クロフォードvsポストル予想!! 虚弱クリチコ・ポストルがソリッドスター・クロフォードに挑む!!

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MGMグランドアリーナ
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2016年7月23日(日本時間24日)、米・ラスベガスMGMグランド・ガーデン・アリーナでWBO世界S・ライト級王者テレンス・クロフォードとWBC王者ビクトル・ポストルの統一戦が行われる。

ともに28勝無敗同士の王者による統一戦。
WBC王者ポストルは2015年10月に強豪ルーカス・マティセに完勝して以来の試合となり、V1戦がいきなりの統一戦である。
一方、WBO王者クロフォードは3度目の防衛戦。パッキャオ、メイウェザー引退後のボクシング界をけん引するスター候補の1人と見られ、対抗王者との統一戦に勝って存在感を示したい。

「クロフォードがポストルに大差判定勝利!! ん? クロフォード圧勝? むしろポストル勝てたんじゃないのか?」

なお、この試合はHBOによって全米へPPV放送される予定で、アンダーカードに日本の村田諒太も出場する(残念ながら村田諒太の試合はPPV放送はされないようである)。

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まさかのポストルビッグマッチ!! こんな誤算なら大歓迎だ

テレンス・クロフォードvsビクトル・ポストル統一戦決定!!

いや、これは楽しみだ。
先日の記事でも申し上げたが、ビクトル・ポストルは僕のオススメボクサーの1人である。

「ビクトル・ポストルやべえ!! 強いボクサー見つけた!! ポストルがマティセにKO勝ち」

しかも、スタイル的になかなかビッグマッチには恵まれないだろうなと思っていた矢先のクロフォード戦。こんなにテンションが上がるマッチメークがあるとは。
クロフォードがポストルをスター街道の足掛かりにしようと考えたのか、ポストル陣営の交渉力が優れていたのかはわからないが、こういう誤算は大歓迎である。

クロフォードのリードジャブvsポストルのリードジャブ、クロフォードのスピード&対応力がポストルを超える?

ビクトル・ポストルの大きな特徴としては、見ての通りの長身と懐の深さを活かしたやりにくさである。
前に出した腕をゆらゆらと揺らしながら出すリードジャブ、そして背筋をピンと伸ばした構え。やや広めのスタンスながらもそれをまったく感じさせない頭の位置。さらに相手の踏み込みに対して長い腕を絡ませて動きを封じるしたたかさも持ち合わせている。
ただ、身体の強さ自体はそこまで突出したものがあるわけではない。強引に前に出てくる相手を持て余す部分は多い。
ひと言で言うなら虚弱なウラジミール・クリチコ。そんな表現がピッタリの選手である。

対するクロフォードはややアウトボックス寄りのオールマイティな選手で、ご存知の通り左右どちらも違和感なく構えるスイッチヒッターである。
抜群のスピードを持ち、相手との間合いを測る対応力にも優れたカウンターパンチャー。
しかもここ数試合の連続KO勝利によって力強さが増し、ますます凄みが出てきている。

この両者、勝負の分かれ目はリードジャブの精度になるのではないかと思う。
クロフォードのナイフのような鋭いジャブが長身のポストルに届くか。
ポストルの長いジャブがクロフォードにどの程度通用するか。いかに硬質な右の打ち下ろしにつなげることができるか。そこが勝敗を分ける大きなポイントになるのではないだろうか。

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基本的に待ちのスタイルである両者。恐らく序盤はリードジャブでのペースの取り合いになるだろう。
ポストルはいつものように前手を揺らしながらジリジリと距離を詰め、タイミングを測りながら得意のワンツーを打ち込む瞬間を探る。
対するクロフォードは、距離をとって踏み込みのタイミングをうかがう。ポストルの周りを回りながら、自分とのスピード差を見定めるのではないだろうか。

恐らく2、3Rくらいまでは両者ともお互いの力量を測ることに費やすだろう。そのため、比較的静かに進むのではないかと予想する。

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そして試合が動き出すのは4R以降。
ポストルのスピードとタイミング、パンチの長さ、懐の深さをインプットしたクロフォードがペースを上げる。シューズ半足分ほど距離を詰め、スピード差を活かしてソリッドなリードジャブをヒットし始める。

前回のハンク・ランディ戦でもわかるように、クロフォードの対応力の高さは群を抜いている。相手の力量、タイミングをインプットしてペースを掴むまでが恐ろしくスピーディなのだ。

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確かにポストルは懐が深くやりにくい。だが、申し上げた通りクリチコのような身体の強靭さはない。強引な突進で懐に入られるシーンは意外と多く、決して鉄壁の防御を持っているわけではないのである。
恐らくクロフォードのスピードとリーチがあれば、ポストルの懐に入ってパンチをヒットすることは可能だ。ひょっとしたら得意の右カウンターでポストルからダウンを奪うシーンもあるかもしれない。
どちらにしろ、総合力ではクロフォードが一枚上手であることは間違いないだろう。

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ポストルにも勝機はある。マティセをストップしたジャブが通用すれば

だが、決してポストルに可能性がないわけではない。
最初に言った通り、リードの左さえクロフォードに通用すれば十分ポストルにも勝機はある。
残念ながらパンチのスピード、身体のスピードではポストルはクロフォードにかなわない。両者が同時にパンチを出せば先に当たるのはクロフォードの方だ。

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だが、ポストルにはマティセ戦で見せたように、相手の動き出しを狙う抜群のタイミングがある。
相手がモーションに入る一瞬の硬直を狙って打ち込むジャブ。前回の試合ではこれでマティセの前進を寸断し続け、見事にタイトルを獲得したのである。
もちろんクロフォードの動き出しにはマティセほどの「間」はない。前回のように左で出鼻を挫きまくるというわけにはいかないだろう。

「え、コイツと? アンドレ・ウォードがアレクサンデル・ブランドと激突」

ただ、それでも根気よくタイミングを測っていればいずれ捕まえられるときはくる。
しかもクロフォードはポストルほどの上背のある選手と対峙するのは初めてだ。ある程度慎重に試合を進めてくることは間違いないはずなので、試合中盤までに大きくポイントが開くことはないだろう。
僅差のまま中盤まで持ち堪え、そこでクロフォードの動きに対応することができれば試合の流れは一気にポストルに傾くはずである。

何となくだが、クロフォードがサウスポースタイルできた場合、ポストルの右が当たりそうに思えるのだが、どうだろうか。
やや腰を落としたクロフォードの顔面にポストルの打ち下ろしの右がドンピシャで当たる。そんな気がする。

気のせいかもしれないが。

「俺的PFPのNo.1コバレフ登場!! イサック・チレンベに勝ってウォード戦へ進めるか?」

勝敗予想はクロフォードの判定勝ち。無難だけど許して

勝敗予想はマジでわからないのだが、とりあえずは無難にクロフォードの判定勝ちでいきたいと思う。クロフォードがポストルの動きを早々に見切れば、もしかしたら試合後半のKO勝ちもあり得るのではないだろうか。

「最強巨神兵コバレフの攻略法判明? チレンベ(チレンバ)の大健闘で大差判定ながら不安を残す」

さんざんポストルを推しておいて、なおかつ「十分勝機はある」などと言っておいて申し訳ないのだが、予想は予想だ。

よく見るとわかるのだが、ポストルにはガードが下がる癖がある。そのタイミングでクロフォードが右フックのカウンターをヒットするという可能性は低くないように思える。サウスポースタイルで速射砲のような右リードを連発しておいてからの右フック。あの直線軌道からのフックに対応するのはわかっていても難しい。

いや、心情的にはポストルに勝ってもらいたいのですが……。
両者を比較すると、ちょっと厳しいかなと。

「レイ・バルガスが日本に来るぞ?! カボレに圧勝判定で挑戦者決定戦を制す」

2016年は楽しみな試合が目白押し。今からテンション上がりっぱなしッスww

最初に申し上げた通り、今回のクロフォードvsポストル戦は僕自身、めちゃくちゃ楽しみにしている試合である。

そして、2016~2017年に実現しそうな試合で個人的に楽しみにしているものが後2つほどある。
1つはセルゲイ・コバレフvsアンドレ・ウォード戦、もう1つがケル・ブルックvsジェシー・バルガス戦だ。

「コバレフ圧勝!! 試合後にチキンソン呼ばわりでなぜかWBC王者を挑発ww」

コバレフvsウォード戦。
こちらは両者ともに7月に前哨戦を挟んだ上で、11月前後の開催が濃厚とのことである。両陣営がこの一戦にノリノリのようなので実現は問題ないみていいだろう。後はケガなど不測の事態が起こらないことを祈るばかりだ。

「アンドレ・ウォード降臨!! サリバン・バレラを大差判定で下す」

ケル・ブルックvsジェシー・バルガス戦は8月終わりか9月始めの英国開催が濃厚との情報を耳にしている。
ジェシー・バルガスはサダム・アリに勝利してタイトルを獲得してからいきなりの統一戦である。しかも敵地に乗り込んで地元の英雄との一騎打ち。条件的にはバルガスにとってかなりの不利が予想されるが、ケル・ブルックのウェルター級最強説を唱えている僕としてはこの試合も楽しみで仕方ない。

「ジェシー・バルガスがサダム・アリをTKOで下して勝利!! 激戦を制したバルガスが2階級制覇達成!!」
「ケル・ブルックは強化版ハメドだ!! ケビン・ビジェールに圧勝!!」

加えて今回のクロフォードvsビクトル戦である。

「正気か? ケル・ブルックがゴロフキンに挑戦? しかもミドル級正規のウェイトで?」

夏から秋にかけてよだれが出そうなほどのマッチメークにワクワクが止まらない。興奮し過ぎて血管がちぎれるどころか、脳みそまではみ出しそうである。
今から脳みそがはみ出していたら秋頃には空っぽになってるんじゃないかと突っ込まれそうだが、それくらいハイテンションだということで勘弁してほしいww

「ジョー・スミスがフォンファラにアップセット!! 1RでのTKO勝利でトップ戦線殴り込み?」

ゴロフキンvs“カネロ”・アルバレス戦が実現するかだって? 安心しろよ。来年になりゃ盛り上がってるから

ちなみに、ボクシング界の主役決定戦と称されるゴロフキンvs“カネロ”・アルバレス戦。実を言うと僕はこの試合にそこまで思い入れがない。
カネロが王座を返上したことで「ゴロフキンから逃げた」「カーン戦後にあれだけ息まいておいてカッコ悪い」と非難が渦巻いているが、僕自身は憤りをいっさい感じていないのが本音である。

「カーン仰向けにバッタリ。“カネロ”・アルバレスが壮絶カウンター一発」

ゴロフキン、カネロ両者に大した思い入れがないのもそうだが、一番はキャッチウェイトへの拒絶感がないというのが大きい。

カネロがタイトルマッチを戦ったのが155ポンド。正規のミドル級で戦うゴロフキンのウェイトが160ポンド。両者の溝が埋まらない最も大きな要因はここだが、それなら中間の157、8ポンドのキャッチウェイトにすればいいんじゃないの? 無理にどちらかに合わせる必要もないんじゃないの? と思ってしまうのである。

「ゴロフキンが豪打のレミューに勝利!! ミドル級の豪打対決に圧倒的な差を見せつける」

「認定団体が多すぎて世界タイトルの重みが薄れている」
「いくつタイトルを獲得したかより、誰と戦ったかの方がよっぽど重視される」

これがここ最近のボクシング界の風潮だが、それならウェイトに関してもある程度グダグダでええんちゃうの? と個人的には思っている。
両者のベストウェイトが既定の階級にないのであれば、その中間ウェイトで譲歩すれば手っ取り早くね? タイトルよりも誰と誰が戦ったかに重点が置かれるならウェイトも大目に見ればよくね?
これが僕の基本的な考えである。
もちろんあくまで個人的な考えなので、そう思わないという方と議論する気はまったくない。

後は何と言うか、行方を楽観視しているというのもある。
何だかんだでゴロフキンvsカネロ戦は実現するだろう。デラホーヤが何とかしてくれるだろう。そんな感じの根拠のない安心感があるのだ。

これはメイウェザーvsパッキャオ戦の前にも言ったのだが、僕はボクシングに携わる人間は結局「誰が強いんだ星人」であって欲しいと思っている。
金の亡者、ビジネスライクと言われるボクシング界。だが、大元の部分ではみんなが自己中心的な馬鹿野郎であってもらいたいのである。

「世界で一番強いのは俺だ」
「あいつの方が俺よりも強いだって? そんなわけないだろ」
「だったらやってみようじゃないか」
「おお、待て待て。そういうことなら俺が絶好の舞台を用意してやるよ」

各々の事情はあれど、最終的には全員が「誰が強いんだ星人」であって欲しいし、そうであると信じている。両陣営やテレビ局、プロモーターそれぞれに思惑はあるだろうが、最後の最後は「誰が一番強いのか?」を最優先してくれると盲目的に信じているのである。

そんな感じで、ゴロフキンvs“カネロ”・アルバレス戦の実現に関して僕はまったく悲観していない。

というか、普通に考えて調整試合もなしに160ポンド初戦がゴロフキンってのは無謀でしょww
カネロが適応するまでほんの少し待ってあげてもいいんじゃないの?

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