DeNAがソフトバンクをここまで追いつめるとは。第3戦の東克樹の熱投に感動した。シーズン3位のDeNAの日本シリーズ出場には納得してないけど笑【2024.10.31感想】

DeNAがソフトバンクをここまで追いつめるとは。第3戦の東克樹の熱投に感動した。シーズン3位のDeNAの日本シリーズ出場には納得してないけど笑【2024.10.31感想】

プロ野球、横浜DeNAベイスターズと福岡ソフトバンクホークスによる日本シリーズ。2024年10月31にみずほペイペイドーム福岡で第5戦が行われ、7-0でDeNAが勝利。対戦成績を3勝2敗として26年ぶりの日本一に王手をかけている。


なおソフトバンクの日本シリーズ3連敗はダイエー時代の2003年以来とのこと。その年は2勝3敗から阪神を逆転して見事日本一に輝いている。
 
横浜DeNAベイスターズ26年ぶり日本一。ソフトバンクは有原航平の3回降板で詰んだ。好調な打線に相手にダメージを与えた東克樹。DeNAは勝つべくして勝った
 

僕はシーズン3位のDeNAが日本シリーズに出ていることに納得していない

2024年プロ野球日本シリーズ。
本拠地横浜スタジアムで連敗を喫したDeNAが敵地福岡で3連勝、26年ぶりの日本一に王手をかけたわけだが。
 
最初に言っておくと、僕はDeNAの日本シリーズ出場に納得していない
 
CS制度への不満、ペナントレースを制したチームがわずか数戦で日本シリーズの出場権を失う理不尽さは以前から言われていたが、今回はそれをめちゃくちゃ感じている。
 
特に1stステージの2戦目(10月13日)からファイナルの初戦(10月16日)までの中2日がよろしくない
この中2日というのは勢いを失わずに適度な休養がとれる絶妙な日程。
実際、DeNAは阪神戦での勢いのままインターバル(半月)空けの巨人と対戦できた。
 
極論、1stステージとファイナルステージは午前午後のダブルヘッダーでもいい。
3戦目までもつれる場合もあるので、たとえば1日ごとに1勝ずつアドバンテージを増やすとか。
今回で言えば巨人の3勝0敗からのスタートでちょうどいい。
 
もちろん興行的に難しいのは理解している。
 
 
ん?
ソフトバンクも同じ条件だろって?
いいんだよアイツらは笑
 
何やったってどうせ勝つんだからw
 
DeNAジャクソン、オリックスエスピノーザ、中日ディカーソン、広島レイノルズ。DeNAvsオリックス戦が打低すぎて地獄だった。ディカーソンはでっかい穴が見えた気が…
 

ソフトバンク相手にチャンスがあるならDeNA。巨人、阪神だったら蹂躙されて終わりじゃない?

その反面、巨人、阪神、DeNAの中で勝機があるとすればDeNAだとも思っていた。
 
巨人、阪神の打線ではソフトバンク投手陣の150kmオーバーのまっすぐはまず打てない。
ロースコアの勝負に持ち込むしかなく、野手力の差で蹂躙されるのがオチではないか。
 
一方DeNAはチーム打率セリーグNo.1の打線+まっすぐに強い打者が多い。
その打線が阪神との1stステージで勢いづき、そのまま巨人をちぎって日本シリーズ出場を決めた。
 
投打のバランス、勢いを考えれば辛うじてチャンスがあるのはDeNA。
ここまで追いつめたのは驚きだが、ある程度勝負になるのは想像がついた。
 
納得はいってないけどな!!
 

敵地での3連勝は感動的ですらあった。東克樹の魂を揺さぶるピッチングに震えたよ

申し上げた通り僕はDeNAの日本シリーズ出場に納得いっていないものの、ソフトバンクに勝機があるならDeNAかな? とも思っていた。
 
だが、さすがにここまで追いつめるのは予想外。
敵地での3連勝は感動的ですらあった。
 
きっかけを作ったのはやはり第3戦で先発、7回1失点で勝利投手となった東克樹だろうと。

この日の東は10安打を許しながらも要所を抑えて7回105球1失点の好投。6回1アウト1塁の場面では客席からの指笛をやめさせるように球審に要求するなど、最初から最後まで闘志がみなぎっていた。
 
東の熱投が伝播したのか、翌日のアンソニー・ケイ、5戦目のアンドレ・ジャクソンとDeNA先発陣の魂を揺さぶるピッチングが続いている。
 
“最後はメンタル勝負”という表現は好きではないが、マジでそんな感じ。
 
どれだけデータ解析が進もうが効率化に拍車がかかろうが、プレーするのは生身の人間。
命を燃やすような熱さは間違いなく勝敗に影響を及ぼす。


生身の人間が発する熱量に心を動かされる。
スポーツ観戦の醍醐味とも呼べるものをシーズン貯金2のDeNAに見せてもらっている笑
 

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ソフトバンクのリリーフ陣は盤石じゃない。案外引き出しが少ないんだよね

またこの試合でソフトバンクのリリーフ陣が盤石ではないことがわかったのも大きい。
 
第1戦は有原航平から直接ヘルナンデス、オスナ。
第2戦はモイネロから尾形(1/3回)を挟んでヘルナンデス、オスナ。
 
ソフトバンクは3戦目で初めて後ろ2人(ヘルナンデス、オスナ)以外の継投に入ったわけだが。
 
5回に登板した大津亮介、8回の杉山一樹は球が走らずいずれも失点。
僕はフラフラ状態の大津、杉山を回の終わりまで投げさせたのを観て「小久保舐めとるな」「この試合は捨てたか」と思ったのだが、4、5戦目で「あ、そうか」となっている。
「ソフトバンク、マジでリリーフ陣が薄いんだ」と。
 
 
何というか、ソフトバンクの(若い)リリーフ陣は球は速いが引き出しが少ない印象。
150kmオーバーのまっすぐと落ちる球に縦スラ。だいたいこの3つが中心で、まっすぐで空振りが取れない場合はあっという間に余裕がなくなる。
 
高めのまっすぐはファールで粘られ、低めの変化球には手を出してくれない。
で、徐々にカウントを悪くする→苦し紛れのまっすぐを打たれる、もしくは四球というパターン。
 
巨人、阪神なら力でねじ伏せられたと思うが、DeNA打線は一筋縄ではいかない。
DeNA側も第3戦の勝利で「案外いけるぞ」「そこまで卑屈になる必要はない」と気づいたのではないか。
 
度会隆輝のKY力、思った以上にいいエスピノーザ、評判通りのアンドレ・ジャクソン。レイノルズとディカーソンがいきなり消えたw
 

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DeNAは結局打つしかない。僕はソフトバンクが日本一になるべきだと思ってるけど

移動日を挟んで11月2日から横浜スタジアムで第6戦が行われるわけだが、予報によると2日は雨天とのこと。
この2日でソフトバンクがどう立て直すか、DeNAが勢いを維持できるかに注目である。
 
ソフトバンクは当然有原、モイネロで勝負をかけることになる。
 
一方、すでにジャクソンを出しているDeNAは大貫とその次は?
濵口遥大が第二先発と考えると、先発に関してはソフトバンクに分がありそう。
 
なので、DeNAが勝つにはやはり打つしかない。
主砲の山川穂高を筆頭ソフトバンク打線が眠ったままなことを願いつつ。
 
 
ちなみに僕はソフトバンクが日本一になるべきだと思っております。
 

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