ブラックラムズ東京vsコベルコ神戸スティーラーズ戦現地観戦。神戸の密集サイドのディフェンスがよすぎて…。後半無失点は驚いた。“ちゃんと”強い神戸なんて聞いてねえぞw【2026.4.5感想】
2026年4月5日に東京・秩父宮ラグビー場で開催されたリーグワン2025-26ディビジョン1第14節、ブラックラムズ東京vsコベルコ神戸スティーラーズ戦を現地観戦してきました。

結果は40-19で神戸が勝利。戦績を12勝2敗とし2位に浮上しています。

一方敗れたブラックラムズは8勝6敗の5位。プレーオフ圏内ながらも6位の東芝との勝ち点差が6まで縮まっています。
上位3チームの大混戦が続くラグビーリーグワン。
僕は神戸スティーラーズを応援しているのですが、今シーズンの神戸はかなりいい位置につけています(4月5日現在2位)。
またブラックラムズには僕が好きなTJ・ペレナラが所属していて、今回はめちゃくちゃ楽しみなマッチアップ。
どうしても現地観戦したいと思いチケットを購入した次第です。
勝敗予想は30-40か35-45くらいで神戸。神戸はFW陣の安定がデカいよね
まず僕の予想は神戸勝利。
30~40点前後の接戦の末、最終的に神戸が30-40か35-45くらいでちぎるのではないか。
神戸スティーラーズとブラックラムズ東京はそこそこ接戦になるんでねえか?
30〜40点前後の勝負になるとして、30-40か35-45くらいでスティーラーズ勝利を予想しておきます。
でも、神戸の密集サイドのディフェンス次第で展開が大きく変わりそう。
あ、ラグビーの話ね。
— 俺に出版とかマジ無理じゃね? (@Info_Frentopia) April 5, 2026
今シーズンの神戸はいい位置につけていると申し上げましたが、一番の要因はFW陣の安定。
助っ人陣の加入で密集サイドのディフェンスが向上し、大黒柱のブロディ・レタリックが自由に動けるようになりました。
これまではBKのパス回し、アンタッチャブルなランが中心でしたが、あのやり方はとにかく燃費が悪い。前半であっという間にバテてグダグダになるケースが目立っていました。
しかもディフェンスがザル過ぎて、どれだけトライを取ってもそれ以上に失点するせいでちっとも上昇できない。
ディフェンスのヌルさ、パスミスの多さ、後半の失速。
これらがネックとなっていまいち突き抜けられない状態が続いていました。
ですが今シーズンはFW陣(特にディフェンス)の安定によってBKの無駄なランが大幅に減った。
さらに縁の下の力持ち的な役割を担うCTBアントン・レイナートブラウンのおかげで以前のように大急ぎでパスを回さなくてもよくなり、後半からインパクトプレイヤーとしてマイケル・リトルを投入できるのも強みとなっています。
もともと神戸はリーグ屈指の攻撃力を兼ね備えていましたが、幹の部分がしっかりしたことでチームとして一段成熟した印象。
「試合はおもしろいけど毎試合絶妙にイラつかされる」のが神戸の持ち味(?)だったはずが、今は“ちゃんと”強い。
個人的に尋常じゃない違和感でございます笑
コベルコ神戸スティーラーズの2023-24シーズン展望。昨シーズンの惨状に比べればだいぶマシっぽい。新加入のブリン・ガットランドに期待
密集サイドを攻めるのが得意なブラックラムズ。神戸がここをどう防ぐかが今回の見どころ
一方のブラックラムズ東京は密集サイドを攻めるのが得意なチーム。
SHのTJ・ペレナラとSO中楠一期を中心にとにかくボールを動かし、そこにフォローが次々顔を出す。
時にはペレナラ自身がギャップを見つけて走り込むなど近場でゲインを切って流れを掴むスタイルです。
またFBアイザック・ルーカスは常に全力プレーのがんばり屋さん。
ボールを持てばスペースめがけて突進、ディフェンスに囲まれても細かいステップを駆使して1歩でも前に進む。
いわゆる核弾頭的な役割でチームに勢いをつけます。
この日の神戸は(プレーオフ進出を決めたこともあって)ブロディ・レタリックがスタメンから外れています。
つまり密集のディフェンスがやや手薄になる可能性が高く、ブラックラムズはそこそこ点が取れるのではないか。
見どころとしては、神戸の密集サイドのディフェンスがブラックラムズの攻撃をどれだけ防げるか。
そこ次第で大きく展開が変わると申し上げたのはそういう意味です。
ラグビー日本代表2025年(僕の適当)総括。バンド1の中でもフランスなら辛うじて可能性がある? 決定力不足の解消とキックの精度向上が最重要かな
いきなり神戸が先制。前半終了間際のキックパスからの上ノ坊のトライはすごかった
結論としては、神戸のディフェンスがめちゃくちゃ機能しました。
上述の通り結果は40-19で神戸が勝利。後半あれだけ主導権を握られながらも無得点に抑えた鉄壁さは文句なしにすごかったです。
改めて申し上げますが、“ちゃんと”強い神戸なんて神戸じゃない笑
📝村上 晃一ラグビーコラム🆙
🏉ジャパンラグビーリーグワン2025-26 レビューコラム🏉【ハイライト動画あり】神戸スティーラーズ2位浮上 鉄壁の防御でブラックラムズ東京を抑え込む
コラムはこちら⬇️https://t.co/x1thgmhVNA— J SPORTS🏉ラグビー公式 (@jsports_rugby) April 6, 2026
攻撃陣も前半25分までに3トライ3ゴールを挙げるなどいきなり流れを引き寄せます。
その後14点差まで迫られますが、前半終了間際のキックパスからのFB上ノ坊のトライはすごかった。本当にすごかった。
センター付近でポイントを形成→手薄になった左サイドへ展開→ボールキャリアが粘って前進→右に数的優位ができたところでSOガットランドが大きくキックパス→ドンピシャのタイミングで上ノ坊がキャッチ→そのままダイブ!!
ここはブラックラムズのディフェンスが遅れているのがわかったのですが、その穴をしっかりついた&ピンポイントでキックパスを出したガットランドは素晴らしい。ボールを呼んでしっかりキャッチした上ノ坊も最高。
ダントツでこの日のハイライトでございます(僕の中では)。
このプレーだけで飯3杯いける()
第7節にリーグワンデビューでハットトリックを決るなど活躍が目覚ましいコベルコ神戸スティーラーズ❤️🔥🐉上ノ坊 駿介 選手に、対リコーブラックラムズ東京戦⚫️🐏での自身のトライシーンを振り返ってもらいました🎤
@shun_uenobou
@kobesteelers_official #NTTリーグワン #リーグワン pic.twitter.com/0UVMOFh4wo— JAPAN RUGBY LEAGUE ONE|リーグワン🏉 (@LeagueOne_JP) April 6, 2026
神戸のディフェンスがいい。おいおいどうした。まるでワイルドナイツみたいだぞ(え
後半は(前半も)ポゼッションではブラックラムズが上回りますが、神戸はとにかくディフェンスがいい。
密集サイドの選手が「早めに“前”で止める」「すぐ立ち上がってラインに戻る」を徹底しているのでブラックラムズはなかなか得意の波状攻撃につなげない。
SHペレナラも穴が見つからずにただパスを出すだけ、走り込んだ選手もスピードが乗らずまともにタックルを受ける。
で、苦し紛れのハイパントでキック合戦に突入!! みたいな。
まるで埼玉ワイルドナイツをほうふつとさせる鉄壁さでございます笑
MOMに選ばれたFLアーディ・サベアが「厳しすぎて自分の胸の中に肺が存在するか分からないぐらい」とコメントしていましたが、まさにそんな感じ。
ブラックラムズがフェーズを重ねる→糞詰まりになってキック→両チームの蹴り合い、走り合いになる流れは本当にしんどそうでした。

入場者数8103名はちょっと寂しい。あと、相変わらず空気の読めないTMOは冷めるよね
クラブ史上初の通算500得点を挙げたブリン・ガットランド。

この人が2023年に加入してから神戸はよみがえりました。
だからブリン・ガットランドはいいって言っただろw コベルコ神戸スティーラーズ2023-24シーズン振り返り。もうオフェンスに振り切る方向でええんちゃう?
今日は後半開始から登場のマイケル・リトル。

ちょっと出すのが早くない? と思いましたが、結果的にはよかったのかな?
後半10分から登場したブロディ・レタリック。

いるだけで存在感が違います。
入場者数は8103名。

3月14日の埼玉ワイルドナイツvsクボタスピアーズ戦が16647名と大盛況だったので、それに比べるとやや寂しい数字です。
この辺は関西のチームというのも大きいかもしれませんね。
あとはまあ、改めて空気の読めないTMOには冷めます。
トライ後のゴールキックも終わってリスタートの準備をしている最中におっ始めるのはどう考えても遅すぎるし、相変わらず判断を下すまでが長い。
あれだと試合の流れが止まるのはもちろん、せっかく削った体力が回復する恐れもあるわけで。
試合の流れ、チームプランを犠牲にして正確性を求めるのは本末転倒だと思うのですが、マジでそういう声が少ないんですよね……。
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