屋号名義の銀行口座を申請してきた
- 2014.10.08
- Frentopia軌跡 そもそもの始まり
- 口座開設, 屋号, 開業準備

銀行用の印鑑を作った。
さて、次は銀行だ。
どこの銀行で口座開設するかはもう決めてある。いろいろ世の中のみなさんの意見を総計した感じだと、三井住友銀行だと手続きがスムースに進むらしい。
よし、「この銀行じゃなきゃイヤだ」とかのこだわりは特にないので、三井住友銀行にしよう。
とりあえず役所で住民票の写しをもらい(お金かかるけど)、開業届のコピーを持って地元の三井住友銀行に向かう。
入ると、案内係の人がにこやかに近づいてくる。お、いきなり緊張の一瞬である。
「あ〜、すみません。屋号名義で口座作りたいんですけど……」
案内係の人の顔にかすかに緊張が宿る。「いつものマニュアルにねえぞコイツ」感が見えてこっちもビビる。
「はい、では順番がきましたらお呼びしますのでこちらの番号でお待ち下さい」
と、番号札を渡されロビーの椅子に案内された。
ん? こういうのはいつもと一緒だね。
窓口に表示される数字がカウントされていく様子をぼうっと眺めながら待つこと10分強。
「○○番でお待ちのお客さま。○○番でお待ちのお客さま」
僕の番号が呼ばれた。
「えっと、屋号名義で口座作りたいんですけど……」
案内係の人に言ったセリフをもう一度窓口のお姉さんに伝える。
「はい、では『本人確認書類』、『開業届のコピー』と『住民票の写し』はお持ちですか?」
先ほど手に入れた「住民票の移し」と先日手に入れた「開業届のコピー」、そして免許証を見せる。
必要なことはわかりきっていたのだが、ちょっとだけ「してやったり」な気分が味わえる。
「では、お預かりいたしますのでその間にこちらの用紙に必要事項をご記入ください」
差し出した書類一式を持っていったん裏へ下がるお姉さん。
そして目の前におかれた何か知らんけど本格的っぽい書類。
うむ。ただならぬ緊張感である。
まあ正直なところ、冷静に見ていけばそこまで大したことはない。
開業日、口座名(屋号+名前)、開設の目的。ざっくり言えば必要なのはその3つである。
開業日。これは当然開業届を提出した日になる。
口座名は必ず屋号+名前。これは絶対らしい。できれば「屋号のみ」でいきたいところではあるが、個人事業主だとそれはできないとのことだ。
口座開設の目的。これは開業届を提出した際に記載した目的をそのまま使えば問題なさそうである。
で、作ったばかりの印鑑を押印してお姉さんの帰還を待つ。
「はい、ではこちらで申請をお受けいたします」
お、通った。のか?
「審査には一週間前後いただいております。後日こちらから結果をお電話でお知らせさせていただきます。お電話番号は記載いただいた番号でよろしいでしょうか」
ですよね?
そりゃそうですよ。
さすがにこの場ですんなりなんてことはあるわけないか。
しかし「審査」ってイヤな響きだ……。
自宅だと受けられない可能性があるので携帯の番号を伝えて銀行を出る。
もうクッタクタである。やっぱりああいう緊張は普段経験してない分、受けるストレスも半端ない。
まあでも、一応これで約一週間待機というところまでこぎつけることができた。
よくわからんけど、何か充実してる自分がいる。ホントによくわからんけど。
とりあえずしばらくお待ちしますか。
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