武居由樹vsユッタポン・トンデイ。あっという間に終わったのでユッタポンの強さがわからないw 武居は右がまだ本調子じゃないかもしれないね。そしてLeminoの熱量の低さよ【2025.5.28現地観戦感想】

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2025年5月28日に神奈川県・横浜BUNTAIで開催された「NTTドコモ Presents Lemino BOXING ダブル世界タイトルマッチ」を現地観戦してきた。
メインイベントのWBO世界バンタム級タイトルマッチ、同級王者武居由樹vsランキング8位ユッタポン・トンデイ戦は1R2分7秒TKOで武居が勝利。2度目の防衛に成功している。
武居由樹“衝撃”127秒殺TKO!「もう1本ぐらい…」と統一戦熱望 同級世界王者の堤聖也も納得の表情 – スポニチ Sponichi Annex 格闘技 https://t.co/yR8zTbRfLE
— スポニチ記者ツイート スポーツ (@sponichisports) May 28, 2025
昨年12月の防衛戦が自身の怪我で延期となった武居由樹。
約5ヶ月ぶりの仕切り直しの一戦は世界王者として初のメイン&力石政法とのダブル世界タイトルマッチとして開催された。
僕もこの2試合にはかなり興味があり、早い段階でチケットを購入している。
さらに横浜BUNTAIが初めてだったこともあって当日を楽しみにしていた。
力石政法vsエドゥアルド・ヌニェス。ヌニェスが連打と圧力で力石を圧倒。効かされてもすぐに持ち直す。もう少し消耗戦になると思ったけど。インターバル中の表情が“普通”すぎて…
初の横浜BUNTAI。2階席の角っこでもよく見えたし前の座席との間隔が広くてよかった
まず試合の感想の前に。
申し上げた通り僕は横浜BUNTAIに行くのが初めてだったのだが、なるほど。なかなかいいですね。
U字型の造りでどの席からも観やすいのがウリらしいが、確かにそんな感じ。2階席の角っこからでも問題なく観戦することができた。
特にいいと思ったのが前の席との間隔が広いこと。
似たような規模の大田区総合体育館などは前の席との間隔が狭く長時間座っていると膝がしんどくなる。
その点、横浜BUNTAIは足元に荷物を置いても余裕があるほどゆったりしていた。
井岡一翔vsフェルナンド・マルティネスVol.2現地観戦。井岡の工夫とマルティネスの踏ん張り。どうなんだ? 井岡。完全燃焼できたのか? 内山高志の二の舞は回避したのか?
ざっくりとした印象は武蔵野の森総合スポーツプラザと近い。武蔵野の森総合スポーツプラザの方が大きいのだが、座席やアリーナとの距離感が似ている気がした。
そんな感じで設備的なストレス(狭い、ケツが痛い、傾斜がなくて前が隠れる等)はほぼなく最後まで快適に観戦できたことをお伝えする。
一応言っておくと、興行としては相変わらずビミョい。
唐突に30分の放置プレイがスタートしたり各試合ごとに妙な空き時間があったり。
この辺のセンスのなさ、観客軽視のスタンスは「いつも通りボクシングがボクシングしとる」なぁと。
Leminoの熱量の低さはずっと感じてたよね。井上尚弥以外は“当たれば儲けもん”のスタンス?
そして割と早い段階で感じたのが、イベント開催に向けたLeminoの熱量の低さ。
井上尚弥の試合に比べてとにかくPRが少ない。
普段後楽園ホールで開催されるフェニックスバトル同様、ほぼほったらかしというか。
それこそ僕などは試合前会見の存在を当日知ったほどである。
たとえばAmazonの場合は選手ごとの特集を組んだり香川照之との対談を配信したりと注目を集める努力が見られるのだが。
Leminoも井上尚弥の試合前には千原ジュニア司会の番組を配信するなど力を入れてくる。
ところが今回はそこまで大々的なものはなく。
会員向けのチャンネルに武居由樹のインタビューをちょろっとアップしたくらいか。
正直、Leminoの偉い人たちはここをあまり重視していないのではないか。
はっきり言って武居由樹は人気がある。
2024年5月の東京ドーム興行でも井上尚弥に負けないくらいの声援が飛んでいたし、今回も平日開催ながらも席はぼちぼち埋まっていた。
武居由樹がモロニーに勝利、キック出身選手で初の世界王者に。要は「ボクシングは甘くない」勢が他競技のトップ選手のポテンシャルを舐めてたんでしょ
だがそれはあくまでボクシングファン、格闘技ファンに限ってのこと。
要するに武居由樹(や力石政法)を推しても会員増には結びつかないと考えているのだろうと。
以前にもちょろっと申し上げたが、Leminoのスタンスは基本的に井上尚弥さえいればいい。
あとは強いて言うなら佐々木尽。その他は“当たれば儲けもん”くらいに考えていると想像する。
僕は「選手も人任せにしないでSNS等で試合のアピールをしようぜ」と思っているが、今回はそれ以前の話。中継を担当するLeminoの熱量が低すぎてあーだこーだと言う気にすらならなかった笑
あっという間に終わったのでユッタポンの強さがわからない。前評判は二分されてたけど
前置きが長くなったが試合の感想を。
上述の通り結果は1RTKOで武居由樹が勝利。あっという間に決着がついてしまった。
対戦相手のユッタポン・トンデイは試合が発表されたときから「無名だけど強い」「武居ももしかしたら危ない」という意見と「いや、強くない」「世界タイトルマッチを戦うレベルにない」という意見で真っ二つに分かれていた。
また僕は過去の映像を漁って
「なかなか強いのでは?」
「身体が頑丈そうでうまさもある」
「でも比嘉大吾ほどの機動力、突進力はない」
という印象を受けた。
武居由樹vsユッタポン・トンデイ決定。ユッタポンはいい選手に見えるけどホントにわからんねw 身体も強そうだし武居はモタつくかもしれん
武居の遠間からのパンチにカウンターが間に合えば結構やりそう。
逆に距離の違いを克服できなければ一方的になる可能性もある。
勝敗予想は武居由樹の判定勝ちとしたが、正直よくわからない。
そして、試合が終わった今でもやっぱりよくわからない笑
いや、いい選手だとは思うんですけどね。
いきなり盛大に効かされたせいで持ち味を発揮する暇がなかったっすね。
武居の右はまだ本調子じゃないかもしれん。可動域が狭いというか、思いきり振っていない印象
なお今回僕が注目していたのが、武居由樹の右がちゃんと動くかどうか。
試合前のPVによると怪我がよくなったのはだいぶギリギリだったとか。
しかも右肩関節唇損傷というプロ野球選手(ピッチャー)だったら致命的な怪我。たとえ復帰できても元の球威、球速が戻ることはまずない。
もちろん武居の場合は競技も違うし怪我の具合もよくわからない。
もしかしたら絶好調かもしれないし、そうでないかもしれない。
得意の飛び込み際の右フックが怪我をする前と同じように出るかに注目していたわけだが。
結論(僕の感想)としては、まだ本調子とは言えない気がする。
開始早々のダウン、2度目のダウンといずれも左、レフェリーストップは流れの中で呼び込んだもの。
右を出してはいたが、そこまで振り切っているわけではない。
おっかなびっくりなのかマジで動かないのかはわからないが、どことなく可動域が狭いように感じた。
全開で打つにはもう少し時間がかかるのではないか。
でも、同じく左肩を手術した佐々木尽は以前に比べてジャブが出なくなってるんですよね……。
佐々木尽vsブライアン・ノーマンJr.。佐々木尽を応援しない理由が見つからん。いけるぞ佐々木尽。“日本人初のウェルター級世界王者誕生”は字面だけでよだれが溢れる笑
危ないタイミングでカウンターをもらうシーンも。やっぱり武居攻略には接近戦なんだろうね
またディフェンスのヌルさも相変わらずだった。
本人によると今回は1Rから意識して倒しにいったとのこと。
圧倒的な攻撃力でねじ伏せたものの、危ないタイミングでカウンターを食ってもいた。
ユッタポンが甚大なダメージを抱えていたせいで大事には至らなかったが、もし体重の乗った1発が入っていたら……。
ブルーノ・タリモ、比嘉大吾、ユッタポン・トンデイ。
やはり武居由樹を攻略するには接近戦が得意なファイターなのだろうと。
そう考えると、対戦が期待される那須川天心は真逆のタイプ。ちょろっと話題に上がっていた堤聖也などは打倒武居のネタをすべて持ち合わせている。
堤聖也vs比嘉大吾現地観戦。比嘉惜しかった、堤すごかった。年に何試合も生まれる「年間最高試合候補」の中でも筆頭だねw
なおランキングを見ると、現在のWBO1位は2023年に西田凌佑と対戦したクリスチャン・メディーナ。
次回がどうなるかはわからないが、とりあえず言えるのはクリスチャン・メディナはインファイターでもサウスポー(仮想天心)でもないということか笑
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