連打を浴びせる。
自らのコンディションを見極めながら、サイズ差のある相手にやりたいことを試していく感じ。
奇抜なパフォーマンスやぶっ飛んだ言動とは裏腹に、以外と冷静な試合運び。
復帰2戦目できっちり身体を絞り、大柄なピアネタを完封したあたり、しっかりとワイルダー戦を見越しているのかなと思う。
何と言ってもフューリー神の試合はね。
オーディエンスを睡眠にいざなってこそですからね(は?
周りの人間の苦笑が何とも言えないww
ついにフューリーvsワイルダーが発表されるか? ジョシュアが値打ちこいてるうちに、こっちが決まっちゃいそう?
そして、あれこれ記事を漁ると注目のフューリーvsワイルダー戦は来週あたりに日付と会場が発表されるとか。
#Breaking Tyson Fury has agreed to a fight against WBC heavyweight champion Deontay Wilder and the date and venue will be announced next week, promoter Frank Warren has announced pic.twitter.com/pz2pcODWdP
— PA Sport (@pasport) 2018年8月18日
まあ、ボクシングは対戦に合意してからが長いのでどうなるかはわからないが、両者のやる気を見ると確度は相当高いように思える。
いや、ヤバいっすね。
ワクワクが止まらない。
「ジョシュアがポベトキンを鬼KO!! 動ける巨人最強説は今日も健在ですね。ワイルダーorフューリー戦実現します?」
アンソニー・ジョシュアとエディ・ハーンが値打ちこいてウダウダやってるうちに、それと双璧をなすほどのマッチメークがゴンゴン進行していくのはたまらない。
ルイス・オルティスに勝利したワイルダーが今後やるべきはビッグマッチ路線のみ。
正直、フューリーはあと1戦くらい動けるヤツとの調整試合を挟んでもいいかな? とも思ったが、どうやらそういうわけにもいかないらしい。
フューリーはもう少し待てばもっと儲かるし、数戦こなして体調整えれば勝機も増すと思いますがね。無敗のままジョシュア戦を英国でやれば超人気ファイトになるわけだし。ただ、陣営はフューリーがそこまで心身のコンディションを保つ自信がなく、言葉は悪いですが早めに”換金”ということでしょうか。
— daisuke sugiura 杉浦大介 (@daisukesugiura) 2018年8月17日
なるほど。
フューリーがシラフでいられる時間にリミットがあるわけねww
うん、そりゃしゃーないww
やれやれ。
どんどん決めたれ。
リング外でのフューリーとワイルダーがおもろすぎた件ww 亀田和毅のリングインが何だって? しょーもない議論してんなよww
また、今回の試合で見られたフューリーとワイルダーの一連の煽り合いはホントにたまらないww
陽気なクズと抑制の効かない韻踏みDQN。
毎度申し上げているが、スポーツ選手の実力に人格は関係ないというのは明白すぎるくらい明白である。
王者には相応の人格が伴うべき?
スポーツは人格形成にも役立つ?
いや、んなわけあるかww
最強階級であるヘビー級の頂点に君臨する2人が両方しょーもないという現実に目を向けたまえww
こういうのを観ると、先日の岩佐亮佑vsドヘニー戦の試合後に亀田和毅がリングインして揉めたとか、あまりにどうでもよすぎて……。
あの亀田和毅の行為に対して「品位がない」「マナーを守るべき」といった批判記事も見かけた気がするが「いや、もうわざとやってるだろポマエラww」と。
記事を書いた人間も、実は大したことないと思ってんだろ?
でも、亀田のネタは注目度が高いからな。しめしめってことだろ?
「野獣ワイルダーがオルティスを豪快KO!! やべえ、おもしろかったww オルティスは勝たなきゃダメな試合だったな」
こんなのはいくら議論しても是非の答えなど出ないんだから、結局好きか嫌いかで判断するしかないんやで?
「亀田が嫌いだから何をやってもムカつく」っていう感情に理屈を後付けするからおかしなことになるんやで?
で、JBCが事情聴取するって?
ホントに亀田のこと嫌いやなどいつもこいつもww
何でもいいけど、とりあえず亀田和毅の世界挑戦の機会を邪魔するのだけは止めてね。
ただまあ、
「マナーを守って乱入しろ」
という批判は唯一笑わせてもらったかな。
「マナーを守った乱入」←この字面はなかなかおもろいよねww
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