ターミネーター:ニュー・フェイトで俺たちのサラ・コナーが帰ってくるぞw これは期待していいのか? 28年ぶりの正当な続編だってさ
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2019年5月23日、ジェームズ・キャメロン監督が第1、2作を手がけたSF超大作「ターミネーター」シリーズの最新作「ターミネーター:ニュー・フェイト」のトレーラーが公開された。
本作は1991年のシリーズ2作目「ターミネーター2」の正当な続編と言われ、28年ぶりにサラ・コナー役としてリンダ・ハミルトンが出演することも話題となっている。
その他、アンドロイドT-800を演じるアーノルド・シュワルツェネッガーの劇中ビジュアルも公開され、最新作への期待は徐々に高まっている。
なお、本作の公開は2019年11月が予定されている。
「「ターミネーター:ニュー・フェイト」最高だった。ようやくT2の呪縛から解き放たれた。サラ・コナーのカッコよさに震えて眠れ」
「ターミネーター:ニュー・フェイト」でリンダ・ハミルトン復活だってさ。でも、あんまりテンションが上がらなかったんだよね
「ターミネーター」シリーズ最新作のトレーラー第一弾が公開された。
僕自身、映画「ターミネーター」シリーズの大ファンで、中でも「ターミネーター2」はマイ・フェイバリット・ムービーの1つとして今でも君臨し続けている。
当然シリーズはすべて視聴済みなのだが、正直3以降は決して期待に沿う内容とは言い難いものだった。
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今回の「ニュー・フェイト」についても、リンダ・ハミルトンがサラ・コナー役として出演することは知っていたが、実はあまりテンションが上がらず。
だって、リンダ・ハミルトンってもう還暦オーバーでしょ?
いくら待望されてたからって、さすがにおばあちゃん一歩手前やんけ。もともと彫りが深くて皺の目立つ顔立ちなのに。
そもそも28年ぶりってあなた。
平成をほぼ丸ごとすっ飛ばしてるやんけ。
待望され過ぎて、すでに何周しちゃってんのよレベルの「今さら感」なんですが。
てか、T-800役のシュワちゃんに至っては70歳オーバーですからね。
前作の「新起動/ジェニシス」でもだいぶキツかったのに、さらにその4年後って……。
還暦の女戦士と古希を迎えた未来型ロボットのパワフルなアクション。いろいろ無理があるんじゃないの?
「ターミネーター:新起動/ジェニシスの感想【スーパー久しぶりの一人映画館】」
そして、下記の写真を観てその思いをさらに強くした次第である。
ティム・ミラー:
「この作品はジム(・キャメロン)の代表的なヒット作の正当な続編となる。…ほどばしる情熱をスクリーンから感じるだろう」2019年11月公開の『#ターミネーター:ニュー・フェイト』にご期待下さい‼ pic.twitter.com/yet8188ex7
— 20世紀フォックス映画 (@foxjpmovie) 2019年4月5日
いや~……。
どうなんだこれは。
確かにリンダ・ハミルトンとシュワちゃんが並ぶ姿は胸熱だけどさ……。
2人とも初老にどっぷりつかって、アクションどころじゃないような気が……。
俺たちのサラ・コナーが帰ってきたよ。やっぱり役者ってすげえな
と思っていたのだが、今回公開されたトレーラーを観たことで少し考えが変わった。
もう一度同じものを貼らせていただくが、
うん。
これはテンション上がるわww
さすがは「正当な続編」と豪語するだけはある。
久しぶりにガチのターミネーターが復活するかもしれない。
まあ、これまでその期待を何度も裏切られてきたわけだが。
というか、やっぱり俳優ってすごいね。
写真ではおばあちゃんに片足突っ込んだイメージのリンダ・ハミルトンだったけど、映像に入ると一気にピリッとする。カメラワークやメイク技術もあるのだと思うが、オンの状態での憑依っぷりは尋常じゃない。
60歳オーバーの女戦士なんて、ちょっと無理あるだろと思っていたが、全然いけますねww
確かにこれはサラ・コナーだわ。
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狂おしいほどかっこいいww
Welcome to the day after Judgment Day. Check out the official poster for #TerminatorDarkFate. Teaser trailer tomorrow. pic.twitter.com/dXeAwYrsAi
— Terminator: Dark Fate (@Terminator) 2019年5月22日
そうだよ。
ようやく俺たちのサラ・コナーが帰ってくるんだよw
「ターミネーター」シリーズの壮大な鬼ごっこにはパワーバランスが必須。1と2はここがすばらしかった
また、僕が今作に期待しているもう一つの理由として、ターミネーターのインフレが起きていない(っぽい)というのがある。
今回のトレーラーを観る限り、2に登場したT-1000から能力的にはそこまで大きな進化はしていないように思える。もちろんカット数もわずかで情報もないのでアレだが、少なくとも3以降に登場したチートターミネーターではなさそう。
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基本的に「ターミネーター」シリーズがやっていることはどれも同じ。ひと言で言うと、要するに「壮大な鬼ごっこ」である。
「審判の日」や「スカイネット殲滅」といった要素はあるものの、何だかんだで「未来から来たおっかないロボットから逃げ続ける」だけの物語に過ぎない。
スカイネットが未来から送り込んだロボットがひたすら主人公を追いかけ、一行を窮地に陥れる。
何度倒しても無表情で立ち上がり、淡々と「任務」を遂行するロボット。その追跡を仲間と協力してギリギリのところでかわし続ける。
この緊張と緩和の連続に視聴者はくぎ付けになり、クライマックスでのサムズアップにつながる流れ。
これが「ターミネーター」シリーズの骨子であり、最大の魅力でもある。
そして、この魅力を最大限引き出すためには追う側と追われる側のパワーバランスが必須となる。
まともにぶつかっては手に負えないが、仲間と協力して地の利や数の優位を活かせば何とかなるかもしれない。
ここの部分において、1と2はあまりに絶妙だった。
特に2における「新型の液体金属T-1000vsコナー親子+旧型T-800」の組み合わせはすばらしいとしか言いようがない。
実体を持たず、拳銃やマシンガンを無効化してしまう。なおかつ狭い場所をすり抜けることも可能。
すべての機能でT-800を上回り、触った人間に擬態して主人公を追い詰めていくターミネーター。
もはや完璧と呼べるほどの秀逸さである。
「ターミネーター2が史上最高で最強の神映画だったわけだが、ぐうの音も出ないほど褒めちぎってやるよ」
ターミネーターのチート化。味方の戦力はいつまでたってもT-800なのに…。そりゃあ歪みが発生しますよ
それが何だよ。
3以降のチート化は。
T-Xはホントに酷かったよね。
「ターミネーター3の評価がクソだということを再認識した件」
パワーやスピードが上がるのはいいけど、さすがに他のマシンを操れたらダメでしょww
システムに侵入してコンピュータを自在に操ったり、道行く車を自分の味方にしちゃったり。
しかも、2億種類の武器が内蔵されてるんだっけ?
そんなもんにどうやって勝つんだっつー話。
「新起動/ジェニシス」のT-3000に関しては、もはやインフレがいくところまでいってしまった感が……。
「実体をとどめない液体金属を人型の外見を再現した粒子でコーティングしたターミネーター」。
うん。
何を言っているのかわかりませんね。
とうとう瞬間移動まで可能になっちゃった。
「私は機械じゃない」
「人間でもない」
「それ以上だ」
いや、それ以上になっちゃダメなんだよww
ここまでくると、むしろ振り切り過ぎて清々しいほどである。
それに対し、主人公の味方はどこまで行ってもT-800のみ。
相変わらず腕はちぎれるし首はもげるし、機能は停止する。
以前にも申し上げたが、こちらの戦力はずーっと旧型のままなのに、敵さんはどんどんチート化していくのはあまりに理不尽過ぎる。
シュワちゃん=T-800のイメージが強いのはわかるが、こればかりやっていてはどうしても作りが強引にならざるを得ない。
「I’ll be back」って言ってりゃ解決すると思うなよ? お?
稚拙な映像が逆におぞましさを感じさせた初期のターミネーターを返しやがれww
このちゃっちい映像技術がホラー要素を増幅したんだよな。
そういう意味で、今回の「ターミネーター:ニュー・フェイト」には大いに期待していいのではないか。あくまでトレーラーを観る限りだが、液体金属の強化版程度にとどめられているっぽい。前作までのようなギャグレベルのインフレはないと信じたいところである。
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サラ・コナーの人生って壮絶過ぎて大変だよね。ホントにサラ・コナーに生まれなくてよかったよ
またこれも以前に申し上げた記憶があるが、サラ・コナーの人生ってホントに大変だよなと。
突然未来から送り込まれたロボットに命を狙われ、一夜限りの恋人を殺される。その後はスカイネットの誕生阻止に人生をかけ、息子のジョンを兵士として育てることに注力する。
また、スピンオフ作品の「サラ・コナー・クロニクルズ」ではその後も次々と刺客を送り込まれ、そのたびに壮絶な試練にさらされる。何とか乗り越えるものの、T-1000との戦いのあとに白血病を発症してお亡くなりになるという。
新作が発表されるたびに人生をこねくり回され、そのつど強制的に世界を守らされるサラ・コナー。今回の「ニュー・フェイト」が時系列的にどうなるのか、サラがなぜ生きているのかは不明だが、とにかくしんどい。まさに無間地獄である。
「ターミネーター」シリーズのサラ・コナーと「エイリアン」シリーズのエレン・リプリー。フィクションの世界とはいえ、この2人の人生には心底同情してしまう。
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つまり、我々庶民はサラ・コナーに生まれなかった幸運を噛みしめ、親に感謝しながら日々を過ごすべきなのである(は?)。
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