行くなら今のうち? 3人制バスケ(3X3.EXE)が超オススメな件。Bリーグと同じノリを無料で味わえるお【2018.6.30感想】
先日の記事でちょろっと話題にした3人制バスケットボールのトップリーグ3X3.EXE。
「こんなおもしろそうなもんを俺に無断でやりやがってww」などとほざきつつ、「今年は絶対に行こう」と決心しました。
そして、さっそく行ってきた次第です。
「3×3 PREMIER.EXEって知ってます? 3×3(スリー・バイ・スリー)バスケットのトップリーグ。めちゃくちゃおもしろそうなんだけどww」
行ってきたのは、2018年6月30日に東京・品川区にある「大森ベルポート」で開催された「3X3.EXE PREMIER」ROUND4。関東南ブロックのリーグ戦でございます。
世間ではFIBAワールドカップアジア地区1次予選で、日本代表が格上のオーストラリア代表に勝利したことが話題になっていたり、
WIN!!!!!!!!!
FIBAランク48位の日本が10位のオーストラリアに勝利!
FIBAワールドカップアジア地区1次予選Window3
《試合終了》
日本🇯🇵 79-78 オーストラリア🇦🇺#AkatsukiFive #日本一丸 #Bリーグ #FIBAWC #ThisIsMyHouse pic.twitter.com/7rLav0dJsH— B.LEAGUE(Bリーグ) (@B_LEAGUE) 2018年6月29日
NBAクリーブランド・キャバリアーズのレブロン・ジェームズがオプトアウト。「ついにレブロンとカワイ・レナードがロサンゼルス・レイカーズで遭遇か!?」「NBAの勢力図がひっくり返るぞ」などと言われていたり。
LeBron James will not exercise his $35.6M option, becoming an unrestricted free agent, per @joevardon pic.twitter.com/xJDhSOCPZB
— Bleacher Report (@BleacherReport) 2018年6月29日
オフシーズンもバスケのネタは尽きません。
そんな中、2020年のオリンピック種目にも採用された3×3(3人制バスケットボール)の「3X3.EXE PREMIER」を現地観戦してきました。
てか、おかしいだろこの暑さww
6月で梅雨明け?
気温32度?
この日は13:00〜13:30くらいに家を出たのですが、玄関のドアを開けた瞬間「止めようかな……」と。
あの酷暑の中、挫折せずに大森駅までたどり着いた自分を褒めてやりたいww
「やっぱり3×3.EXE楽しいなww 大森ベルポートで今回は女子カンファレンスを観戦してきた。これが無料なのはホントにお得」
- 1. 「3X3.EXE PREMIER」現地観戦最高だったぞ。観に行くならマジで今じゃない?
- 2. 写真を撮ったので適当に。観客参加型のフリースロー大会もあるよ。画像が粗いのは許してね
- 3. 「おもしろそうだったから立ち寄ったらおもしろかった」←この気楽さこそが3X3.EXEの醍醐味。ショッピングモールとの相性は抜群
- 4. 5人制バスケと3×3は別物。コートが狭く、ショットクロックも短い中で、試合の組み立てはガラッと変わる
- 5. 人数が少ないと個人のスキルが勝敗を分ける。ノーガードの打ち合いで大盛り上がり
- 6. 買っちゃったよ「9人の「3×3」ライフ ―プロスポーツの新しいカタチ」。3×3のビジネスモデルにワクワクしたんですよね
「3X3.EXE PREMIER」現地観戦最高だったぞ。観に行くならマジで今じゃない?
まず「3X3.EXE PREMIER」を現地観戦した感想ですが、最高でした。
以前、Bリーグの試合を観戦した際に、
「この盛り上がりはすげえ」
「バスケは現地観戦した方がいいスポーツ」
「この値段でこれだけ楽しめるのはお得感がヤバい」
などと申し上げましたが、会場のノリ自体はあれと一緒。
Bリーグの試合をコンパクトにして、スピード感をプラスしたイメージとでも言えばいいでしょうか。
音楽かかりまくり、ガールズ踊りまくり、シュート入りまくり。
試合の合間に観客が参加できるフリースロー大会もあり、自分もイベントに参加しているという実感も得られる。ノリと勢いで突っ走る疾走感、気楽に観られるお手軽感はたまらないです。
冗談でもなんでもなく、あの空気感を無料で体験できるのはすごい。メディアへのPRさえうまくやれば、かなり流行るんじゃないでしょうか。
オリンピック種目にも採用されたし、観に行くならマジで今のうちかもしれませんね。
なお、当日の様子は「3X3.EXE」サイト内の「LIVE」ページで中継され、終了後には全編がアーカイブ化されます。
写真を撮ったので適当に。観客参加型のフリースロー大会もあるよ。画像が粗いのは許してね
では、撮った写真を適当に載せていきます。
スピード感満載の試合。音楽をBGMにガンガン点が入ります。
試合間に行われるフリースロー大会。
1度に10人以上の観客が挙手で参加し、それが計6回ほど行われます。
観客自体がそこまで多くないので、がんばって手を挙げていれば指名される可能性は高いと思う。
そして、みなさんちっともシュートが入らないww
12秒間で何本入れられるかの勝負なのですが、ほとんどの方は0〜1本。2、3本入ればうまい人。
あれだけ動きながらでもバンバン入れる選手たちのすごさを改めて知ることができます。
大西ライオンいた。
相変わらずバスケ関連の仕事のときはオサレやねww
実際、シュートもかなりうまかったですね。
笑顔の素敵なお姉さんたちが躍動します。「EXE GIRLS」と呼ぶらしい。
やっぱり疾走感満載の試合。ノーガードでの打ち合いに大盛り上がりです。
会場を俯瞰で見るとこんな感じ。
「3X3.EXE」のボードが。
「日本vsポーランドの時間稼ぎ議論にビックリ。まさかこんな批判が出るとはね。僕の中にはない発想だから新鮮だったな」
「おもしろそうだったから立ち寄ったらおもしろかった」←この気楽さこそが3X3.EXEの醍醐味。ショッピングモールとの相性は抜群
なるほど。
確かにこれは小、中規模のショッピングモールとの相性は抜群にいい。
正直、僕はしながわ水族館以外に大森駅を使ったことがなく、「大森ベルポート」に行ったのも初めてだったのですが、今回でバッチリ覚えましたからね。
イベント自体が長い(この日は13:40〜17:30)ので、「ちょっと買い物して飯食って、決勝が始まるくらいにまた来ようか」みたいなこともやりやすい。
「買い物→2階のテラス席から試合を眺めながら昼飯→決勝は目の前で」という最強コンボの完成です。
大森ベルポートのようなモールが話題を集めて集客するには、「3X3.EXE」はうってつけのイベントではないでしょうか。
「川崎ブレイブサンダースの親会社になるDeNAってすげえ優良企業だって知ってた? 野球の次はバスケだって」
何より、僕のように気楽にスポーツ観戦したい人間にとって、ああいうカジュアルなノリはすばらしい。
普段「命を賭けて応援する」とか「選手が背負った人生のドラマが〜」みたいな暑苦しい観戦スタイルに胸やけを起こしている中、3X3.EXEのお手軽さは問答無用でテンションが上がります。
「おもしろそうだったから、ちょっと立ち寄ってみた」
「何これ、めっちゃ楽しいやんけww」
ええ。僕がスポーツ観戦に求めてるのはこれですよww
5人制バスケと3×3は別物。コートが狭く、ショットクロックも短い中で、試合の組み立てはガラッと変わる
なお、以前から「5人制のバスケットボールと3×3は別物」「決して3×3は5人制の下位互換ではない」という話を聞いていたのですが、実際に自分の目で観てその意味がわかった気がします。
うん、確かに5人制のバスケットと3×3は違うね。
イメージ的には、
・室内のバレーボールとビーチバレー
・サッカーとフットサル
・15人制ラグビーと7人制ラグビー
のような感じでしょうか。
ルールや道具は酷似してるけど、試合運び、フォーメーションはまったく異なる。
5人制の選手も3×3をやろうと思えばできるけど、脳みそを180度切り替えないとうまくいかないんじゃないの? みたいな。
5人制と3×3でルールの違いは多いですが、中でも最も影響を受けると思われるのが、
・人数
・コートの広さ
・ショットクロック
の3つかなと。
まず同時に試合に出場できる人数は、当たり前ですが3人。
そして、コートの広さが横15m、縦11mと5人制のコートの約3分の1の大きさです。さらにショットクロックは12秒。5人制の半分しかありません。
ついでに言うと、得点はゴール1本で1点。5人制でいうところの3ポイントシュートが2点になります(ツー・ポイントラインの外側からのシュート)。
「サッカー日本代表がコロンビアにジャイアント・キリング!! MOMは柴崎岳で異論ないよな? スキャンダルは注目を集めるには最高」
人数が少ないと個人のスキルが勝敗を分ける。ノーガードの打ち合いで大盛り上がり
バスケを含め、球技のキモはいかに数的優位を作るかです。どうやってスペースを作り、そこに走り込むかが勝敗を大きく分けます。
そして、当然ですが人数が多ければ多いほど戦術の幅は広がります。
サッカーでもラグビーでも、重要なのはフリーの選手がどのタイミングで空いたスペースに走り込むか。逆にディフェンス側は、どうやって穴のない守備システムを作り上げるか。相手の走り込むスペースを潰すかに頭を悩ませます。
ですが、1チームの人数が減れば減るほど組織力という概念は目減りします。それに反比例して、個々のスキルの影響力は拡大していきます。
今回の3×3で言うと、
5人制の基本プレーであるピック&ロールはまず起こらない。
ビッグマンがゴール下に陣取り、壮絶なリバウンド合戦を繰り広げることもない。
スペースに走り込んだ味方に絶妙なパス出しをするPGもいない。
狭いコートで各々が1on1に近い状況で走り回る。
マークを外して数的優位を作るには、1人1人ががんばって動くしかない。とにかく動いて相手とのミスマッチを発生させ、高さ勝負orスピード勝負に持ち込む。
ショットクロックも短いので「じっくり1本」などとやっている暇はない。ボールを持ったらガンガン攻めるだけ。
なので、とにかく点が入ります。
1試合10分間、21点先取でコールドゲームなのですが、実際21点ゲームがバンバン発生します。
マンツーマンのガチンコ勝負が常に繰り広げられ、ボールを持ったらゴールに一直線。
組織力より個人のスキル。
攻撃こそ最大の防御。
これこそが、3×3の疾走感や躍動感を演出する一番の要因かなと。
てか、21点といえば、単純に5人制バスケに換算すると42点ですからね。10分弱で42得点なんて、MAXパワーのラッセル・ウェストブルックでも不可能っしょ。
毎回これだけノーガードで打ち合えば、そりゃあ盛り上がりますよという話。
「西野監督の後任が外国人でいいのか?←いいに決まってんだろww 日本サッカーの外国人監督依存を全面的に支持する理由」
買っちゃったよ「9人の「3×3」ライフ ―プロスポーツの新しいカタチ」。3×3のビジネスモデルにワクワクしたんですよね
はい。
というわけで、買ってしまいました。
・年間事業規模が1チーム500〜600万前後
・コンセプトは「誰もがプロチームを持てる世界観」
・選手個人はリーグとの契約なので、オーナーは人件費の負担がない
・収入源はスポンサーの出資とイベントセンターによるチーム招致
・サラリーマン兼プロ選手として世界で活躍できる
3×3.EXEコミッショナーの中村考昭氏が語る『誰もがプロチームを持てるという世界観を3×3は実現す | King Gear [キングギア] https://t.co/VLdBQTtpxt #3×3.EXE #中村考昭 #バスケ
— KING GEAR キングギア (@kinggear7) 2017年7月1日
3×3でプロスポーツのあり方を変える!?3×3.EXE PREMIER コミッショナー 中村考昭がTIMELINEの取材で3×3の魅力と今後の展望に関して語っております。次の3×3のプロチームオーナーはあなたかも!?#3×3#3x3PremierEXE#3x3exe#timeline#3人制バスケ#fiba3x3#Basketball#バスケ#バスケットボール https://t.co/nYoQ4Nb1ZA
— 3×3.EXE OFFICIAL (@3x3league) 2018年2月10日
「50人の共同オーナーが1人10万円出し合えばプロスポーツチームが運営できる世界観」
「スマホのように誰もがスポーツチームを持つ」
以前にも申し上げたように、僕はこのビジネスモデルにめちゃくちゃワクワクしました。
同時に、他のスポーツやエンターテイメントにも応用できるのでは? と思ったのが、僕が「3X3.EXE」に興味を持った大きな理由です。
まあ、いずれ僕がオーナーになってやろうとかはないのですが。
例によって、テンションが上がったので待ち受け画面を作ってみました。
この日、僕がいいなと思ったYOKOHAMA CITY.EXEのクリス・ブラウン選手。
シンプルに。
てか、我ながらホントにこういうセンスねえなww
だんだん何が正解なのかがわからなくなってくる……。
楽しいからいいですけどね。
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