ワイルダーvsオルティス再戦予想。7-3くらいでワイルダー有利かなぁ。オルティスがワイルダーの強打を12R避けきるのは困難?【予想・展望】

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ベガスイメージ
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2019年11月23日(日本時間24日)、米・ラスベガスで行われるWBC世界ヘビー級タイトルマッチ。同級王者デオンティ・ワイルダーに元WBA同級世界王者ルイス・オルティスが挑戦する一戦である。
 
「世の中には二種類のボクサーがいる。ワイルダーとそれ以外である。天才ワイルダーがオルティスとの再戦を右1発で制する」
 
この両者は2018年3月にニューヨーク州で対戦し、結果はワイルダーの10R2分5秒TKO勝利。だが試合は一進一退の激しい攻防が繰り広げられ、試合中盤にはワイルダーがダウン寸前まで追い詰められる局面も。
 
最終的にワイルダーの強打がオルティスを沈めたものの、スリリングな試合展開だったために今回の決着戦が決定した。
 
10度目の防衛戦となるワイルダーはこの試合に勝てば元統一王者タイソン・フューリーとの再戦が控えており、絶対に負けられない。
対するオルティスも「前戦がミステイクだったことを証明する」とコメントするなど、必勝を誓っている。
 
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ワイルダーvsオルティスの再戦って、ワイルダーに旨味があるんすかね? おもしろそうだからいいけど

デオンティ・ワイルダーvsルイス・オルティスの再戦。
 
ワイルダーはこの試合に勝利するとタイソン・フューリーとの2018年12月以来の再戦が濃厚とのこと。
また3強の一角であるアンソニー・ジョシュアはアンディ・ルイスJr.とのダイレクトリマッチが決定しており、ヘビー級最強を目指すワイルダーにとっては何としてもクリアしなくてはならない試合となる。
 
というか、個人的にこの試合はワイルダーに旨味がなさすぎる気がする。正式決定した際には「え? 何で?」状態で、はっきり言って必要性があまり感じられないマッチメーク。
 
ルイス・オルティスは間違いなく強敵で、なおかつ一度勝利を収めた相手でもある。再戦でも接戦になる可能性が高く、それこそ無敗レコードを失う危険すら伴う。
 
ビッグマッチを引き延ばした結果、どちらかがコケるというパティーンはアンソニー・ジョシュアvsアンディ・ルイスJr.戦で山ほど目にしたはずなのだが、あえて危険を冒す意味が僕にはいまいち理解できない。
 
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ファイトマネーがめちゃくちゃいいのか、次戦のタイソン・フューリーとの再戦が破格の条件なのか。近い将来、ジョシュアvsワイルダー戦の実現を願っていた身としては、何とも言えない状況である。
 
まあでも、この試合もおもしろくなりそうだからいいけどね。
 

勝敗予想はワイルダーの9RKO。オルティスにも勝機はあると思うが、7-3くらいでワイルダー有利かなぁ

とりあえず勝敗予想だが、今回はワイルダーの9RKO勝利でいきたい。
 
とはいえ、オルティスにも十分勝機はあると思っている。前戦でもワイルダーをダウン寸前まで追い詰めていたし、試合の流れは完全にオルティスのものだった。
 
ワイルダーの絶望的な強打に沈みはしたが、やり方によってはオルティス勝利も十分考えられる。
ただ、どちらか一方を選べと言われたらワイルダー。表題の通りなのだが、7-3くらいでワイルダー有利だと思っている。
 

オルティスの敗因は深追いし過ぎたこと。自ら前に出てペースアップしたのが裏目に出た

前回の試合を観直してみたところ、恐らくオルティスの敗因は深追いし過ぎたこと。

 
前半4Rまではうまく試合を支配していたのに、5Rに踏み込みを強めた結果、返り討ちのダウンを食う。
また、7Rに強烈な左でワイルダーを吹っ飛ばしたものの、8Rから失速。ワイルダーに回復の時間を与え、結局10Rにひっくり返されてしまった。
 
 
申し上げたように4Rまでは完全にオルティスのペースで、ワイルダーは自慢の強打をほとんど打てずにいた。
 
ワイルダーの左リードを右で叩き落とし、打ち終わりの左をチラつかせるオルティス。
左のカウンターを狙われていることに気づいているワイルダーは、なかなか得意の右を打ち込むことができない。
 
リードの差し合いでオルティスに上をいかれ、右回りで追い込まれ、まっすぐ後退させられる。そのつどコーナーを背負わされた上でカウンターの左を被弾。はっきりとしたダメージはないものの、ラウンドごとの優劣では明らかに後れを取っていた。
 
ところが、このままのペースでいくのかなと思い始めた矢先。オルティスが自ら距離を詰め、ワイルダーの打ち終わりを狙って左ストレートを放っていく。
 
軽快なステップから右リードをボディに。
ワイルダーの左をかいくぐり、強引に踏み込み左を顔面へ。
それまでのラウンドに比べてオルティスの積極性が明らかに増している。
 
そして案の定、打ち終わりに右を被弾し盛大にロープに吹っ飛ばされる流れ。
 
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いや、どうなんだろうなこれは。
結果論ではあるが、オルティスはもう少し慎重にいってもよかった気がしないでもない。
そこまでのワイルダーは明らかに攻め手を失っていたし、自慢の右を打ち込むタイミングを見つけられずにいた。
 
 
ワイルダーは基本、左リードでスペースを作り、右の強打を打ち込むスタイルの選手。広いスタンスと長いリーチを活かした野生的なファイトが持ち味だが、それもすべて左リードが起点となる。
 
なので、その左を封じられると一気に糞詰まりを起こす傾向が強い。サウスポーのオルティスとしては、無理に倒しにいかずに4Rまでのペースを維持した方が得策だったと思うのだが。
 
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ワイルダーの強打から12R逃げ切るのは不可能に近い。やはりワイルダー勝利の可能性が高いか?

とはいえ、ワイルダーの強打から12R逃げ切るというのも困難な話。
この選手の「1発当てれば何とかなる」という自信は相当なもので、41勝40KO1分の戦績がそれを大いに物語っている。
 
2018年12月のタイソン・フューリー戦でも終始ペースを奪われたが、最終回に凄まじい1発でフューリーをダウンさせ、ギリギリのドローに持ち込んでみせた。
 
そして、オルティスとの初戦も何だかんだで右の1発が決め手となっている。
 
恐らくだが、ワイルダーの右を12R防ぎきるのは不可能に近いのだと思う。
「前回の敗因はオルティスの深追い」とは言ったが、仮にあのまま安全策を続けたとして12R凌ぎきれたのか。1発のプレッシャーに耐えながら左のカウンターを当て続けることが果たして可能なのか。
 
そう考えると、あの局面でオルティスが前に出たのは必然とも言える。むしろそれが正解だった気すらしてくるくらい。
 
また、ワイルダーをダウン寸前まで追い詰めたオルティスがそれ以降、ガクッと失速したところを見ると、この選手と1試合を通してハイペースで打ち合うのも難しい。
 
 
ワイルダー相手に安全策で凌ぎきるのは困難を極め、どこかで必ず打ち合いは発生する。
だが、倒しきれなかった際の消耗は激しく、それ以降のラウンドでワイルダーの強打を被弾する危険が高まる。
 
総合力、相性ではオルティスが有利。ところが、ワイルダーの1発はそれまでの過程をチャラにしてしまうほどの威力を持つ。
一度のミスも許されないオルティスと、どこかで1発を当てればすべてが解決するワイルダー。
 
年齢的なことを考えても、やはり今回もワイルダー勝利の可能性が高いのではないか。
前回の試合直後は「オルティスが勝てた試合」だと思っていたが、案外そうではないのかもと思い始めている。
 
「野獣ワイルダーがオルティスを豪快KO!! やべえ、おもしろかったww オルティスは勝たなきゃダメな試合だった」
 
いや、わからないですけどね。
下記の記事によるとオルティスもKO狙いでいくとのことなので、そこをワイルダーが返り討ちにするんじゃないかなぁと。
「ワイルダーvs.オルティス 今週末ヘビー級注目再戦」
 
序盤~中盤にオルティスがKO狙いでペースアップすれば何とかなるか?
でも、前回はそれをやって撃沈したんだよな……。
 
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