アメフト現地観戦、この安さとユルさがいいね。アサヒビールシルバースターvsAFCクレーンズを富士通スタジアムで観てきた【2019.5.5感想】
表題の通りですが、2019年5月5日にアメフトXリーグに所属する「アサヒビールシルバースターvsAFCクレーンズ」の一戦を現地観戦してきました。場所は神奈川県にある富士通スタジアム川崎。JR京浜東北線川崎駅から徒歩18分の場所にあります。
現在、Xリーグは第41回パールボウルトーナメントという大会の真っ最中で、決勝戦は6月17日の東京ドーム開催が予定されています。この日僕が行ったのはトーナメントの1回戦。Bブロック第1戦というヤツを観てきました。
結果は70-0でアサヒビールシルバースターが勝利。
【試合結果】アサヒビールシルバースター70 vs 0 AFCクレーンズ#アメフト #xリーグ #xleague
— Xリーグ公式 (@xl1996) 2019年5月5日
— アサヒビールシルバースター (@Go_SilverStar) 2019年5月5日
AFCクレーンズを終始圧倒し、完封勝利を挙げた試合です。
というわけで、今回はその感想を適当に述べていきたいと思います。
「アメフトのおもしろさに気づいた日。東京ドームで第41回「パールボウル」オービックシーガルズvsIBMビッグブルー戦」
現地までのアクセスはよくない。座席も背もたれが低くて微妙。市営・県営グランドに近いイメージ。でもチケット代が安いww
まず現地までのアクセスですが、はっきり言ってよくないです。
JR川崎駅東口から徒歩18分。ひたすら直進するだけなので迷うことはないですが、とりあえず遠い。この日は最高気温が25℃超えの夏日だったせいもあり、到着するまでにそこそこしんどい思いをしました。
で、敷地内に入るとこんな感じ。
チケットは当日券のみの1300円(安いw)で、入口で係員に見せて入場します。
僕はアサヒビールシルバースターのメインスタンド側から入ったので、入り口でアサヒビールシルバースター応援用のハリセンとメンバー表を受け取りました。
AFCクレーンズ側から入った方は応援用のメガホンをもらっていたみたいです。
ちなみにですが、座席はすべて自由席なので試合中の席移動もOK。他の観客に迷惑にならなければ、ホームとアウェイを行き来することも可能です。
これが座席。以前行った秩父宮ラグビー場と同じタイプですね。
背もたれが低いんだよね……。
「サンウルブズvsワラターズ1点差あああぁぁ!!! 快晴の秩父宮で熱狂してきたぞ。大満足のラグビー観戦」
さっそく試合開始です。
何となくですが、僕はメインスタンドではなくAFCクレーンズ側に座ってみました。
グランドの見え方はこんな感じです。
プレーが止まるたびにチアリーダーのお姉さんがキレッキレで踊ります。
うん、やっぱりええわ。
チアリーダーのパフォーマンスはアメフト観戦の醍醐味の一つだと思いますね。
なお、富士通スタジアム川崎ですが、イメージとしては市営、県営のグランドに近いです。
客席とグランドが近くなかなかの臨場感。
とはいえ、全体的には庶民派というか、あまり機能的? とは言い難い。DAZNなどで中継されるNFLと比べれば、まさしく社会人リーグのグランドだなぁという印象です。
同じ神奈川県で言えば、県立保土ケ谷公園ラグビー場の強化版みたいな感じでした(わかりにくい?)。
今日、明日と神奈川県立保土ケ谷公園ラグビー場にて、「太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2016」第1戦 保土ケ谷大会が行われます。入場は無料。お近くにお住いの方は是非ご来場下さい。#rugbyjp pic.twitter.com/h1OkWRnp3q
— 日本ラグビーフットボール協会 (@JRFUMedia) 2016年4月22日
「【アメフト】富士通vsパナソニックのジャパンXボウルが神試合だった。完全体セル「闘いはこうやってある程度、実力が近くなくては面白くない」」
試合はアサヒビールシルバースターのワンサイドゲーム。両チームの体格差がエグいせいで、最初から「ああ、厳しいな」と思いました
実際の試合ですが、70-0という結果からもわかる通りアサヒビールシルバースターのワンサイドゲームでした。
開始直後のタッチダウンを皮切りにアサヒビールシルバースターの攻撃陣がAFCクレーンズを圧倒し続けます。クォーターごとに陣地が交代するのですが、AFCクレーンズ陣内でのプレーばかりで観るのがしんどいという謎現象ww
すげえ遠いww
そして、今回グランドに近い位置で観戦してわかったのが、アメフトという競技は1チームの中に2つのチームが存在するということ。
攻撃権が移るたびにディフェンシブチームとオフェンスチームが入れ替わるのがこのスポーツの大きな特徴ですが、ベンチに下がったチームはほとんどグランドを見ることがない。円陣を組んでプレーの反省と作戦の確認に終始し、味方の応援はほぼなし。ベンチもディフェンシブチームとオフェンスチームで2つに分かれているし、まるで同じユニフォームを着た別チームではないかと錯覚するほどでした。
大量にリードされていたせいで余裕がなかっただけかもしれませんが、ここまで分断されているのはちょっと驚きです。
「アメフトにどハマりしそうw 電通キャタピラーズvsブルザイズ東京戦生観戦。このイベントが1100円」
イエローフラッグ出たー!!
微妙なプレーの際はとりあえずフラッグを投げて、審判団で落ち着いて協議するってことみたい。
遠目からもはっきりとわかるくらい両チームの選手の体格が違う。
正直、両チームの力量差は割と早い段階で気づきました。
アメフトやラグビーのようなコンタクトスポーツはフィジカルの差がそのまま出るのがキツい。この辺はマジで残酷ですよね。
しかもよくよく見ると、アサヒビールは助っ人外国人が起用されている。それもQBとRBとLBの3人。
オフェンスの要となるQB、そのQBからパスを受けるRB、ディフェンスの要となるLBを助っ人で補強しチーム強化を図る。これが最近のXリーグのトレンドとのことですが、アサヒビールシルバースターもまさしくその流れに乗っているんだなと。
AFCクレーンズは基本、母体を持たないクラブチームらしいですが、大企業の部活であるアサヒビールシルバースターとは資金力に決定的な差があるということでしょうか。
これがXリーグで上位争いをするチームと、X1とX2を行き来している下位チームの違いかもしれないですね。
ハーフタイムショーがスタートしました。
AFCクレーンズのチアリーダーは5人で踊ります。
メインスタンド側ではアサヒビールシルバースターのチアリーダーによるパフォーマンスが行われています。
遠目からでも人数の違いがわかります。残酷なまでの「金こそ正義」論でございます。
てか、カメラ隊がすっげえ群がっとるやんけw
グランドの一部分をファンに開放して、家族でミニゲーム形式で楽しんでもらいます。
うん、こういうのはいいっすね。
後半からはメインスタンドに移動。第3Qで30点差がつくと、ラスト1Qは「ランニングタイム」が導入されるんだって
後半開始です。
ここからはメインスタンドのアサヒビールシルバースター側に移動してみました。
若干グランドが近いように思えるのは気のせいか?
「サッカースタジアムのアクセスの悪さは客足に影響するのか検証してみる。人生初のサッカー(J2)観戦はクソ微妙だった」
第3Q残り9:50で得点は37-0。
アサヒビールシルバースターのワンサイドゲームは続きます。
相変わらずAFCクレーンズ陣内でのプレーばかりです。
ちなみにですが、第3Q終了時点で得点が30点差以上だった場合、第4Qは「ランニングタイム」といってタッチダウン、アウト・オブ・バウンズ、チームタイムアウト以外? では時間がストップしないとのこと。
なるほど。
逆転の可能性が薄くなった場合は時間短縮をうながすわけですね。
グランド使用時間等を含めたローカルルールなのかな? よくわかりませんが。
近くで観ると、アサヒビールシルバースターはチアリーダーの人数も多くて迫力が違うww
もう止めたげて~ww
申し上げたように、試合は70-0でアサヒビールシルバースターの勝利。AFCクレーンズを完封で下しました。
試合後のあいさつです。
全員並ぶとすげえ多いww
試合後に気づいたのですが、こんなのがありました。
おいおい、こういうのがあったんならもう少しアピールしてくれよww
文句なしにすばらしい気遣いだし、僕の中でのイベントの評価も一気に上がるのに。
アメフト観戦楽しかったです。僕の「ライスボウルはX1リーグの入れ替え戦出場チームを呼べ」論は案外悪くないんじゃないの?
だいたいこんな感じですが、普通に楽しかったですね。
最初に申し上げたように全体的に牧歌的で、観客もリラックスした表情の方が多い。正直「IT’S SHOWTIME!!」という雰囲気ではないです。
ただ、こういう肩の力を抜いて観られる感じは悪くないし、何よりチケット代が安い(1300円)のがいい。係員の対応どうこうもないことはないですが、それもすべて「安いからいいや」で解決する。逆にこのクオリティで5000円とかなら問答無用にブチ切れますがww
「アメフト初観戦おもしれえww ライスボウルin東京ドームがご機嫌な体験だった件。来年はXリーグを現地観戦しよう」
そして一つわかったのが、X1の中でも上位チームと下位チームではかなりの差があるということ。親会社、スポンサーの資金力の差が大きいのだと思いますが、体格差に加えて助っ人補強の有無も大きな影響を与えるっぽい。
そういう意味でも、上位チームと下位チームでブロックを分けて接戦を増やすというXリーグの方針は理にかなっていると思いました。企業の部活チームとクラブチームの比率など、チーム状況をあれこれ調べてみるのもおもしろいのかもしれないです。
また、これは完全に僕の主観ですが、X1の下位チームよりも実は学生王者の方が強いのではないかと。
今回観たAFCクレーンズと2018年学生王者の関西学院大学では、関西学院大学の方が強いように思えたのですが(僕には)、どうでしょうか。いや、アメフト観戦初心者の僕がどうこう言うのもアレだし、前回は東京ドームのスタンドから遠目で観ていただけなのでアレですが。
何が言いたいかというと、要するに以前申し上げた「正月のライスボウルをX1の入れ替え戦に出場したチームvs学生王者の対抗戦にする」案は案外悪くないんじゃないの? ってこと。
「ライスボウル不要論? 意義? ど素人の僕が解決策を提示してやんよw まあ、会長はやめたくないんだろうな。儲かるから」
社会人チームの急激なレベルアップにより、毎年正月に行われるライスボウルの開催意義が問われる中、アメリカの学生チームを招へいするのがいいのでは? という意見が多いと聞きます。
ただ、個人的にあまりこの案は現実的ではないと思っていて、むしろ手間や費用が高くついて割に合わないのではないかと。
だってそうでしょ。
正月開催ということは、時差等のコンディションを考えると年末に来日して調整する必要がある。それこそクリスマス前後からの現地入りも考えなくてはならないわけで、果たしてそんなことが可能なのか? という話。
どのカテゴリーの学生を呼ぼうとしているのかは不明ですが、1年でもっとも家族、恋人と過ごしたい時期を潰して来日するほどの価値がライスボウルにあるの? 相当の費用と待遇が必要になるんじゃないの? と素人ながらに思うわけです。
それならX1の下位チームに声をかける方がはるかに楽だし、戦力的にも拮抗している(ように見える)。学生の安全面を考えても、一番現実的な気がするわけです。
まあ、あくまで僕の勝手な意見なので適当に聞き流していただければと思いますが。
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