亀田和毅vsレラト・ドラミニ。和毅のフェザー級には結構期待してる。ここ2戦はかなり動きがいい。ドラミニは情報が少なくてよーわからん【予想・展望】
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2023年10月7日に東京・大田区総合体育館で行われる「3150 FIGHT Vol.7」。メインイベントでIBF世界フェザー級第5位亀田和毅と同8位レラト・ドラミニが対戦する。
亀田和毅がレラト・ドラミニに判定負け。でもめちゃくちゃ見ごたえがあった。ドラミニの予想以上の強さと想像と真逆の展開
王座挑戦&井上尚弥との日本時対決を目指してS・バンタム級に留まっていたものの、実現の可能性が低いとしてフェザー級転級を決意した亀田和毅。
今回がその初戦となるわけだが、対戦相手のレラト・ドラミニは2022年10月にジェームズ・ディケンズに3-0の判定ながらも接戦を繰り広げた選手である。
さらにこの試合はIBFの2位決定戦として行われるとのこと。
#亀田和毅 フェザー転級第1戦。
IBFと交渉して世界フェザー級2位決定戦の承認を奪取。3階級制覇や「アレ」に向けて落とせん試合。#亀田史郎 のセコンド復帰戦を勝利で飾れ!IBF世界フェザー級5位
亀田和毅(TMK)40勝(22KO)3敗
vs
IBF世界フェザー級8位
レラト・ドラミニ(南アフリカ)
19勝(11KO)2敗 pic.twitter.com/BaQ6y7vCXF— 亀田興毅 (@koki_kameda1117) September 16, 2023
現在、IBFの王座挑戦権は日本の阿部麗也が保持しており、亀田陣営は王者ルイス・アルベルト・ロペスvs阿部戦の勝者との対戦を目指すのではないか? と言われている。
和毅の「3150 FIGHT」初参戦を含めて注目の一戦である。
佐々木尽vs小原佳太→100点満点、阿部麗也vsキコマル→微妙、井上拓真vsリボリオ・ソリス→ダントツ最下位。天心、オラスクアガ、佐々木尽がこの日の功労者
亀田和毅にチャンスが巡ってくることを願う。井上尚弥どうこうは置いといて
亀田和毅のフェザー級初戦&長男亀田興毅との久しぶりの合体となる今回。
僕は「2位決定戦」なるものを初めて耳にしたのだが、勝てば王座挑戦の先頭に立てるとか。
和毅はS・バンタム級時代に挑戦権を保持したまま年単位で待ちぼうけを食わされた経緯がある。それを考えれば呼び名に大した意味はない。
井上尚弥どうこうはともかくしっかりとチャンスが回ってくることを願う。
亀田和毅とアフマダリエフの挑戦者決定戦? 和毅とアリームさんはホントに気の毒だよね。和毅がアフマダリエフに勝つのはなかなか難しい気が…
てか、もしかしたらWBOのロベイシ・ラミレスを呼べる可能性もあるんちゃうの?
この試合に勝てばIBF2位、同時にWBOのランキングも上がるはず。
先日マーロン・タパレスに4億円を提示したと亀田興毅が自慢していたが、その金をロベイシ招聘に回せば。
まあ「4億円」という金額自体が眉唾な上に将来的な井上尚弥戦を見越した投資だったと想像するが。
それ以前に「交渉の内側をペラペラしゃべるってのはどうなのよ?」「ビジネス的に最悪じゃないの?」とも思うわけで。
今さらあれこれ言っても仕方ないのでやめますが。
レラト・ドラミニはなかなかいい選手っぽい。でも和毅に勝つのは難しそう…
レラト・ドラミニの過去の試合を漁ってみたが、なかなかいい選手だと思う。
腕が長く左右へのフットワークもいい。
ジャブを出しながら動ける、ガードが下がらない、ボディでダウンが取れる等、アウトボクサーとしてのレベルは高そう。
スケール感はそこまでではないが、よくまとまった選手という印象である。
ついでに言うと、何となく亀田和毅と少しだけ似ている気がしないでもない。
大振りの左フックがまともに当たればかなり危なそうだしね。
ただ、和毅に勝てるか? と言ったらちょっと難しそう。
ジャブのスピード、出入りのスピード、見切りその他。
諸々のスペックは和毅の方が上に思える。
特に和毅はジャブがスピーディで多彩、前半をスピードで圧倒する流れはこの選手の定番となっている。
後半からグダることも多いが、前半の貯金で悠々逃げ切ることが可能。
今回も和毅が自分のスタイルを押し付ける展開になるのかなぁと。
いや、レラト・ドラミニの情報が少ないので何とも言えませんが。
カネロvsチャーロ弟。久しぶりに「カネロ様」な試合だった。チャーロ弟は早々にスペースを潰されてできることがなくなった
フェザー級の和毅には結構期待している。ここ2戦の和毅はかなりいい動きをしてるしね
そして、僕はフェザー級の和毅には結構期待している。
以前から申し上げているが、ここ2戦の亀田和毅はかなりいい。
亀田和毅vsルイス・カスティージョ。和毅今回もよかった。出入りとサイドへの動きが向上。ひょっとしたら井上尚弥の対抗馬の可能性が?
遠間で左右に動きつつジャブで牽制。
相手が出てくれば距離で外し、一瞬の隙を見て連打を浴びせる。
これまでの和毅はどちらかと言えば前後の動きが多く防御はガードが中心。
試合運びもガードを上げて近づく→パパパッと連打を浴びせる→スルっと離れるの繰り返し。
攻撃パターンが少なく単調、スピードに慣れられる中盤以降にモタつく試合が目立っていた。
だが、直近2戦では持ち前のスピードに横の動きが加わったことで一気に幅が広がった。
僕はポール・バトラーやヘッキー・ブドラーのような攻防兼備のアウトボクサーが好きなのだが、今の和毅は彼らのボクシングをより高次元でやれている(気がする)。
さらに契約体重も前々回がフェザー級契約、前回が56kg契約。フェザー級寄りの体重であれだけ動けたのも転級を決意した要因の一つなのだと思う。
申し上げたようにレラト・ドラミニの情報が少ないために何とも言えないのだが、ぜひとも圧倒してほしい。
勝敗予想は和毅の判定勝ち。アウトボクサー同士、どちらが追いかけるか? にも注目かな
勝敗予想だが、今回は亀田和毅の判定勝ちでいきたい。
何度も言うようにレラト・ドラミニの情報が少ないので判断がつかないのだが、キャリアで喫した2敗がいずれも判定負け、10R、12Rの試合を何度もこなしていることから
・ディフェンスはそこそこ
・スタミナは十分
だと想像する。
それを踏まえると恐らくKO負けはなさそう。
単純なスペック差による和毅の判定勝ちが妥当かなぁと。
試合展開としては、どちらが追いかけるかが見どころになりそう。
上述の通りここ2戦の和毅は左右へのフットワークが向上、体重に余裕が出たためか力強さも増している。
だがその分アウトボクサー寄りになっており、同じアウトボクサーのレラト・ドラミニをどう崩すかは興味深い。
和毅が追いかける展開になった場合はあのフットワークがオフェンス面でも機能するか、ドラミニが追いかける場合は過去2戦同様、正面を外しながら連打を浴びせられるか。
などなど。
和毅の勝ちは大前提として、内容も楽しみだったりする。
亀田和毅vsエンカーナシオン。和毅のベストバウトじゃない? ここ最近ではダントツの試合。竹原慎二パイセンの「距離で避けるディフェンス」そのまんまだった
と言いつつ結局「前半はスピードで圧倒、後半から慣れられてモタモタ、序盤の貯金で逃げ切る」結末になりそうな気もしているが笑
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